『ここは今から倫理です(ドラマ)』キャスト相関図と原作ネタバレ

ドラマ

みなさんは、高校生の頃に、選択授業で「倫理」を学んだことはありますか。ドラマ『ここは今から倫理です』は、とある高校の倫理の教師が、問題を抱える生徒に、哲学、倫理、偉人の名言を交えながら「よく生きる」「幸せ」とは何かを投げかける物語です。そこで今回は、2021年1月16日スタートの山田裕貴さん主演のNHKドラマ『ここは今から倫理です』のキャスト相関図、あらすじ、ネタバレをご紹介いたします。
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ドラマ『ここは今から倫理です』相関図


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ドラマ『ここは今から倫理です』キャスト一覧

教師


高柳

山田裕貴
「倫理」を専門にする高校教師。冷静沈着でクール。生徒の悩みに寄り添い解決に導く一方で、「悩んでいる人間にしか興味がない。」という歪んだ一面を持つ。

生徒


逢沢いち子

演・茅島みずき
男にだらしなく、複数の相手と関係を持っていた。高柳から「教養」の大切さについて教えられ、勉強を始める。高柳を一途に思う。

谷口恭一

演・池田優斗
いじめを受けた経験から教師を目指す。高柳に憧れていたが、善悪の曖昧さを知り…。

深川時代

演・池田朱那
大人の男性を誘惑し、陥れようと教師を誘惑する。しかし、高柳の阻止され、自分に関心を持ってもらいたいがための行為と言われてしまう。

間 幸喜
演・渡邉蒼
一人の時間を持て余し夜遊びを繰り返す問題児。高柳に自由ゆえの不安を指摘される。

近藤 陸
演・川野快晴
違法なドラッグの取引に巻き込まれ、不登校になる。危険が迫ったところ高柳に保護される。

高崎由梨
演・吉柳咲良
都幾川と交友がある。昔から「リストカット」を繰り返しており、自傷行為を授業中にやってしまうが…。

山野亮太

演・浦上晟周
平々凡々な自分に悩み、衝動的に道路に飛び出し事故にあう。高柳から、悩むことは特別なものと、悩み自体を肯定される。

田村創
演・杉田雷麟
母親に従い受験勉強することに嫌気がさすが、高柳に勉強は本来楽しいものだから、自分自身のために勉強するように諭される。

都幾川幸人

演・板垣李光人
保健室登校をしているが、高柳の授業だけに出席する。愛着障害から会話をすることが苦手だが、心を許した相手には過度に接触してしまう。

曽我涼馬
演・犬飼直紀
成績優秀な生徒だが、学校内で一切 発言をしない変わり者。高柳とたまに昼食をするが、その際に、一言だけ言葉を発する。

南 香緒里
演・中田青渚
狭い交友関係を好み、クラスのグループチャットに疑問を持つ。逢沢と共に高柳に相談し、自分の主義について考える。

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『ここは今から倫理です』あらすじ

『ここは今から倫理です』ここまでのあらすじネタバレは⇒こちら

「倫理」とは、人間が実践すべき道義を指し、道徳の規範となる原理のこと。「倫理」という教科は、地理や歴史のように生活する上で触れることもなく、数学のような凡庸性も、英語のような実用性もない、 学ばなくても将来、困ることはない学問である。

とある高校で、何食わぬ顔で授業を受けている生徒たちだが、実は、自傷行為、深夜徘徊(はいかい)、いじめ、ドラッグ、合意の無い性行為などの問題を抱えていた。倫理の教師をしている高柳は、選択授業を受けている生徒たちに静かに語ります。

「倫理で学んだことが生かせる職業はほぼないが、自分が孤独になったときに役に立つことがある。」

宗教とは・・・人が信じられなくなったとき、死期が迫ったときに、人々は宗教に救いを求める。
よりよい生き方を考える・・・人間関係がうまくいかない、他人を妬んでしまう。
幸せとは・・・・悩みが尽きず苦しい。満たされない。
命とは・・・私たちは、なんのために生きているのか。

「別に知る必要性はないけれど、生きるために知っていた方がいいと思いませんか?」一見、退屈で禅問答に思える倫理の授業には、人生を生き抜くヒントが多く隠されている。そして、高柳は、問題に押しつぶされそうな生徒に寄り添い、問いかけ、悩み続ける。人に、そして人生に向き合う教師の物語が幕をあけるー。

『ここは今から倫理です』原作(少し)ネタバレ

ドラマ『ここは今から倫理です』は、単行本で4巻まで発行されている、天瀬シオリさんによる同名マンガが原作です。

教師の高柳が、問題を抱える生徒の悩みに寄り添い、良い方向に導く一話完結の短編集のようになった作品です。物語は、勧善懲悪でもなく、単なる悲劇でもなく、最後は読者に委ねるスタイルなので、実際に「倫理」の授業を受けているような感じがします。

「何を聞かされようと、自分の理性が受け入れたもの以外信じるな」という高柳先生の言葉は、押し付ける傾向のある、今の教育に問題提起しているように思えました。また、ごく普通の高校生に見える生徒たちの身近にある問題が、やけにシリアスで、ぐいぐいと引きこまれます。

少しネタバレ

『ここは今から倫理です』のストーリーを少しネタバレしてみると、

男にだらしなく、複数の相手と関係を持っていた逢沢いち子という女生徒は、高柳にお色気で迫り誘惑しようとします。しかし、高柳は花魁を例に挙げ 「あなたには“教養”がない。大人を口説ける美しい女性になるには見た目だけでなく教養も必要ですよ。」と答えます。

初めて、自分の誘いに乗らなかった高柳に興味を持った、いち子は、それから美しい字を書けるようにテキストを買って勉強をはじめます。すると、小学生の頃の勉強の楽しさを思い出し、男たちとの付き合いがつまらなく感じるようになっていきます。しかし、これまで いち子と関係を持ってきた男たちは、いち子の素っ気ない態度に腹を立て、集団で襲いかかりますが、そこに高柳は現れて…。というお話。

他にも、酒井みゆきという頭の良い生徒は、同級生で、悩みのなさそうな能天気な八木まりあをバカにしていました。そんなある日、みゆきは、まりあが屋上に立ち飛び降りようとしているところに遭遇。何も考えていないように見えていた まりあは、実は性被害を受け、思いつめ、命を絶とうと決心していたのでした。そんな まりあに、みゆきは「バカじゃないの!そんなの命の重さに比べたら小さいことじゃない!」と言いますが、高柳は「それは、違います!」と言い切ります。

高柳は、「恋に破れても、家族を亡くしても、いじめられても、就職に失敗しても、仕事がなくても、お金がなくても、人生が退屈でも、 それがどんな理由でも、命に換わるほど、重い絶望になるんです!」と、まりあとみゆきに訴えかけます。人を馬鹿にして毎日を退屈に過ごしてきた みゆきと、人生に絶望していた まりあは、高柳のこの言葉に“ハッ”とさせられます…。

一部のお話を紹介しましたが、他にも違法薬物に手を出した生徒や、いじめを受ける生徒、深夜徘徊をする生徒などが登場し、各話ごとに高柳先生の心に響く言葉がさく裂します。

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最後に

NHKドラマ『ここは今から倫理です』は、2021年1月16日スタートです。山田裕貴さん演じる高柳先生は、ドラマでどのような哲学、倫理、偉人の名言を語るのでしょうか?。楽しみですね。

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