コンフィデンスマンJP【ドラマ】1話から最終回までのあらすじ・ネタバレ
2018年に放送されたフジテレビのドラマ「コンフィデンスマンJP」。
超絶チャーミングな長澤まさみさん演じる“ダー子”、コミカルな演技で新境地を切り開いた東出昌大さん演じる“ボクちゃん”、百戦錬磨の詐欺師“リチャード”を演じた小日向文世さん。
魅力的な3人が、抜群のチームワークで作戦を仕掛け、だまし、だまされあう、そんな予想もつかないスリリングでクスッと笑えるドラマ「コンフィデンスマンJP」の第1話から最終回までの全話あらすじをまとめてみました。
ドラマ「コンフィデンスマンJP」第1話から最終回までのあらすじ
この物語の主人公・ダー子(長澤まさみ)は年齢不詳、正体不明、とにかく規格外で無軌道なコンフィデンスウーマン。お金とファッションとおいしい食べ物に目がない、やや天然な女性。都内の高級ホテルのスイートルームに居を構え、業界を牛耳る悪徳大富豪たちをターゲットに日夜、詐欺の計画を練っています。彼女の目的は、彼らのばく大な財産を根こそぎだまし取ること。行動を共にするのは真面目で小心者の若きコンフィデンスマン・ボクちゃん(東出昌大)と、百戦錬磨のベテランコンフィデンスマン・リチャード(小日向文世)。このチームが、悪徳企業のドンやマフィアのボスなど欲望にまみれた金の亡者たちから、あらゆる手段を使って金を巻き上げようとチームとして動きます。武器は、ダー子の天才的知能と抜群の集中力。彼女は、あらゆる職業の専門知識を短期間でマスターし、さまざまな職業人になりすまします。彼らは、抜群のチームワークで常識外れの作戦を仕掛け、一度狙ったターゲットは絶対に逃しません。だまし、だまされ、時には味方さえ欺くことも。彼らが、どんな奇想天外なトリックでターゲットから巧妙に金を奪うのか。予想もつかないだまし合いの始まりです!
引用:FODプレミアムより
コンフィデンスマンJP第1話:ゴッドファーザー編「華麗なる詐欺師 今夜の標的は強欲非道ゴッドファーザー!!」
ダー子(長澤まさみ)は、天才的な頭脳と抜群の集中力で、難解な専門知識も短期間でマスターしてしまうコンフィデンスウーマン=信用詐欺師。高級ホテルのスイートルームに居を構える、破天荒な上に天然で、いい加減なところもある女性だ。そんなダー子と組んでいるのは、お人よしで小心者ゆえにいつもダー子に振り回され、早く詐欺師稼業から足を洗って真っ当に生きたいと願っているボクちゃん(東出昌大)と、超一流の変装技術を持ち、生まれながらの品の良さを生かして相手を騙すリチャード(小日向文世)だ。
ダー子が新たなターゲットとして目を付けたのは、公益財団『あかぼし』の会長・赤星栄介(江口洋介)。表の顔は文化芸術やスポーツの振興、慈善事業にいそしむ名士だが、その裏では経済ヤクザとして暗躍し、日本のゴッドファーザーとも呼ばれる男だった。赤星は何よりも仲間を大切にし、そのファミリーは鉄の結束で結ばれているとも言われていた。
ダー子は、国税庁からマークされている赤星が、莫大な現金資産を海外に持ち出そうともくろんでいると推測。貨物船舶の船長に扮したリチャードを赤星に接触させる。ところが、なぜかその正体がバレてしまったリチャードは瀕死の重傷を負い、病院に収容されてしまう。詐欺師稼業をやめて一度はダー子のもとを離れていたボクちゃんは、知らせを受けてリチャードの敵を討つと決意。ダー子とともに赤星を騙すための作戦を立てるが・・・。
引用:FODプレミアムより
コンフィデンスマンJP第2話:「リゾート王編」冷酷非情の美しきリゾート女王の秘密を暴け!!
