『ここは今から倫理です』最終回ネタバレ!第1話~のあらすじと結末

ドラマ

山田裕貴さん主演のNHKドラマ『ここは今から倫理です』の第1話から最終回までのあらすじ・ネタバレと、見逃した方のために動画を全話見る方法をご紹介いたします。
ここは今から倫理です【再放送日】と動画配信情報は⇒こちら

-Sponsored Link-

『ここは今から倫理です』第1話から最終回までのあらすじと結末ネタバレ


『ここは今から倫理です』キャストと原作ネタバレは⇒こちら

第1話

第1話 あらすじ

高柳(山田裕貴)はミステリアスで風変わりな倫理教師。逢沢いち子(茅島みずき)は校内での男友達との情事をとがめられたことをきっかけに高柳に心惹かれる。そして男友達との心ない性交を拒絶したいち子に、高柳は愛と教養についてのマックス・シェーラーの言葉を贈る。いち子に真剣に向き合う高柳に感化された谷口恭一(池田優斗)は自分の様ないじめられっ子を救う“いい先生”になりたいと高柳に告げる。しかし高柳の答えは…

第1話 ネタバレ

高柳にお色気で迫り誘惑しようするが、断られる。さらに高柳は、花魁を例に挙げ 「大人を口説ける美しい女性になるには見た目だけでなく教養も必要ですよ。」と言った。
自分の誘いに乗らなかった高柳に興味を持ったいち子は、図書館にいき江戸時代の花魁についての本を読んだり、字の練習を始めた。学ぶことの楽しさに気づいたいち子は、次第に男たちとの付き合いがつまらなく感じるようになっていった。
しかし、これまで いち子と関係を持ってきた男たちは、いち子の素っ気ない態度に腹を立て、空き教室にいち子を連れ込み襲いかかった。そこに、谷口に呼ばれた高柳がいち子を助けにきた。
高柳は「それは合意でしょうか。本当に深く愛し合っての逢瀬なら、時間と場所の注意だけにとどめます。」と問うと、いち子は「合意じゃない。」と叫んだ。それを聞いた高柳は、男子生徒の腕を掴むが、殴られてしまう。
高柳は、「やめなさい。私は生徒に手を出せない。異性にいたっては、背中をさすることもセクハラになってしまう。」と言うと、男たちはしぶしぶ教室から出ていった。
「私は、やっぱり先生が好き。いっぱい勉強する。」といういち子に、高柳は、 「愛こそ貧しい知識から豊かな知識への架け橋である」というマックス・シェーラーの言葉を贈った。
その後、教師を目指す谷口は「自分の様ないじめられっ子を救う“いい先生”になりたい。」と告げるが、高柳は善悪の曖昧さを踏まえて「善人も悪人もみな善人だということです。」と言った。
谷口は納得がいかないように「いじめっ子を善人と思えばいいのですか?」と聞くと、高柳は「善人だけ救う。悪人だから救わないというなら、 あなたはいつかいじめっこをいじめてしまうかもしれませんよ。」と答えた。第2話へ続く。

第2話

第2話 あらすじ

授業中いつも寝ている間幸喜(渡邉蒼)。母親がシングルマザーで仕事から帰ってくるのが遅く、家に帰っても誰もいない自由な時間で、仲間たちと夜中まで遊び歩く日々を送っていた。高柳(山田裕貴)の授業でも幸喜は寝てしまう。そんな幸喜に、夜に電話を下さいと自分の携帯番号を記したメモを渡す高柳。戸惑いながらも、幸喜は電話をかけてみることに…。高柳は自由な生活がどこか不安なのではと問い、キルケゴールの言葉を説く。

