『エール』最終回の結末ネタバレと小山田耕三の手紙全文

朝ドラ

激動の昭和を生きた作曲家と、夫を支え続けた妻の半生を描いた朝ドラ『エール』の最終回の結末とネタバレをご紹介いたします。

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『エール』ネタバレ!最終回のあらすじ・結末

愛娘・華の結婚

ロカビリーバンドのボーカルを務める霧島アキラ(宮沢氷魚)が、結婚の許しを得るため小山家にやってきた。

裕一は、バンドマンという不安定な職業に反対し、音はアキラの過去の女性関係の派手さに驚く。

アキラは、一生添い遂げる真剣な気持ちを理解してもらうために、華を想って作曲した歌「ムーンライト・セレナーで」を裕一と音の前で熱唱した。

♪うつむいて歩いた~あの日の僕は知らないままで 恋や夢を探していたようさ 見上げればきれいな~夜空に輝いている月のようだね 迷いはぐれ やっとみつけた 愛をもう離さない 離さないよ~ こんな気持ちはじめてなのさ 欲しいものは たったひとつ 君の笑顔 見せておくれ I love you

歌を聞いた裕一と音は、アキラが華を本気で愛していると感じた。そして、自分たちも若い頃、親に反対されても愛を貫いて一緒になったことを思い出した。

音は、アキラの仕事や女性関係に不安は残るが、歌を聞いていたら「頭はダメって言ってるけど、心が行けって叫ぶんです。」言った。裕一も「自分の若い頃を棚に上げて、安心とか幸せを隠れ蓑に大切なものを忘れていた。自分の子どもを信じてあげよう。」と言い、二人は結婚を許すことにした。

華とアキラの結婚式ー。

二人の結婚式には、音の姉・吟の家族、久志、鉄男、喫茶バンブーの夫妻など、裕一たちのことを良く知る人々も出席した。アキラは、バンド仲間たちと歌を披露し、会場は大いに盛り上がった。

そして、新婦の父・裕一がスピーチを始めた。「華が、自宅の寝室で生まれたときのこと、今でも覚えています。愛しくて、可愛くて…。親として娘が旅立つこの日を心待ちにするべきだけど、たまらなく寂しい。父さんは華が娘で幸せでした。ありがとう華。おめでとう。」そう言い終わった裕一に、華は涙を浮かべて抱きついた。

オリンピック開会式の作曲依頼

5年後ー。

東京でオリンピックが開催されることになり、開会式のオープニング曲の作曲を誰に依頼するかが検討され、平和への祈りの歌を多く作曲した裕一の名前も候補に挙がっていた。

そんなある日、小山家に日本政府から派遣された人物がやってきて 「東京オリンピックの開会式を飾るオープニング曲を作曲してもらいたい。」と依頼してきた。

驚く裕一だったが、すぐに「やります!やらせて頂きます!」と力強く返事をした。

しかし、オリンピックまであと1年に迫っても、一向に曲を書こうとしない裕一を音は心配し、木枯(野田洋次郎)に相談した。木枯は「僕たちの仕事はさ。産み出したら消えちゃうんだ。だぶん自分の中で楽しんでるんだよ。日本の音楽家の中で、ただ一人の栄誉だから。いい気分を味わってるんだよ。もしくは、最後のピースを探しているか…。」と言った。

音は裕一に、木枯が言っていたことを伝えると、「さすがだな。どっちも正解。日本で行われるからって、日本古来の音楽を取り入れたり、復興を叫ぶだけのマーチにはしたくなかったんだ。もっと普遍的で世界中の人々の心高鳴る曲を作ろうって決めたら、毎日アイデアが降ってきたけど、何かが足りなくてね。でも、さっき仲間たちとはしゃいでいたら、昔を思い出して、最後のピースが見つかった。」と裕一は言った。

オリンピック当日ー。

緊張してトイレに閉じこもった裕一を音が連行し、会場入り口まで連れていくが、裕一はそれでも、だだをこねた。

たまたま居合わせた長崎出身の警備員から、「長崎の歌」に救われたという熱い思いを聞いた裕一は胸をうたれ、会場に足を踏み入れた。

オリンピックは無事に終わり、裕一の曲は「世界中の人が感動し、希望に胸膨らませる曲だった。」と絶賛され、日本復興のシンボルになった。

その後も、裕一は池田次郎(北村有起哉)とコンビを組み、数々の舞台音楽を10年間も手掛けるが、池田は病に倒れてしまう。池田を失った裕一は、何度か池田以外の人物と仕事をするが、情熱は戻ってこず、第一線から退いた。