信用詐欺師のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人は、ロシアンマフィアを騙そうとして失敗し、命からがら何とか逃げ切る。この1件で危険な目に遭ったボクちゃんは、ダー子たちと縁を切ると宣言し、職探しを始めた。やがてボクちゃんは、ひなびた温泉町にある老舗旅館『すずや』にたどり着き、住み込みで働く機会を得る。
ところが、そのすずやは2年前に隣町に大手ホテルチェーン・桜田リゾートが出来てから経営不振が続いていた。追い詰められたすずやの女将・操(本仮屋ユイカ)は、旅館を桜田リゾートに売却することを決意する。桜田リゾートの社長・桜田しず子(吉瀬美智子)は、経営難の旅館やリゾート施設を買い取っては見事によみがえらせ、業界の救世主とも呼ばれていた。しかしその裏では、収賄や談合、地上げと手段を選ばないやり口で、日本の観光を牛耳ろうとしていた。
操の前に現れたしず子は、すずやの資産価値を0円と査定し、約束していた従業員の再雇用も反故にしようとする。そのやり方に怒ったボクちゃんは、ダー子たちに協力を依頼し、すずやを救うためにしず子から金をせしめようと決意する。
その頃しず子たちは、カジノを中心にした国の統合型リゾート開発に食い込もうとしていた。それを知ったダー子は、猛勉強の末、桜田リゾートのインターンになり、しず子に接触するが・・・。
引用:FODプレミアムより
コンフィデンスマンJP第3話:美術商編「金まみれセクハラ美術評論家と対決!!」
コンフィデンスマン=信用詐欺師のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)は、新たなターゲットとして高名な美術評論家・城ケ崎善三(石黒賢)に狙いを定める。
城ケ崎は、貧しい家庭に生まれ育った。画家だった父は、才能に恵まれなかったものの気位だけは高かったため、母と共に苦労してきたという。美術評論家になったのも父のような画家に引導を渡すためだった。独学で古今東西のあらゆる芸術作品を学んだ城ケ崎は、バブル崩壊後に行方不明になっていたいくつかの名画を発掘して名をはせ、今では美術品を鑑定する冠番組まで持っていた。しかしその本性は、女癖が悪い上に、持ち込まれた美術品の真贋を偽って安く買い上げ、裏社会の顧客に密かに売却して大儲けしている欲と金にまみれた男だった。
ダー子は、中国人バイヤーに化けて城ケ崎のオークションハウスに潜入し、金に糸目をつけずに大量の作品を買い上げることで彼の信頼を得る。さらにダー子は、旧知の贋作画家で、あらゆる時代の有名画家のタッチを知り尽くしているという伴友則に、ピカソの“まだ世に知られていない作品”の制作を依頼するが・・・。
引用:FODプレミアムより
コンフィデンスマンJP第4話:映画マニア編「舞台は映画の都 パワハラ社長を倒せ」
ダー子(長澤まさみ)は、食品メーカー・俵屋フーズで工場長を務めている宮下正也(近藤公園)が、自社製品の産地偽装を告発しようとしていたことを知る。看板ヒット商品の缶詰「うなぎのカレー煮」で、外国産のうなぎを国産だと偽って使用していたのだ。しかし宮下は、同社社長・俵屋勤(佐野史郎)の脅しに屈し、告発文を出すことはできなかった。俵屋は典型的な二代目のお坊ちゃんで、公私ともにやりたい放題、社員へのどう喝、セクハラも日常茶飯事、というとんでもない男だった。
そんな俵屋を新たなターゲットに選んだダー子は、彼が熱狂的な映画ファンであることに注目する。ダー子たちは、俵屋が定期購読している『月刊キネマ新報』を“映画人が愛した銀座のカフェバー・スワンソン”なる記事を載せたニセモノと差し替えて、彼をその店に誘い込むことに成功する。
