スカーレット(朝ドラ)モデルは?川原喜美子は神山清子だった!

朝ドラ

NHK連続テレビ小説『スカーレット』のヒロインは、戸田恵梨香さん演じる女性陶芸家の川原喜美子ですが、モデルは実在するのでしょうか。

実は、川原喜美子のモデルは、神山清子(こうやま・きよこ)さんという方であることが明かされています。

この記事では『スカーレット』のモデルで、実在の女性陶芸家であり、骨髄バンク設立に奔走した神山清子さんの半生に迫ってみたいと思います。

これを読めば、朝ドラ『スカーレット』を、もっと楽しめるはずです。

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『スカーレット』ヒロイン喜美子の実在モデル神山清子とは?

神山清子さんの生い立ちは?

神山清子さんは1936年(昭和11年)8月2日に長崎県佐世保市に生まれました。

現在もご存命で、 年齢は83歳です。(2019年現在)

神山(こうやま)というのは、夫の姓で旧姓は金場と言います。

滋賀県信楽町に辿り着いた経緯

当時は日本が韓国を併合し支配下においていた時代で、朝鮮人が日本の炭鉱で多く働いていました。

清子の父も炭鉱で働いており、 朝鮮人と親しくしていたうえに、「金場」という苗字が朝鮮人のようだったので、清子は子供の頃は「朝鮮人」といじめられていたそうです。

おまけに、日本の資本家は朝鮮人を安い給料で、厳しい労働を課しており、その過酷さにたえきれず、ある日朝鮮人は炭鉱を逃げ出してしまいます。

優しかった父も、その朝鮮人に逃走を手助けしたとして、警察にマークされ金場一家は、炭鉱町を逃げ出すことになりました。

その後、九州、近畿など各地を転々としながら逃走し、ついに 終戦後の1947年に滋賀県信楽町に辿りつきました。

清子11歳の頃でした。

陶芸家になるきっかけ

中学生になると清子は、和洋裁学校に通いはじめます。

絵を描くことが好きで、美術学校へ進学したいと思っていましたが、父親の「女は裁縫と料理は必要で、学問はいらない。」という考えから、許しがもらえませんでした。

和裁学校を卒業後も、絵を描くという夢があきらめきれず、信楽の町で陶器の絵付け助手として働き始めることにしました。

やっと、女性陶芸家に近づいてきましたね!

清子結婚

清子が18歳の頃に、現在も存在する「近江化学陶器」に絵付け職人として就職し、そこで、おなじく社員の神山易久と出会います。

易久は、清子さんの絵を褒めたたえるので次第に好意を抱くようになり、 清子21歳の時に結婚します。

そして、 長女・久美子、長男・賢一という二人の子供に恵まれます。

それでも貧しい生活だったため、清子さんは1日も休ます懸命に働きました。

女性が窯元になることへの厳しさ

陶芸という世界には 、“女は焼き物を焼く窯に入れない”“女が窯場に入ると穢れる”と言われており、夫の易久も、清子の作陶を反対していました。

時代とはいえ「男女平等」が叫ばれている現在では、考えられないことですね。

しかし創作意欲を、抑えることが出来ない清子は、人にマネできない作品を作りたいと思い、信楽の土を使用し、釉薬(ゆうやく)は一滴もかけないという「信楽自然釉」作品を生み出します。

それは釉薬をかけていないにもかかわらず、緑、白、赤、黄色の発色がみられる不思議で迫力ある作品であり、清子オリジナル「寸越窯(ずんごえがま)」の成功でもありました。

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夫との離婚

夫・易久と陶芸に励んでいた清子でしたが、女性陶芸下に理解のなかった夫との関係は悪くなる一方でした。

ついには、易久が他の女性と蒸発してしまいます。

小さな焼き物の町で蒸発の噂は、人々にまたたくまに知れ渡り、清子は苦しんでいましたが息子の助言もあり、 清子38歳の頃に離婚を決意しました。

息子・賢一が白血病で倒れる

清子の息子である賢一も、陶芸家の道に進んでいましたが29歳の頃に、 慢性骨髄性白血病で倒れてしまいます。

医者にドナーから、骨髄を移植するしか助かる道がないとして、清子は愕然とします。

当時は、公的な骨髄バンクなどはなくドナーの数も少なかったので、移植できるかどうかも分かりませんでした。

しかしそこで諦める清子ではありません。

持ち前の行動力で募金やビラ配りなどをし、ドナー探しに奔走するのです。

おかげで、賢一のドナーが見つかり、一時は回復しますが、また白血病が再発。

賢一は31歳の若さでこの世を去ります。

清子56歳の頃でした。

神山清子『骨髄バンク』設立

息子を失うという辛い経験から、全国には骨髄バンクの必要としている人が多くいることを知り「滋賀骨髄献血の和を広げる会」を発足します。

iPS細胞などを使った新しい医療が確立されるまでは、「私たちは頑張るしかない」と、現在も骨髄バンク登録の普及に尽力されています。

↓『スカーレット』のキャスト一覧はコチラ

まとめ

『スカーレット』のタイトル通り、炎のように熱く、波乱万丈な神山清子さんの人生をまとめてみました。

女性陶芸家ということの他に、骨髄バンクを設立した方とは驚きでした。

2019年9月からの朝ドラでは、どう描かれるのか本当に楽しみですね。

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