朝ドラ『さくら』相関図キャスト&最終回までのあらすじ結末
朝ドラ『さくら』は、ハワイから岐阜県高山市の中学校に英語指導助手として赴任した女性の成長を描いた作品で、12年間海外で過ごした経験のある高野志穂さんがヒロインを務めました。そこで今回は朝ドラ『さくら』のキャスト・相関図と最終回まであらすじをご紹介いたします。
『さくら』相関図
※無断転載禁止。沼田たねを演じているのは、佐々木すみ江さんです。
『さくら』キャスト一覧
◆松下家
松下さくら◆高野志穂
ハワイ生まれの日系4世。本名はエリザベス・さくら・松下。中学校の教師になるため来日し、岐阜・飛騨高山の中学校で英語教師となる。日本の風習や教育、考え方に戸惑いながらも成長していく。
松下一朗◆寺泉憲
さくらの父。日系3世。高校で教師をしている。
松下響子◆太田裕美
さくらの母。日本生まれで実家は東京の神山養魚場を営む。ハワイ在住の一朗と結婚したのがきっかけで、外国人嫌いの父の功と確執があったが、後に和解する。
松下もも◆板倉香
さくらの妹。
松下淑子◆津島恵子
さくらの父方の祖母。日本の飛騨高山出身でハワイに住む日系2世の武雄と結婚してハワイへ移り住んだ。若い頃、さくらが赴任した中学校の理事長である曙大作の恋人だったが、戦争で離れ離れになった。
松下武朗(語り)◆ 大滝秀治
さくらの父方の祖父。故人。日系2世で先祖は飛騨白川郷の出身。
◆ハワイ・ホノルルの人々
ロバート・ホフマン◆セイン・カミュ
通称“ロビー”。さくらの婚約者だったが、さくらが日本にいき破局する。
マイケル・ホフマン◆マーティ・キーナート
ロバートの父。息子がさくらと結婚することを楽しみにしていた。
◆神山家(さくらの母の実家)
神山功◆小林亜星
さくらの母方の祖父。神山養魚場を営む。外国人嫌いのため娘・響子の夫である日系人の一朗をおもしろくおもっていない。
神山はま◆中村メイコ
さくらの母方の祖母。夫と口喧嘩ばかりだが、夫婦仲は悪くない。
川口良彦◆新井康弘
神山養魚場の従業員。功が響子と結婚させたがっていた人物。
◆沼田ろうそく店(さくらの下宿先)
沼田孫作◆奥村公延
沼田ろうそく店の店主。健一の父で、大介の祖父。職人らしく頑固で、息子の健一をなかなか一人前のろうそく職人だと認めない。
沼田たね◆佐々木すみ江
孫作の妻で、大介の祖母。嫁の筆子とはいつも喧嘩ばかりしている。
沼田健一◆河西健司
孫作とたねの息子。大介の父。実家のろうそく店を継ぐため修行をつむが、孫作からはなかなか認めてもらえない。
沼田筆子◆浅田美代子
健一の妻で、大介の母。さくらの良き相談相手。姑のたねと仲が悪い。
沼田省一◆飯泉征貴
健一と筆子の長男。大介の兄。さくらに想いを寄せるが、あえなく玉砕する。長男だが実家を継ぐ気はなく、役所勤めをしている。
沼田佳奈子◆長澤まさみ
健一と筆子の長女。高校生。省一の妹、大介の姉。
沼田大介◆江成正元
健一と筆子の次男で、省一と佳奈子の弟。さくらの教え子。
沼田(鮎沢)みどり◆熊谷真実
健一の妹。夫と離婚した出戻り。
鮎沢信也◆斉藤洋介
みどりの夫だったが、離婚する。
◆あけぼの中学(飛騨高山にあるさくらの赴任先)
桂木慶介◆小澤征悦
体育教師。大介のクラスの担任。明るくはつらつとした性格。さくらの面倒を見るうちに惹かれていく。アメリカ留学経験があり、MBAも取得している。
沢田純一郎◆野口五郎
英語教師。生徒の成績と進学先を優先する頭の固い教師。自由奔放なさくらに振り回される。
竹下徹◆笹野高史
教頭で数学教師。校長に忖度するが、生徒に対する責任感は強い。
中曽根正晴◆江守徹
