『芋たこなんきん』最終回までのあらすじ結末と相関図キャスト

朝ドラ

バツイチ5人の子持ちと結婚し、10人の大家族に飛び込んだ女性小説家・田辺聖子の半生をユーモアたっぷりに描いた朝ドラ『芋たこなんきん』。そこで今回は、2006年に放送され、じわじわした面白さがやみつきになると評判だった朝ドラ『芋たこなんきん』のキャスト相関図と第1話から最終回までのあらすじ結末をネタバレでご紹介いたします。

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『芋たこなんきん』相関図

本作の時代設定はヒロインの現在(37歳~)で、過去を回想していく形で物語が進行していきます。

花岡家と徳永家に関わる人々

文学界、友人、その他


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『芋たこなんきん』キャスト一覧

花岡家

ヒロイン:花岡町子藤山直美
藤山直美(37歳以降)
尾高杏奈(15歳以降)

売れっ子小説家。戦時中は愛国少女だった。37歳となり大阪の金物商店で働いていたところ、バツイチで子持ちの、通称「カモカのおっちゃん」こと開業医の徳永健次郎(國村 隼)に出会い結婚。大家族に飛び込んだ町子は、作家業と家事育児の両立に奮闘していく。

15歳以降の町子役を演じる尾高杏奈さんは、前々作の朝ドラ『風のハルカ』で少女時代のちい役を務めました。

母:花岡和代鈴木杏樹/香川京子
鈴木杏樹(33歳以降) 香川京子(60歳以降)

町子の母。

父:花岡徳一城島茂(TOKIO)

町子の父。写真館を営んでいた。町子を手放しで愛した優しい一家の大黒柱。終戦を迎え、体の不調を訴え亡くなってしまう。

妹:花岡(北村)孝子メイサツキ

町子の妹。娘の良美をピアニストにしたいと思っている。

弟:花岡信夫西興一朗

町子の弟。

花岡写真館の人々

祖父:花岡常太郎岸部一徳

町子の祖父。

祖母:花岡イト宮田圭子

町子の祖母。

曾祖母:花岡ウメ淡島千景

町子の曾祖母。

叔父:花岡茂西川忠志

町子の叔父。

叔母:花岡文代増田未亜

町子の叔母。写真技師の亀田と恋仲。

叔母:花岡昌江尾野真千子

徳一の妹で、町子の叔母。

従兄:信次宮﨑将

町子の従兄・和代の甥。東京の大学に通う。町子の初恋の相手。出征して…。

将さんは、宮崎あおいさんのお兄さんです。

亀田山下徹大

花岡写真館の写真技師。文代とあいびきをしていたが、故郷の写真館を継ぐことになり…。

浦田にわつとむ

花岡写真館の写真技師。戦争に召集され…。

徳永家

町子の夫:徳永健次郎國村隼(41歳以降)

開業医。先妻を病気で亡くした5人の子持ち。我が子を亡くした喜八郎の勧めで内科医となる。“通称カモカのおっちゃん”。突然、町子に求婚し結婚するが、肺がんを患い…。

「カモカ」とは、関西の言葉で、「化け物や怖いもの」を指し、「悪い子がいたら噛もか~(噛もうか)」の意味もあるそう。

徳永喜八郎小島慶四郎

健次郎の父。

徳永イシ岩本多代

健次郎の母。50年前の奄美でわが子を亡くした悲しい経験がある。

徳永昭一火野正平

健次郎の兄。女グセが悪い。

平真佐美なるみ

昭一の内縁の妻。兄の広明に借金があると昭一に相談し…。

徳永晴子田畑智子

健次郎の妹。勤務先の病院の外科主任となる。病院の部下・東條祥吾からプロポーズされ結婚する。

田畑智子さんは、2000年に「私の青空」で朝ドラヒロインを務めました。

東條祥吾山口智充

晴子の部下で晴子の夫。

徳永由利子邑野みあ

健次郎の長女。17歳になりベトナム戦争を知り、反戦運動に興味を持つ。その後デザイナーとなり清二と結婚する。

徳永清志榎田貴斗/尾上寛之

榎田貴斗(中三)

尾上寛之(平成3年以降)

