市川海老蔵『織田信長 桶狭間』キャスト一覧・相関図
2020年市川海老蔵さんがついに、十三代目市川團十郎白猿を襲名しました。それを記念してフジテレビで、2021年3月26日に本格時代劇『桶狭間〜織田信長 覇王の誕生〜』が放送されます。物語は、織田信長が5倍の兵力の差を覆し、今川義元に勝利した、戦国ファンにも人気の“桶狭間の戦い”が描かれます。そこで今回は、『桶狭間 OKEHAZAMA~織田信長~』をもっと楽しむためにキャスト一覧、後半では動画を無料で見る方法をご紹介します。
『桶狭間〜織田信長 覇王の誕生〜』相関図
桶狭間OKEHAZAMA~織田信長~キャスト一覧
■織田信長【市川海老蔵】
織田信長
数々の破天荒な行いから「うつけ者」と噂される織田信秀の子。織田氏と斎藤氏の和睦の証として、斎藤家の娘・帰蝶を正室に迎える。
父の没後、尾張一国の支配を徐々に固めていった人物。カリスマ的なリーダーシップで、有能な武将を次々に味方につけ、天下統一を画策していく。
市川海老蔵プロフィール
歌舞伎役者であり、映像の世界では2014年に映画「利休にたずねよ」第37回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するなど俳優としても活躍。
2020年には、十三代目市川團十郎白猿を襲名する大役が控えている。
NHK大河ドラマ『麒麟がくる』ではナレーションを担当。
■吉法師(信長の幼少期)【堀越勸玄】
吉法師
織田信長の幼名。信秀の子ども。
堀越勸玄プロフィール
・市川海老蔵の長男。現在7歳
・2020年5月 八代目 市川新之助 襲名予定だったが延期となっている。
■柴田勝家【松田龍平】
織田家家臣
通称・「権六」。信勝の家臣でありながら、信長の弟・信勝の暗殺に加担する。
松田龍平プロフィール
・中学3年生のとき、映画『御法度』で鮮烈デビュー。
・他に、映画『恋の門』『まほろ駅前多田便利軒』『舟を編む』、ドラマ『天地人』『あまちゃん』などに出演する人気俳優。
■織田信秀【北村一輝】
織田信長の父
智勇に優れた武将であり、尾張での道三のライバル。苦戦や困難にも負けない強靭な精神を持ち、商業の活性化をはかるなど先見性もあった。
北村一輝プロフィール
・映画『皆月』ドラマ『夜王〜YAOH〜』などアクの強い役に定評がある。
・最近では映画『テルマエ・ロマエ』や朝ドラ『スカーレット』まどで、コミカルで人間味あふれる役も演じている。
■土田御前【黒木瞳】
信長の母 土田御前
織田信秀の継室であり、織田信長と信勝の母。ぼんやりしてまぬけと言われた信長を疎み、弟・信勝ばかりをかわいがり、信長の心を追いつめていく。
黒木瞳プロフィール
宝塚歌劇団の出身。
映画『失楽園(1996)』で体を張った大胆な演技で話題になり、その後は数多くの映画、ドラマに出演。
歌番組などで司会や映画監督を務めるなどマルチに活躍している。
■木下藤吉郎【中尾明慶】
農民/後の秀吉
農民からら織田信長に小者として仕え、人懐っこい性格と自由なふるまいで、織田家中で頭角を現していった。光秀にとってはライバル。
中尾明慶プロフィール
・映画『ROOKIES』ドラマ『監察医 朝顔』などに出演。
・最近では小説を出版したり、レーシングドライバーをするなどマルチに活動している。
■織田信勝【馬場徹】
信長の弟
美しく品行方正な信長の弟。母の土田御前に寵愛されて育ち、父・信秀の死後末盛城を継承。柴田勝家、佐久間盛重など信秀の家臣も信勝付きとなる。やがて尾張の支配権をめぐり、信長と対立し衝突することに。
馬場徹プロフィール
・1998年生まれ。
・『陸王』『下町ロケット』に出演。
■毛利伸介【松村龍之介】
信長の家臣
織田信長の家臣。信長の馬廻(うままわり)として仕え、桶狭間では服部小平太とともに、今川義元に肉薄し、首級をあげた。
松村龍之介プロフィール