そこで、新人映画監督に扮(ふん)したボクちゃん(東出昌大)と、映画プロデューサー役のリチャード(小日向文世)が巧みに俵屋に近づき、オールスターキャストで制作されるという新作時代劇映画への出資を持ちかける。ところが俵屋は、ボクちゃんたちの話にかなり興奮していたにもかかわらず、なぜか出資話には興味を示さず・・・。
引用:FODプレミアムより
コンフィデンスマンJP第5話:スーパードクター編「名医の汚れた顔を暴け!!」
ダー子(長澤まさみ)たちは、野々宮総合病院理事長の野々宮ナンシー(かたせ梨乃)を新たなターゲットにする。虫垂炎を起こしたリチャード(小日向文世)の手術を担当した同病院の外科医・田淵安晴(正名僕蔵)を、ナンシーがクビにしたのがきっかけだった。
芸能界で活躍した元モデルのナンシーは、開業医と玉の輿婚をした。夫亡き後は病院の経営を引き継ぎ、知名度とイメージ戦略を駆使して成功を収めていた。その中心にいるのが、ナンシーの息子でもある外科医の新琉(永井大)だった。新琉は、困難な手術を次々と成功させ、若きスーパードクターとしてマスコミからも注目されていた。だが、実は新琉の功績のほとんどはオペチームの他の医師によるもので、中でも特に難しい手術を手がけていたのが田淵だった。ナンシーは、薄給に耐えかねて他の病院に移ろうとした田淵に激怒し、医療過誤をでっち上げて彼を医学界から締め出したのだ。
ナンシーたちが必死になって田淵の後任を探していると読んだダー子は、ボストンの名医の指導を受けたという触れ込みでボクちゃん(東出昌大)を売り込む。ボクちゃんは、ナンシーがゴルフレッスン中に腰を痛めたという情報をもとに、精密検査を受けるよう持ちかけ・・・・・・。
引用:FODプレミアムより
コンフィデンスマンJP第6話:古代遺跡編「強欲非道のエリートから故郷を守れ」
自転車で一人旅をしていたボクちゃん(東出昌大)は、山間にある十色村でラーメン店を営む夫妻と知り合う。夫妻は、この村に特産品などを販売する「ふるさとふれあいモール」が出来ることを喜んでいた。ところがその2年後、再び村を訪れたボクちゃんは、ふれあいモールがいつの間にか産業廃棄物処理場建設計画に変わっていることを知る。このプロジェクトを手掛けていたのは、地方再生や町おこしを得意とするコンサルタント、斑井満(内村光良)だった。斑井は、町おこしのプロジェクトを持ちかけてタダ同然の金額で土地を買い付けると、プロジェクトを頓挫させて、知り合いの産廃処理会社に土地を転売していた。
ボクちゃんは、ダー子(長澤まさみ)とリチャード(小日向文世)に、産廃処理場の建設工事を止める手助けを頼んだ。ダー子は、金にならないという理由で話に乗らなかったが、工事を止めるだけならその土地から遺跡があった証拠が出てくればいい、と助言する。
リチャードから縄文土器を借りたボクちゃんは、アルバイトに扮して潜入し、現場で土器を見つけたと報告する。すると斑井は、いきなりその土器を叩きつけて粉々に壊してしまう。
ボクちゃんを手伝うことにしたダー子は、五十嵐(小手伸也)に斑井の情報収集を依頼。彼の父親・万吉が、家族を顧みずに遺跡発掘に明け暮れていたアマチュアの考古学研究者だったことを知り・・・。
引用:FODプレミアムより
コンフィデンスマンJP第7話:家族編「骨肉の遺産争い 暴かれる家族の秘密」
ダー子(長澤まさみ)とボクちゃん(東出昌大)は、リチャード(小日向文世)の知り合いで、服役中の矢島理花(佐津川愛美)という女性が資産家の末娘であることを知る。
理花の父親は、鎌倉に住む資産家で現在闘病中の与論要造(竜雷太)という男だった。五十嵐(小手伸也)によれば、その正体は違法すれすれの株式操作で荒稼ぎしていた経済ヤクザだという。理花は要造が愛人に産ませた子どもだったため、母親や兄姉からひどいいじめを受けていたらしい。ゆえに理花は10歳のときに要造のもとを離れて実母のところに戻ったものの、結局17歳でその家も飛び出してしまっていた。
