オフロスキーの正体は俳優の小林顕作!不気味だけどクセになる秘密
「よんだ?よんだよねぇ」と牛柄フードをかぶって、不敵な笑みを浮かべて登場するオフロスキー。
Eテレの中でも、屈指の人気を誇るオフロスキーですが、一体だれが演じているのか知っていますか。
今回は、オフロスキーの演じる小林顕作さんという人物の正体と、人気の秘密に迫ってみました。
オフロスキーの正体は俳優の小林顕作!私生活はパパ?
小林 顕作 | |
生年月日 | 1971年4月9日生まれ |
身長 | 166cm |
職業 | 俳優、声優、演出家、脚本家、ダンサー |
出身 | 東京都 |
出身大学 | 日本大学藝術学部卒業 |
ちょっと不思議な生き物・オフロスキーを演じているのは、俳優、声優、演出家、脚本家、ダンサーなどマルチに活躍する 小林 顕作(こばやし けんさく)さんという方です。
年齢は、2020年現在 49歳。
昔のオフロスキーは痩せていたのに、最近は「ユルッとした体型になったなぁ」と思っていましたが、中年太り?(ゴメンナサイ)だったのですね。
子どものころは団地っ子
東京都に生まれた小林さんが、幼少期に住んでいたのは団地。
1970年代なので、マンモス団地やニュータウンと呼ばれていたところでしょうか。
4人兄弟の末っ子で、勉強はほとんどせずに、友達と外で走りまわっていたとか。
しかし、元・プロ野球選手の王貞治さんが、オルガンが弾けることを知った小林さん。
「自分も音楽をやれば、ホームランが打てるようになるのでは?」と考え、親にピアノを習いたいとお願いし、レッスンに通い始めたそうです。
結果、ホームランは打てなかったけれど、現在の「オフロスキーコーナー」の作詞・作曲などに役に立っているそうです。
まさかオフロスキーの原点が、一本足打法の王貞治だったとは…。
私生活では二人の子どものパパ!
小林さんは一般女性と結婚されており、上の子が男の子で、下の子が女の子の計 2人の子どもがいます。
子どもさんは、中学生と小学校高学年になり最近は、手が離れていますが、小さい頃は小林さんが朝ごはん担当だったそうです。
舞台の稽古で夜が遅くなる小林さんは、朝しか子どもと触れ合う時間がなかったことから、朝の支度を手伝うようになったとか。
普通なら、疲れて寝ていたいところですが、ちゃんと早起きして子供との時間を作るなんて、子煩悩なパパ!
大河『真田丸』出演でママがザワつく
オフロスキーはこの一言のためだけにキャスティングされたんじゃないだろうかと思ふ。#真田丸 #オフロスキー pic.twitter.com/5Ax0wdd4wK
— 裕一郎@雨将軍 (@rivgood) August 28, 2016
小林さんは、俳優としても活動していますが、なんと2016年の大河ドラマ『真田丸』に登場したことも。
当時は、私も見ていましたが出演者リストに“小林顕作”という名前を見つけ、今か今かと待っていたら、髭面にちょんまげで登場し、一瞬だれか分かりませんでした。
子どもに「このおじさんがオフロスキーだよ!!見て!見て!」と興奮気味に伝えるも、「ポカ~ン。」あまりにも見た目が違いすぎて、理解できなかったようです。
しかし、リアル「じだいげきだよぉ~オフロスキィィ~♪」を目撃して、ちょっと得した気分になりました(笑)。
舞台『パタリロ』の監督も
劇場版パタリロ!
舞台挨拶。生パタリロ、生ミーちゃん先生、そして小林顕作監督見れて感激~‼️😆
祈・ポテンヒットじゃなくて
大ヒットー‼️👏👏👏👏 pic.twitter.com/pIJbM8qvh6— アヲ (@kinji03_ao) June 28, 2019
小林さんは、マルチな才能のある方で、『笑ゥせぇるすまん』や『帝一の國』、『パタリロ』の舞台監督も務めました。
舞台を見た人からは、「空気感や間が、たまにオフロスキーを感じた」という感想も。
個人的に、パタリロ主演は加藤諒さんなので、デキナイヲデキルマンとオフロスキーがタッグ組んでると嬉しくなりました。
また、小林さんが『真田丸』に出演したときに仲良くなった哀川翔さんにもオファーして『パタリロ』に出演してもらったそうです。
リアルに風呂好き
小林さんは、オフロスキーの役だけでなく、ほんとうにお風呂が大好きなようで、銭湯にもよく通っているそうです。
お気に入りは、平日の高尾山の極楽湯でサウナに入るのも楽しみで、サウナは多いときで週6、少なくとも週2回は通っているとか。
小林さんは、「オフロスキー」であり、「オサウナスキー」でもあったようです。
↓ダツイージョの素顔は?怖い気持ち悪いと言われる理由に迫る↓
オフロスキーは怖い?!子供が夢中になる理由
オフロスキーの
「呼んだ?呼んだでしょう~?」
は保護者向けのネタやと思ってる pic.twitter.com/LTokh6WZqB— No16༅ (@No1661oN) March 26, 2020
オフロスキーを最初に見たときに、「ちょっと苦手」「怖い」と思いませんでしたか。
私も、『みいつけた!』を見始めたとき、「よんだ?よんだよねぇ」のセリフと共に出てきて、奇妙なダンスをするオフロスキーが正直いって嫌いでした。
なんだか得体が知れないし、顔はダイヤモンドユカイや吉井和哉 系統で子どもウケはしないし。
肝心の子どもは チベスナ顔で「チーン。。。」一切 笑ってないし。
でも、毎朝見るようになると、その存在がだんだんクセになってきて、オフロスキーが登場するのが楽しみになってきたのです。
なぜこんなにも長い間、子どもたちに“オフロスキー”は愛されているのか不思議でしたが、なんとなくその秘密が分かってきました。
怖いものみたさ
うちの子どもは、小さい頃に私の背中ごし隠れながら、オフロスキーさんをみていいました。
「怖いなら消そうか?」と言うと「消さないで。見たい。」と言うのです。
そーいえば、怖いのに見たいという感覚は、“おばけ”や“妖怪”と似てるのではないでしょうか。
“怖いものみたさ”という言葉もありますしね。
「オフロスキー」は、怖いけれども興味惹かれる生き物であり、子どもの憧れの存在でもあるようです。
子どもを子ども扱いしない主義
オフロスキーを象徴するのは、その登場シーンですね。
「ね~みんな~!!ぼく、オフロスキーだよ!!」などと甘ったるい声で出てくることはなく、「ねぇ。よんだ?よんだよねぇ?」と普通のトーンでシュールに登場します。
そして「子どもの相手をしている」ではなく、「一緒に楽しもうぜ。」的なノリが、親も含めワクワクさせてくれます。
また、オフロスキーは、子どものことを「きみ」と呼び、ときには丁寧語で話をしたりします。
子どもに媚びることもなく、時には「くだらないこと」を提案し、一緒に楽しんでくれるのです。
この対等な関係性が、子どもには仲間のように感じ、受け入れられているのです。
↓サボさんの声優はぐっさんでない?中身の人は佐藤貴史なんだぜ~↓
最後に
オフロスキーの正体は、俳優や監督などマルチに活躍し、私生活では2児のパパである小林顕作さんであることが判明しました。
最初は、ちょっぴりオフロスキーが苦手な、子どももママも、みているうちにシュールで不思議な世界にハマること間違いなし。
これからも、ずーっと続いて欲しいコーナーですね。
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