鍵盤ハーモニカの小学校おすすめランキング!ヤマハ?スズキ?選び方
日本のほとんどの幼稚園・保育園・小学校で習う鍵盤ハーモニカ。一言で「鍵盤ハーモニカ」といってもメーカーや値段も様々で、どれを選んでいいか迷っちゃいますよね。そこで今回は、鍵盤ハーモニカの選び方と長く使える鍵盤ハーモニカのおすすめランキングをご紹介いたします。
『鍵盤ハーモニカ』の選び方
◆アルト32鍵盤
鍵盤ハーモニカは内部にある「リード」が1秒間に数百回振動して音を奏でます。そして、鍵盤ハーモニカの音域には、ソプラノ・アルト・バスの音域がありますが、小学校などの音楽の授業で使用するのは、人間の声の音域に近い アルト音域が定番です。アルト音域なら合唱や合奏、伴奏なぢ幅広いシーンで使えるからです。
さらに、鍵盤数(音数)も25鍵から44鍵までありますが、幼稚園や小学校の教材で使われるのは 32鍵盤が基本となります。32鍵盤なら、小学校の音楽の教科書にのっている曲はすべて弾くことが可能です。
ですので、幼稚園から小学校まで使用する鍵盤ハーモニカを購入する場合は、 アルト音域の32鍵盤のものを選ぶようにしましょう。
◆ケースはソフト?ハード?
ハードタイプ
ハードタイプはとにかく頑丈なことがメリットです。通学時など持ち運びするときに、少々乱暴に扱っても壊れにくいです。その反面、持ち手部分がまっすぐで硬いこともあり、少し持ちにくく、ソフトケースに比べて重く感じます。
また開閉部分はカチッとはめるタイプがあり、最初は少々固い(開閉を繰り返すうちに閉めやすくなる)ので、小さいお子様は少し手こずるかもしれません。
収納スペースも限られているので、ホースをきちんと入れないとフタが閉まらない場合があるので、最初に片付けの練習をするのもいいですね。
ソフトタイプ
ソフトケースは、軽くて持ちやすいのがメリットです。鞄のように持ち運びがしやすいので通学時にも負担がありません。また、スペースも余裕があるので、ホースも片付けしやすいです。
反面、学校によっては重ねて保管する場合もあるので、ソフトケースだと少し心配な部分もあります。机の横や個別のロッカーに吊るすのか、保管方法も確認しておくと良いでしょう。
最近では、ソフトの軽さと耐久性のハードを合わせた、セミハードケースも登場しているので、オススメです。
◆サポートやメンテナンス
耐久性のある「ピアニカ」で有名な「ヤマハ」、国産鍵盤ハーモニカ第1号「メロディオン」の呼称でお馴染みの 「スズキ」、集合音がきれいな「ピアニー」の 「ゼンオン」など3大メーカーは学校指定になっているので安心ですね。
ただし、鍵盤ハーモニカは、学校用品のなかでも高額です。最近はリーズナブルでカラフルな海外製のものも人気があり、音にそこまでのこだわりを持たないなら選択肢に入れてもOKでしょう。
その場合は、 保証付きか、修理に対応しているか、付属品だけ購入できるか、などメンテナンスや保証部分が充実しているかチェックしましょう。
鍵盤ハーモニカの小学校・幼稚園おすすめランキングトップ7
鍵盤ハーモニカの選び方が分かったところで、ここからは幼稚園・保育園・小学校のオススメの鍵盤ハーモニカをランキング形式で発表していたいと思います。
7位◆HOHNERホーナー「メロディカ」
鍵盤ハーモニカの元祖!音楽ファンも魅了
鍵盤数 | 32鍵盤 |
音域 | アルト |
ケース | ハードケース |
付属品 | 卓奏用唄口、立奏用唄口 |
1857年から続くドイツの老舗ホーナーは、ピアニカ、メロディオンよりも古い歴史を持つ鍵盤ハーモニカの元祖「メロディカ」の産みの親。国内大手メーカーの製品とは違った太くたっぷりとした音色は、音楽ファンからも定評があります。
ありそうでなかった、白黒のデザインが格好良く、白鍵が真っ白ではなくややオフホワイトで高級感があります。
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6位◆Eastar 鍵盤ハーモニカ
本格的な音と高級感のあるソフトカバー
鍵盤数 | 32鍵盤 |
音域 | アルト |
ケース | ソフトケース |
付属品 | 高品質のバッグ、チューブ、ショルダーストラップ、立奏用の吹き口 |
リン青銅のリードと銅ベースを使用して本格的な音を実現。
クールなブラックボディは大人にも人気で、高級感のあるソフトカバーは、とにかく軽く扱いやすい!