理花と面会したダー子は、彼女が要造の家を出て以来18年もの間、一度も連絡を取っていなかったことを知ると、理花に成りすまして要造のもとを訪ねる。理花の兄・祐弥(岡田義徳)と姉の弥栄(桜井ユキ)は、突然現れたダー子に疑いの目を向けていた。
そんななか、ボクちゃんは、ダー子が要造に話した作り話のせいで、理花を振った造り酒屋の息子役を演じる羽目になり・・・・・・。
引用:FODプレミアムより
コンフィデンスマンJP第8話:美のカリスマ編「パワハラ暴言姫 悪業の真相を暴け‼︎」
ダー子(長澤まさみ)とボクちゃん(東出昌大)は、リチャード(小日向文世)からの頼みを引き受け、元モデルで女医の美濃部ミカ(りょう)をターゲットにする。以前リチャードは、福田ほのか(堀川杏美)が経営しているメンズエステ店に通っていた。だが、店を畳んでミカの会社に転職したほのかは、ミカからひどいパワハラを受け続けたことが原因で心身ともに病み、退職に追い込まれてしまったのだ。ほのかは、弁護士を名乗っていたリチャードに、ミカの暴言を録音したボイスレコーダーを託し、謝罪と慰謝料を求めていた。
ミカは、美容整形クリニックを開業後『ミカフーズ』『ミカサロン』などさまざまな事業を立ち上げて成功を収めた総合商社『ミカブランド』の代表。その旗艦店は『ミカクリニック』だ。ミカはモデル時代に結婚、二児を設けるも離婚。事業で成功してからは育児もシッター任せにしていた。毎年、ミス・ミカブランドコンテストを主催していたが、1番目立っているのは優勝者ではなく審査委員長のミカ自身という出たがりぶりで、激高しやすい性格も社内では有名らしい。
リチャードは、ダー子のデリカシーのない発言に憤慨し、ボクちゃんとふたりだけでミカを騙そうとした。しかしミカは、ボクちゃんが考えた作戦には興味を示さなかった。そこでダー子は、フランスの老舗高級ブランドのお家騒動を利用してミカに近づこうとするが・・・。
引用:FODプレミアムより
コンフィデンスマンJP第9話:スポーツ編「IT社長の強権 支配から選手を守れ」
ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)は、新たな詐欺のターゲットとして、若くして億万長者となったIT企業の社長・桂公彦(小池徹平)に狙いを定める。
桂は、人気アプリ『モスモス』を開発した株式会社モスモスの代表。大のスポーツ好きでもある桂は、さまざまなプロスポーツクラブを買収してきたが、クラブを私物化し、横暴ともいえる現場介入を繰り返してチームを崩壊させては放り出していた。ダー子たちが桂をターゲットにしたのも、応援していた独立リーグの野球チームと、下部リーグに属する地元のサッカーチームを桂によって潰されたちょび髭(瀧川英次)からの要請だった。
ダー子たちは、野球界やサッカー界から締め出されている桂が次に目を付けるのはプロ化目前の卓球だと推測。鴨井ミワ(平野美宇)が所属する『東京ジェッツ』に、ダー子とボクちゃん扮する元中国ナショナルチームの選手が加入したという設定で、桂に買収話を売り込む。しかし桂は、その話には乗ってこなかった。
情報収集を続けていた五十嵐(小手伸也)によれば、どうやら桂はプロバスケットボールチームを狙っているらしい。そこでダー子は、ホームレス同様の生活を送っていた元日本代表候補の半原敦(和田聰宏)や、街中で見つけた外国人らを巻き込み、架空のバスケチーム『熱海チーターズ』を結成するが・・・。
引用:FODプレミアムより
コンフィデンスマンJP最終回:コンフィデンスマン編「目に見える物が真実とは限らない…何が本当で何が嘘か」
