【未来のミライ声優一覧】くんちゃんが下手で違和感あり?

映画

都会に住む甘えん坊の“くんちゃん”は、ある日、未来からやってきた妹“ミライちゃん”と出会います。

そのミライちゃんに導かれ、幼い頃のおかあさんや、自分を王子と名乗る謎の男、青年時代の曽祖父と出会い、不思議な冒険を繰り広げます。

そんな細田守監督の『未来のミライ』の声優・キャスト一覧や、その評判もまとめてみました。

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アニメ映画【未来のミライ声優・キャスト一覧】

キャラクター 声優
主人公
くんちゃん
本名は太田訓(くん)。
甘えん坊で電車が大好き。
妹が生まれ愛情が奪われることに戸惑っている。

上白石萌歌(もか)

『東宝「シンデレラ」オーディション』に応募し、 当時史上最年少の10歳で44,120人の中からグランプリに選ばれる。映画『羊と鋼の森』、大河ドラマ『いだてん』に出演。
声優は『未来のミライ』で初挑戦。
くんちゃんの妹
ミライちゃん
未来から来たくんちゃんの妹。
庭に突然あらわれ、くんちゃんを冒険に導く。
本渡楓
(幼少期)
声優アワードにおいて、新人女優賞を受賞した人気声優。
赤ちゃんの産声を演じるのが得意としている。

黒木華

(青年期)
映画『舟を編む』、『小さいおうち』、ドラマ『重版出来!』など人気作品に多く出演する女優。 細田作品には、『おおかみこどもの雨と雪』の雪役、『バケモノの子』の一郎彦役を務める。
おとうさん
くんちゃんの父親で、フリーの建築家。
仕事と育児を両立しようとするが、失敗ばかり。
抱っこが苦手。
星野源
多数のヒット曲を生み出すミュージシャンであり俳優。
声優では 、『聖☆おにいさん』ブッダ役や、『夜は短し歩けよ乙女』の先輩役を演じたことがある。
おかあさん
くんちゃんの母親。
家事と子育てに大忙しで片付けは苦手だが、常にベストを尽くそうとする努力家。
麻生久美子
テレビドラマ『時効警察』で注目され人気女優となる。マンガ好き。『バケモノの子』では九太の母を演じるなど、細田作品に多く出演し、近年は 原恵一監督の『バースデー・ワンダーランド』にも出演している。
太田家のペット
ゆっこ
オスのミニチュアダックスフント。
くんちゃんのおかあさんがペットショップで一目惚れし、くんちゃんが生まれる前から飼われている。
吉原光夫
俳優、演出家で、以前は劇団四季に所属していた。
日本公演の 歴代最年少の32歳という若さで、「レ・ミゼラブル」の主役であるジャン・バルジャンに大抜擢。『美女と野獣』の実写版では、ガストン役の吹き替えを担当している。
謎の男
自分はかつて王子だったと語る奇妙な男。愛情を欲しがっている。
実は飼い犬のゆっこ?!
くんちゃんの祖母
ばあば
二人目を出産するお母さんのために、くんちゃんとゆっこの面倒を見ている。
宮崎美子
数多くのドラマ・映画に出演するベテラン女優。
クイズ番組での活躍でも知られている。
くんちゃんの祖父
じいじ
ひなまつりの日にくんちゃんに会いにくる。
役所広司
映画『うなぎ』でカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞、近年は『バベル』、『SAYURI』など海外進出もしている名俳優。 細田監督作品『バケモノの子』では熊徹役も務めている。
くんちゃんの曽祖父
青年
時空の旅先で出逢った青年で、足を引きずって歩く。
父親の面影を残し、くんちゃんに大きな影響力を持つ。
福山雅治
多数のヒット曲を生み出すミュージシャンであり、国民的人気の俳優。
声優初挑戦は、『ドラえもん』で福山雅秋役。
イケボとして知られている。
くんちゃんの母
少女
くんちゃんが、時空の旅で出会う、部屋を散らかすのが好きな少女。
雑賀サクラ
子役として活躍するルーマニアと日本のハーフモデル・女優。
未来のくんちゃん
男子高校生
くんちゃんが、時空の旅先であるJR根岸線磯子駅の待合室で出逢う、ぶっきらぼうな話し方をする男子高校生。
畠中祐
映画『ナルニア国物語』の主人公の吹き替えや、『遊☆戯☆王ZEXAL』九十九遊馬役で知られる声優。
近年は歌手活動もしている。
東京駅のロボット
くんちゃんが時空の旅で出会う東京駅の遺失物受付センターのロボット。
神田松之丞
落語芸術協会に所属する新進気鋭の人気講談師。
2019年には花形演芸大賞金賞受賞。