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5位◆鈴木楽器製作所「メロディオン MXA-32」
鍵盤数 | 32鍵盤 |
音域 | アルト |
ケース | ハードケース |
付属品 | 立奏唄口、卓奏唄口 |
吹く息がそのまま音になるように演奏できえうスズキのメロディオン。色はピンクとグリーンで優しい色も魅力です。
卓奏唄口の収納が、はめ込み式ではなく「置くだけ収納」なので、授業の準備や片付けもスムーズに行えます。
また6年間保証で、幼稚園から小学校まで安心してお使い頂けます。
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4位◆G&G「メロディメリーMM-32」
基本セットでお手頃価格が魅力
鍵盤数 | 32鍵盤 |
音域 | アルト |
ケース | ハードケース |
付属品 | 立奏用吹き口、卓奏用ホース、お名前シール、メンテナンスクロス |
音楽の授業で使われる音域はすべてカバー、ヤマハやスズキ製のものと同じサイズ感で使いやすく、お手頃なお値段です。
壊れても買い換えれる値段で、さらに卓奏用パイプ・立奏用唄口は別売りされているので買い替えにも対応してくれます。青・緑・ピンクのカラフルな3色展開も人気です。
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3位◆ヤマハ「ピアニカP-32EP」
定番モデルと安心の保証
鍵盤数 | 32鍵盤 |
音域 | アルト |
ケース | ハードケース |
付属品 | 吹き口・演奏用パイプ |
小学校や幼稚園で一番多く使用されているヤマハ製のピアニカ。ひときわ澄んだ音と美しい集合音が魅力で音量も豊かです。
ピアニカのホースにはクリップがついており、演奏しないときにはクリップで吹き口が固定できるので衛生的。ケースも従来のもより50g軽くなり持ち運びの楽になっています。
6年間の保証もついていますので、幼稚園で購入して、小学校まで安心して使用できます。
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2位◆キョーリツコーポレーション「メロディピアノP3001-32K」
コスパ最強!豊富なカラーで個性的に
鍵盤数 | 32鍵盤 |
音域 | アルト |
ケース | ハードケース |
付属品 | 専用ホース・専用吹き口・ネームシール・階名シール・クリーニングクロス |
アルトの32鍵盤で、授業で使用される音域はすべてカバー。ハードケースは他のメーカーと同じサイズで、楽譜を立てかけても倒れないようになっています。カラーも豊富で、お子様の好みにも幅広く対応。
たくさん練習しすぎて、「ソ」の音が出なくなったという場合も、3年間保証があるので安心。メンテナンスもついて、お手軽なお値段ということもあり大人気の商品です。
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1位◆鈴木楽器製作所「メロディオンFA-32」
セミハードケースと安心の「スズキ」ブランド
鍵盤数 | 32鍵盤 |
音域 | アルト |
ケース | セミハード |
付属品 | 立奏唄口・卓奏唄口・お手入れ用クロス |
軽さと耐久性を兼ね備えたセミハードケースを採用した鈴木楽器製作所「メロディオンFA-32」。セミハードケースは机に置いても“カタカタ”しないので授業にも集中できます。
鍵盤ハーモニカは内部にある「リード」が1秒間に数百回振動して音を奏でます。スズキのメロディオンはその「リード」部分に強くしなやかなリン青銅を使用しているので、良い音が長持ちします。
値段と品質のバランスが良く、持ち運びと耐久性を兼ね備えたセミハードカバーという点で一番人気となっています。
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最後に
実は鍵盤ハーモニカは、アメリカ人はほとんど知らないマイナーな楽器で、日本独特の文化ともいえます。「子ども」が使う楽器というイメージが強いですが、大人の趣味として、鍵盤ハーモニカを演奏される方が増えているそうです。
鍵盤ハーモニカは表現の幅が広く、とても楽しい楽器なので小学生まで使うなんてもったいない。ぜひお気に入りを選んで、長く楽しんでみて下さい。
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