『知ってるワイフ』第1話から最終回までのあらすじ結末ネタバレ

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『知ってるワイフ』は、結婚して変わってしまった妻に嫌気がさした主人公が過去に戻って別の女性と人生をやり直そうとする物語。今回は、過去、現在、未来を通して、結婚生活や家族の問題をリアルに描いた日本版『知ってるワイフ』の第1話から最終回までのあらすじ、ネタバレをご紹介いたします。

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『知ってるワイフ』第1話から最終回までのあらすじ結末ネタバレ

『知ってるワイフ』相関図

日本版『知ってるワイフ』キャスト・相関図は⇒こちら

第1話「人生は変えられる…選択を後悔する夫婦に起きた奇跡とは!?」

第1話 あらすじ

『あおい銀行』に勤務する剣崎元春(大倉忠義)は大きな悩みを抱えていた。それは、妻の澪(広瀬アリス)との関係。二人の子供もいて順風満帆にみえるが、悩みは澪の自分への態度。一方、澪もファミリーレストランで働いているが、家事、育児に非協力的な元春にいら立っている。ある日、急な仕事で保育園に子供を迎えに行けなかった元春は、怒った澪に物を投げつけられ、家から追い出されてしまう。大学時代の親友、木田尚希(森田甘路)が経営する居酒屋に駆け込んだ元春は、銀行の同僚、津山千晴(松下洸平)を呼び出し、澪と離婚したいと愚痴る。そんな矢先、商談に出かけた元春は、大学時代の後輩、江川沙也佳(瀧本美織)と再会。食事に行くと、元春は沙也佳から“学生時代に好きだった”と明かされる。沙也佳は巨大企業・西急グループの令嬢で、マドンナ的存在。当時、元春も憧れを抱いていたが、まさか自分を好きだとは思っていなかった。しかし、思い当たることがある。大学時代に元春は沙也佳からコンサートに誘われたことがあったのだ。その当日、バスに乗って出かけた元春は、車内で女性が財布を落としたのを見て拾い、途中下車して交番に届ける。財布を落とした女性こそ、高校生の澪だった。結局、沙也佳との待ち合わせに遅刻してデートは出来ず、この出来事が澪と結婚するきっかけとなっていた。あの時、バスを降りなければ…。その後も、相変わらず澪の冷たい態度に辟易しながら、外回りの仕事を終えて公園で一息つく元春。すると、目の前に奇妙な男・小池良治(生瀬勝久)が現れる。ぶつぶつと何かを呟く小池。“過去に戻ることが出来る”という言葉に反応した元春に、小池は500円硬貨を渡した。その硬貨が元春の人生を大きく変えることになり―。

第1話 ネタバレ

公園でで怪しい男から「あんたは宇宙に導かれる。人生は変えられる。2つの月だ。」と言われ、2010年の500円硬貨を2枚もらった元春。そして、バイク事故をした友人・木田を見舞った帰り道に見慣れない料金所に遭遇する。
そこで、男からもらった平成22年(2010年)製の500円硬貨を払った元春は、目を覚ますと大学時代に戻っていた。そして、あの日と同じように江川沙也佳にコンサートのチケットを渡された元春だったが…再び目を覚ますと今度は、2020年の元の日常に戻った。しかも、タイムトリップした日は木曜日のはずが火曜日になっていた。
そんななか、へそくりでゲーム機を買ったことがバレて澪と口論になった元春は「上司よりも取引先よりも、お前の相手をしている方が100倍大変なんだよ!」と家を飛び出した。一方、澪は、子育てと仕事の両立に加え、母親の痴呆も重なり、 「なんでこうなっっちゃんたんだろう。」と上手くいかない結婚生活を嘆いた。
そして元春は、 「これからは、幸せに生きる」と決め、平成22年(2010年)製の500円硬貨で料金所を抜け、澪と出会った運命の日に戻り人生をやり直そうとする。第2話へ続く↓

第2話「本当の彼女はどんな人?過去に戻って人生一変!!まさかの再会」

第2話 あらすじ

人生は変えられる”。剣崎元春(大倉忠義)は謎の男、小池良治(生瀬勝久)からもらった平成22年(西暦2010年)の500円硬貨で、二度目のタイムワープを試みる。 目覚めたのは、2010年の江川沙也佳(瀧本美織)からコンサートデートに誘われた日だ。記憶と同じく、元春は沙也佳とデートを約束。
大学から一度自分の家に戻り、デートに向けて準備を整えた元春はコンサート会場へ向かうためバス停へ。そこには高校生の建石澪(広瀬アリス)がいた。バスに乗ると、澪は元春の記憶通り財布を落として降りてしまう。ためらう元春だが、財布を拾って交番に届けた。 コンサートホールに急ぐ元春が交番を出ると澪とすれ違う。元春は澪と話すことはなく、そのまま沙也佳とのデートに向かった。コンサートの帰りに沙也佳から告白された時、元春の周囲が光に包まれる。元春が目を覚ましたのは見知らぬ部屋。しかし、隣で寝ているのは沙也佳だ。元春が時計を見ると、表示は西暦2020年。妻は澪から沙也佳に入れ替わり、住んでいる家は超豪華。広い家に高価な家具、専用のゲームスペースに元春は大興奮。「早く帰ってきてね」と優しい沙也佳に送り出され、高級車に乗って出勤する。元春は望んでいた結婚生活を手に入れた。銀行に出勤して同僚・津山千晴(松下洸平)と話した元春は、以前の人生では津山は結婚して双子の子供持ちだったが、今の人生では独身になっていることを聞き、周囲の人々が微妙に変化していることを知る。そして元春も澪との間にいた子供たちもいなくなってしまい、涙を流して後悔する元春。しかし、今回の人生こそ幸せに生きると決意。そんな元春の前に、なんと同僚として澪が現れる。独身であおい銀行に勤務する澪は、異動してきて元春と同じ支店で働くことに…。

