大家族・廣川家の現在と家族構成や名前!時給自足の独自のルールに仰天

家系図

徳島の田舎で、食べ物はほとんど手作りで、自給自足をする7人家族の『廣川家』。

テレビで放送されるたびに、その独特すぎるルールや子育ての方針などに、多くの反響がある大家族でもあります。

そこで今回は、徳島の自給自足の大家族『廣川家』の家族構成や家、収入、独特のルールなどをご紹介いたします。

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徳島の自給自足『大家族・廣川家』の家族構成

徳島県美馬市穴吹町で時給自足の生活をする『廣川家』の家族をご紹介します。

『廣川家』家族構成

父・進 45歳

神奈川県から移住してきた。

子供たちからは「スーさん」と呼ばれる。

プロのファイアーパフォーマーでもあり、家計の主な収入源になっている。

食べることが大好きで、はちみつ、ビーフジャーキー、ピザ、調味料なんでも作る行動派。

「子どもの肉体は15歳までにつくられる」という考えから、成長過程には良いものを食べさせたい一心で自給自足生活を始めた。

妻のあゆみさんとは、油の温度など、ささいなことで口喧嘩はするが、基本仲が良い。

母・あゆみ 39歳

子供たちからは「あゆみん」と呼ばれる5人のママ。夫と同じくプロのファイヤーパフォーマー。

子供時代は、ダブルチーズバーガーが大好きだった。

珠葉ちゃんが生まれる前に、5人目の子供・かなた君を無脳症で亡くした悲しい経験を持つ。

亡くなった子どもを出産した日には、毎年 餅つきをしている。

長男・和楽(わらく)10歳

毎日、掃除をしたり兄弟のめんどうをみる、しっかりものの長男。

次男・和楽くんと共に、小学校では給食は食べずお弁当を持参している。

給食や市販のお菓子を食べたい気持ちはあるが、両親の考えを理解する優しい性格。

次男・空太(くうた)8歳

元気いっぱいで、あそぶのが大好きなやんちゃ坊主。

薪割りなどのお手伝いもする。

長女・雨種(うたね)6歳

兄妹で一番の食いしん坊でおしゃまな長女。

3歳を過ぎてから話し始めた。

三男・然花(ねんか)4歳

マイペースで泣き虫の甘えん坊。子どもの中では一番の食いしん坊。

次女・珠葉(たまは)0歳

2020年3月5日に自宅出産で誕生した、家族のアイドル的存在の末っ子。

竹のナイフで、長女がへその緒を切った。

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大家族『廣川家』の自給自足生活

移住のきっかけは?