第2話 ネタバレ

家に誰もいない寂しさから、夜遊びを繰り返す間幸喜(渡邉蒼)は、ある夜 高柳(山田裕貴)に友人とたむろしている所を見つかってしまう。次の日、間は高柳から「対話がしたいから、夜に電話をください。」と電話番号を渡される。
しばらく迷っていた間だったが、高柳に電話をしてみると「夜遊びするより映画を見ましょう。」と提案される。間は「2時間じゃん。さすがにそこから家出るのだるいわ。」と文句を言うと、高柳は「それが狙いです。あなたには夜遊びして欲しくない。」と言った。
そして、キルケゴールの 「不安は自由の目まいだ。」という言葉を教えた。高柳は間に「あなたは、夜の街で遊ぼうと、授業で寝ようと自由だ。しかし、なにも、 そこに引き留めるものがなさすぎて、あなたを不安にさせている。明日、学校で映画の感想を教えて下さい。映画に縛られる2時間に自由はないが、不安はない。楽しい時間ですよ。」と語りかけ電話を切った。
その夜、母親が仕事を終え帰ってくると、間が母親のお気に入りのDVD「雨に唄えば」を見ていることに驚き、洗い物や洗濯を畳んでいることを喜んだ。そして二人で取り留めのない会話をしながら映画を楽しんだ。
次の日、間は高柳に「昨日は、お母ちゃんの邪魔が入ったから、感想は明日まで待って。」とお願いした。高柳は安心したように「はい。では、また倫理の時間に会いましょう。」と言った。

第3話

第3話 あらすじ

高柳(山田裕貴)は物理教師の松田(田村健太郎)から教師と生徒の恋愛について相談される。深川時代(池田朱那)のことが気になって仕方が無いと言う松田に「それは愛ですか?性的欲求ですか?」と問う高柳。時代は過去に高柳を陥れようとした女子生徒だった…。文化祭の夜、松田の元に音声録音中の携帯をカバンに忍ばせた時代がやってくる。そこに飛び込んできた高柳は“美しさ”についてのソクラテスの言葉を投げかける。

第3話 ネタバレ

高柳は、時代との関係に悩む松田に「先生と生徒との恋愛がすべて悪とはいえないが、発展途上の青年期の若者と成熟した大人との恋愛は対等とはいえません。性的欲求ではなく、本当に愛しているのなら別ですが」と話した。
そんななか時代は、文化祭の最中に松田を誘惑しようと呼び出し誘惑するが、松田は高柳の言葉を思い出し、時代の誘いを断ろうとパニックになる。
そこへ高柳が現れ、時代が隠し撮りしようとしていた携帯を見せた。
松田は「深川さん(時代)を襲おうとなんて思っていない。だって深川さんを愛してしまったから。深川さんが遊びでしていたことを、本気にしちゃって、驚かせてしまってすみません…」と土下座した。
高柳は、「深川さん。2年前も松田先生と同じように誘惑しましたね。2年前といえば、深川さんの“日本一かわいい”と言われる、妹さんが入学してきました。あなたの行動は大人の気を引きたいだけに見える。大人をからかうのは、親や周囲が妹さんをチヤホヤするように、自分も気遣って欲しいだけ。」と話した。
深川は「違う。私はただ大人をおもちゃにして楽しんでいただけ」と反論したが、高柳は「美にして善であること。美しく良いことは同一のもので、その両方を実現を目指すべきだ。これは、ギリシャの古い考え方です。ソクラテスは若者に言った。 “たえず自分を鏡に映し、美しければそれにふさわしいものになるように。醜ければ、教養によってその醜い姿を隠すように”魂を良くしなければ、人間は良く生きることができない」と話した。
深川は「私は、妹と違って醜いから。勉強しろってことね。」と悲しそうに言うと、松田は「それは違う。きみはとても綺麗だよ!!」と叫んだ。
そのとき、時代の妹がミスコンに選ばれたことが放送された。時代は「妹に比べれば、全然ブスだ。」と泣きながら去っていった。

-Sponsored Link-

第4話

第4話 あらすじ

近藤陸(川野快晴)は兄のカイト(山科圭太)が逃げたとチンピラ達から言いがかりをつけられ暴行を受ける。そこに現れた“ジュダ”と呼ばれる男(成河)に助けられた陸だったが、今度はジュダに軟禁されてしまう。そこに飛び込んでくる高柳(山田裕貴)。ジュダと高柳の間にはかつて、一人の女子生徒を巡る浅からぬ因縁があった…。高柳は陸を連れ出そうとするが、ジュダはそれを阻み、ハンナ・アーレントの言葉を突きつける。