健次郎の長男。

徳永登杉浦太雄

健次郎の次男。

徳永隆平手嶺佑

健次郎の三男。

徳永亜紀寺田有希

健次郎の次女。

片平鯛子小西美帆

徳永医院の看護婦。

小西美帆さんは、連続テレビ小説「やんちゃくれ」のヒロインです。

清二中村靖日

後の由利子の夫。

文学界の人々や友人

神田みすず友近

町子の友人。

渡辺加代子徳田尚美

町子の友人。

池内幸三板尾創路

人気作家。町子の先輩作家で文学学校講師。※小説家の藤本義一がモデル。

小川秀雄上杉祥三

町子が通っていた文学学校の同期で友人。

千葉龍太郎筒井康隆

大御所小説家。町子の先輩作家。※司馬遼太郎がモデル。

加藤舞子岡田茉莉子

大御所作家。※直木賞作家の佐藤愛子がモデル。

神辺ソノ子もたいまさこ

加藤舞子担当の編集者。

二ノ宮留夫マギー

町子への弟子入り志望者。

畑山耕三平泉成

「上方文化」の出版社の社長、雑誌「上方芸能」編集長。町子が渡した原稿料を持って、行方不明となる。※立命館大学元教授の木津川計がモデル。

天満北商店街の人々

大崎俊平櫻木健一

映画館館主。

大崎佐和子瀬戸カトリーヌ

映画館主・俊平の妻。

一真石田太郎

寺の住職。

その他

鶴子大路恵美

カフェ・ローズの女給。町子の友人・朝子の母。

矢木沢純子いしだあゆみ

町子の秘書兼、家事の助っ人。編集者の北野吾郎に出会い好意を抱く。

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『芋たこなんきん』第1話から最終回までのあらすじ

第1週「ふたり」

昭和40年。大阪市内の金物商店で働く37歳の花岡町子は、小説家を夢見て、駆け出しの文筆活動と二足のワラジを履きながら母・和代と暮らしていた。子ども時代は実家が写真館を営み、父、母、祖父、祖母、曽祖母、叔父、叔母二人、そして写真技師とお手伝いさんの大家族の中で大人たちの愛情をたっぷり受けて過ごしてきた。持ち前の好奇心で周りの大人たちのことをよく観察し、そこで起きた面白おかしい出来事や感じたことを書き留めていくことが大好きな女の子だったが、戦争で写真館は焼け、一家の働き手として妹弟を養ってきた。そんな町子は、知り合いの作家と一緒にいた徳永健次郎と、ひょんなことから出会う。健次郎“通称…カモカのおっちゃん”は先妻を病気で亡くした5人の子持ち。しかも両親の喜八郎やイシ、妹の晴子とも同居する大家族。なおかつおっちゃんは開業医で、毎日のように近所の患者たちが押し寄せる。そんなおっちゃんから、突然、町子は求婚される。戸惑っていると、今度は突然、新人作家の権威ある文学賞の受賞の知らせが飛び込む。

第2週「お祝い!?」

新人作家の権威ある賞を受賞した町子は、受賞のインタビューや出版社からの原稿の依頼などで多忙な日々を過ごす。その一方で、健次郎からのプロポーズは保留のまま。そんななか、町子は疲労で倒れ、内科医でもある健次郎が往診に町子の家に通う。その後、ある日の二人のデートで健次郎は「僕と結婚したら面白い小説、どんどん書けるで」と町子を口説く。物書きとして、主婦として、どちらも中途半端になることを拒む町子だが「中途半端と中途半端が二つ寄って、トータルしたら、人生満タンや」の健次郎の大らかさに町子は結婚を決意する。そして多忙なスケジュールのなかで結婚式の日をねん出する。だが、町子の妹の孝子や健次郎の妹の晴子らなど周りは、二人の結婚に大反対。多忙な作家である町子が、5人の子持ちで、しかもしゅうと、小じゅうとのいる家族の主婦にはなれないと疑う。そして町子自身も、今の忙しさが落ち着くまで、結婚後も健次郎の家には入らずにしばらく別居したいことを健次郎に告げる。作家だった前妻を病気で亡くした健次郎は、無理することはないと町子の意をくむ。そして結婚式の日がやってくるのだが……。

第3週「かぜひき」

結婚式を終えた後も、それぞれの家で別々に暮らしている町子と健次郎。町子の執筆活動と徳永家の家事の両立の思案で、当分、別々に住んで様子を見ようと話し合った結果だったが、健次郎の子どもたちは、町子がいつ家に来るのかを健次郎に尋ねる。そんなある日、健次郎は町子をある古いビルの一室に連れてくる。中から健次郎の子どもたちがはしゃぎながら町子を迎える。健次郎は、別荘としてこの部屋を買ったのだという。町子の家と健次郎の家の中間点にあるこの場所で、休みの日に一緒に過ごすことを町子に提案する。毎週末、町子はこの部屋で健次郎と子どもたちと楽しく過ごすが、町子や健次郎の周りの大人たちは、二人の別居婚が良くも悪くも話題となり、興味津々となる。そんなある日、町子は健次郎がかぜで伏せている知らせを受ける。見舞いに徳永家を訪ねると、義母のイシや長女の由利子もかぜで伏せっている。小じゅうとの晴子が温泉旅行に出かけていて、思いがけず家族の看病や家事を引き受けることになった町子。徳永家に泊まり込むことになるが、子どもたちは大はしゃぎ。翌日、晴子が戻ってくるが……。