さらに5年後ー。

音は、乳がんを患い長い闘病生活に入っていた。音は、華の子どもは大学生と高校生になった写真を見て、月日の流れを感じていた。

そんなある日、広松寛治という若者が、裕一を訪ねてきた。

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小山田耕三の手紙

広松は大学で作曲を学ぶ若者で、第1線を退いた裕一にもう一度、作曲してほしい。裕一は小山田耕三に変わる日本を代表する作曲家だと熱弁した。

小山田耕三という名前を聞いて裕一は、13年前に小山田が亡くなったあと、手紙を受け取ったことを思い出していた。

久しぶりだね。活躍いつも拝見していました。映画も舞台もよく観に行きました。君の音楽に触れるにつれ、ようやく私は分かったことがある。 私は音楽を愛していた。きみは音楽から愛されていた。今思えば、それが悔しくて恐ろしくて君を庶民の音楽に向かわせたのだろう。愚かだった。もしあの時、嫉妬を乗り越え応援していたら、君はクラシックの世界で才能を開花させていたはずだ。私は己のエゴのために愛する音楽を冒とくしてしまった。後悔の念はずっと付きまとい、私の心を蝕んだ。きみがオリンピックの入場行進曲を書くと聞いたとき、私は心の底から嬉しかった。死の間際で君のオリンピックマーチを聞いた。日本国民は誇らしく思っただろう。音楽の深淵を知る曲だ。期待に応えた君に国民を代表して最大の賛辞を贈りたい。ありがとう。最後に気が引けるがどうか私を許して欲しい。音楽を愛するが故の過ちだ。道は違えど音楽を通して日本に勇気と希望を与えてきた有志として今度は君と語り合いたい。私は先に逝く。こちらに来たら声をかけてくれ。小山田耕三

手紙を読んだ裕一に 猿橋は、「生前、先生は和声の工夫やメロディの独創性が他の流行歌の作曲家とは一味違うと、古山先生のことを嬉しそうに語っていました。どうか先生をお許し下さい。」と頭を下げた。

裕一は、「幼少期に小山田の本で作曲を勉強させてもらったことに変わりはなく、感謝してします。」と答えた。

そして猿橋は、「小山田先生は、古山先生と会うときは、いつもしかめっ面でしたが、笑うとチャーミングなんですよ。」と教えてくれた。

小山田の手紙を思い出した裕一は、広松の「なぜ曲をかかれないのか教えて下さい。」と質問に答えることにした。

裕一は幼いころから、母に買ってもらった卓上ピアノ以外、楽器を使って作曲したことななく、土地や人、歌詞から浮かんだメロディを譜面に書き込んでいた、そして、今も花をみたり妻との会話の中で音楽は生まれていると答えた。

広松が、「では、その浮かんだメロディをぜひ、譜面におこして下さい。」と言うが、裕一は「譜面に書くのがまどろっこしくてね。僕はこれまで人の力になる音楽をたくさん作ってきた。だから、もう僕のなかにある音楽を、僕の中だけで楽しみたいんだ。」と笑い、広松の手を握り「今度は、きみたちの番だ。」と言った。

広松が帰ったあと、裕一は「海がみたい。あなたと出会った頃のように歌が歌いたい。」と言う音の手を取り「さぁ。行こう。」とベッドから起こした。

すると、徐々に二人の足取りは軽くなり、音と裕一は海に向かって走り出した。主題歌をバックに海岸を歩く二人は、「音と会わなかったら、僕の音楽はなかった。出会ってくれて、ありがとうね。」「私も、あなといれて幸せでした。」と言葉を交わし、抱き合った。-END-。

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最後に

『エール』は、コロナ感染拡大の影響で、撮影が遅れたり、小山田耕三役の志村けんさんが亡くなったりと、当初の予定から10話(2週)分少なくなりましたが、最後までうまくまとめられた物語でした。

次の朝ドラ『おちょやん』は、11月30日よりスタートです!

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