交通マナーワーストランキング【都道府県別】独自ルールが酷い!
運転していると“ヒヤッ”としたことが一度や二度ある方は多いのではないでしょうか?
JAFのHPで「あなたの都道府県の交通マナーはどう思いますか?」という興味深いアンケート結果が出ていましたので、
こちらで「交通マナーワーストランキング」としてまとめてみました。
また、岡山ルール・山梨ルール・名古屋走り・茨城ダッシュ・伊予の早曲がり・阿波の黄走りなど独自ルールの存在も調べてみました。
「交通マナーワーストランキング」あなたの住んでいる地域は?
都道府県別「交通マナーワーストランキング」
■運転マナーが「とても悪い」「悪い」と回答した比率(%)を表にし、ランキングにしたものがこちらになります。
1位 | 香川県 | 80.0% |
2位 | 徳島県 | 73.5% |
3位 | 茨城県 | 67.2% |
4位 | 沖縄県 | 64.0% |
5位 | 福岡県 | 59.3% |
6位 | 愛知県 | 59.3% |
7位 | 大阪府 | 58.9% |
8位 | 岡山県 | 58.6% |
9位 | 福井県 | 58.2% |
10位 | 山梨県 | 51.7% |
11位 | 石川県 | 50.6% |
12位 | 栃木県 | 50.3% |
13位 | 青森県 | 48.8% |
14位 | 大分県 | 48.3% |
15位 | 北海道 | 47.3% |
16位 | 愛媛県 | 43.8% |
17位 | 佐賀県 | 43.1% |
18位 | 広島県 | 41.1% |
19位 | 熊本県 | 41.0% |
20位 | 鳥取県 | 40.7% |
21位 | 宮城県 | 39.8% |
22位 | 群馬県 | 38.7% |
23位 | 富山県 | 37.4% |
24位 | 新潟県 | 36.7% |
25位 | 千葉県 | 35.9% |
26位 | 長野県 | 34.6% |
27位 | 和歌山県 | 34.5% |
28位 | 高知県 | 34.0% |
29位 | 三重県 | 32.4% |
30位 | 兵庫県 | 30.8% |
31位 | 京都府 | 30.3% |
32位 | 山形県 | 29.3% |
33位 | 宮崎県 | 29.1% |
34位 | 奈良県 | 29.0% |
35位 | 静岡県 | 26.8% |
36位 | 福島県 | 24.5% |
37位 | 埼玉県 | 24.4% |
38位 | 滋賀県 | 23.7% |
39位 | 鹿児島県 | 23.5% |
40位 | 岐阜県 | 22.3% |
41位 | 秋田県 | 21.9% |
42位 | 東京都 | 20.7% |
43位 | 山口県 | 19.4% |
44位 | 神奈川県 | 19.0% |
45位 | 長崎県 | 19.0% |
46位 | 岩手県 | 18.1% |
47位 | 島根県 | 16.8% |
全国平均 | 38.3% |
引用元:JAF こちらの結果は、6月15日(水)~30日(木)の16日間、JAFホームページ内で「交通マナーに関するアンケート」を実施し、その集計結果をもとに作成しています。
1位は香川県!県民性が影響?!
1位は、日本一小さな県である「香川県」という結果になりました。
回答した人数は517人で、その内80%、およそ413人が悪い、とても悪い、と回答しているということです。
これは、全国平均の38.3%から見ても、とても恐ろしい数字ですね。
「マナーが悪い」というのは、県外から来た方の印象も同じのようで、香川県のHPには苦情が寄せられています。
「事故覚悟で飛び出してきて、車線上に90度で停車。直進車両はよける場所もスペースもありません。ブレーキ頼みです。
このようなドライバーに運転免許証は与えないでいただきたい。交通ルールを守って走行しているドライバーが馬鹿を見る。香川県は最低です。」「香川のマナーの悪さは一時的なものではなく、香川県の文化・県民性と思われる。一般常識と言われる部分で、自分たちは常識と思っているが、第三者から見ると非常識。これに気が付かない香川県民は頭悪すぎ。頭悪い大人を子供たちが見て育つから、必然的にマナーの悪い大人になる。当然のことです。」
「仕事で仕方なく香川県に来ている。1週間滞在するが、プライベートではこんな地域絶対に来ない。」
引用元:香川県HP「県民の声」より
このマナーの悪さは、“せっかち”という県民性も影響しているようで、
香川県民は、活動的で慎重さに欠ける気風があるのです。
そのため、“誰か止まってくれるだろう”と言って道路に飛び出したり、
交差点で“前のクルマは減速せずまっすぐ進むだろう”と勝手に思い込むため、事故に繋がるようです。
では、香川県以外の県はどうでしょうか?