第4週「しゃべる、しゃべる」

かぜでダウンしている徳永家の家族の看病で泊まり込むことになった町子は、健次郎に子どもの頃の思い出を話す。昭和13年、10歳の町子は、同級生のマサルにほのかに恋心を寄せていた。同じころ、叔母の文代が、写真技師の亀田とひそかにあいびきをしているのを町子は目撃する。二人の恋は、亀田が故郷の写真屋を継ぐために花岡写真館を去ることで、はかなく幕を閉じるが、大人の複雑な恋愛模様をかいま見る小学生の町子であった。亀田がいなくなった後、花岡写真館は、常太郎と徳一と茂と浦田で仕事をこなしていたが、ある日、茂が徳島に出張の仕事に出かけたいと常太郎に懇願する。他の仕事の予約が入っているなかで、茂を徳島に出すのを渋る常太郎だったが、徳一に説得される。だが、それが花岡写真館の危機を招くこととなる。同じころ、写真館の隣のカフェの女給・鶴子の子ども・朝子と仲良くなった町子だが、町子の大切な人形にキスをする朝子の不快な行動に、町子は朝子を遠ざけるのだが……。

第5週「すれちがい」

徳永家に泊まり込んでいた町子は、健次郎たちの風邪の看病をしながら予定通り執筆の仕事ができたことを切っ掛けに、徳永家に引っ越してくることになる。そして町子の仕事部屋を作るために物置部屋の改装工事が始まる。そんなとき徳永医院に新婚旅行中の老人(藤村俊二)と妻の若い女性がやってくる。老人は、胸が苦しいと健次郎の診察を受ける。数日後、今度は胃がムカムカすると言ってやってくる。健次郎の診察を受ける老人の横で、妻の若い女性は甲斐甲斐しく世話をやくのだが、老人が婚姻届けの手続きを未だ行っていないことを妻にうち明けると、妻は動揺し始める。その時、老人は苦しみだし、妻は健次郎に死なさせないよう訴える。そして老人に財産を残すよう遺言を迫るのだが……。また、映画館の俊平(櫻木健一)と妻の佐和子(瀬戸カトリーヌ)との夫婦喧嘩に、町子と健次郎は巻き込まれる。二人の喧嘩の原因を悟った健次郎は、俊平からある誘いをかけられる……。また、町子は、出版社から依頼を受けているサイン会の日取りと、子どもたちの運動会の開催日とが重なり、サイン会を終えた後、運動会の会場に駆けつける町子であったが……。

第6週「思いやる心」

徳永家に入り、家事を引き継いだ町子だったが、執筆と家事で慌ただしい町子を見かねた健次郎は、初老の家政婦、近藤ヌイ(西岡慶子)を雇う。だが、少しとぼけたところがあるヌイは、かえって町子の足手まといとなり、町子は執筆に集中できない。そんなある日、町子の原稿が紛失する。ヌイがちり紙交換に出したのではと疑われるが……。一方、徳永医院に腰痛の患者、山内寅彦(芝本正)がやってくる。診察を務める晴子に湿布を求めるが、晴子は内科検査を強要する。拒む寅彦に、晴子は腰痛につながる内臓の病気をいくつか挙げて危険性を話す。今は時間がないから出直すといって去った寅彦は、いつまでたっても徳永医院に検査にやってこない。それを知った健次郎は、患者に病名を挙げて怖がらせた晴子の患者への接し方を非難する。そして晴子は、診察時に寅彦から聞き出した食生活を思い出すと……。また、上司とケンカして会社を辞職したばかりの矢木沢純子(いしだあゆみ)が、カゼで徳永医院を訪ねる。再就職のための大事な面接があるので、注射で熱を下げて欲しいと健次郎に頼むが、健次郎は就職とからだのどっちが大事やと言い合いになる……。

第7週「おくりもの!?」

町子は、親子川柳大会の審査員として呼ばれる。そこで、開会の直前、参加者のある親子に川柳のお題が事前に漏れていることを、町子は偶然知ってしまう。そのことを、町子は大会の主催会社に再就職していた矢木沢純子に告げる。審査のなか、事前にお題を知っていた親子の作品を推す主催担当者に、町子と純子は不正を問いただす。そして憤慨した純子は、主催担当者に手をかけてしまう。数日後、純子は会社を辞めることになる。それを知った町子は、純子に1週間の期間限定で町子の秘書と家の手伝いを頼むことになるのだが……。一方、徳永医院では、健次郎の兄、昭一の恋人だと名乗る女性が、昭一の帰りを待ちかまえていた。健次郎は、女性を説得して引き取ってもらうが、昭一が女癖の悪いろくでもない兄であることを町子に話し、昭一が現れても相手にしないよう注意する。だが、町子は昭一に関心を抱く。その頃、昭一は徳永医院の周りや近くの商店街に頻繁に出没し、町子は昭一に偶然出会う。だが、健次郎には内緒にしていた。しかし、ある夜の路上で、健次郎と昭一は、遭遇する。そして、昭一は徳永家に転がり込むことに……。