・1993年生まれ。岩手県出身。
・『仮面ライダーゼロワン』『警視庁・捜査一課長 』などに出演。
■斎藤道三【佐藤浩市】
美濃の蝮と称される大名
美濃の油商人から戦国大名にまで成り上がった人物。頼芸を美濃から追放したり、帰蝶を信長に嫁がせたりと狡猾で天才的な戦略家。金銭への執着も強い、下克上の代名詞的な存在。
佐藤浩市プロフィール
・映画『64(ロクヨン)』『最後の忠臣蔵』、ドラマ『陽はまた昇る』『新選組!』など話題作に多く出演。
・重厚な演技に定評があり、最近では映画『Fukushima 50』で福島第一原発直長役を演じた。
■濃姫(帰蝶)【広瀬すず】
道三の娘
斎藤道三と正妻・小見の方(片岡京子)の間に生れた娘で、土岐頼純にこし入れするが、頼純は道三により毒殺される。いとこの光秀には、特別な思いがあり、秘密裏に頼み事をすることも。政略結婚により尾張の織田信長に嫁ぎ、正妻になる。父親ゆずりの気丈さを備え、複雑な性格の信長と渡り合い、飛躍を支えていく。
広瀬すずプロフィール
『Seventeen』専属モデルとして芸能界デビュー。
映画『海街diary(2015)』での演技が高く評価され、映画『ちはやふる(2016)』『怒り(2016)』など話題作に次々に出演。
2018年には、紅白歌合戦の司会にも抜擢され、朝ドラ『なつぞら(2019)』ではヒロインも務めた。
■帰蝶の幼少期【市川ぼたん】
帰蝶の幼少期
美濃の国主・道三の娘。
市川ぼたんプロフィール
・市川海老蔵の長女。本名は堀越麗禾。現在9歳
・2019年5月に「四代目 市川ぼたん」を襲名。
■堀田道空【竹中直人】
堀田道空
尾張の商いを支える湊町・津島の頭領。斎藤道三の重臣。
竹中直人プロフィール
・映画『Shall we ダンス?』大河ドラマ『秀吉』などで知られる俳優。
・2021年の大河ドラマ『青天を衝け』では、徳川斉昭を演じる。
■今川義元【三上博史】
信長のライバル今川義元
領国経営や強大な軍事力を持つ有力戦国大名。駿河国富士郡瀬古善得寺の太原雪斎の後ろ盾により、道三たちも恐れをなす東海最強の武将。
織田軍が三河に進出すると、松平広忠の求めに応じて三河に出兵。信秀に奪われていた人質の松平竹千代を奪い返し、三河の経営に着手する。北条氏、武田氏と三国同盟を結んで東方を安定させると、大軍を率いて西の尾張に潜入し、織田信長の奇襲にあう。
三上博史プロフィール
映画『私をスキーに連れてって(1987)』に出演し注目される。
その後は、『君の瞳をタイホする!』『世界で一番君が好き!』『この世の果て』などトレンディドラマで大活躍。
近年では、大河ドラマ『平清盛』、ドラマ『集団左遷!!』などに出演。
※追加キャストが発表され次第、随時更新していきます。
『桶狭間OKEHAZAMA〜織田信長〜』あらすじ
1560年、清洲城。27歳の織田信長(市川海老蔵)が「敦盛」を舞っている。
同じ時、今川軍の先鋒・松平元康(後の徳川家康)は織田軍の砦(とりで)の前で、その采配を振るう時を待っていた。駿河の総大将・今川義元(三上博史)が織田家の領地・尾張を我が物にするべく、二万五千の大軍をもって進攻してきたのだ。
前夜、今川軍に対し籠城策を訴える家老衆をあしらった信長は、翌早朝にたった五人の小姓を従えて清洲城から姿を消した。恐れをなして逃げたのだという生母・土田御前(黒木瞳)に対して、濃姫(広瀬すず)は決して逃げたりはしないと言い切り信長の身を案じる。
信長は木下藤吉郎(中尾明慶)など信用できる者たちを動かし今川軍の情報を集め、義元が大高城に向かうのではなく、織田信長軍と戦う構えで桶狭間にいることを突き止めた。やがて、織田軍本陣に家老衆が軍勢とともに到着したが、その数は二千ほどで、今川軍との差は圧倒的だった。
二万五千VS二千。果たして信長はどんな戦略でこの大軍に立ち向かうのか…。奇跡の戦いが今始まろうとしていた。
桶狭間の戦いとは?