第4話 ネタバレ

陸は、兄の仲間が飲んだジュースを飲むと頭が痛くなったり、タバコを届けると交換に金を渡されることなど「何かおかしいな。」と思いつつ、ズルズルと兄の仲間たちと付き合ってしまっていた。そんな陸を見てジュダは「ハンナ・アレット」という人物を引き合いに出した。ハンナアレットは、アイヒマンの裁判を傍聴したが、アイヒマンは冷酷無比な人物ではなく、ごく普通の真面目な人物で、ただ上の命令に従順なだけであることに気づいた。そして人間は「誰でもが当たり前のように悪なんだ。」と分析した。

ジュダは、「人間も世界も変わらないんだ。人は悪を克服できない。」と言うと、高柳は「私は彼の教師ですから、善の心で接します。分かろうとすることは出来る。問い続けることは出来る。」と答えた。ジュダは「あんたの顔には偽善の仮面がべったり張り付いてるよ。」と吐き捨てるように言った。

高柳は「近藤君(陸)あなたは、なぜここにいるんですか?」と聞くと、陸は「どうしたらいいのか分からないんすよ…兄貴は優しかったし、兄貴が好きで。誰が悪いとか、何が悪いとか考えたくなくて…」と座り込んで泣いた。

そんななか、陸の携帯に友達から「連絡くれよ。陸遊ぼうぜ!」とメールがきた。陸はそれを読んで「おれ、学校行きたいっす。」と絞り出すように言った。それを聞いたジュダは、誰かに連絡し「あーもしもし。もうカイトの弟・陸には手出すな。」と言った。

別れ際、ジュダは高柳に「俺は正しいことが大嫌い。あんたと、こうして口論していることが、俺が唯一、倫理的なこと。」と言って、高柳と陸を店から出した。そのとき高柳はジュダに「身体には気をつけて。カワムラくん。」と礼を言った。

帰り道に陸が、高柳にジュダとの関係を聞くと、高柳は「2年前に自殺未遂を繰り返す女生徒が、止めてもジュダに会いに行くようになった。そして彼女は学校に来なくなり闇の世界に行ってしまった。僕は時々、彼女のその後の様子を聞きに、ジュダの店に行っているんです。学校ではあんなに死にたがっていたのに…悪は憎むべきものですが、彼女は悪によって助けられている。近藤くん悪が怖いと思い、学校という正しい場所が不快でないなら、2度とこんな場所にはこないでください。自分にとって何が善か悪なのか、ちゃんと考えなさい!!」と陸に訴えかけた。第5話に続く↓

第5話

第5話 あらすじ

自傷行為をやめられない高崎由梨(吉柳咲良)は、ゲームという同じ趣味を持つ保健室登校の都幾川幸人(板垣李光人)と仲良くなる。都幾川は普段の授業にはほぼ出ることはないが、高柳(山田裕貴)を慕って倫理の授業には出ていた。手を握ったり腕を組んだりと高柳との触れ合いを求める都幾川のことを大目に見て欲しいと頼む養護教諭の藤川(梅舟惟永)に、高柳はできないと答える。ある日、由梨が授業で突然カッターを出し…。

第5話 ネタバレ

養護教諭の藤川は、「私たちは教師だから、都幾川くんが無事に卒業することだけを考えましょう」と提案したが、その言葉を偶然 聞いた都幾川は、自分が教師たちに疎ましく思われていると思い、保健室から逃げ出した。追いかけた高柳は「君は素晴らしい人間です。」と都幾川に言ったが、都幾川は「ギュッってして」とハグを求めてきた。しかし、その場限りの愛を与えても意味がないことを知っていた高柳は、都幾川を抱きしめることは出来なかった。

一方、由梨の母は新興宗教にハマっており、由梨にも神様を信じるように強制したが、由梨はその苦しみから逃れるように、自傷行為を繰り返していた。「あなたの体はあなただけのものじゃなく神様のものでもあるのよ。」と刷り込まれていた由梨は、高柳の授業で「心と体は区別できるのでしょうか?」と問われ、カッターで手首を切ってしまう。

それを見た都幾川はパニックになり、「なんで?なんで?なんで?」と叫び、過呼吸を起こした。その後、保健室で目を覚ました都幾川は、無事だった由梨を「大切にして。高崎さん(由梨)の大切な体だから。」と抱きしめた。由梨はその言葉に涙を流し「私の体?ごめんなさい…」と反省した。