第8週「おおきに」

矢木沢純子が、町子の秘書兼、家事の手助けとして徳永家に正式に仲間入りする。そんななか、作家・町子がよく立ち寄る店の記事が雑誌に掲載され、たこ芳や工藤酒店、みゆき館に客が押し寄せ大繁盛する。だが、たこ芳は店に入りきれなかった客にちょうちんをつぶされる災難に遭う。それを知った健次郎の父・喜八郎は、たこ芳に気前よく新しいちょうちんを贈る。だが、そのお金は医院のレジから勝手に持ち出したものだった。喜八郎の気前よさは更に続き、寝る所がないという見知らぬ日給制の労働者を徳永家に泊める。さらに、体の調子が悪いこの男性を無料で健次郎に診察させる。このことが知れ渡って、徳永医院に日給制の労働者たちが無料で診察を受けようと詰めかけることに……。一方、町子は、子どもたちに人気のテレビドラマでヒーローを演じている俳優、河原崎を先輩作家の池内幸三から紹介される。そしてその場に居合わせた健次郎の三男、隆に、今度のショーに招待する約束をする。喜ぶ隆だが、工藤酒店の息子の誕生日会の約束と重なり、波乱を引き起こすことに……。

第9週「最後の一人まで」

町子は、戦中戦後を過ごした自分たち家族の物語を書き始める。昭和18 年、15歳の春を迎えた町子は日本臣民という言葉が好きで、愛国小説を好んで書く女学生だった。花岡写真館は、出征していく人々や、その家族が撮影に連日訪れていた。その忙しいなかで、技師の浦田も召集されていくことに。だが、町子は浦田の出征を心から祝うのであった。そんなとき、有名な歌劇団の女優、古城あやめが写真を撮りに花岡写真館を訪れる。そして撮影した常太郎と町子らを観劇に招待する。これを機会に、常太郎は歌劇団の公演記録の撮影の仕事を請け負ってくる。もうけに夢中になり安易に仕事を請け負ってくる常太郎と、無理をせずにていねいに仕事をこなそうとする徳一との間で口論となるが、常太郎の強引さに不本意ながら徳一は劇団の写真を撮り続ける。季節は過ぎ、夏休みを利用して、東京の大学に通っていた、いとこの信次が花岡家に遊びに来る。町子は淡い恋心を信次に寄せるが、信次の出征の志願を知ってしまい、愛国心の強かった町子は、複雑な思いに駆られる。そんななか、常太郎が急死する……。

第10週「いのり」

町子は、戦中戦後を過ごした自分たち家族の物語を書き続ける。昭和19 年、戦況は、ますます厳しくなっていた。女学生の町子は聖書に関心を抱き、友人の梅原に誘われて、小さな教会を兼用している幼稚園にやってくる。そこで牧師の竹山に出会う。心が澄み、美しくなる気がした町子は、日本臣民の考えと聖書の教えとの違いに疑問を持ちながらも、せっせと幼稚園に通うことになる。その年の4月、町子は女子専門学校の1年生となる。そして7月、花岡写真館では、徳一が写真教室を開く。カンジが熱心に徳一に写真技術を教わる。そんなとき、梅原の父親が校長を務める小学校で火事があり、天皇皇后両陛下のご真影や教育勅語を安置していた奉安殿が消失する。梅原の父は、責任をとって自殺をしてしまう。梅原の家族は大阪を離れることに……。昭和20年、町子は、勤労動員で兵庫県にある飛行機の部品工場で働くことになる。そんななか、町子のいとこの信次が戦死した知らせを受ける。悲しみのなか、和代が男の子を出産する。町子の弟である赤ちゃんは信夫と名付けられた。

第11週「おとうちゃん」

町子は、戦中戦後を過ごした自分たち家族の物語を書き続ける。昭和20年、女学生の町子は、勤労動員で兵庫県で働いていたが、大阪を空襲が襲った知らせを聞き、花岡家に向かう。たどり着いた町子を待っていたのは焼け落ちた写真館だった。徳一も和代も孝子も赤ちゃんの信夫も無事だったが、長屋を借りて住むことに……。そして終戦を迎え、徳一が体の不調を訴え亡くなってしまう……。こうして、現代の町子は、自身の戦中戦後の物語を書き上げ、出版する。また、徳永家に、町子の妹の孝子が、8歳のめいの良美を連れてやってくる。夫が入院し、良美を預かって欲しいという。町子は健次郎の許しを得て預かることにするのだが、良美がピアニストを目指して、聴く音楽のジャンルを制限されていることを知り、孝子の教育方針の行き過ぎを心配する。また、健次郎の子どもの登が、良美が野球を上手なのを知り、試合を見に誘うが、良美はピアノ教室の日で行けないと残念そうに言う。そんなとき、良美が行方不明になる。ピアノ教室のレッスンに来ていないという。

