『恐怖新聞(ドラマ)』のキャスト・相関図・原作ネタバレ!
2020年8月29日にスタートするオトナの土ドラは、初のホラー作品となる『恐怖新聞』です。原作は、1970年代にオカルトブームを巻き起こした つのだじろうさんによる同名マンガで、構成は小説家・乙一、監督はジャパニーズ・ホラーの生ける伝説 中田秀夫が手掛けます。そこで今回は、オカルトマンガの金字塔を現代に蘇らせたドラマ『恐怖新聞』のキャスト・相関図・原作をご紹介いたします。
恐怖新聞ここまでのあらすじ・ネタバレは⇒こちら
ドラマ『恐怖新聞』相関図
※無断転用ご遠慮下さい。
ドラマ『恐怖新聞』キャスト一覧
小野田家
小野田詩弦(20) 演・白石聖 |
京都にある大学の二年生。今までは、実家から大学に通っていたが20歳になったことをキッカケに、ワンルームマンションで一人暮らしをしている。一人暮らしの際に父とケンカし絶縁状態となり、実家に顔を出しずらい状況にある。芯が強い性格で、恐怖新聞の災厄に立ち向かおうと行動するが…。 |
小野田歌子(47) 演・黒木瞳 |
風水にハマっている楽天家の詩弦の母。陽気な性格だが、曲がったことが嫌いで正義感が強い。ボールペンをカチカチ鳴らしたり、文字を書き続けるなど独特な方法でストレスを発散する。恐怖新聞の存在を知り独自に調査する。 |
小野田蔵之介 演・横田栄司 |
喫茶店を経営する詩弦の父。詩弦が一人暮らしをする際に喧嘩となり絶縁状態になっている。無骨で頑固な性格。なぜか、詩弦が産まれるないように神社にお参りをしていた。新聞の予言通り非業の死を遂げる。 |
詩弦の友人
松田勇介(21) 佐藤大樹 |
バイトを3つ掛け持ちしているフリーター。不器用で口は悪いが根は優しい。デリバリーサービスのバイトで詩弦と知り合う。予測不能の状況の中で自分のエゴと弱さを知り、それが原因で複雑な人間関係を生み出してしまう。 |
宮沢桃香 演・片山友希 |
詩弦の親友。詩弦の数少ない友人のうち、唯一 心を許せる相手。実は、勇介に好意を持っており、詩弦に嫉妬している。 |
警察
篠崎林太郎 演・駿河太郎 |
京都東警察の刑事。恐怖新聞の力の大きさを知り、詩弦と手を組み、利用しようとする。敵か味方か不明。 |
その他
蜷川冬夜 演・猪野学 |
恐怖新聞の前の契約者で詩弦に恐怖新聞を渡した。詩弦のいく末を暗示する存在。25歳だが、恐怖新聞によって、老人のような姿になってしまっている。 |
蜷川春海 演・福地桃子 |
冬夜の妹。冬夜の前に恐怖新聞の契約者だった。 |
片桐ともを 演・坂口涼太郎 |
詩弦の隣人で病気がちなために、部屋から出てこない。謎の人物。 |
ドラマ『恐怖新聞』あらすじ
京都市内に通う大学2年生の小野田詩弦は、20歳になったことをキッカケに実家を離れ、ワンルームマンションで一人暮らしをはじめた。
そんな念願の一人暮らしを始めた詩弦のもとに、「読んだら、死ぬ。」という 恐怖新聞が届くようになった。
恐怖新聞とは、 1日読む度に、100日命は縮まると噂されるものだ。
しかも、その新聞の内容は詩弦しか読むことが出来ず、他人にはただのわら半紙にしか見えない。
最初は、タチの悪いいたずらだと思っていた詩弦だったが、立て続けに新聞に書かれていた通りの不吉な事が起こり、信じるように。
夢見た大学生活が“死へのカウントダウン”という悪夢に一変した詩弦は、その運命を断ち切るべく自ら行動していく。
狂気と戦慄のサバイバルを、詩弦は生き抜くことができるのかー。
オトナの土ドラの歴史の中で、最も恐ろしいストーリーが幕をあける。
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ドラマ『恐怖新聞』の原作
ドラマ『恐怖新聞』は、1970年代のオカルトブームの火付け役にもなった、 つのだじろうさんの伝説的なマンガが原作となっています。
マンガ『恐怖新聞』あらすじ・ネタバレ
主人公は、ドラマとは違い中学生の鬼形(きがた)礼という少年で、深夜に突然 恐怖新聞が窓から投げ込まれるようになります。
「恐怖新聞」と呼ばれる新聞には、明日に起こる出来事が書かれており、しかもその出来事は、誰かが亡くなることや、超常現象などばかり。
さらに、 1回読むごとに100日命が縮むという恐怖新聞は、鬼形が窓を閉めて拒もうとも、窓を突き破ってでも、必ず毎日届けられる不気味なもでした。
新聞には、ポルターガイストと呼ばれる霊もついており、鬼形に様々な超常現象を吹き込みます。
鬼形も、この状況を打破しようと除霊をお願いしますが、除霊師さえも「私も死にたくない」と断念する始末。
そして、完結する最終章では、あまりに強い除霊に耐えられなかった鬼形が突然亡くなってしまうのです。
しかし、悪霊と取引し一時的に生き返えらせてもらった鬼形は、中学にまた通い始めます。
鬼形は、なんとか悪霊たちと交わした条件である「クラスメイトを殺す」という指示を実行に移そうとしますが、良心の呵責から手を下すことが出来ません。
そのため、むりやり生き返らせていた鬼形の肉体に異変が生じ始め…最期は、 恐ろしくも悲しい結末を迎えてしまうのです。
マンガ『恐怖新聞』の魅力
さて、今宵も恐怖新聞の記事を書いてから寝るとするか…🗞 pic.twitter.com/PCGmny0OW8
— ヲ茶会(党派:日本桃色軍 童貞派) (@wochakai) July 22, 2020
マンガ『恐怖新聞』は、幽霊だけでなく超能力、UFOなどを扱っているので、ただ恐ろしいだけでなく、どことなく神秘的なストーリーとなっており、25年前とは思えないほどの完成度です。
当時は、まだ認知されていなかったエクソシスト、UFO、ポルターガイスト、タロットカードなどいち早く登場させ、当時の子供たちに衝撃を与えました。
つのだじろうさんの独特なタッチの絵は、古いけれども逆にそれが良い味を出していて、おどろおどろしさ も倍増。
コントの一歩手前の、強引で怒涛のジェットコースターのような展開はクセになること間違いなしで、ハッピーエンドで終わらせないラストや、人間の醜さ、弱さをあぶり出すドラマは、悲哀を感じさせてくれます。
ドラマの主人公・詩弦に襲い掛かる災いや結末も、とんでもないことになりそうな予感です。
ドラマを見て気になった方は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
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