『エール』今村嗣人のモデル藤田嗣治!環と画家の恋ネタバレ

アート

朝ドラ『エール』で、無名時代の双浦環(柴咲コウ)と新進気鋭の画家との知られざる恋が描かれます。

環は音楽のためだけに生きてきたと思っていましたが、過去には恋焦がれる男性がいたのですね。

そこで今回は、双浦環の相手・今村嗣人の実在モデル藤田嗣治と、恋の行方のネタバレをご紹介したします。

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『エール』今村嗣人のモデル藤田嗣治は奔放な画家だった

26歳で渡仏し、生涯のほぼ半分を異国で過ごした 藤田嗣治

藤田嗣治という名前は知らなくても、藤田の描いた「猫の絵」ならば見たことがあるのではないでしょうか。

ユニクロなんかとコラボしたTシャツが販売され、話題にもなりました。

藤田は多彩な絵を多く残したと同時に、 5回も結婚したことでも知られています。(1人目と5人目の妻が日本人、2~3人目はフランス人)

ここから、今村嗣人の実在モデル藤田嗣治の画家としての才能や女性関係について見ていきましょう。

奇抜な容姿


おかっぱにチョビひげ、丸眼鏡の藤田の姿は、今みても斬新ですね。

これは、フランス人にインパクトを残すために、あえて目立つ格好をし顔を覚えてもらっていたとか。

また、社交的で目立ちたがり屋の性格から、藤田は、「FouFou (フーフー お調子者の意)」と友人から親しみをこめて呼ばれていたそうです。

服にもこだわりがあり、自らデザインし縫製していたそうで、好きな女性にも作った服をプレゼントし口説いていました。

パリ滞在中は、シャガールやモディリアーニ、ピカソと同時代を過ごし、交流もありました。

乳白色の美

藤田嗣治をパリで有名にしたのは、やはり裸婦画でしょう。

藤田が描く、裸婦の透き通るような肌の美しさの秘密は、下地にあります。

自分の足で画布を探し、材料や製法を工夫しながら誰にもマネできない下地を作り、そのまま女性の肌の色として使用したのです。

また日本画の筆を使い、流れるように繊細な輪郭で肌を縁取ることで、美しい裸婦像を完成させましたが、生涯その絵の技法については明かしませんでした。

藤田によって生み出された裸婦画は 「乳白色の美」と絶賛され、パリ花形画家としてのし上がっていきました。

戦争画家としてGHQに追われる

藤田は画風を何度もガラッと変えたことでも有名です。

日本に帰国した際には、国民総力戦美術展に茶褐色の暗い色相で「アッツ島玉砕」を出品するなど戦争画家としても活躍しました。

パリ時代の絵と比べると、同じ画家が描いたとは思えない重々しい雰囲気の絵ですね。

終戦後は、最も戦争責任の重い人物として GHQにマークされ、その身を追われ日本を脱出しフランスに帰化しました。

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藤田嗣治の華麗なる女性遍歴

藤田嗣治は女性にもモテるようで、生涯にわたって、5回も結婚しています。

・1人目 鴇田とみ(美術教師)
・2人目 フェルナンド・バレエ(画家モデル)
・3人目 リュシー・バドゥ(お雪)
・4人目 マドレーヌ・ルクー
・5人目 堀内 君代

最初の妻は、嗣治と同年齢の鴇田とみ。

とみは、美術教師をしており才能のある女性でしたが、嗣治が単身パリに行ったことで離婚しました。

2人目のフランス人の画家モデル・フェルナンド・バレエは、奔放な女性だったようで藤田の友人で画家の小柳正とも肉体関係を結んでいました。

藤田も負けじと、3人目の妻となるリュシー・バドゥと旅行に出かけるなど、性的にオープンな夫婦生活を送っていたようです。

フェルナンド・バレエと離婚したあと、藤田の絶頂期をともにした3人目の妻は、浮気相手だったリュシー・バドゥです。

雪のように白い肌をしていたことから、嗣治は“お雪”と名付けるも、酒癖の悪さから離婚。

そして4人目の妻は、南米を一緒に旅したマドレーヌ・ルクー。

2年旅した後、藤田と日本で暮らすも馴染めず、1人フランスに帰国。

藤田はその間に、25歳年下の堀内君代に一目ぼれして結婚してしまいます。

それを聞いたマドレーヌは、藤田に新しい女性がいるとしり再び来日するも、26歳の若さで日本で亡くなってしまいました。

ちなみにマドレーヌは、日本にいるときに“マデレイヌ藤田”の名で「戀はつらいもの」というレコードを、コロムビアレコードから発売したことも。

藤田の女性遍歴をみると、双浦環のモデルとなった三浦環の名は出てきませんし、交流があったという記録もありません。

今回の環と嗣人の恋は、二人の実在モデルの生涯を混ぜ合わせて作られた、創作のようですね。

双浦環(柴咲コウ)の実在モデルは⇒こちら

『エール』双浦環と今村嗣人のここからネタバレ

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パリで声楽を学ぶ、無名の学生だった双浦環。

ある日、日本人の友人に誘われたパーティーで、15歳で「サロン・ドートンヌン展」を取得した修行中の画家・今村嗣人と出会い恋に落ちます。

※嗣人役は金子ノブアキ

嗣人は画家として、環はオペラ歌手として世界的に有名になることを目標に、励まし合いながら一緒に暮らします。

そんななか、嗣人は画廊に認められ個展を開きますが、評価は散々なもので酷評されてしまいます。

一方の環は、プッチーニが日本人のために作曲した「蝶々夫人」のオーディションを受け、見事合格。

夢への第一歩を歩み始めました。

しかし、嗣人は自分は小さな個展で失敗したことと、大舞台で活躍する環との落差に苦悩し、「君が失敗することを願ってた。嫉妬で苦しむから歌をあきらめてくれ…」と言い放ちます。

環は、恋よりも音楽を選び、嗣人と別れることを決意しました。

環が「蝶々夫人」のプリマドンナとして名声を手にした頃、嗣人はひっそりと個展を開いていました。

そこに批評家のピエールがやってきて、一つの絵を「売ってほしい」と頼んできました。

嗣人にとって、ねがってもないチャンスでしたが、「作品を手放すことはできない。もうあんな女性は現れないから。」と答えるのでした。

売ってほしいと頼まれた絵には、舞台で歌っている環の姿が描かれていました。

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最後に

今村嗣人のモデルはパリと日本で活躍した画家・藤田嗣治であることが分かりましたが、環との恋は創作であることがわかりました。

環と嗣人の出会いやお互いに高め合っていく様子は、音と裕一と重なる部分がありましたが、最後に選んだ道はまったく別のものになってるのも、おもしろいですね。

厳しさや強さだけでない、環さんの新しい一面が見れる嗣人との恋の話は見逃せませんね。

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