【万引き家族キャスト一覧】松岡茉優・安藤サクラの評価は?

国内映画

是枝裕和監督が日本の現状をリアルに描き出した映画『万引き家族』。

是枝監督が、今撮ってみたいという役者を集めただけあって、安藤サクラさんを始め、松岡茉優さん、樹木希林さん、子役の演技が国内外から大絶賛されています。

そこで今回は、『万引き家族』のキャスト一覧や、演技の評価をまとめてみました。

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映画『万引き家族』キャスト一覧

キャスト 役柄
柴田治
リリー・フランキー
日雇い労働で建設現場で働きながら、日用品を万引きして生計をたてている。
小狡いとこがあるが、祥太やゆりを可愛がって父親らしい振る舞いをすることも。
信代とは、飲み屋で知り合う。
柴田信代
安藤サクラ
クリーニング店に勤務しており、お客のポケットに入っているネックレスなどを、勝手に持ち帰っている。
前夫からは、DVをうけていた過去を持つため、同じ虐待を受けていたゆり(佐々木みゆ)を気にかける。
柴田亜紀
松岡茉優
JK見学店で働く。お店の常連客4番さん(池松壮亮)と次第に心を通わしていくように。
実は、両親が自分より優等生な妹を愛していることに悩み、家出をしている。
家族の中で誰よりもおばぁちゃん(樹木希林)を大切にしている。
柴田祥太 パチンコ店の駐車場で車内に取り残されているところを拾われる。
治(リリー・フランキー)に万引きの方法を教わりながら、スーパーマーケットで盗みを働き家計を助けている。
ゆり(佐々木みゆ)を本当の妹のように可愛いがる。
愛読書は小学2年生の教科書にある“スイミー”。
次第に治や信代がやっていることに疑問を持つように・・・。
ゆり(りん、北条じゅり)
佐々木みゆ
父(山田裕貴)に虐待され、母親(片山萌美)にはネグレクトされており、団地のベランダにいるところを、治に保護され柴田家にやってきた。
祥太と一緒に行動し、万引きをするように。
柴田初枝
樹木希林
年金暮らしで、表向きは独居老人として暮らしている。
亜紀の祖父の最初の妻だった過去をもつ。治や信代、そして家出した亜紀を保護して生活している。
JK見学店客4番さん
池松壮亮
JK見学店で働く亜紀(松岡茉優)の常連客。店では筆談でコミュニーケーションをとる。
亜紀の父:柴田譲
緒形直人
亜紀の本当の父だが、周囲には亜紀が留学していると嘘をついている。
亜紀の母:柴田葉子
森口瑤子
亜紀の本当の母親。
柴田さやか
蒔田彩珠
亜紀の妹で、両親に愛されて育っている。
じゅりの父:北条保
山田裕貴
妻と子供である、じゅり(佐々木みゆ)に暴力や虐待を加えている。
じゅりの母:北条希
片山萌美
夫からは激しい暴力を受け、子供のゆり/じゅり(佐々木みゆ)に対してはネグレクトしている。
JK見学店 店長
黒田大輔
JK見学店の店長で、女子高生の管理をしている。
根岸三都江
松岡依都美
信代(安藤サクラ)が働くクリーニング店の同僚。
信代がゆりを連れていることをネタに脅し、クビに追い込む。
山戸頼次
柄本明
近所の駄菓子屋「やまとや」の店主。
ゆりの万引きを知り、一緒にいた祥太に「妹にはさせんなよ。」と諭す。
警察官・前園巧
高良健吾
柴田家の犯罪やじゅりの誘拐の捜査にあたる警察官。
警察官・宮部希衣
池脇千鶴
柴田家の犯罪やじゅりの誘拐の捜査にあたる警察官。
信代を尋問する。
日雇い労働者の管理
毎熊克哉
治(リリーフランキー)などの日雇い労働者を管理している。
怪我をした治を家まで送り届ける。
地上げ屋
井上肇
独居老人である初枝の土地を狙っていた?

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世界が絶賛!『万引き家族』のキャストの演技の評価は?

『万引き家族』では、疑似家族が営む、リアルな日常が、キャストたちによって表現されています。

そんな、世界が認めた『万引き家族』の俳優・女優たちの評価をまとめてみました。

ケイト・ブランシェットが絶賛した安藤サクラの涙!