「なんで、二人はあんなことに?」と、保健の教師・藤川は高柳に聞いたが、高柳は「生徒たちが、教えてくれなければ一生分かりませんよ。他人なんだから。なんのために、半年かけて、何度も倫理で正しいことを話し続けたのか。それでも一瞬の激情で生徒たちは流されてしまう。私はいらない存在なんですよ」と悲しそうに言った。

それを聞いた藤川は、「わからないなら知る努力しようよ。私、あなたの考え方 嫌いだわ。」と言うと、「あなたみたいなおせっかいな人。ぼくは、嫌いじゃない。」と高柳は言い残し、去っていった。

そして、高柳は昔の恩師の「なぁ。お前は人を救えるか?」という言葉を思い出し、泣き崩れた。第6話に続く↓

-Sponsored Link-

第6話

第6話 あらすじ

曽我涼馬(犬飼直紀)は学校でほとんどしゃべらない生徒。成績も良くスポーツも得意で友達もいるが話している姿を見た者はほとんどいない。なんとか曽我を喋らせようとする教師たちを尻目に高柳(山田裕貴)はそれはおせっかいだと突き放す。高柳の異変を感じ取った逢沢いち子(茅島みずき)はなんとか元気づけようとするが…。高柳は曽我とのかいこうをきっかけに図書館でよく同席する田村創(杉田雷麟)の悩みに向き合うことに…

第6話 ネタバレ

高柳は、曽我がお昼に階段の踊り場で“おにぎらず”を食べているところに出くわす。落とした米粒を運ぶアリを見ながらほほ笑む曽我に、高柳は「本当に心から辛いときでいいから、声をあげてほしいです。私は、気づきたい…あのセミたちは、何を話しているのでしょうね?何に傷付き、喜んでいるのか。私もおせっかいですね。」と話した。

そんななか、田村は母親から「模試の結果を改めて見直しているけど、志望校は関東工科大学にしなさい。」とメールで連絡をうけた。図書館で落ち込む田村に高柳は「勉強は好きですか?田村君はどうして勉強するのですか?」と聞くと、田村は「先生だって、いつも勉強してるじゃん。」と答えた。すると高柳は“おにぎらずの作り方”というレシピ本を見せ「これも勉強ですか?」と言った。

その日の放課後、高柳と田村は一緒に帰ることになった。高柳は「勉強は受験勉強だけではありません。あそこに何があるだろう?と冒険することも勉強。勉強は本来楽しいものですよ。田村くんは大学に行くために勉強しているのですか?その大学は本当に行きたい大学ですか?」と質問した。田村は「お母さんが望んでるから。お母さんは僕の学費のために働いてくれてすごく優しいんです。」と答えた。高柳は「あなたは努力をやめずに、お母さんへの思いやりを持っているあなたは偉い。エリック・フォファーは “他者への没頭は、それが支援であれ妨害であれ、愛情であれ憎悪であれ、つまるところ、自分から逃げるための防御である”と言いました。大学へ進んだら、あなたは自分のための勉強をしてください。あなたは努力家で親思いの立派な人です。自分を愛し、自分だけのために生きて下さい。」と話した。

次の日、高柳は曽我の隣に座り、一緒に“おにぎらず”を食べ「無言の食事も悪くないですね。私たちは言葉の力を信じすぎているのかもしれません。曽我くんは言葉の力にとても慎重で、言葉を発しないことで、この世界に誠実に向き合っているんですね。 “我々は他人と同じになるように厳しい自己放棄によって、自身の4分の3を捨てなければならない”とショーペンハウアーは言いましたが、曽我くんは他人と同じようになろうとしていない。4分の2位ですね。」と語りかけた。それを聞いた曽我は「2分の1…」と声を出した。高柳はすかさず「約分しない方が伝わりやすいと思ったんですよ。やっぱり4分の1かもですね。」と答えると、曽我は少し笑いチョコレートを渡した。