第2話 ネタバレ

澪は、認知症の母の面倒をみるために、家の近くの職場である元春のいる銀行の支店に異動してきたが、夢の中で「澪…」と呼ぶ声の男性が、運命の人なのかもしれないと感じていた。
何も知らない元春は「澪がもしかして俺に復讐しにきたのかも…」と疑っていた。しかし、澪は窓口担当として、にこやかに、時には冷静に対応し、職場の上司や同僚から信頼される仕事のデキる女で、元春にも優しく魅力的だった。 どっちが本当の澪なんだ?
一方、沙也佳との結婚生活は何不自由ないものだったが「週末は私の両親と食事をすること、正月は私の両親への挨拶が先よ。結婚前に約束したでしょ。」と言われ、少し寂しくなった。
そんななか、小池良治を見つけた元春はタイムスリップについて「俺とあなた以外に人生を変えたことを知っている人はいませんか?」と聞くが、はぐらかされてしまう。
ある日、職場のみんなで飲み会にいった元春は酔いつぶれ、介抱してくれた澪と一緒に帰ることになった。すると澪が横断歩道でバイクに轢かれそうになり、とっさに元春は 「澪!」と強く抱き寄せてしまう。
驚く澪は「剣崎主任…もしかして?」と言ったが、元春は「大丈夫…ですか…」とごまかした。第3話へ続く↓

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第3話「振り込め詐欺被害を(秘)合図で防ぐ!? 彼女の本当の望みとは…?」

第3話 あらすじ

剣崎元春(大倉忠義)は、バイクとぶつかりそうになった建石澪(広瀬アリス)を思わず抱き止めた。驚いた澪は元春を見つめる。元春は澪の表情を見て、「自分が過去を変えたことを知っているのではないか?」と疑う。しかし、それは元春の思い過ごしのようだった。澪は自分と夫婦だったことも知らないし、職場で出会ったことも偶然だったと知り元春はホッとする。だが、澪は元春に“澪”と呼ばれた気がしてどこか懐かしい気持ちを感じていた。 最近、澪は、顔の分からない男性に“澪”と呼ばれる夢を何度も見ていたのだ。支店で行われた振り込め詐欺対策の勉強会の後、津山千晴(松下洸平)が澪を食事に誘う。澪は、今日は都合が悪いと断るが、今度必ず行くので食べたいものを考えておくと答えた。社交辞令を疑う津山に、澪の性格を知っている元春は彼女のことだから本当に考えるのではないかと伝える。帰り道、元春が車を運転していると倒れた自転車の脇にうずくまる澪を見つける。元春は放っては置けずに澪のもとへ。怪我の手当をしていると、澪は客が振り込め詐欺に遭っていそうな時の合図を決めようと言い出す。“まばたきをする”、“鼻をつまむ”などのサインを提示する澪に、元春は真剣には答えず、車に乗せて送った。澪を降ろした元春に、再び疑問が浮かぶ。なぜ自分が転倒した澪に出くわすのか?やはり偶然ではないのか?そんな時、元春は小池良治(生瀬勝久)を偶然見つける。なぜ澪が自分の前に現れたのかと尋ねる元春に、小池は“いくら人生を変えても、繋がりのある人間達は変わらない。必ず引き合い、目の前に現れる”と…。

第3話 ネタバレ

澪は、客の様子がおかしいことに気づき、“鼻をつまむ”サインを元春におくり、元春が警察に通報することで振込詐欺を未然に防いだ。警察への届け出を済ませた二人は、帰りに澪のお気に入りの中華料理店を訪れる。そこは、かつての元春と澪が行きつけの店として利用していた思い出の店だった。
元春は津山から聞いていたことを確かめることにした。「建石さんは、仕事にやりがいを感じているから結婚しても仕事を続けたいんだよね?」と元春が聞くと、澪は「やりがいは仕事じゃなくてもいいかもしれません。 専業主婦になっても旦那さんが笑ってくれてたらいいんです。」と答えた。
元春は、澪の本当の望みを知ることができたような気がした。そして、自分が澪にきちんと向き合っていなかったことを思い出した。
食事を終えた元春は、中華料理店で最後に、澪が好きだった苺の杏仁豆腐を2つデザートに頼んでしまう。澪は「主任、なんで私の定番のデザート分かったんですか?」と驚いた。元春は「超能力?」と誤魔化すも、別れ際に澪は、「剣崎主任。もしかして、私を知っていますか?昔どこかで会ったことがあるとか?何か親しみのようなものを感じて…」と話した。
そこに、澪の痴呆症の母が現れて、 「やっと会えた!!元春くん。私の婿さん。」と言った。澪の母親は何者なのか?第4話に続く↓

