朝ドラ歴代視聴率ランキング平成のトップ10!あの名作はランクイン?

●記事内にPRを含む

「朝にドラマを見る」を習慣づかせ、半世紀以上も続いている朝ドラ。日本人の心に寄り添ってきたストーリーだけに、それぞれに“マイベスト朝ドラ”が存在するのではないでしょうか。

社会現象を巻き起こした『おしん』、沖縄への憧れを高めた『ちゅらさん』、サブカルネタと個性キャラがウケた『あまちゃん』など、いまなお愛される作品が多くあります。

そこで、この記事では『朝ドラ歴代視聴率ランキング平成トップ10』をご紹介したいと思います。

-Sponsored Link-

朝ドラ歴代視聴率ランキング平成のトップ10

【10】ふたりっ子(1996後期)

平均視聴率 29.0%
ヒロイン 岩崎ひろみ・菊池麻衣子
ヒロイン相手役 内野聖陽・伊原剛志
脚本家 大石静
舞台地 大阪/兵庫

岩崎ひろみさん・菊池麻衣子さんがW主演で、波乱万丈の人生を描いた『ふたりっ子』。

幼少期は 、三倉茉奈さん・佳奈さんが演じ、銀じい(佐伯銀蔵)、実際に紅白出場した演歌歌手・オーロラ輝子など、濃いキャラクターの登場も人気でしたね。

文学座の俳優だった内野聖陽さんや、マサ兄役の伊原剛志さんが、世に出た作品でもありました。

最近では、藤井聡太七段の活躍で『ふたりっ子』の総集編が流れており懐かしかったです。

【9位】君の名は(1991)

平均視聴率 29.1%
ヒロイン 鈴木京香
ヒロイン相手役 倉田てつを
脚本家 井沢満、横光晃、宮村優子他
舞台地 東京/北海道/新潟三重/愛知/静岡

朝ドラには珍しくドロドロとした三角関係を描いた『君の名は』。

年々視聴率が下がってきた朝ドラのテコ入れとして、 NHKが異例の予算を組み、「おしん」以来の1年間放送、と力を入れたものの、当時の歴代最低視聴率で終了してしまいました。

しかし、平成全体で見れば、最高視聴率34.6%(9位)と健闘しました。

今では、人気大女優になった鈴木京香さんですが、「主演女優の器ではない」、「大根演技」と批判されたとか。

鈴木京香さんにも、そんな若い頃があったんですね。

原作は、菊田一夫さん著の一世を風靡した作品でもあるので、再放送でもう一度見てみたいですね!

【8位】かりん(1993年後期)

平均視聴率 31.4%
ヒロイン 細川直美
ヒロイン相手役 榎木孝明
脚本家 松原敏春
舞台地 長野/東京

終戦後の新しい時代の女性生き方を描いた『かりん』。

1984年の朝ドラ「ロマンス」で主人公を演じた榎木孝明がヒロインの相手役を務めていたことも話題になりました。

ヒロインの同級生役に筒井道隆さんも出演していました。

↓朝ドラ歴代ヒロインの相手役はこちらの記事で↓

【7位】和っこの金メダル(1989年後期)

平均視聴率 33.8%
ヒロイン 渡辺梓
ヒロイン相手役 荒井紀人
脚本家 重森孝子
舞台地 山口/大阪

大阪の紡績会社でバレーボールに打ち込む秋津和子(渡辺梓)でしたが、部が解散しバレーボールの道を諦め、自分なりの「人生の金メダル」を獲るために地域医療の道に進むストーリーの『和っこの金メダル』。

当初、ヒロインのオーディションを勝ち抜いたのは別の女性でしたが、撮影開始後に、ある党の広報ポスターに起用されていたため、特定の政党の応援を嫌うNHKは、急遽、最終候補からオーディションを行い渡辺梓さんがヒロインとなりました。

『和っこの金メダル』の最高視聴率はなんと40.5%。

まだ無名だった、渡辺さんは一気に国民的女優となりました。

【6位】凛凛と(1990年前期)