第12週「おかあちゃん」

町子は、健次郎の亡き前妻で、子どもたちの母である藤木澄子の命日を思い出す。町子は、ご近所さんも呼んで澄子の法事をしようと健次郎に提案し、方々に声をかけるが、晴子は、わざわざ思い出させるのは子どもたちがかわいそうだと大反対する。一方、ご近所さんも、法事は町子が気の毒だという思いから出席する気になれない。町子と健次郎が、法事を呼びかけるが、皆、用事を作って断ってしまう。住職の一真は、家での法事ではなく、子どもらを連れての墓参りでもよいのではと、町子に提案する。そんなとき、健次郎の子どもの清志が、澄子が死ぬ前に家計簿に残したメモを町子に見せる。そこには、澄子自身が死を恐れていたことが記されていた。そして、そこに澄子が書いた料理の献立など生活の記録に町子は引き込まれる。やがて町子は、澄子を絶対忘れないために、家での法事を行うことを決心するのだが……。また、徳永イシの奄美での幼なじみ、碇ツネが徳永医院を訪ねる。観光に来たというツネは、しばらく徳永家に滞在することになるのだが、ツネが持っていた薬を健次郎は問い質す……。

第13週「お年越し しんしんと……」

クリスマスが近づき、町はいつもよりほんの少し浮かれているが、原稿を書いている町子は思考停止中で筆が進まない。一方、徳永家ではサンタクロースの話題で盛り上がる。そんなとき、健次郎の兄、昭一が現れ、子どもたちにサンタに会わせる約束をし、何でももらえるよう話をつけるという。実は、昭一は競馬で大穴を当てていたのだ。子どもたちは、欲しいプレゼントを書いた紙を靴下に入れる。登は「ステレオ」と書き、町子は「アイデアください」と書いた。一方、昭一は、イブの日、アルバイトで来てもらった船乗りにサンタクロースの格好をさせていたが、昭一とともにたこ芳で泥酔して眠ってしまう。クリスマスの朝、サンタは起きられず、目が覚めた昭一も財布を無くしてしまう。徳永家にステレオは届くが、代金は健次郎が払うことに……。そんなとき、昭一は、スランプの町子に健次郎との夫婦の話を書くよう勧める。原稿に向かう町子。「カモカのおっちゃん」を主人公に、町子は自分たちの出会いから夫婦模様、そして家族とそこに集まる人々の波乱万丈、抱腹絶倒のエピソードを、全国の読者に披露することにした。

第14週「年明け ほんわかと……」

昭和43年元旦、町子と健次郎は、子どもたちとにぎやかな正月を迎えていた。町子は、子どもの時代の正月を健次郎と話し合う。校長先生の勅語奉読などの厳粛なしきたり、本家や親せきへのあいさつ回り、そして町子は、家族で楽しんだ百人一首のカルタ取りの思い出にふける。翌日、大御所作家、加藤舞子と編集者の神辺ソノ子、松岡が訪れる。そして町子たちと“大人の話”で盛り上がる。そんなとき、患者のお年寄り・石川サキが徳永医院に診察を受けに訪れる。しかしサキは、今日が正月であることがわからない。しかも、老人ホームに入っていたサキを家族が正月に迎えに来るという。町子は、家族に連絡を取ろうとするが……。そうこうしているうちに、正月休みをアッと言うまに終え、町子は原稿に取りかかる。タイトルは「カモカのおっちゃん、かく語りき」。町子と健次郎、そして徳永家のてんやわんやを描く町子の新連載のエッセイ。改めて様々な出来事を書きつづっていると、家族や町の人々にいっそうの愛しさを覚える町子であった……。

第15週「奄美想いて」

町子と健次郎が一日家をあけ、喜八郎とイシが子どもたちの面倒を見ることになる。だが、その夜、亜紀がケガをし、痛みは一時治まったが、喜八郎が飲みに出かけている深夜に、亜紀は再び痛み出し、イシが不安に駆られる……。亜紀のケガは大事に至らなかったが、そのことで喜八郎とイシはケンカとなり、二人は口をきこうとしない。イシは、町子に、喜八郎は大事なことを忘れてしまうと愚痴をこぼす。そして健次郎と晴子の間に、生後三ヶ月で亡くなった娘がいたことをうち明ける。イシは、亜紀のケガが、50年前の奄美でわが子を亡くした悲しい思い出と重なって見えたのだ。そして、幼くして亡くなったわが子のことを喜八郎は忘れてしまっているという。町子は健次郎に相談するが、イシも大事なことを忘れていると健次郎はいう。それ以上のことを町子に話さない健次郎だったが、翌日、家族のふとした会話の中で健次郎が医者になった理由を知る。健次郎は、喜八郎に言われて医者になったのだが、それはイシと同様に、わが子を亡くした喜八郎の思いからであった……。