ボクちゃん(東出昌大)は、ダー子(長澤まさみ)とリチャード(小日向文世)に、もう十分稼いだのだから詐欺師稼業から足を洗うべきだと忠告し、ふたりのもとを離れる。
それから1年後、引っ越し業の仕事に就いていたボクちゃんは、新人の鉢巻秀男(佐藤隆太)と親しくなる。体が弱かった鉢巻は、親が残してくれた資産を切り崩しながら暮らしており、いままでまともに働いたことがなかったという。だが、結婚詐欺の被害に遭い、すべてを失ってしまったらしい。
6カ月前、結婚相談所に登録した鉢巻は、紹介された早苗という女性と意気投合し、結婚の約束をした。だが早苗は、両親の借金を理由に結婚できなくなったと言い出したらしい。鉢巻は、迷わず全財産の3000万円を早苗に貸したが、その直後から彼女と連絡が取れなくなり、結婚相談所もなくなっていたのだという。鉢巻が描いた早苗と結婚相談所の所長の似顔絵を見たボクちゃんは、それがダー子とリチャードであると確信する。
ボクちゃんは、鉢巻を引き連れてダー子のスイートルームを訪れ、真相を確かめようとする。すると、鉢巻の態度が急変し・・・・・・。
引用:FODプレミアムより
スペシャルドラマ『コンフィデンスマンJP運勢編』のキャスト・あらすじ
ドラマ「コンフィデンスマンJP」ここからネタバレ注意!
最終回ネタバレその① 鉢巻の正体 子犬ちゃんとは?
ボクちゃんは、ダー子の自宅(スイートルーム)に鉢巻(佐藤隆太)を案内する。
「この二人ですよね?」とボクちゃんが鉢巻に確認すると、「素敵な部屋ですね。ソファーもフッカフカだ。」と言い、突然、ソファーの上で飛び跳ね始める。
鉢巻が口笛を吹くと、仲間が部屋に乱入してきた。
「皆さんやり方を真似させてもらいましたよ。」と言いダー子達を取り押さえます。
リチャードは「はめられたようだよ。」と言い、ダー子も「たいしたお人好しね。」とボクちゃんに言うのでした。
つまり、ボクちゃんはまんまと鉢巻に騙されて、ダー子の巣に案内させられたのでした。
ダー子達3人の頭に黒い袋をかぶせられると、鉢巻は話を始めます。
「さぁ名乗り出てもらおうかな?誰が子犬ちゃんか?」
ダー子達は、何を言ってるのかさっぱり分かりません。
鉢巻が言うには、子犬ちゃんとは、中国マフィアのボスである父親が薬の売買で騙された相手であり、
その子犬ちゃんのせいで、組織は急激に力を失い消滅してしまったようなのです。
父は息子である鉢巻に最後まで子犬ちゃんの正体を明かさずに亡くなり、
鉢巻は、子犬ちゃんを探し出し復讐しようと誓ったようです。
そして、五十嵐(小手伸也)からの情報を得て子犬ちゃんがダー子達だと突き止め、ボクちゃんに近づいたとのことでした。
ネタバレ② ダー子、ボクちゃん、リチャードの過去
父をダマしたコンフィデンスマン(子犬ちゃん)を見つけるには、1つづつ食べていけば分かると、3人に銃口を向けていく鉢巻。
ダー子達は、必死に何も知らないと訴えるも鉢巻は耳を貸しません。
そして鉢巻は「フジサワヒナコ、ニシザキナオト、カマタキヨシ」と3人の本名を口にし、最初の1人を片付けるためリチャードに狙いを定めます。
リチャードの過去
鉢巻はリチャードに妻と娘の写真を見せ、震え上がらせます。
リチャードの前職は、宝飾のセールスマン。
口が達者なリチャードは、すぐにトップセールスマンに登りつめるが会社に売り上げを渡すのが嫌になり、そこから、客に色々なものを売りつけ始めた。それが信用詐欺師リチャードが生まれたきっかけだったのです。
ボクちゃんの過去
ボクちゃんには、一人の女性の写真が渡されます。
それはボクちゃんのことを「僕ちゃん」と呼んでいた母親の写真だったのです。
何でも買い与えられ甘やかされてきたボクちゃんは、母親から次第に病気のフリをしろなどと指示されるように。
