黒革の手帖(米倉涼子版)結末ネタバレ!最終回までのあらすじ相関図

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欲望渦巻く夜の街・銀座を舞台に、銀行員の女性が巨額の金を横領し、銀座の一流クラブのママにまで登り詰める姿を描いたドラマ『黒革の手帖』。今回は米倉涼子さん主演の『黒革の手帖』のキャスト相関図と結末ネタバレをご紹介いたします。

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『黒革の手帖』相関図(米倉涼子 版)

『黒革の手帖』キャスト&登場人物

原口元子米倉涼子

銀行員。勤務先の銀行から1億2000万円を横領し、架空名義預金者のリストが記された黒革の手帖と引き換えることで、銀行から横領を問いただされることはなかった。その後、横領した金を元手に、銀座に「カルネ」というクラブをオープンさせる。

安島富夫仲村トオル

江口衆議院議員の公設秘書。母子家庭で育つ。宗教団体「シンギミココロの会」創始者の孫娘である伽耶子と政略結婚する。クールに装っているが、元子との恋と野心との狭間で悩んでいる。

長谷川庄司津川雅彦

「神榮商事グループ」会長で総会屋。政財界に太いパイプを持ち、大きな影響力を持つ人物。穏やかな性格だが、したたかさも持つ。安島に期待しており、元子にも興味を持つ。

岩村叡子山本陽子

老舗クラブ「燭台」のママ。クラブ経営を学ぶために働く元子を育てあげ、大口客を紹介するなどしてくれた師匠であり恩人。かつては長谷川の愛人だった。

橋田常雄柳葉敏郎

大手進学予備校の理事長。一代で今の地位までのし上がった苦労人。元子に惚れ込んでしまい、逆に弱みを握られて利用され恨みを持つ。

楢林謙治小林稔侍

美容外科クリニックの院長。相当な女好きで、妻の入院を理由に市子とは長年愛人の関係にある。しかし「カルネ」で波子と出会い熱を上げる。

中岡市子室井滋

「楢林美容外科クリニック」看護婦長で、楢林の長年の愛人。地味で気弱性格だが、献身的に尽くした楢林が波子の元に走り元子に協力して復讐を遂げる。

村井亨渡辺いっけい

「東林銀行」北口支店次長。元子の横領の責任を取らされて銀行を退職。その後、長谷川のもとで働きながら元子に復讐する機会を伺っている。

櫻井曜子紫吹淳

元子の行きつけの美容院の店長。タロット占いが得意で、元子にアドバイスをする。

伽耶子真木よう子

信者20万人の宗教団体「シンギミココロの会」創始者の孫娘。のちに安島と婚約。

山田波子釈由美子

神戸生まれの23歳。甘え上手で天真爛漫なように見えるが、実は執念深い悪女。元子に拾われ、クラブ「カルネ」のホステスNO.1となる。元子への恩を忘れ、「カルネ」の上階にクラブ「バーデンバーデン」を開店するが…。

紺野澄江吉岡美穂

クラブ「カルネ」のホステス。仲居をしていたが、店が閉店し、元子を頼って「カルネ」に入店。控えめで地味な性格だが、客の扱いがうまい。自分がオーナーになって、店を開店させたいと思っているが…。

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『黒革の手帖』第1話~最終回までのあらすじ

1話「銀座の女帝」

東林銀行の原口元子は、営業用の笑顔を浮かべつつ、一方では銀行の架空名義口座から大金を横領し、架空名義預金者たちのリストを黒革の手帖に記していた。彼女の横領金が1億2千万円に達すると…。

2話「愛欲の獲物」

元子は楢林美容外科クリニックの婦長で楢林の愛人・市子を呼び出し、楢林と波子の仲を中傷し、いかに市子が楢林のクリニック発展に貢献したかを褒め上げる。元子は、楢林と波子の仲を裂こうとしていたのだ。

3話「愛の口止め料」

安島に危ないところを助けられた元子は、警察に連絡するという彼に、藤岡は不倫相手で大ごとは避けたいと誤魔化す。しかし安島は、藤岡と元子の会話を立ち聞きしていた。数日後、元子は楢林から5千万円を受け取る。

4話「銀座の頂点へ」

元子は、一生誰も愛さないと安島に言い放つ。それは、彼に惹かれていく自分自身への戒めだった。また、彼女は赤坂の高級料亭・梅村の元仲居だった新入りホステスの澄江から、橋田が梅村を買い取るらしいと聞く。

