『天使にラブソングを』出演者の現在!ウーピー・院長・メアリーは?
コメディタッチでありながら、シスターたちの圧倒される美しい歌声が感動を呼ぶ『天使にラブソングを』。日本でも大ヒットした要因は、ウーピー・ゴールドバーグをはじめ個性豊かなシスターのキャラクターもありますね。しかし、あれから20年以上たったいま、当時の修道女役を演じた女優さんたちは、何をしているのでしょうか。そこで今回は、『天使にラブソングを』出演者の現在をご紹介いたします。
『天使にラブソングを』出演者の現在
ウーピー・ゴールドバーグ(デロリス/シスター・メアリー・クラレンス)
映画公開時(1992年) | 37歳 |
現在(2020年) | 64歳 |
ギャングの愛人が裏切り者を始末するところを目撃し、カトリックの修道院にかくまわれる、歌手のデロリスを演じたのは、コメディエンヌのウーピー・ゴールドバーグ。
ポンコツな聖歌隊を、デロリスが超クールに生まれ変わらせる過程は、スカッとして爽快感もありました。
1955年11月生まれのウーピーは、『天使にラブソング』の頃は37歳。
失礼ですが、意外に若かったんだ(笑)。
映画「ゴースト/ニューヨークの幻」の霊能者役、ディズニーアニメ『ライオンキング』のハイエナの女リーダー(シェンジ)の声優を務めたりと演技の幅を広げていました。
日本では、『天使にラブソングを』の大ヒットにより、ハイチュウのCMに出演したこともあるんですよ!
しかし、2007年に 女優を引退し、ショービジネスの世界から姿を消したことで、死亡説も流れたことがありますが、64歳になった現在は 司会業で活躍しています。
プライベートでは、3度の結婚を経験しましたが、どれも長続きせず、パートナーとは離婚してしまいました。
「結婚中に浮気したことがあるわ」という発言をしたことがあるように、「結婚」という制度に自分が合わないことを悟ったそうです。
3度目の離婚以降は、20年以上シングルを貫いていますが、1度目の相手との間に、女優・映画プロデューサーのアレックス・マーティンを設けています。
ウーピーは、デロリスばりに破天荒で、パワフルな人生を歩んでいたのですね!
『天使にラブソングを2』女子高生・リタ役のローリン・ヒルの現在は⇒コチラ
マギー・スミス(修道院長)
映画公開時(1992年) | 58歳 |
現在(2020年) | 85歳 |
筋がね入りの堅物で、デロリスと対立するも最後に分かり合う、修道院の院長を演じたマギー・スミス。
“英国の至宝”と呼ばれ、英国アカデミー賞で主・助演女優賞を5度受賞、オスカーを2回受賞している大女優です。
若い方には、 「ハリーポッター」シリーズのマクゴナガル先生役で、お顔が知られているのではないでしょうか。
最近は、美術館や買い物にいても、写真を撮られたりとプライバシーが守られないとして、仕事を少しセーブしているようです。
80代になっても、そんな悩みを持つなんて、本物のスターですね。
キャシー・ナジミー(メアリー・パトリック)
映画公開時(1992年) | 35歳 |
現在(2020年) | 63歳 |
ふくよかな体型で、陽気なシスター・メアリー・パトリックを演じたのは、当時35歳だったキャシー・ナジミー。
ぽっちゃりな体からは想像もできない、 キレのあるダンスに皆が釘付けになりました。
現在63歳になったキャシーは、当時より ほっそりした体型となり、テレビドラマ『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』レイチェル役などに起用され活躍されています。
ウェンディ・マッケナ(メアリー・ロバート)
映画公開時(1992年) | 34歳 |
現在(2020年) | 61歳 |
引っ込み思案で内気なシスター・メアリー・ロバートを演じたのがウェンディ・マッケナ。
最初は、か細い声しか出せなかったのに、練習を重ねソロパートを、ハイレベルに歌い上げたシーンは鳥肌が立ちました。
しかし、 歌パートはウェンディではなく、歌手のアンドレア・ロビンソンが吹き替えています。
この時のことをウェンディは「オーディションで“歌えます”と言って恥をかいた」と明かしています。
当時34歳の可愛らしいウェンディは、結婚して子供も1人生まれ、いまやすっかり素敵なマダムとなっています。
メアリー・ウィックス(メアリー・ラザラス)
映画公開時(1992年) | 82歳 |
1995年逝去 | 85歳 |
聖歌隊のちょっぴり気難しい指揮者を演じているのが、女優のメアリー・ウィックス。
ディズニーアニメ 『101匹わんちゃん』で犬を誘拐しようとする悪女・クルエラの声優でも知られていますね。
『天使にラブソングを』の頃は、すでに82歳で、その後、腎不全と癌を患い85歳で惜しまれつつ亡くなりました。
ローズ・パーレンティ(メアリー・アルマ)
映画公開時(1992年) | 81歳 |
1996年逝去 | 85歳 |
ピアノ担当で、補聴器のスイッチを入れ忘れ、たまに耳が遠くなるシスター・メアリー・ラザラスを演じたローズ・パーレンティ。
小柄な体型で、ピアノを楽し気に弾く様子は、とてもチャーミングでしたね。
1996年に85歳で、カリフォルニア州のマリブで亡くなっています。
ハーヴェイ・カイテル(ヴィンス・ラ・ロッカ)
映画公開時(1992年) | 53歳 |
現在(2020年) | 80歳 |
デロリスの愛人で冷酷なマフィアのボスを演じた俳優のハーヴェイ・カイテル。
ギャングや悪役などを演じることが多かったハーヴェイですが、スコットの監督作品『テルマ&ルイーズ』の刑事役で演技の幅を広げ映画俳優の地位を確立しました。
私生活では、2度の結婚をし、それぞれのパートナーの間に1人づつ子供をもうけています。
最近では『アイリッシュマン(2019)』に出演され、まだまだ現役で活躍されているイケオジです。
ビル・ナン(サウザー警部補)
映画公開時(1992年) | 39歳 |
2016年逝去 | 62歳 |
正義感の強い警部補を演じているのが、アフリカ系あアメリカ人の俳優ビル・ナン。
本作出演後も、『海の上のピアニスト』、『スパイダー』など数々の映画に出演しましたが、2016年に62歳の若さで亡くなっています。
『天使にラブソングを』曲目
『天使にラブソングを』といえば、神聖な聖歌を、派手で大胆にアレンジした曲も魅力の一つですね。
ヘイル・ホーリー・クィーン | ♪デロリス&ザ・シスターズ |
マイ・ガイ(マイ・ガッド) | ♪デロリス&ザ・シスターズ |
アイ・ウィル・フォロー・ヒム | ♪デロリス&ザ・シスターズ |
Gravy | ♪シスターズ |
ゴスペル調にアレンジされた、挿入歌は今聞いても素敵ですね。
『チャーリーとチョコレート工場』キャスト・子役の現在は⇒こちら
最後に
『天使にラブソング』の出演者は、残念ながら亡くなった方もいましたが、存命の方は現在もご活躍されていましたね!
「ゴスペルならコレ!」と言われるほど、今でもファンの多い名作『天使にラブソングを』もう一度、観たくなった方もいるのではないでしょうか。
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続編の『天使にラブソングを2』も配信されていますので、ぜひ!
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