第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した本作で、 審査委員長ケイト・ブランシェットが絶賛したのが安藤サクラさんの演技です。

ゆるーい体型を隠すこともなく、いさぎよく裸体をさらしたことは女優魂につきます。

また尋問されるシーンの安藤さんの、怒りと悲しみに満ちた涙は、観客の心をうちました。

安藤さんが手のひらで涙をぬぐう仕草は、今までみた綺麗な泣きの演技ではなく、信代そのものが泣いていると感じさてくれる演技でしたね。

城桧吏や佐々木みゆの演技ではない演技

是枝監督のこれまでの作品でも多くみられた、子役の自然な演技が今回の『万引き家族』でも絶賛されました。

是枝監督は、台本をわたさずシーンのたびにセリフを役者に口で伝える方法をとっています。

そのため、役者は次にどんな展開があるのかが予想できず、反射的に演技をするので、よりリアルに自然に見えるのです。

今回の祥太やゆりも、子役の上手な演技というよりは、本当に感じたことをそのまま表現しているように感じますよね。

特に“ゆり”役の佐々木みゆちゃんは、これまでお芝居の経験もないので、演技をしているという感覚はないのかもしれません。

松岡茉優さんの体を張った演技

今回の松岡茉優さんの役は、風俗店で働く女子高校生の役でした。

そのため下着姿の際どいシーンもあり、今までにない役となりましたが、松岡さんはその体を惜しげもなく披露しています。

是枝監督の作品には珍しく過激ですが、物語として重要なシーンなので、地上波でもノーカットで放送されます。

演技に話を戻すと、松岡さんと、柴田亜紀という役柄には、“妹との確執”という共通点があります。

実は、松岡さんは、実の妹のついでにスカウトされ芸能界に入り、妹と同じ役を取り合うということになったそうです。

そのため、 ライバルとなった妹と仲良くすることは難しかったという経験をもっています。

役の亜紀も同じく、優等生な妹ばかり可愛がる両親に複雑な感情を抱き家出をしています。

こんな共通点も松岡茉優さんのリアルな演技に繋がっているのかもしれません。

何もしないリリー・フランキーさんの演技はバケモノ

是枝作品の常連役者であるリリー・フランキーさん。

『そして父になる』での役と同様に、今回も、せこいんだけど、子供には優しくて、ちょっと哀愁のある男を演じています。

リリーさんの演技は、本業の役者とは違って、仕草や声のトーンが不思議な感じで、いつも物語に引きこまれてしまいます。

樹木希林さんからは、 『あんたみたいなのが出てきたら、私たち俳優は困るのよ』、是枝監督からは、 『なにもしないことが映画においては一番強い。という一番難しいことをさらりとこなしてくる。彼はまさに “バケモノ”なんです』。とリリーさんに最高の賛辞を贈っています。

また、『そして父になる』がハリウッドでリメイクされることになり、その監督を任されたスピルバーグ監督の、最初の質問が『リリー・フランキーは一体何者だ?役者なのか?』という質問だったという逸話もあります(笑)。

樹木希林さんの芝居に対する姿勢がすごい!

樹木希林さんが演じる初枝は、髪をダラーッとたらし、歯がない少し気味が悪いおばあさんです。

女優さんなのに綺麗に映ろうとはぜずに、貧乏な家に住む老人をわざとみすぼらしい姿で演じた役作りもすごいですね。

また、私が樹木希林さんの演技ですごいと思ったのが海水浴での一コマ。

■信代をみて「おねえさん、よくみると綺麗ねぇ。」とつぶやくシーン。
■家族が海で遊ぶシーンを見て「ありがとうございました。」と漏らすシーン。

後から、樹木さんのインタビューを聞くと、そのシーンはアドリブで、本当にその場面で思ったこと、感じたことを口にしていたそうです。

初枝は脇役なので、過去に何があっまのか、あまり詳しく描かれていませんが、樹木希林さんの1つ1つの演技から、「こんなことがあったんじゃないか?」などと想像させてくれる素晴らしさがありました。

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まとめ

是枝監督の集大成ともいえる作品『万引き家族』。

カンヌ映画祭で最高賞に輝いた、キャスト達の演技にぜひ注目して見てみてくださいね。

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