その後、進路相談室で田村は「曽我くんは、大学に行ったらなに勉強したい?」と語りかけ、曽我は笑った。

第7話

第7話 あらすじ

体育祭を前に加熱するクラス全員参加のグループチャット。そんな団結心を白々しく感じる南香緒里(中田青渚)はあえて周囲と距離を置いている。香緒里は、同じ様な態度の逢沢いち子(茅島みずき)にシンパシーを感じていた。高柳(山田裕貴)の授業で個人主義という言葉を覚えたいち子は独断でグループチャットから抜けてクラスメイトからいじめを受けることに…。高柳はその問題について倫理の授業で対話することを提案する。

第7話 ネタバレ

高柳は資本主義国家には、雇い主と働き主の間で激しい貧富の差がが生まれることが問題で、こうした問題を解消するためサルトルたマルクスなどの様々な主義が生まれたと話した。そして高柳は「ベンサムは“なるべく多くの人になるべく多くの幸せを追求すれば、おのずと社会と個人の幸福は釣り合う”と主張した」と言った。

高柳の言葉に、香緒里は「みんなの幸せが私個人の幸せにはならないのに…私は1人主義だ。」と感じていた。

さらに高柳が、「ソビエト連邦(今のロシア)は社会主義国家だったが、うまくいかなかった。しょせん人間は、全員平等では努力しなかった。結果、経済は回らず国は破綻した。」と話すと、生徒の一人が「そーいえば、映画で見た社会主義国って悪いイメージがある。」と発言した。

高柳は、「それは資本主義国で作られた映画だからです。場所や立場によって何が正しいかは変わる。そのすべては不完全だからこそ、人々は幸福を求めているのです。この世界の矛盾を解消する主義が、もしかしたら、あなたたちから生まれるかもしれません。」と授業を終えた。

放課後、いち子と香緒里と高柳は教室で、今日の授業について話した。香緒里は「失敗した国があるのに、未だに社会主義があるのが不思議でした。周りの国から浮いちゃうのに。私もクラスのみんなに馴染めないから一緒です。」と話した。

いち子もそれに同意し「私も浮いてる。うちのクラス最高だよねっていうノリが苦手で」と言うと、香緒里も「分かる!」とうなずいた。

それを見ていた高柳は「二人は個人主義なんですね。そしてみなさんのクラスは集団主義なんです。結束力の強い集団の怖いところは、異分子を排除しようとするところ。個人では、できないむごいことを集団でやるようになる。そして、 それは全体主義という怪物になる。いじめに発展しない集団主義なら、許容範囲内で同意するのもありです。どうすれば、より多くの幸福が得られるのか考えましょう。」

それを聞いたいち子は、グループチャットをやめ、香緒里にも抜けることを勧めた。しかし香里は「私は1人が好きだけど、今日逢沢さん(いち子)と話してみて、個人主義だけじゃないのかもって思ったから、もうちょっと考えてみる。」と言った。

そして、二人は仲良く帰ったが、次の日のグループチャットでは、いち子を非難する発言が飛び交った。

その後、高柳はいち子のいじめ問題について倫理の授業で扱った。高柳は「逢沢さんが、孤立している状況ですが、グループチャットに戻るべきでしょうか?倫理は、どうすればよりよく生きるためか考える授業です。みなさんの意見を聞かせて下さい。これが、僕の最後の授業です。」と話した。第8話に続く↓

-Sponsored Link-

第8話(最終回)

第8話(最終回) あらすじ

クラス全員が入っているグループチャットから抜けたことでクラスメイトからいじめを受けるいち子(茅島みずき)。高柳(山田裕貴)は、その問題について倫理の授業で対話することを提案し“最後”の授業が始まる。いち子や恭一(池田優斗)たちの対話を聞いた高柳は、ある哲学者の言葉を生徒たちに贈る。そして迎えた卒業式の日、いち子は高柳に告白をすることに…。

第8話(最終回) ネタバレ

いち子は、大学行きたくて勉強を頑張ろうとしていたが、クラスのグループチャットの着信音がうるさくて退会し、それによりクラスメイトからいじめを受けてtいることを話した。