第16週「禁じられても……」

時は流れ、昭和45年春。徳永家では、長女の由利子が17歳の高校生になるなど、子どもたちの成長が著しいなか、町子は、相変わらず執筆活動を猛烈に続けていた。そんななか、思春期まっただ中の由利子が毎週日曜日になると、反戦歌やメッセージソングを歌う集会に行くようになる。そして、由利子が学校の校舎の窓に、ベトナム戦争反対のビラを友だちとはるようになり、健次郎は学校から呼び出されるのだが……。一方、町子に週刊誌の編集者から、ベトナム戦争を取材している報道写真家との対談の話がくる。その対談相手は野村寛司。女学生時代の町子の友人、そして、亡き父の写真教室の生徒だったカンジだった。思わぬ再会に驚き、そして喜ぶ町子。時間を忘れて対談を楽しむ二人であった。そんなとき、由利子が広島のフォークコンサートに行きたいという。健次郎と町子は、デモに巻き込まれることを恐れて反対するが、由利子は聞かない。そこへ、野村寛司が徳永家を訪れてくる。由利子がベトナム戦争のことを勉強しているのを聞くと、ベトナムでの写真を見せ、戦場での体験を由利子に語るのだが……。

第17週「しもたっ!」

町子は、一真の千手観音像の手の1本をうっかり折ってしまう。町子は、一真にそのことを隠して観音像をしばらく借りることにする。そんなとき、弟子にして欲しいと町子に二ノ宮留夫が訪ねてくる。そして手の折れた観音像を見て、同じ観音像を用意するという……。町子は弟子入りを断わるが、小説の原稿を手渡し、読んで欲しいという。そして掃除などの家事を手伝い、あすも来るという。一方、町子の仕事部屋でつまづいた健次郎は、一真の観音像の手の1本を折ってしまう。最初から折れていたことを知らない健次郎は……。同様に隆と晴子も……。また、町子の弟の信夫が町子を訪ねてくる。独り暮らしの母、和代が仕事を辞めたことを告げ、体の具合が悪いのか、会って理由を聞いて欲しいと頼む。そんなとき、和代が町子を訪ねる。仕事を辞めた理由を町子が聞くと、和代は、これからは好きなことをして暮らしていくという。そしてハワイ旅行にでかけることを告げる。一人で初めての海外旅行に行くと言いだした母が心配な町子は、仕事を調整して同行しようとするのだが……。

第18週「いつか光が……」

町子の隣町のスナックに、コンビ別れをしたばかりの漫才師・南野福子(天童よしみ)と、そのマネージャー兼社長の小柳が現れる。福子は芸人をやめて、地道に普通の仕事をしていきたいと小柳に話す。一方、仕事部屋で原稿を書き続ける町子は、青白い顔でかなり疲れている様子。目をつぶると亡き父の徳一と祖父の常太郎が現れる……。過労で倒れた町子は、初めての入院生活となる。そのころ隣町のスナックで一人寂しげに飲んでいる福子は、居合わせた客に作家の花岡町子とまちがわれ、飲みに誘われる。福子もその気になってごちそうになる。病院に入院しているはずの町子が、夜な夜な隣町のスナックに飲みに現れ、歌を歌っていたといううわさが、健次郎の周りで駆けめぐる。そして、そのうわさは病院で入院している町子にも届くのだが……。また、晴子が、受け持ちの患者を手術後に亡くして責任を感じ、医者としての自信を無くしていた。町子は晴子に、苦しくても好きな物書きはやめられない話をし、同じように晴子の医者への夢を元気づける。そこへ緊急手術の依頼が晴子に来るが……。

第19週「カーテンコール」

徳永医院の看護師・鯛子に、工藤酒店からの紹介でお見合いの話が来る。鯛子は、お見合いの話を受けて出かけるのだが、相手との会食でケーキを食べすぎて胃けいれんを起こす……。そんななか、町子は、秘書の純子から雑誌「上方文化」の原稿料が半年以上前から滞っているのを聞く。そして先輩作家の池内幸三から「上方文化」の廃刊が近いうわさを聞く。そんなとき「上方文化」の出版社の社長・畑山が町子を訪れ、原稿料を支払う。畑山は町子が駆け出しのころからつきあいのある編集者で、町子は畑山の資金繰りを心配する。そして町子は、畑山が行方不明になった知らせを受けるのだが……。一方、健次郎の医学生時代の知り合いで、落語家の笑楽亭米三郎が、師匠の米春を連れて診察に健次郎を訪れる。二度の検査で、米春の胃にしゅようができていることを知った健次郎は、胃にかいようができていると偽って、米春に早く入院するよう伝える。だが、米春は来週にホールでの独演会を控えていた。そして、本当の病名を教えて欲しいと健次郎に詰め寄るのだが……。