調べてみると、都道府県独自の運転マナーやルールがあるようなので、まとめてみました。
岡山ルール・茨城ダッシュ・阿波の黄走り・・・交通独自ルールまとめ
ここでは、都道府県の交通独自ルールをまとめてみました。
【岡山ルール】ウィンカーを出すのは恥
岡山県民の中には、 車線変更や右折、左折するときにウィンカーを出さない人が多いらしい。
これを「岡山ルール」と呼びます。
岡山では「ウィンカーの使用は運転初心者がする恥ずかしい行動」とされ、ヤンキーが多いということもあってか、強がる人が多いのかもしれません。
そのため岡山では、道路に“合図”とデカデカ書かれた「ウィンカーを促す道路標識」まで存在するのです。
【松本走り】右折が優先
長野県松本市内で見られる運転方法は、 対向の直進車が交差点に接近しているにもかかわらず右折を行うなど、右折を優先させる風潮があります。
これは、松本市のが城下町であったことから道の細い交差点が多く、右折渋滞が多く起こっていたので、それを回避するため右折優先ルールが生まれたようです。
観光客が、何も知らず松本市内を運転すると、エライ目に合うことがあるのでご注意を。
一応、警察も「交差点での強引な右折禁止!」のステッカーを貼るなどの対策は行っています。
【茨木ダッシュ】・【伊予の早曲がり】直線者よりも先に右折
交差点にて、信号が赤から青に変わる前にジリジリと交差点に進入し、(直進の対向車が来る前に)ダッシュで先に右折するのが「茨城ダッシュ」です。
これは、どこの県にもいるような気がしますね。
赤信号なのにゆっくり交差点に進入して、“先に行くぞ!”とアピールしてきます。
県民性と言うより、せっかちな性格の人に多いかも?!
【山梨ルール】・【阿波の黄走り】
信号が黄色に変わった瞬間、普通なら減速するはずが、逆にスピードを上げて交差点を通過する行為のことです。
「黄走り(きばしり)」とかカッコイイ名前がついていますが、違反です(笑)。
私も山梨に住んでいたことがありますが、良く見る光景でしたね。
【名古屋走り】どかぬなら 抜いてしまえ 先行車
2018年現在、愛知県の交通事故死者数は15年連続で全国ワースト1位であるのは、この運転方法が原因の1つかもしれません。
交通信号の切り替わり前後に交差点へ進入する「信号無視」、左右に車線変更を繰り返しながら走行する「車線またぎ」、
右折車線または右折車両の待機している車線から追い越しをかけ、信号前後で直進できる車線に割り込む「右折フェイント」、
横断歩道で手を上げている歩行者・自転車がいても無視して止まらずに進む「歩行者無視」などの総称を「名古屋走り」と呼んでいます。
しかし、これはマスコミがテレビで煽ったことなどもあり、「名古屋走り」という言葉が一人歩きしているという意見もあります。
まとめ
都道府県別の「交通マナーランキング」と「独自ルール」についてまとめましたが、
これは、県民すべての人が行っているわけではなく、ごく一部の人間がやっている違反です。
しかし、該当する県で運転する場合は、一応頭に入れておいた方がいいかもしれませんね。
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