それを踏まえ高柳は「逢沢さん(いち子)が、グループチャットに戻るべきか?抜けたままでいるか?みんなで話し合って下さい。」と言った。みんなの意見が分かれるなか、言葉を発さない曽我は黒板に“最大多数の最大の幸福。そのために、たった一人の犠牲は容認されるのか”と書いた。

田村は「グループに戻って、通知の音を消しとけばいい。僕もそうしてる。たまにスタンプ送れば問題ないよ」とアドバイスし、都幾川は「逢沢さんをいじめてた事実は許せない。戻ったことで元通りにはならないよ。」と話した。

それを聞いて山野は、「通知切って、グループに戻るのは、とりあえずの妥協策で、根本的な解決になってないってことだと思う。納得はできてないってことだし。逢沢さんは、そこで踏ん張ってもいいんじゃない?」と言った。

谷口は以前、高柳に言われたように「誰が加害者とか被害者とか考えちゃいけないと思う。いじめっ子がいじめられることもある。」と言った。それを聞いて、高柳は少し微笑んだ。

そして、皆、今まで高柳に教えられたことを踏まえて、意見を出し合ったが答えは出なかった。

高柳は「みなさんが飾らず話してくれて、心地よかった。もっと聞きたいけれど、時間がありませんしね。僕は、逢沢さんがグループチャットに戻るかどうかの問いに明確な結論は出せない。共同体を維持するために、誰かが我慢するのか、正しさを守るために、人を傷つけてもいいのか。自分意思は他人より尊重されるべきか。たった今、ここで議論されている葛藤と同じことは、世界中に渦巻いている。あなたたちの思考は世界は繋がっている。パスカルは “人間は考える葦である”と言いました。人間は自然界では葦のように弱いけれど、考える力を持っている。我々の尊厳は、考えることの中ある。だから考え続けて下さい。自分のことじゃなく、目の前の相手のこと、遠い異国のひとたちも。これから産まれる未来の人のことも。」と言った。

いち子は「私はグループチャットに戻らない。友達なら、ここにいるみんながいるもん。」と笑って答えた。

そして最後に高柳は「これにて倫理を終わります。」と授業をしめくくった。

いち子は「世の中にはいろんな人がいる。私にとっては、正しいことが、他に人には違って見える。人は嫌な思いをしたりする。同じ世界に生きていても、見える景色は違う。人間って寂しいね。生きるってなんて独りぼっちなんだろ。分かり合えなくても近づきたい。傍にいようよ」と呟いた。

その後、いち子は勉強を続け、大学受験に合格した。田村と曽我が同じ大学に進学。

卒業式の日、いち子は高柳の告白することにした。谷口が見守るなか、いち子は「“愛こそ貧しい知識から豊かな知識への架け橋である”って、前に先生教えてくれたよね。私にとって先生が架け橋なの。付き合ってください。私これから勉強するから。もっと豊かになるから、先生の隣にいさせて下さい。」と言った。

高柳「ありがとうございます。気持ちだけ頂きます。逢沢さんなら、きっと良い人が見つかります。」
いち子「先生が私を振るのを若さのせいにしないで。それは私のせいじゃないもん。」
高柳「そうですね。逢沢さんは将来のことを考えていますか。結婚とか子供とか。」
いち子「子どもは欲しい。結婚式もしたい。なんでそんなこと聞くの?」
高柳「私は結婚には懲りたから、もうしません。」
それを聞いたいち子は、「それなら、もっと早く言ってほしかった…」と泣きながらその場を去った。

その後、コロナ禍のなか、皆はそれぞれの道を歩みはじめたーEND-

最終回は、生徒の一人一人がこれまで高柳からもらった言葉を昇華したような感動的な回でした。また。いち子の恋は成就しませんでしたが、高柳と出会ったことで、世界を大きく広げましたね。

では、ここから、ドラマ『ここは今から倫理です』の見逃し動画を第1話から最終回まで安全にフル視聴する方法をご紹介します。

\31日間トライアル中/

「ここは今から倫理です」見逃し配信はU-NEXTがお得!