二人はファイアーパフィーマーのイベントがきっかけで知り合い結婚。

神奈川に住んでいた廣川家は、東日本大震災を機に、生活スタイルを変えたいと、9年前に今の徳島県に移住してきました。

移住当時は、次男の空太くんを妊娠中でした。

廣川家の家

廣川家の住宅は、明治時代に建てられた築140年の日本家屋。

間取りは 6DKで家賃はなんと 3万円

おまけに、畑が3か所と裏山まで付いているという都会では、ありえない物件に住んでいます。

そして、保護犬のゴウ、猫のアシュラ、ヤギ7頭、ニワトリ16羽、ウサギ6羽など31匹の動物と暮らしています。

ちなみに、お母さんのあゆみさん曰く、特別に動物が好きではなく、生きるための食糧としてというのが動物をたくさん飼っている理由だそうです。

卵は庭の小屋で育てているニワトリからGetしています。

畑では野菜や果物を収穫し、山では罠猟でシカやイノシシを捕まえたり、山菜を採って生活しています。

廣川家の収入

廣川家の収入は、両親がファイアーダンスで稼いだ お金6万円の他に、「農家民宿 ひとてまや」の宿泊費があります。

廣川家は、時給自足の生活を、一般の人にも体験してもらうため民宿を経営しています。

ちなみに料金が、

一泊二食付き
大人   7500円/お一人様
小中学生 5000円/お一人様
幼児   1000円/お一人様
乳児   無料

という感じです。

また「あゆみんとスー」という、廣川家の日々を綴った本も出版されているので、そちらの印税の収入もありそうです。

こうして得た現金は、洋服など自給自足できないものや家賃などにあてられます。

また、進さんが資格を持つ“わな猟”で捕まえた鹿やイノシシの肉と、自給自足できないものを近所の人と物々交換して暮らしています。

※度々のテレビ出演で、問い合わせや突撃訪問が増え、家族のリズムが取りにくくなっていることもあり、民宿は現在、一時休業しています。

助産師さんなしの自宅出産

廣川家の子どもたちは、長男・和楽くん意外は、みんな自宅出産で誕生しています。

あゆみさん曰く、急に産気づいて荷物をまとめて病院に向かうよりは、自宅でゆっくり出産した方がリラックスし、安心できるとのこと。

しかも、自宅出産では、助産師さんなしで家族全員が出産に立ち会うというから驚きです。

もちろんエコー検査も受けていないので、産まれてから性別が分かります。

廣川家のルール

・市販のお菓子は食べない。
・給食は食べず、自宅から弁当を持参。
・小学校は自由登校制度で、行きたいときにいく。
・子どもは手伝いしないと、ご飯を食べられない。
・風呂は2~3日に1回。
・解体した猪の油で作った自家製石鹸を使用する。
・食事の調理は薪ストーブで行う。
・自給自足が難しい調味料は購入。
・白砂糖を避ける。
・赤ちゃんは生後1か月でおまるで排泄する。
・午後8時には就寝。

また家族の体を第一に考え、食べるものには特に気をつけています。

・牛乳・・・人工飼料や遺伝子組み換えのとうもろこしを食べているので市販の牛乳は飲まない。
・市販肉、卵・・・早く出荷するために薬の入った食事をしているため食べない。
・野菜・・・化学肥料や農薬を使用しているので食べない。
・お菓子・・・人工甘味料や白い砂糖が多いのでなるべく避ける。

とはいえ、廣川家のご夫婦は、スーパーで売っているものをすべて否定しているわけではなく、外食もたまには行きますし、リンゴ飴などを貰って食べることもあるそうです。

自分達が選択する場合は、なるべく、安心したものを選びたい!と思っているだけとのことです。

ただ、小学校に通う子供たちが、給食や市販のお菓子を食べさせてもらっていないことに、「かわいそう」「もう少し柔軟に考えてあげれば…」という意見もあります。

クラス全員が給食を食べるなか、ナマズの卵やハクビシンのソーセージ、ふきのとうの煮物が入った弁当を食べる廣川家の子供たちは、少し疎外感を感じているかもしれません。

10歳になる和楽くんは、ご近所さんや友達から、こっそり食べ物をもらって食べることもあるそうで、それに関しては、両親は、目くじら立てないようにしています。

さらに親の元を巣立ったあとは、自由に選択させてあげたいとも考えています。

とはいえ基本、両親の考えを尊重し、よく理解している子どもたちは、家の食事も大好きで、とても素直。

両親の「食育」に対する考えは素晴らしいものであり、実行したくても普通の家庭ではマネできることではありません。

また、他の家族の方針に、他人が口を出すのもおかしいことです。

あゆみさんも、

いろいろな生き方があり、こんな選択をする者もいるのだ、と言う程度にお付き合いください。

とおっしゃっていますので、多様性を認め、批判などはしないであげてほしいものです。

なお、他の有名な大家族については以下の記事をご覧ください。

↓石田さんちの2020年現在は?家族構成・兄弟構成【最新版】長女や三男は?↓

↓オシャレな大家族【漆山家(うるしやまけ)】の家族構成とお金持ちな理由↓

最後に

神奈川の都会から徳島の田舎に引っ越し自給自足生活をする廣川家。

最近では、テレビに取りあげられることも多くなり、全国的にも有名な家族となりました。

田舎暮らしに憧れる人にとっては、お手本のような家族ですね。

今後も、拝見するのを楽しみにしたいと思います。

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  1. maeda yasuhiko

    漆山家の息子3人、娘2人の自然に馴染んだ生活記録が見られた昨夜の放映は楽しめた。
    あの家族に食材活用のアイディアを一つ提案したい。
    それは<桑の実>、ジュースも良いけど、あれだけ沢山あったら、是非、<桑の実ジャム>を
    作る事を薦めます。
    時期に限定があるので一刻も早く伝えて欲しい。
    甘さの調整に蜂蜜等が入ると素晴らしい。
    熊本の爺様より。頑張れ。