第4話「親友が彼女に告白!! 動揺し気づいた彼女のあの時の想いとは?」

第4話 あらすじ

を家へ送る元春。すると母の久恵(片平なぎさ)が現れて、元春に懐かしそうに抱きついてきた。さらに久恵は元春を婿と呼び、「澪が毎日怒るから家に帰って来なくなったのよ」と言うではないか。澪は「母が認知症を患っていて変なことを言ってすみません」と元春に謝る。だが、元春は気が気ではない。元春は、澪と結婚していた以前の世界で、すでに久恵の認知症が発症していたのではないか?と思い、ショックを受ける。忙しさにかまけて自分は気にもしていなかったが、澪の態度に思い当たることがあった。澪の家を出た元春は、久恵が「自分が過去を変えたことを知っているのではないか?」という疑念を拭いきれない。それを知っているのは自分ともう一人、小池良治(生瀬勝久)だけのはず。元春は小池を探しに出会った公園へ行くが、姿は見当たらない。翌日、元春はなぎさ(川栄李奈)から母が作ったいなり寿司を受け取る。かつて元春の母が作ったいなり寿司を澪が好きだったことを思い出した元春は、銀行で一人残業している彼女に届けに行く。すると、元春より先に来ていた津山千晴(松下洸平)が澪に告白をしていた。なぜか元春の気持ちは揺らいでしまう。
そんな矢先、泊りがけの研修に一緒に行くことになった澪と津山。津山はこれを機に彼女を口説き落とそうと木田と盛り上がるが、元春は思わず反対して―。

第4話 ネタバレ

沙也佳の両親とゴルフに行った元春だったが、研修に行った澪と津山が気になってしかたがない。一方、親睦会の後に津山と澪をバーに行こうとしたが、そこに元春が現れ、3人で飲むことになった。津山は澪を口説こうと思っていたのに邪魔が入ったことがおもしろくない。
元春は、澪が「悲しいときには、ラブストーリーの映画を見て、それを口実に泣くんです。」というのを聞いて、昔、自分が仕事が忙しくほったらかしにしていた時に、澪がリビングで一人ラブストーリーのDVDを見て大泣きしていたことを思い出した。
そして、津山が電話で席を外した際に、酔いつぶれている澪を見て 「ごめん。俺が、澪をモンスターにした…」と感じた元春は、思わず澪の頭をなでてしまう。それに気づいた澪は驚くが、元春は「ゴミが付いていただけ。」と誤魔化した。
そんななか、元春は街で偶然、澪の母親の久恵が、謎の男・小池良治に笑いかけ手を振っているところを見て驚く。二人の関係は…。
次の日、元春は沙也佳と、外で夕ご飯を食べる約束をしていたので銀行に残っていた。そこに帰ろうとした澪がやってきて「主任、失礼します。」と 元春の手を取り自分の頭に乗せた。
すると、ちょうどそこに元春を迎えにきた沙也佳が遭遇し、澪の頭に手を置いた元春を目撃してしまう。第5話につづく↓

第5話「彼女と親友がキス!? 溢れ出る本当の想い…再び過去に戻りたい」

第5話 あらすじ

剣崎元春(大倉忠義)は夕食の約束のため銀行に迎えにきた妻・沙也佳(瀧本美織)に、建石澪(広瀬アリス)の頭に手のひらを乗せている姿を見られてしまう。頭の上にほこりがついていたとごまかす元春だが、沙也佳は紹介された澪の建石という名字を聞き逃さなかった。以前、沙也佳が元春の車の中で見つけた名札だ。二人の関係を怪しむ沙也佳は、もう澪を車に乗せないようにと元春に告げる。
一方、澪は元春の手のひらの感触に動揺していた。同僚との飲み会を断った澪は、木田尚希(森田甘路)なぎさ(川栄李奈)の店に行く。木田となぎさに、津山千晴(松下洸平)との交際を勧められるが迷いを見せる澪。なぎさは恋に正解はないからしたいようにすれば良いと澪にアドバイスする。翌日、澪が目覚めると母・久恵(片平なぎさ)が朝食を作ってくれていた。しかし、遅刻しそうな澪は銀行へと急ぐ。
澪と津山が外回りのため銀行を留守にしている中、久恵が朝食を弁当として持ってやって来た。元春を見つけた久恵は「うちの婿が世話になっている」と行員たちに告げる。融資課長の西徹也(マギー)も支店長の宮本和弘(おかやまはじめ)も西急グループの令嬢である沙也佳の母が来たと思い大騒ぎに。元春は慌てて銀行から久恵を連れ出す。すると久恵は、思わぬ事を話し始めた。そんな二人のもとへ、澪が久恵を迎えに来る。久恵を家まで送り届けた元春と澪は、意識しながらもぎこちなく会話をする。その後、津山の誠実さを目にした澪は、津山と付き合うと返事をする。二人が付き合い始めたと聞いて元春は動揺するが、大喜びの木田となぎさは皆でキャンプに行こうと盛り上がり…。