母親も詐欺師で、それが警察にバレて逮捕されボクちゃんは一人ぼっちにされてしまったのです。
そして鉢巻から、母親が現在 札幌でスナックを開きそのお店には、ボクちゃんが描いた母親の似顔絵が、今でも飾ってあると聞くと、ボクちゃんは泣き崩れるのでした。
ダー子の過去
ダー子の差し出された写真は、ダー子が幼少期に育った養護施設の写真でした。
子供の頃は、無口で友達も少なかったダー子に教諭は心配しており「少しは、わがままになって良いんだよ。」と、言われるようになり、そこかから駄々っ子“ダー子”と呼ばれるようになりました。
施設を出たダー子の才能に目を留めたのが、ボクちゃんの母親ニシザキノブコで、そこから詐欺師としてのノウハウを学んでいきました。
ダー子は、「いつか、両親が自分を迎えにきてくれると信じていた。でも、生まれた家も分からない。両親の顔も分からない。」と涙ながらに語ったのです。
ネタバレ③金も騙しとられ銃で撃たれる3人
3人と話しを終えた鉢巻は、ダー子達に「口座に金を振り込めば、助けてやる。」と言い放ちます。
仕方なくダー子達はスマホを使い、鉢巻の口座に大金を振り込んだのでした。
振り込まれた金額を鉢巻が確認するやいなや、また態度が豹変し、3人に再び銃口を向けます。
パトカーのサイレンが鳴るのが聞こえると、銃を乱射しダー子達はその場に倒れ血が流れるのでした・・・。
父の復讐を果たし満足そうに車に乗り込んだ鉢巻でしたが、そこで、おもちゃの銃にすり替えられていたことに気付きます。
そして30億円の現金がすべて引き出されていることを知り、ダー子達に逆に騙されたことを知るのです。
ダー子の自宅に引き返すも時は遅し、ダー子達はいなくなりその代わりの警察が到着しており鉢巻は逮捕されるのでした。
ネタバレ④子犬ちゃんはダー子
5年前に子犬として、鉢巻の父親に接触し信用を得ていたダー子。
その父親から数字の重要さを教えられ「パスワードは母親の誕生日と、家の番地を組み合わせたものにすべき。」と、教わっていたのです。
そしてリチャードから昔、ダマしたマフィアの親分の息子が自分達に仇討ちを仕掛けてくることを知らされます。
息子・鉢巻は、父の教え通り母親の誕生日と家の番地を組み合わせていると踏んで、鉢巻から金を騙し取ろうと、1年前から計画を練っていたのでした。
ダー子は五十嵐に指示し、鉢巻にダー子達のニセ情報を流させ、血のりの銃のすり替えも依頼したのでした。
(五十嵐も裏切ってはいなく、グルだった)
そして、鉢巻から銃で撃たれたフリをした後、3人は口座のパスワードを割り出し見事現金を騙し取ったのです。
ネタバレ⑤ラストシーン
五十嵐に計画の成功を報告したダー子。
五十嵐から「念のため聞くけど、あの経歴はぜんぶ騙すためのウソだよな?」と聞かれ、「さぁーね。」と答えるダー子なのでした。
こうして、大金をだまし取ったダー子達は次に狙うターゲットの話をし始めます。
ダー子は「もう役は決まっているの!」と意気揚々と語り、リチャード、ボクちゃんの配役を、決めていくのでした。
END。
3人の「嘘と真実のまみれにまみれた世界」は、いかがでしたでしょうか?
スリリングな展開とコミカルなキャストが絶妙に合わさった極上のエンターテイメントに仕上がっていますね。
『コンフィデンスマンJP』の時系列
①ドラマ版 10話
↓
②ドラマ1話~9話
↓
③映画『ロマンス編』
↓
④映画『プリンセス編』
↓
⑤SPドラマ『運勢編』
↓
⑥映画『英雄編』
◆
番外編 『コンフィデンスマンIG』五十嵐編
そんなドラマ「コンフィデンスマンJP」を
■もう一度見たい!
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