NHKドラマ『ここは今から倫理です』はU-NEXTで視聴可能です。


配信

配信なし

配信なし

配信なし

配信なし

配信なし

配信なし

配信なし

配信なし

U-NEXTで『ここは今から倫理です』が配信されていることが分かったところで、ここからは、 U-NEXT経由でNHK作品を楽しむ方法を登録から解約まで丁寧にご紹介します。

U-NEXTではNHKで放送されるドラマ、ドキュメンタリー、映画を配信しています。

おまけに、 NHK公式のNHKオンデマンドよりお得で快適に動画を楽しめます。

トライアルでもらえる1000ポイントでNHK作品が視聴できる
NHK以外の最新映画やドラマも楽しめる
雑誌や漫画も読めちゃう

NHKオンデマンドで月額990円(税込み)かかるサービスが、 トライアルで獲得した1000ポイントで実質タダで楽しめます。

NHKオンデマンドではお試し期間はないので、初月からいきなり支払いが発生しますので、U-NEXTを利用したほうが間違いなくお得です。

注意!)通常のU-NEXTの獲得ポイントは600ptです。このサイトからご登録頂いた方は1000pt付与されますので、必ずこちらのページからU-NEXT公式サイトへアクセスしてください。

\全話配信中/

U-NEXTについてもっと詳しく

U-NEXTの基本情報

月額料金 2,189円(税込)
お試し期間 31日間
配信作品数 190,000本
もらえるポイント 1,200pt
トライアル期間は1000pt
アカウント 4人までOK
視聴できる作品 最新映画
国内ドラマ
海外ドラマ
韓流ドラマ
キッズ作品
アニメ…etc


お試し期間は31日間と配信サービスでは最長!
期間中の解約で¥0
NHKオンデマンドよりお得にNHK作品が楽しめる
見放題作品数NO.1
追加料金なしで、最大4人まで同時視聴が可能

トライアル期間が31日間とたっぷりあるので、まずはお目当ての作品見て必要なければ解約ができます。

U-NEXTは最新映画が最速で配信され、海外ドラマやアニメ、キッズ作品も充実しているのも嬉しいポイント。

\全話配信中/

U-NEXTでNHKをお得に見る登録方法

①「今すぐ観る」をタップ

U-NEXT公式サイトにアクセスして、ページの目立つところにある「今すぐ観る」をタップ。

②アカウント情報の入力

氏名(カタカナ)」「生年月日」「性別」「メールアドレス」「パスワード」を入力します。

②プランの確認・決済方法の入力

U-NEXTの加入プランを確認し、決済方法を選択・入力して下さい。

クレジットカードの場合は、「クレジットカード番号」「有効期限」「セキュリティコード」を入力し、「送信」をタップ。

決算情報を登録してもお試し期間内に解約すれば、料金の請求はありませんのでご安心を。

③NHKの作品を検索

U-NEXTの登録の完了画面となりましたら、続いてU-NEXTのトップページに移動します。

右上にある虫眼鏡アイコンをタップすると、ズラーッとカテゴリーが出てきます。

カテゴリーの中から「テレビ局」をタップ。

テレビ局の一覧が表示されます。

NHKオンデマンド」をタップします。

④適当な番組をタップ

配信されているNHKの番組が表示されます。

画面に表示された適当な番組をタップし、番組詳細ページを表示します(NHK作品ならどれでもOK)。

動画の再生ボタンをタップ(場所は上図参照)。

③まるごと見放題パックを購入

このページからご登録された方は1000ポイント付与されていますので、NHKまるごと見放題パックの項目にある「規約に同意しポイント利用し0円で購入」をタップ。

契約完了となります。お疲れさまでした。

購入完了メールも届きますので、そちらも確認して下さい。

まとめ

これでNHK動画と、U-NEXT動画を一緒に楽しめるお得な方法のご紹介をおわります。

U-NEXTは、「ここは今から倫理です」だけでなく新作ドラマ・映画や、子供向けアニメ、話題の映画など見放題作品も充実しているので、私も最大限お得に利用させていただいています。

現在キャンペーン中なので、まずは1カ月間「ここは今から倫理です」をとことん楽しんで考えてみても良いでしょう。この機会にぜひお試し下さいませ。なお、こちらは2020年12月の情報です。すでに、配信が終了している場合もありますので、公式サイトやアプリでご確認お願いいたします。

\「ここは今から倫理です」全話配信中/

  1. この記事へのコメントはありません。