第5話 ネタバレ

キャンプ場についた元春たち一行は、バーベキューなどを楽しむが、お嬢様育ちの沙也佳は、お風呂が小さいやら、ステーキがないやらで不満を連発。さらに、お酒が飲める澪に張り合い、沙也佳も酒を飲んだが酔いつぶれて寝てしまった。そんななか、澪が高熱で倒れてしまい解熱剤を飲むが熱が下がらない。元春はかつて澪が「私には、この解熱剤しか効かないの。」と言っていたことを思い出し、同じ銘柄の薬を探しに、車でキャンプ場を飛び出した。

そして、薬を買ってキャンプ場に戻ると、津山が澪を病院へ連れて行くところだった。それを遠くから見ていた元春は、 津山が助手席で眠る澪にキスをしているところを目撃してしまう。(実際は、津山は澪にシートベルトをしているだけ)

親友の津山と澪がキスをしていることに動揺した元春は、澪との夫婦生活に戻ろうと500円玉を握りしめ、タイムトリップした料金所に向かうは、その料金所は無くなっていた。
困った元春は、謎の男・小池良治に会いにいき「どうしたら、戻れるんですか?妻のことが嫌で嫌で過去を変えたけれど、俺は間違っていました。澪をモンスターにしたのは俺でした。澪を誰にも渡したくない。」と言ったが、小池は「今さらなんだ!お前が望んでこの人生を選んだんだろ。心が痛むか?その痛み、お前がこの人生を引き受けろ。 大人しく澪の幸せを祈ってやれ。」と答えた。元春は、後悔の念からその場で涙を流した。第6話へつづく↓

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第6話「もう失敗はしない… 最高の夫婦になる決意心の中で祈る想い」

第6話 あらすじ

自分自身のせいで建石澪(広瀬アリス)との結婚生活がうまくいかなくなったとようやく気づいた剣崎元春 (大倉忠義)は、親友の津山千晴(松下洸平)と澪の距離が縮まっていくのを見ていられず、小池良治(生瀬勝久)に号泣しながら「もう一度、過去を変えたい」と懇願するが、「覆水盆に返らず、あとの祭りだ。この心の痛みはお前がこの人生で引き受けるのだ」と言われてしまう。
自身の愚かさに気づいた元春は、現在の妻、沙也佳(瀧本美織)との円満な結婚生活を目指し、朝から掃除をして朝食を用意する。新婚時代みたいだと喜ぶ沙也佳は、今夜は話があるから早く帰って来て欲しいと頼む。翌日、監査で帰りが少し遅くなった元春は家路を急いでいたが、道でしゃがみこんでいる澪を発見。元春が声をかけると、澪は泣き出してしまう。澪の母、久恵(片平なぎさ)がいなくなってしまったというのだ。一日中、思い当たる場所はすべて探したが見つからず、「戻ってこなかったらどうしよう…」と途方に暮れる澪。沙也佳のことが気になりつつ、久恵を一緒に捜すことになる元春だったが…。

第6話 ネタバレ

久恵は亡くなった夫との思い出の場所にいくため、1日中バスに乗っていたところを澪と元春に発見された。澪は元春にお礼を言うが、元春は昔の恋と称して心の中では澪について語り始めた「いなくなって、初めて大切さが分かった。本当にごめん。いつも心の中で幸せでいろよと願っている。」と話した。澪は「私は心の中で思ったりしません。ハッキリ相手に伝えるんです。でも… 今日は心の中に想いをしまっておきます…」と言った。そして二人は、もどかしい気持ちを抱えたまま別れた。

そんななか、帰宅した元春が風呂に入っている間に、澪から着信が入った。沙也佳が電話に出ると「元春くんうちに泊まっていけばいいのに。 うちの婿さん元春くん。」久恵の声がした。今夜、元春と澪が一緒にいたと気づいた沙也佳は、元春の車のドライブレコーダーを再生すると、二人が社内で親密そうに話す声が聞こえた。沙也佳は元春と澪が浮気していると思い、結婚指輪を元春に投げつけた。元春は、澪の母親が認知症で、行方不明になって探していたと正直に答えた。沙也佳は「家族でもないのに!津山さんに任せておけばいいしゃない!」と問い詰めると、元春は 「ほっとけなくて…」と答えた。沙也佳は、元春の言葉にショックを受け、そのまま家を飛び出し、夜の街をさまよっていると、そこにフラワーショップ店員の上原(小関裕太)が通りかかる。