第20週「ここに花咲く」

町子は、先輩作家の池内幸三の紹介で、着物デザイナーの吉永東子と出会う。徳永家に東子が訪れ、町子や健次郎らと着物や東子の会社の話で盛り上がる。そのころ、来年高校3年になる由利子は、自分の進路のことで迷っていた。晴子は、徳永医院を継がせようと医大受験の問題集を渡すのだが、裁縫が好きで得意な由利子は、着物デザイナーの東子に関心を寄せる。そして東子に仕事場に遊びに来るよう誘われるのだが……。一方、工藤酒店にハリウッド映画の大スター、エディ・スペンサーが突然一人で現れ、町内が大騒ぎとなる。そして関東煮きが食べたいというエディを佐和子とタエが、りんのたこ芳に連れてくる。俊平と貞男も加わり、エディに酒を勧めるが、かなり酔ったエディが割れたグラスで手を切ってしまう。エディは徳永医院で治療を受けるが、そのとき落とした若い女性の写真に、健次郎の目がとまる。エディは、自分が幼いときに離婚したおでん屋「たこ芳」の女将・りんの息子であることを健次郎に打ち明けるのだが……。

第21週「子離れ、親離れ」

ツチノコの新聞記事を見て興味を持った町子(藤山直美)は次の小説を書くために、秘書の矢木沢純子を連れて、兵庫の丹波の山へツチノコの取材に出かける。そしてツチノコを見たという中川利男の民家を訪ね、東京から来たというツチノコ研究家の田村駒蔵と出会う。一方、町子の母・和代と弟の信夫が徳永家を訪れる。そして信夫の結婚が決まったことを知らせるのだが、和代は、一人で公団の団地に引っ越すことを由利子にこっそり告げる。ツチノコの取材から帰った町子は、信夫の電話で、和代の長屋が取り壊しになり、結婚する信夫たちとの同居も和代が受け入れないことを知る。健次郎は、和代を徳永家で迎え入れることを町子に提案し、町子は和代に連絡を取るのだが……。また、ツチノコ研究家の田村駒蔵が町子を訪れ、駒蔵の話に町子はのめり込む。そんなとき、駒蔵の息子・一郎が、駒蔵を探しに町子を訪ねる。一郎は、破たんしかけている自分の会社を立て直すのに、駒蔵の退職金をあてにし、そして駒蔵のツチノコ道楽にあきれていたのだが……。

第22週「春のあらし」

町子の秘書の矢木沢純子が、編集者の北野吾郎に出会い、北野の優しさに好意を抱く。そんなとき、純子がひったくりにあい、町子の原稿を取られる。責任を感じた純子は精神的にまいってしまい、そんな様子を痛々しくみる町子と健次郎だが、原稿が出版社に届かなかったことで、町子の連載は休載となる。そこへ、有名人のスキャンダル専門の週刊誌記者、井村秀樹が町子の周辺を探ろうとする。そんなある日、純子の父、矢木沢久米夫が徳永家を訪れる。町子や健次郎にあいさつをしたあと、久米夫は友人宅に向かったが行方不明となる。探しに行った純子から、久米夫が心筋こうそくで倒れ、病院に運ばれたという連絡が町子に入る。町子は病院に向かったあと、先輩作家の出版パーティーへの出席のため一時病院を離れる。純子が一人で病院にいると、北野が病院を訪ね、純子は北野の優しさにふれる。その翌日、町子が出版パーティーに遅刻したことで、スキャンダル専門の週刊誌記者、井村に悪質なウソの記事を書かれる。責任を感じた純子は、町子と健次郎に秘書の仕事を辞めることを告げるのだが……。

第23週「山があるから……」

時は流れ、平成3年春。63歳になった町子だが、まだまだ若々しく徳永家で執筆を続ける。健次郎も相変わらず診療所を続け、矢木沢純子も町子の秘書のまま。子どもたちは独立し、晴子は勤務先の病院の外科主任になっていた。そしてひざを悪くした町子の母・和代が同居のため徳永家に引っ越してくる。そこへ結婚した由利子が里帰りしてくるのだが、夫婦げんかで家を出てきたと打ち明ける。夫の清二が、急にドイツに留学することを決め、デザイナーの仕事をもつ由利子は、会社を辞めて清二について行くわけには簡単にはいかず、由利子に相談もなく勝手に決めたことに憤慨したのだ。町子は由利子と清二を会わせ、じっくり話し合いをさせようとこころみるのだが……。また、晴子が、勤務先の病院の部下・東條祥吾からプロポーズされる。祥吾には二人の幼い娘がおり、前妻とは離婚していた。晴子は、町子のように実子でない子どもたちと家族になれるか迷っていた。町子に相談しアドバイスを受ける晴子だが、そんなとき、祥吾は徳永家に娘たちを連れてあいさつに訪れる……。