平均視聴率 33.9%
ヒロイン
ヒロイン相手役 田中実(主演)
脚本家 矢島正雄
舞台地 富山/東京

2020年に『エール』で窪田正孝さんが朝ドラ主演に決定していますが、それ以前の朝ドラ男性主演といえば『凛凛と』の田中実さんです。

大正時代を舞台に、テレビジョンを開発した青年の成長を描いたストーリーで平均視聴率は33.9%をキープしました。

-Sponsored Link-

-Sponsored Link-

【5位】ええにょぼ(1993年前期)

平均視聴率 35.2%
ヒロイン 戸田菜穂
ヒロイン相手役 榊原利彦
脚本家 東多江子
舞台地 京都/兵庫

神戸医大を卒業し研修医になり、新婚早々に実家近くの舞鶴の赴任した新人女医の奮闘を描いた『ええにょぼ』。

『ええにょぼ』とは、良い女房ではなく、内面外面の美しさを備えた美人という意味です。

臓器移植や、がん告知など、今では当たり前になったことも、医療問題として取り上げられていました。

中山美穂さんが主題歌を担当した『幸せになるために』も大ヒットしましたね。

↓朝ドラ歴代主題歌一覧はこちらの記事で↓

【4位】京、ふたり(1990年後期)

平均視聴率 35.6%
ヒロイン 山本陽子・畠田理恵
ヒロイン相手役 伊原剛志
脚本家 竹山洋
舞台地 京都

畠田理恵さんと山本陽子さんW主演で、京都の漬物屋の、舅、嫁、娘三世代にわたる葛藤や家族の絆を描いた『京、ふたり』。

ヒロイン愛子(畠田理恵)の弟子を演じた狂言師の茂山逸平さんが世に出た作品でもあります。

最高視聴率は41.6%、平均視聴率は35.6%と人気を博しました。

【3位】ひらり(1992年後期)

平均視聴率 36.9%
ヒロイン 石田ひかり
ヒロイン相手役 渡辺いっけい
脚本家 内館牧子
舞台地 東京

相撲が大好きなヒロイン・ひらりと、相撲部屋の人々、近所の町医者をめぐって姉と繰り広げる恋のバトルを描いた『ひらり』。

脚本家は、 横綱審議委員会審議委員も務めたこともある内館牧子さんということもあって、相撲部屋の日常が生き生きと描かれていました。

NHKはドラマとタイアップした手法を取り入れ、 DREAMS COME TRUE「晴れたらいいね」も大ヒット。

ヒロインの石田ひかりさんも、朝ドラ出演後「あすなろ白書」、「輝く季節の中で」など立て続けにドラマに出演するなど大活躍しました。

【2位】青春家族(1989年前期)

平均視聴率 37.8%
ヒロイン いしだあゆみ・清水美沙
ヒロイン相手役 陣内孝則
脚本家 井沢満
舞台地 東京/静岡

娘役・清水美砂さんと母役・いしだあゆみさんのW主演で、家族の問題や葛藤を描いた『青春家族』。

夫役は、まだ駆け出しの陣内孝則さんだったんですね~。

「あなたバージンなの」という、際どいセリフもあったりと話題となりました。

女性の一生を描くことの多い朝ドラですが、 『青春家族』では現在の家族の一年を描くという珍しいパターンでした。

【1位】おんなは度胸(1992年)

平均視聴率 38.5%
ヒロイン 泉ピン子・桜井幸子
ヒロイン相手役 赤羽秀之
脚本家 橋田壽賀子
舞台地 東京/大阪

泉ピン子さんと桜井幸子さんのW主演。

関西の老舗温泉旅館の女将と、義理の娘が旅館を守ろうと奮闘する姿を描いた『おんなは度胸』。

橋田寿賀子さんお得意の、女たちの主導権争いが人気を博し、平均視聴率は38.5%、最高視聴率は45.4%と平成の視聴率トップとなりました。

こうしてみると、平成で高視聴率の朝ドラ10作品のうち、4作品がW主演という結果になりました。

↓朝ドラ歴代ワーストランキングの記事はこちら

最後に

平成では“朝ドラ暗黒期”と呼ばれる2004年~2009年頃までの時代があるものの、平成トップ10に入った作品は最高視聴率が40%を超える作品もあり、朝ドラの人気の高さを再認識しました。

現在放送中の『スカーレット』がどのくらいの視聴率を叩き出してくれるのか楽しみです。

-Sponsored Link-

  1. この記事へのコメントはありません。