二人はそのままバーに行き、良い雰囲気になった。そして沙也佳は帰宅後、「ビハインド」というあおい銀行の裏掲示板に、澪のことを書き込んだ。第7話へ続く↓

第7話「ネットの誹謗中傷が大事件に!? 夫婦の本音価値観の違いで亀裂」

第7話 あらすじ

剣崎元春 (大倉忠義)は、建石澪(広瀬アリス)への未練を断ち切って沙也佳(瀧本美織)を大切にしようと心に決めた。だが、澪の母・久恵(片平なぎさ)を2人で探していたことを沙也佳に隠した嘘がバレてしまい、沙也佳に澪との関係を疑われ口論になってしまう。家を飛び出した沙也佳は、路上で遭遇した上原邦光(小関裕太)と飲みに行き、気を紛らわそうとする。酩酊し家に帰ると、酔った勢いでパソコンを開き、ネット掲示板に澪への誹謗中傷を実名で書き込み始める。探しに行った元春が戻ると沙也佳はすでに寝ていた。次の日、元春の支店で騒動が起きる。掲示板の澪への誹謗中傷が銀行への信頼を損なう、と問題になってしまう。その頃、沙也佳は昨夜の投稿を思い出し激しく後悔するが、なす術も思いつかず途方に暮れる。一方、元春はもしかして沙也佳が書き込んだのではないかと疑うが、昨夜の口論の事もあり聞くことが出来ない。そして、沙也佳の投稿はさらに波紋を広げる。何者かが投稿に乗じて支店の行員たちの写真を投稿し、行員たちへの嘲笑まで広がりはじめたのだ。自分の誹謗中傷については気にする様子はなかった澪だったが、これには怒った。澪は津山千晴(松下洸平)と最初の投稿者を突き止めるため調査会社へ依頼に行く。津山の残業を代わることになった元春は、理由を話して沙也佳に帰りが遅くなると電話した。自分が犯人だとバレてしまう!と沙也佳がうろたえていると、ちょうど上原が花を届けに来た。沙也佳は上原に泣きつき、何とか投稿を削除する。その夜、元春が家に帰ると、沙也佳は何事もなかったように出迎えた。昨夜の口論を謝罪した元春だが、パソコンを開けた時に、問題の掲示板にアクセスした形跡を見つけ疑念を抱いてしまう。そんな折、元春の母が白内障の手術の為に入院する。

第7話 ネタバレ

元春は沙也佳を誘い、母親の様子を病院に身に行くが沙也佳は「明日の大切なパーティーの準備で忙しいので。」と、すぐに帰ってしまう。そんななか、澪の痴呆症の母親が元春の母親の病室に、遊びにやってきた。偶然にも澪の母親も治療のため、同じ病院に入院していたのだった。澪は「母が迷惑をかけてすみません」と謝るも、元春は、お互いの母親と澪とトランプをして楽しい時を過ごし、元春の母も「澪さんみたいなお嫁さんが理想だわ。」と呟いた。
その夜、元春は病院から沙也佳に電話をし、「明日1日だけ、うちの母親を家に泊めてもいいかな?」と聞くと、沙也佳は「明日はパーティーがあるから絶対無理。明日絶対に遅れないでよ。」と答えた。そこへ澪が通りかかり、調査会社から電話がかかってきた。澪はビハインドで自分を誹謗中傷したのが元春の妻だと知ったが「 全然知らない人でした。投稿も削除されてるし、訴えるのはやめます。」と嘘をついた。元春は澪が自分を気遣ってくれていると気づき、「申し訳ない。それと…ありがとう。」と伝えた。
次の日、元春は母親を妹の家に送り届け、家でスーツに着替えパーティーに向かうが、何もかもが嫌になり小池に会いに行った。その後、帰宅した元春だったが、沙也佳はパーティーに来なかった元春を責め、 「お母さん、命にかかわる病気じゃないでしょ。お父さんが店を休めないんだったら、お店の1日分の売り上げだって出してあげたのに。西急グループの娘でいることは大変なのよ!」と言った。それを聞いた元春は「は?自分さえよければ他人はどうだっていいのか?他人を誹謗中傷し、陥れたら満足か?」と言い沙也佳がビハインドに関与していたことを突き付けた。沙也佳は「先にウソをついたのは、そっちよ。元くん変わったね。前は何でも私を優先してくれたのに。」と言い、元春は 「そうだよな。俺は女神さまの召使だもんな。」と言い返した。元春が、ずっと自分のことを「召使い」だと思っていたことにショックを受けた沙也佳は、家を出てフラワーショップ店員の上原(小関裕太)の元に向かった。そして上原に「私をどこか遠くに連れて行って。」と言った。第8話に続く↓