※無断転載禁止
織田信長が大きく飛躍するきっかけともなった桶狭間の戦いとは、いったいどんな戦だったのでしょうか。簡単にご説明いたします。
桶狭間の戦いとは
桶狭間の戦いとは、1560年に織田信長(市川海老蔵)が今川義元(三上博史)を打ち破った戦いです。今川義元は、駿河、遠江、三河の3国(今の静岡県と愛知県東部)を納めていた “海道一の弓取り”の異名をもつ有力な戦国大名でした。
そんな今川義元は、織田信長が治める尾張国へ侵攻し、織田家の砦を次々と落としていったのです。追い詰められた織田家は、出撃するか、本拠地である清州城に籠城するか考えがまとまらないでいました。
しかし、1週間後に織田信長が突如、清州城から出撃して義元の本陣へ 奇襲をしかけたのです。この時の 今川の兵力は、25,000~45,000、一方の織田方は、たった5,000だったと言われています。
圧倒的な兵力な差で、なぜ織田信長が勝利できたのかという理由には諸説ありますが、大雨だったことと、信長があらかじめ今川義元の本陣を知っていたということが挙げられます。
巧みな情報戦を行った織田信長は、悪天候で視界不良になっていた今川家に、何度も攻撃を仕掛け、見事勝利したのです。強大な力を持つ今川義元を、尾張の国の織田信長が破ったことは、当時の戦国大名や武将に影響を与えた出来事でした。
市川海老蔵(成田屋)と織田信長の深い関係は?
市川海老蔵の織田信長、ここ10年以上の大河ドラマでもダントツの怖さと存在感あるから、いっそ海老蔵信長が主人公の大河ドラマ作ってくれよって思っちゃうよね#おんな城主直虎 pic.twitter.com/BQO3EQ3iLZ
— アッサム@今更三国志13PK始めました (@roadfreed) November 12, 2017
「信長」は、海老蔵さんが襲名する團十郎の屋号「成田屋」が、歌舞伎で1952年より演じ続けてきた大事な演目です。
祖父も父も演じた織田信長
祖父・十一代目團十郎 | 歌舞伎「若き日の信長」 |
父・十二代目團十郎 | 歌舞伎「若き日の信長」 |
市川海老蔵 | 舞台「信長(2006)」 大河ドラマ「おんな城主 直虎(2017年)」 SPドラマ「桶狭間~織田信長~(2020)」 |
1952年に作家・大佛次郎さんが、十一代目團十郎さんのために書き下ろした脚本「若き日の信長」。海老蔵さんにとって、祖父そして父が演じてきた「信長」は特に思い入れのある人物です。
海老蔵さん自身も、「桶狭間~織田信長~」で3度目の織田信長役。十三代目團十郎襲名の節目に、主演で織田信長を演じることは、何かしらの運命を感じてしまいますね。
↓市川海老蔵の家系図と血縁関係!小林麻央との馴れ初めや隠し子の存在も↓
この記事へのコメントはありません。