あけぼの中学校の校長。英語教師。さくらに理解を示す。
曙大作◆内藤武敏
あけぼの中学校の理事長。若い頃、さくらの祖母・淑子の恋人だった。独り身であけぼの中学校を経営してきた苦労人。
花園まどか◆鍵本景子
理科教師。
守口武◆見栄晴
社会の教師。まどかと交際している。
◆岐阜・飛騨高山の人々
レオナルド◆ラモス瑠偉
豆腐料理「〈俺〉鳴門(レオナルド)」の主人。ブラジル人。
夏子◆鈴木砂羽
レオナルドの妻。
ベン◆ケント・デリカット
「俺〉鳴門」の常連。。アメリカ人。大工の勉強のためユタ州から来日。
ハワイアン歌手◆KONISHIKI
マイケルが文化祭のために呼んだ歌手。
『さくら』あらすじと最終回
◆あらすじ
ハワイから祖父の祖国・日本に英語指導助手としてやってきた、ハワイ生まれハワイ育ちの日系四世のさくら。日本好きな祖父に愛され、日本文化をこよなく愛する彼女は日本で自分のルーツを探りたいと願うが、アメリカ人でもある自分と、日本と日本人のギャップに翻弄されてしまう。ひょんなことから東京ではなく祖父の故郷・岐阜の高山に行くことになったさくらは、男子校の教師として同僚の桂木、沢田、受け持ちクラスの男子生徒達、そして下宿先の沼田家の人々と時にぶつかり時に心を通わせながら少しずつ成長していく。
飛騨高山で英語の指導助手を続けるさくら。みずみずしい好奇心と天下無敵の明るさが、様々なドラマを引き起こす。日本の心と、本当の自分を知ったさくらは……。
◆最終回ネタバレ
ハワイで行われた祖母・淑子のパーティーに桂木が乗り込んだ。
これを知ったさくらは、父親に置手紙を残して日本へ飛び立った。
そして古川祭りの夜、さくらと桂木は再会して気持ちを確かめ合った。
さくらは、桂木から貰った時計のペンダントを付け、祖父・武朗の写真を胸に中学校の校門のまえに立った。
桂木と一緒に登校したさくらは、生徒たちにあたたかく迎えられるのだった。-END-
『さくら』のあとの夕方 朝ドラは『ちゅらさん』キャスト相関図とあらすじは⇒こちら
『さくら』感想
『さくら』は2002年上半期に放送された岐阜、ハワイ、東京を舞台にした朝ドラです。
飛騨高山の雪山と、温暖なホノルルの対比が良く、どちらも美しい風景で朝から爽やかな気持ちにさせてくれます。
ハワイ生まれのヒロインはとにかく自由で伸びやかな感性を持っています。
そして、外国人から見た日本の嫁姑の確執や跡継ぎ事情などのシリアスな問題にも直面します。
キャストでいえば、15歳まで海外で生活していた高野志穂さんが、少年のような「さくら」を瑞々しく演じていました。
高野さんといえば、俳優の北村有起哉さんの奥様としても知られています。
アマゾンのCMではご夫婦で出演され、しっとりとした大人の女性になっています。
そして、相手役の小澤征悦さんは、一見 暑苦しいキャラなんですが、恋愛になると自信がなくなる奥手や桂木を魅力的に演じていました。
脇役でいえば、野口五郎さんがツンデレの英語教師、新人の長澤まさみさんが、ヒロインの下宿先の長女として出演していて新鮮です。
朝ドラファンのなかでは、ちょっと印象が薄い「さくら」ですが、2000年代の朝ドラ視聴率ではトップ。
90年代から徐々にテレビ離れしているということもありますが「ちゅらさん」「花子とアン」よりも視聴率があったことには驚きです。
2023年9月4日(月)~は久しぶりに再放送されますので、観たことない方、詳しいストーリーを忘れた方はチェックしてみて下さいね。
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