第8話「壊れゆく夫婦関係… それぞれの恋の始まりマラソン大会で事件」

第8話 あらすじ

剣崎元春 (大倉忠義)が目覚めても、前夜家を出た妻の 沙也佳(瀧本美織)は帰ってきてはいなかった。沙也佳は自分よりも建石澪(広瀬アリス)や実母を優先する元春にいら立ち、元春もそんな沙也佳にうんざりしていた。口論の末、沙也佳が家を出たのは元春が放った“自分は女神様の召使い”という言葉が引き金だった。沙也佳は上原邦光(小関裕太)と行動をともにしたが、翌朝はひとりホテルの部屋で迎えていた。その日、元春の支店では澪と津山千晴(松下洸平)の交際が知れ渡ってしまう。一方、元春が外回りから戻ると、沙也佳から洋服などが詰まったスーツケースが届いていた。仕事を終えた元春は木田尚希(森田甘路)の店へ行き、沙也佳との一連の喧嘩について話す。しかし元春の妹のなぎさ(川栄李奈)はこれまでも元春に自分や自分の両親を優先させてきた沙也佳が気にくわないし、そもそも合わないから元春に離婚した方が良いとまで言い出した。津山とそこに同席していた澪は、その話に表情が変わる。その夜、家を追い出された元春は津山の部屋に泊まるが、電話で話しても沙也佳の機嫌は直らなかった。翌朝、元春は澪に声をかけられる。自分のせいで沙也佳を誤解させているなら説明しに行くという澪だが、元春は澪には関係ないことだからと告げる。週末、銀行のマラソン大会が開催されるが、元春は前夜に起きた出来事でひどく落ち込んだまま。そこにある事件が起きて――

第8話 ネタバレ

沙也佳から離婚届けを渡された元春は、朝まで部屋で酒を飲み、一睡もせずにマラソン大会に参加した。澪は、誰かが倒れたことを知り、引き返すが、それは元春ではなかった。そんな澪に、木の下で休んでいた元春がはなしかけると澪はホッとして泣き崩れた。澪は「剣崎主任がいなくなったら…父みたいに大切な人がいなくなったらどうしようかと思いました。気が付くと剣崎主任を目で追って、ずっと一緒にいたいと思っちゃうんです。 剣崎主任が好きです。」と元春を見つめた。元春は澪の手を強く握り「俺たちはダメだ。」と言うが、澪は元春にキスをした。第9話へ続く↓

第9話「親友を失いたくない… 遂に明かされる真実」

第9話 あらすじ

銀行のマラソン大会の途中、建石澪(広瀬アリス)は、剣崎元春 (大倉忠義)が倒れたと勘違いした事で抑えていた本当の気持ちに気づいてしまい「剣崎主任が好きです」と告白し、キスをしてしまう。しかし元春は澪の思いを受け入れることをしなかった。元春は小池良治(生瀬勝久)に、妻の沙也佳(瀧本美織)と離婚したことを話す。かつて澪との結婚生活がうまくいかなかったのは自分自身のせいだと気づいたにも関わらず、沙也佳との結婚生活でも同じことを繰り返して、何も変わっていないと後悔する。すると小池は、澪とやり直せるから良かったのではないかと言う。 しかし元春は、親友の津山千晴(松下洸平)と澪は交際しているから絶対に出来ないと告げる。そんな事をしたら今度は親友を失うと。だが、事態は思わぬ方向に動き出す。澪が津山に別れを切り出したのだ。木田尚希(森田甘路)の店で澪にフラれたと泣く津山。澪には他に好きな人がいるようだと続ける津山に、木田は二股だったのかと驚くが、居合わせた元春は、澪はそんな女性ではないとかばうのが精一杯だ。一方、澪と一緒にジョギング中のなぎさ(川栄李奈)は、澪から津山と別れた事を知らされる。好きになってはいけない人を好きになってしまったと打ち明ける澪に、なぎさはその相手は兄の元春ではないかと尋ねる。驚く澪に、なぎさは責めることも、応援することもしないが話ならいつでも聞くと告げた。翌日、元春は澪に津山とのことを考え直して欲しいと頼みこむが、澪は元春との関係の進展に期待もしていないし、この前のキスには何の意味も責任もないので、答えを求めている訳ではないと告げる。そんな二人の会話を聞いていたのは、津山で――。

第9話 ネタバレ

澪の好きな相手が元春で、しかも二人はキスをしていたことを知った津山は、元春を殴り、「俺を陰で笑っていたんだろう!」と怒った。それにより元春は津山の家を出てホテル暮らしを始め、本社に支店の異動を願い出た。
一方、澪の母・久恵は小池と公園で偶然会いトランプをした。小池は「 もうすぐ9月2日ですね。月が2つ。でも俺はもう戻りません」と言った。すると久恵はすべて知っているかのようにほほ笑んだ。
そんななか、澪はまた、ある男性の夢をみたが、今回は相手の顔がハッキリと見え、それは元春であることに気づいた。目が覚めた澪は、元春の母校を訪れた。するとそこに、元春もいた。
澪は「私は夢で、剣崎主任に恋をして結婚し、子供が生まれ、すごく怒る夢を見るんです。なぜそんな夢を見るのか分かりません。そして、私が行ったことのないケイセイ大学にある鐘が出てきて…それで、やって来たら剣崎主任がいて…。母が剣崎主任を婿だと言ったり…。これはただの偶然ですか?何か知ってたら教えて下さい。」と聞いた。
元春は 「澪と俺は夫婦だったんだ。俺の妻だったんだ。」と答えた。第10話に続く↓

