『出逢った頃の君でいて』キャスト・相関図と最終回をネタバレ

内館牧子さん脚本による『出逢った頃の君でいて』は、酒井法子さん、陣内孝則さん主演の純愛不倫ドラマです。今回は、1994年に放送された『出逢った頃の君でいて』のキャスト相関図と最終回までのあらすじを振り返ります。
『出逢った頃の君でいて』あらすじ
モロッコで父を亡くした大里ナナは、卒業旅行で訪れたモロッコで親切に対応してくれた駐在員の三輪圭介に惹かれていくが、彼には妻子がいるため気持ちを抑えていた。
そしてナナは圭介が働く商社に入社した。
そんななか圭介の妻・恭子と圭介の後輩・山瀬が不倫関係であることが発覚。
さらに息子の雅彦が不倫相手である山瀬の子だとしらされた圭介は、自暴自棄になり酒に溺れていく。
そんな圭介を放っておけずナナは元気づけた。
圭介は雅彦を引き取って生活を立て直そうとするが、恭子は離婚に応じようとはせず…
『出逢った頃の君でいて』登場人物&相関図
◆登場人物
◆三輪圭介(陣内孝則)・・・商社のモロッコ駐在の社員。妻と一人息子の雅彦がいる。
◆大里ナナ(酒井法子)・・・商社OL。
◆三輪恭子(中川安奈)・・・圭介の妻。山瀬と不倫中。
◆山瀬和彦(風間トオル)・・・人事課長。恭子の不倫相手。妻子がいる。
◆野口肇(榊原利彦)・・・商社社員。ナナの見合い相手。
◆小野由美(若林志穂)・・・ナナの親友。田辺と不倫している。
◆田辺宏(田山涼成)・・・由美の上司で不倫相手。
◆大里美子(加賀まりこ)・・・ナナの母。小料理屋経営。夫に捨てられた経験から不倫を許すことができない。
◆大里紘一(清水綋治)・・・ナナの父で、故人。考古学者をしていた。不倫の末に妻を捨てた。
◆相関図
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『出逢った頃の君でいて』最終回までの結末
雅彦を引き取ることを決意したことを山瀬に報告した圭介だったが、そこでナナが野口と婚約破棄したことを知らされる。
恭子はナナを呼び出して圭介とは別れないと宣言し、雅彦が山瀬の子どもだと明かす。
雅彦を圭介に渡したあと、圭介とナナが会っていることを知った恭子は、自分だけ不幸になることが許せなかった。
恭子はみんなに謝りたいと嘘をつき、圭介、ナナ、山瀬を家に招待するが、そこで圭介のお腹に包丁を突きつけた。
すぐに処置をしたおかげで圭介の命はなんとか助かったが、雅彦は恭子の元に戻った。
そうして圭介は一人でモロッコへ旅立った。
そんななか恭子が山瀬とまだ会い、雅彦が寂しい思いをしておるのではないかと心配する圭介。
ナナは雅彦の面倒を見ようと恭子の元に向かうが、そこで圭介に対する愛情を証明するために山瀬に抱かれろと脅される。
ナナは覚悟を決め下着姿になり、恭子はそんなナナをみて彼女の気持ちが本物だったと気づく。
ナナは雅彦を連れてモロッコに行き、圭介に引き渡した。
圭介はナナにプロポーズし、雅彦も結婚を認めてくれ、現地でささやかな結婚式を挙げた。
二人は結婚したことを恭子とナナの母に報告するが、母は自分が不倫され捨てられた過去があり結婚を手放しで祝福できないと話した。
けじめをつけた圭介は、先にモロッコへ戻ることになった。
ナナは職場に結婚を報告。
退職を済ませてモロッコ行きを楽しみしていた矢先、圭介が現地で交通事故により亡くなったことを知らされる。
圭介を失ったことで悲しみに暮れるナナは自ら命を絶とうとするが、母の言葉で立ち直る。
山瀬は妻と別れ、恭子と雅彦と共にモロッコに渡ることになった。
ナナは、圭介が愛した「出逢った頃のままの自分」に戻り、前に進もうと決意するのだった。-おわりー
『出逢った頃の君でいて』感想
『出逢った頃の君でいて』は、『星の金貨』『ひとつ屋根の下』の影に隠れ、あまり目立たない作品ではありますが、酒井法子さんの純真さが際立っていたドラマでした。
コメディな印象のある陣内孝則さんが、めちゃくちゃ二枚目な役を演じているのも新鮮ですね。
不倫×内館牧子脚本といえばドロドロ愛憎劇を想像するかもしれませんが、以外にも主人公の二人はプラトニック。
まぁ妻が夫をいきなり刺したり、親友が不倫の末に自殺未遂、陣内さんが最終回で亡くなるなど、それなりの修羅場はありますw
印象的だったのは酒井法子さん演じるナナの母が、夫を不倫相手に取られて捨てられた過去を持っていたことです。
母一人子一人で支え合っていた親子が、娘の不倫により女同士のぶつかり合いになっていくのが面白かったです。
竹内まりあさんの主題歌「純愛ラプソディ」も、ドラマチックに物語を盛り上げてくれましたね。
バブルが弾けた頃のTHEトレンディドラマを味わい方にはぜひおすすめしたい作品です。
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