5話「女帝の危機」

元子に、裏口入学周旋の証拠を突きつけられた橋田は、それは偽物だと一笑に付す。というのも、澄江が元子を裏切り、橋田と共謀、彼女が元子に渡した証拠は偽物だというのだ。しかし、元子は動じなかった。

6話「一晩2億の女」

元子が新装オープンさせたロダンに、客としてやってきた波子。元子や店のホステスたちに散々嫌味を言い、店を後にする。翌日、元子は離れて暮らしていた母親が入院したという連絡を受けて京都に向かった。

『黒革の手帖』最終回の結末ネタバレ

7話(最終回)「負けるもんか! 銀座の蝶、最期の闘い」

安島の口から長谷川の屈辱的な伝言を聞き、元子は愕然とする。長谷川にロダンの残金2億1千万円だけでなく、キャンセル料8400万円さえも払えなくなってしまった彼女は、自分の着物などを売ってまで金を作ろうとする。

黒革の手帖を武器に顧客から次々と金をだまし取った元子は、銀座一の名店「ロダン」の持ち主の長谷川(津川雅彦)から2億6千万円で買い取る契約を結んだ。

まずは手付金5千万円を支払って「ロダン」のママになった元子だが、期日までに残金を払えなかった。

契約書には、期日までに残金を支払えなかった時は8400万円の違約金を支払うと記されており、元子は金策に奔走する。

長谷川は、元子に恨みを持つ波子(釈由美子)、村井(渡辺いっけい)、楢林(小林稔侍)、橋田(柳葉敏郎)と手を組み、黒革の手帖と他の脅しに使ってきた脱税の証拠を元子の部屋から盗みだしていた。

残金の支払いを遅らせてくれと頼む元子に長谷川は、体の関係を迫るが、元子は「嫌なものは嫌です」と受け入れられなかった。

その後、長谷川が裏で手を回し「ロダン」のママは波子になった。

元子は「ロダン」を追い出され、橋田は店を買い取ってオーナーとなった。

そんな元子を見て、安島はすべてを捨てて国外に逃げようと計画。

さらに、長谷川の闇献金の領収書を持ち出してきた。

安島の言葉を信じたい元子だったが、躊躇している間に安島は長谷川に捕まってしまう。

そんななか、元子は元子は領収書を持って逃走するが、その途中で意識をうしなってしまう。

元子は安島の子を身ごもっていたのだが、流産してしまう。本当に一人になってしまった元子。

元子は持ち去った領収書を長谷川に返す代わりに、元子への違約金を取り消しにし店の手付金で支払った5千万円を元子へ返すように交渉した。

そして、長谷川から元子に5千万円が返され、そこで元子は領収書が本物であることを確信。

その後安島は、国会議員となり初当選の祝賀会を開いた。

そこに元子は顔を出すが、長谷川と同じように愛人関係を持ちかける安島に愛想をつかした元子は、2憶円の手切れ金を要求した。

一方、橋田は「ロダン」を売りに出し、元子は企業したことにして名前を伏せて、安島から手に入れた2憶で店を買い戻した。

晴れて「ロダン」のママとなり波子を追い出した元子だったが、以前のように満たされた気持ちにはならなかった。

そんななか、波子は以前 目にした黒革の手帖の存在を警察に話し、元子が揺すりをしていたことを告発したことで、元子は逃亡した。-END-。

米倉涼子版『けものみち』あらすじ~結末は⇒こちら

『黒革の手帖』感想

欲望渦巻く銀座で、一癖も二癖もある大物たちと渡り合い「自分は誰のものにもならない」とのし上がっていく主人公には、ハラハラさせられっぱなしでした。

揺すりや詐欺など悪いことをしているのに、いつの間にやら元子を応援しちゃうんですよね。

気は強いけど、自分の肉体を武器にしない元子は肝が据わってカッコイイ。

へたすぎる(笑)関西弁で相当な悪女の釈由美子さんは主人公とは対照的で、悪役にピッタリ。

銀行で大金を横領しながら、堂々と銀座で働ける昭和の時代ってすごい。

松本清張さんの名作ゆえ、多くの女優さんが何度も演じてきた役ですが、米倉涼子版が一番しっくりきます。

武井咲さんの方は若すぎて、どうみても銀座のママの貫禄はなかったので…。原作の設定も31歳ですしね。

それにしても惚れた安島を信用しきれず、やっぱりお金に走ってしまう元子には、女としての意地や凄みは感じたけれど、少し悲しい女性に見えました。

ラストは、これまでの野心のツケが回ってきて、復讐されて逮捕されそうになるというのが、元子らしいですね。

まぁ服役して出所しても、何食わぬ顔で銀座に戻ってきそうですがwww。

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