第10話「夫婦だった事を告白 全てを失い過去へ戻る最後のチャンス到来」

第10話 あらすじ

「俺たちは夫婦だったんだ――」剣崎元春 (大倉忠義)建石澪(広瀬アリス)に過去を変えたことを打ち明ける。澪と結婚したがうまくいかなくなってしまった以前の人生でタイムスリップする機会を手に入れ、過去に戻り、澪と出会わない人生を選択した人生を生きることになったと明かす元春。しかし、澪はバカげていると言って去ってしまう。翌日、元春も仕事に身が入らず、津山千晴(松下洸平)との関係修復もままならない。仕事を休み家にいた澪は、元春の告白と今までの行動を思い返す。すると、元春の告白と母の久恵(片平なぎさ)の妄想だと思っていた話の共通点に気づく。
終業後の元春を、澪は喫茶店に呼び出す。澪は夢の中で見ていた元春の姿と久恵の話、そして当事者でしか知ることが出来ない高校時代のバスでの出来事を元春が知っていたことで、過去を変えた話に納得するしかないと告げた。続けて澪は、なぜ結婚生活が上手くいかなくなったのかと元春に問う。元春は仕事にかまけ家事や育児をないがしろにし、澪が寂しい思いをしていることに気づこうともしなかった事で辛い思いをさせてしまったと謝り、自分は澪にふさわしくないと告げて店を出た。それでも諦めきれない澪は木田なぎさ(川栄李奈)から元春の宿泊しているホテルを聞いて車で連れ出す。二人は元春の前の人生で行った初デートの海辺へ。澪は結婚生活の破綻はどちらか一方のせいではないのではないかと話し、悪いと思っているなら今の自分のそばにいて欲しいと元春に告げた。そんな時、元春の携帯電話に西徹也課長(マギー)から緊急連絡が入る。その連絡をきっかけに、思いもよらない展開が元春を待ち受けていた―。

第10話 ネタバレ

元春が急いで、銀行に向かうと、以前、沙也佳の父から「私が保証する会社だ」融資を頼まれていたカネダ通商が、融資をして1週間で不渡りを出し破産し、そのせいで、支店長の宮本がクビになるかもしれないと聞かされた。
さらに元春は、沙也佳の父も、カネダ通商の計画倒産に共謀していたことに気づく。沙也佳の父は「黙っていてくれ!」と元春に頼むが、元春は「それは出来ません。」と断った。すると沙也佳の父は「沙也佳と離婚したそうだな。これ以上、娘を傷つけないでくれ。」と言った。
次の日、元春は、本店に「カネダ通商は沙也佳の父のペーパーカンパニーで、2憶円の融資を受け計画倒産した。宮本支店長は、何も知りませんでした。」意見したが、逆に元春が、沙也佳と結婚していたこともあり、計画倒産に加担したのではと疑われてしまう。
そんな元春の様子を知った、あおい銀行の仲間は、元春を救うため、あおい銀行の裏掲示板「ビハインド」に元春の無実を書き込み、街頭で署名活動を行った。
一方、父親のコネも金も元春も失った沙也佳は、自分一人の力で生きていく決意をし、田舎で行われるコンサートにチェリストとして参加し、新しい人生を歩み始めた。
2020年9月2日ー元春は検察庁で事情聴取を受けたが、証拠不十分で不起訴となった。しかし、宮本支店長のクビは免れたものの元春は、あおい銀行を解雇され、そのまま行方をくらました。
心配した、澪や津山は元春を探しにいくが見つからない。その夜、澪は元春が海にいるのでは…と家を出ようとするが、久恵から「誰でも取り戻したい過去がある。」と言われ久恵も過去に行ったことがあることを知る。
澪が海に到着すると、元春は「俺は、またみんなを不幸にした。澪は帰れよ!」と言ったが、澪は「絶対に離れない。」と元春を抱きしめた。
澪に家まで送ってもらった後、元春は小池の元に向かい、500円玉を受け取り「もう戻らない」と料金所を通り、また過去に戻った。夜空には2つの月が浮かんでいた。↓いよいよ最終回