『サマーウォーズ』の声優・キャスト一覧は⇒コチラ

『おおかみこどもの雨と雪』声優一覧は⇒こちら


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「未来のミライ」の声優の評判は?くんちゃんが下手で違和感あり?

最近は、ジブリを始めとするアニメーション映画では、女優さんや俳優さんを起用することが多くなりましたね。

今回の細田守監督作品 『未来のミライ』でもメインキャラクターのほとんどが、声優さんではなく女優さんや俳優さんです。

しかし、一部からは「違和感がある」、「下手」、「プロ声優が良かった」などと言われています。

それは一体なぜなのか、調べてみました。

俳優・女優は声だけの演技は声優より劣る?!

映像の世界で活躍する俳優さん達は、表情、体の動きなどトータルで演技することに慣れています。

ですので、 いざ声だけの演技をするとプロの声優さんよりは、どうしても物足りなく感じてしまい、「棒読み」、「下手」などと言われてしまうようです。

また単純に、マイクなどの機材に慣れないせいもありますし、海外と違って日本は、興行収入が少ないため、 有名人を使い宣伝することが多いこともあります。

上白石萌歌の声が、くんちゃん(4歳)の声に聞こえない

『未来のミライ』で評価が分かれたのが、くんちゃんを演じた上白石萌歌さんの声です。

映画を見た人からは 、「上白石萌歌の声が4歳の男の子の声に聞こえない。」という意見が多くありました。

感情もとても上手に表現されていて素晴らしかったのですが、4歳の男の子に当てはめてしまうと違和感を感じてしまった方が多いようです。

当初は、『未来のミライ』のくんちゃん役を6歳から10歳くらいの男の子の中から選ぶ予定でした。

しかし、ミライちゃん役のオーディションに来ていた上白石萌歌さんの声を聞いた細田監督が、 泣き声からすべてが「“くんちゃん”に見えた」と感じたとして、主人公に大抜擢したようです。

上白石さんのセリフは、少しわざとらしい部分もありますが、泣き声は、4歳の男の子が本当に泣いているように聞こえました。

星野源と福山雅治はハマリ役!

本業の声優でないとアレコレ言われてしまいますが、今回の声優でピッタリはまっていたのは、 気の弱そうなお父さんを優しい声で演じた星野源さんと、カッコイイ青年を演じた福山雅治さんではないでしょうか。

得に福山さんは、イケボ(イケメンボイス)として声優向きの声ですが、今回の役がばっちりハマったおかげで、本業の俳優が悔しがるほど良い出来でした。

新しい魅力を発見できたということで、星野&福山ファンは必見です!

細田監督はプロの声優は上手すぎるから起用しない

プロの声優を起用すれば、批判も出ないとは思うのですが、なぜ細田監督はプロの声優をあまり使用しないのでしょうか。

それは 「プロ声優がうますぎるから。」とのことです。

細田監督が、キャスティングする時に重要視しているのは、 その人が持つ雰囲気や極端に言うと顔が似ているということです。

キャラクターが本当に喋っているように感じて欲しいということなんでしょうか。

上白石萌歌さんの4歳の子供の泣き声なんかは、まさにそうですよね。

プロの声優さんは確かに上手ですが、アニメチックになりすぎるので、素人っぽさのあるキャラクターに似た俳優さんを起用するのも分かる気がします。

まとめ

『未来のミライ』の声優の評価の中には、「違和感がある。」、「下手」などの意見もあるようですが、細田監督のこだわりを聞いてみると納得する部分もあり、逆に素人っぽさがキャラクターの自然な演技につながっているのかなとも思います。

『未来のミライ』は、誰もがしっている俳優さん女優さんが担当しているので、いつもと違う声だけの演技を楽しんでみて下さいね。

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