第24週「出会い」

大学病院で良性ポリープの切除手術を受けるよう健次郎に診断された大崎俊平は、妻の佐和子の急な優しい接し方にも違和感を覚え、ガンではないかと疑う……。一方、町子と健次郎は、久しぶりに徳永家に帰ってきた昭一が、富田林に家を建てているという話を聞く。そして町子が長崎での講演に出たあと、昭一は健次郎に結婚しようと思う相手がいることを打ち明ける。喜ぶ健次郎だが、そんなとき健次郎が脳出血で意識不明となり病院に運ばれる。昭一から連絡を受けた健次郎の子どもたちが次々に病院に駆けつける。手術室の前で健次郎の回復を祈る昭一や健次郎の子どもたちは、健次郎や町子との思い出を懐かしがる。そこへ、長崎に行っていた町子がやっと病院に駆けつける。手術は成功に終わるが集中治療室で経過を見るという。麻酔から覚め意識が戻るまで、町子は健次郎のそばにいることにする。そんなとき、眠る健次郎を見ている町子の脳裏に、父・花岡徳一と過ごした最後の日々がよみがえる。一方、眠っている健次郎は、前妻の澄子が亡くなったころと町子と出会ったころの思い出の夢を見ていた。

第25週「お兄ちゃん」

時は流れ、平成9年。診療所を閉めた健次郎と町子は夫婦の時間を楽しんでいた。だが、町子の忙しさは変わることなく、執筆に加え講演や取材と精力的に動き回る日々だった。そんなとき、昭一が平真佐美を連れて徳永家を訪れる。彼女と去年からいっしょに暮らしているという。そして真佐美を連れて奄美に帰ることを打ち明ける。そこへ、真佐美の兄・広明が真佐美を探しに徳永家を訪れる。奄美にいる父親のことで相談があるという。真佐美と広明のぎこちないやりとりの様子を見ていた町子と秘書の矢木沢純子は、広明が真佐美の兄であることを疑うのだが……。そんなとき、昭一は真佐美からお金を頼まれる。兄の広明に借金があるのだという。昭一は真佐美に貯金通帳ごと渡すのだが、通帳を持って出かけた真佐美にお金を全額引き出される。昭一や町子や健次郎は真佐美の帰りを待つのだが……。また、町子は純子がほのかに恋心を寄せる編集者の北野吾郎から結婚の話を聞く。相手は同じ出版関係で彼女のことを純子も知っているという。町子は純子に伝えて欲しいと頼まれるのだが……。

『芋たこなんきん』最終回の結末ネタバレ

最終週「ほな、また!」

静かに迫る健次郎との別れ。

町子と徳永家の人々は、彼との最期の時間をどう過ごし、消えゆく命とどう向き合うのか?

健次郎がかっ血して倒れ、病院に運ばれる。町子は、加藤医師から、健次郎が肺ガンであることを聞く。手術は行わず、放射線治療を行うが余命は半年から一年だという。病室に戻った町子だが、健次郎にはほんとうのことが話せない。徳永家に帰った町子に、純子はほんとうのことを健次郎に話すほうがよいのではと諭す。翌日、町子は健次郎に病気のことと治療のことを話す。事態を冷静に受け止めようとしている二人であったが……。治療が始まって二週間、治療のつらさは健次郎の体力を徐々に奪っていた。昭一や和代や、徳永家のご近所のみなさんが見舞いに訪れ、健次郎を元気づける。そんなある日、町子は病院から健次郎の自宅への外泊許可を取る。その日は健次郎の誕生日であった。徳永家に子どもたちが集まり、盛大に誕生日を祝う……。入院して六か月を過ぎたころ、健次郎は病室で静かに息を引き取る。亡くなった健次郎といっしょに徳永家に戻った町子は、告別式を前に喪主のあいさつの内容を考えていると健次郎の声が聞こえる。振り向くと、そこにいつもの健次郎が座って笑っていた……

最終回はお葬式ということで、これまで町子や健次郎に関わった人々が勢ぞろいします。

町子は喪主の挨拶で

「来世も、その次も、そのまた次も、なんべん生まれ変わっても、私をさがしてや。だからさようならは言わへん。ほな、またね。」

と語ります。

その夜。町子は誰も居なくなった部屋で、遺影を前に、いつものように喋りながら晩酌をするのでした。-END-

最後に

最終週で、健次郎が町子に言った「かわわいそうに・・・。僕はいつでもあんたの味方やで。」というセリフは、実際に田辺聖子さんが旦那さまの川野純夫さんから最後にかけられた言葉と同じだそうです。

このように本作では、視聴者が元気になるような言葉が多く登場します。

私はそのなかでも、お父ちゃん(城島茂さん)の「おまえは好きなことずっと続けんねんで。大事なもん掴んだらぎゅーっと手ぇ離さんと握っとくねんで」というセリフと、健次郎が生前に町子に「中途半端と中途半端、二つ集まったら、満杯やんか!」語った言葉が、あたたかくて印象に残っています。

また、最終回で主人公級の登場人物が亡くなるというのは、前作の『純情きらり』と同じですが、そこまで湿っぽさがないのは、やはり『芋たこなんきん』の良さですね。

『芋たこなんきん』は、ベテラン俳優の國村準さんと藤山直美さんの人間国宝級の演技、テンポの良い掛け合い、古き良き大阪の魅力が詰まった名作でした。

なお、『芋たこなんきん』の動画配信サイトを探してみましたがありませんでした。

DVD化もされてないので、レンタルも出来ないんですよね。

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