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最終回◆

最終回 あらすじ

剣崎元春 (大倉忠義)澪(広瀬アリス)との結婚生活を変えるため過去を変え、学生時代に憧れていたマドンナの沙也佳(瀧本美織)と夫婦になる人生を選んだ。元春は理想の人生を手にしたかに見えたが、職場の銀行に異動でやってきた独身の澪と再会し、妻だった時と全く違う溌剌とした姿に動揺する。やがて、澪を恐妻に変えてしまったのは、自分の結婚生活時代の行いのせいなのでは?と気づき、気持ちが揺れはじめる。元春は沙也佳という妻がいるにも関わらず、何かと気になる澪のことを助けてしまう。そんな行動により、やがて沙也佳との生活も破綻を迎える。さらに銀行の部下として出会ったはずの澪は再び元春に恋心を抱くようになり、そのせいで親友の津山千晴(松下洸平)との友情は壊れ、職場の人間関係も破綻。沙也佳の父親に汚職の片棒を担がされたことを告発した結果、沙也佳の家族も不幸に。自分がいることで「出会う全ての人を不幸にしてしまった」と激しく後悔した元春は、小池(生瀬勝久)から渡された五百円硬貨を持ち再び過去へタイムスリップする―。元春が目覚めたのは、10年前の澪と出会った日であり、以前、タイムスリップした時は沙也佳と初デートをした日だ。元春は「今日は家から一歩も出ない。絶対に会っちゃいけない人たちがいる」と二人に会うことを避け、再び現在へ戻る。すると元春は見知らぬ部屋で目覚めた。状況を確認すると目論見通り独身で、どうやら大阪で生活しているようだ。仕事は機械関連の商社の営業マンに変わっていた。携帯の連絡先には澪や沙也佳、津山も入っていない。このまま澪たちに出会わず、ひとりで淡々と毎日を過ごしていけば良い。そう思う元春だったがある日仕事の関係で東京へ出張することになり、そこで予想もしない事態が巻き起こる―

最終回 ネタバレ

東京に出張した元春は、友人の木田がなぎさと付き合って、今度結婚することを知り安堵する。そして津山と澪が気になった元春は、あおい銀行に行くが、津山は澪とは結婚せず、別の女性と結婚し双子の子どもをもうけていた。

そして、澪は変わらずあおい銀行の受付業務を行っていた。自分のことは知らないと思った元春は、澪に口座開設を依頼するが、そこへ かつて、振込詐欺に合いそうになった女性がやって来た。

以前、窓口で客が振り込め詐欺に遭いそうになったときに、澪は“まばたきをする”、“鼻をつまむ”などのサインを元春に提示して二人で振り込め詐欺を防いでいた。

しかし、今回は、澪は元春のことも知らず、元春も銀行の人間ではないので、助けることはできない。そんななか、澪は知らないはずの元春に向かってまばたきをする”、“鼻をつまむ”などのサインを出した。

「なんで澪が俺のことを知っているんだ?」と不思議に思いながらも、元春は地域の防犯センターの職員のフリをして女性を詐欺から救った。

その後、元春は公園で澪と待ち合わせをして、自分のことをどうして知っているのか説明してほしいと頼んだ。澪は、最後に元春に会ったときに、久恵から500円玉をもらい、元春の後をつけて 一緒に料金所をくぐって過去に戻ったと明かした。

過去に戻った澪は、女子高校生だった。澪は、出会いの場所であるバス停に、毎日 立ったが元春は現れず、元春がいそうな大学や店などを探し回ったが、見つけることができなかった。

そんなある日、澪が目を覚ますと2020年になっていた。父は以前よりも2年長生きして亡くなり、母の久恵の痴呆は発症していなかった。木田が居酒屋を経営していた店も、空き店舗のままだった。

その後も元春を待っていた澪だったが、ついに、あおい銀行の前に佇む元春を発見する(それが今日)。そして、元春と一緒に振り込め詐欺を未然に防いだ。

澪「私は、これからも剣崎主任のいない未来は描けません。」
元春「俺は2回も澪を傷つけ、逃げ出した。」
澪「3度目の正直です。だって今日も銀行に来たじゃないですか。」
元春「支店の近くの美味しいハンバーグ屋さんに行きたかっただけ…だめだ。言い訳が見つからない。ずっと澪と離れて良かったって自分に言い聞かせてきた。そうしないと心が揺らぐから。会いたくて仕方がなくなるから。ずっと会いたかった。澪が好きだから。」
澪「知ってます。」
元春「ずっと澪を取り戻したいと思っていたけど、 取り戻すのは自分自身だったんだ。澪と生きていくと決める自分を。澪と一緒に幸せに生きていきたい。結婚しよう。 俺の妻になって下さい。
澪「はい。」

そして二人は「これから笑って暮らそう。」と抱き合った。

数年後ー。結婚した二人には子どもが生まれ、忙しい日常を送っていた。しかし、以前のように元春と澪は言い争うことはなく、二人で協力して子育てや仕事に奮闘するのだった。ーEND-。

何度も人生をやり直す元春にヤキモキしましたが、最終回は文句なしの結果オーライなエンディングでしたね。最後には「人生は選択の連続。その一見、小さな選択が、自分たちの思い描く未来につながっている。」という大切なことを教えてもらいました。

原作の韓国版『知ってるワイフ』の結末は以下にまとめてありますので、ご覧になって下さい。
原作の韓国版『知ってるワイフ』あらすじ・ネタバレは⇒こちら

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