『ホームアローン』キャストの現在!ケビン子役・泥棒・母親は?

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30年以上経ったいまでも愛されるクリスマス映画といえば『ホームアローン』ですよね!そこで今回は、『ホームアローン1&2』に登場していたキャストの現在をご紹介したいと思います。

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『ホームアローン』キャストの現在

ケビンマコーレー・カルキン

愛くるしいルックスとチャーミングな演技でケビンを演じたマコーレー・カルキンは、1980年生まれで現在(2022.11時点)42歳

7人兄弟の4番目に生まれ、4歳から子役として活動してきたマコーレーが『ホームアローン』に出演し、世界的な人気者となったのは10歳のときです。

12歳になったときに『ホーム・アローン2』に出演したときのギャラは450万ドル(約5億1000万円)で、子役としての圧倒的な地位とお金を手にしました。

しかし、誰もが羨む成功の裏で、マコーレーの人生に影がさしはじめます。

当時、マネージャーをしていた父親のクリストファーは、息子のギャラ交渉、製作などすべてを監視して、仕事の相手に対して非常識な要求をするようになっていました。

さらに、マコーレーは父から身体的・精神的な虐待を受け、ほとんど休みを与えてもらえず、子どもらしい生活を送ることができなかったそうです。

唯一、息抜きが出来るのは、父が出張のときだけ。

そんな自分勝手で強欲な父と、子役としての寿命もあって、マコーレーの俳優の仕事は次第に減っていきました。

その後、両親は離婚しますが裁判でマコーレーが稼いだ約17億円をめぐって、泥沼の争いを繰り広げ、結局、裁判所が「マコーレーの稼いだお金は家族ではなくマコーレーの会計士が管理するように」と命じ、父親は財産を放棄しました。

映画のなかでは、あんな屈託のない笑顔で愛されていたマコーレーが、実際には両親から愛情を与えられないどころか、虐待されていたなんて…ファンとしては悲しい事実ですね。

17歳になったマコーレーは、女優レイチェル・マイナーと結婚しますが、その若さゆえに結婚生活は2年足らずで破綻。

離婚成立からすぐに、子役出身の女優ミラ・クニスと出会い9年も交際しましすが、こちらも破局。

ほどなくして、激やせしたマコーレーの姿がパパラッチされると、世間はクスリの過剰摂取や余命わずかなどと噂されるようになりました。

そんなマコーレーの心の傷を癒したのが、タイ系アメリカ人の女優ブレンダ・ソング。

マコーレーは、映画の撮影で出会ったブレンダ・ソングと4年交際を経て2021年に結婚し、男児のパパにもなりました。

最近では、スローペースではありますが、個性派俳優としてもカムバックし、仕事の面でも充実してきたマコーレー。

過去には色々と騒がれましたが、大人になった彼の第二の俳優人生に期待したいですね!

泥棒:ハリージョー・ペシ

丸顔で禿げ頭の泥棒コンビの一人・ハリーを演じたジョー・ペシは、 現在(2022.11時点)79歳と、かなりご高齢になっています。

158cmと小柄ながら、しゃがれ声と迫力のある表情で、イタリアンマフィアを演じることが多かったジョーでしたが、本作の出演でコミカルで愛嬌のあるキャラが開花。

とんでもない仕打ちを受けながらも、オーバーリアクションで痛みを笑いに持っていく姿が印象的でした。

ちなみに、当初このハリー役は、なんとロバートデニーロが候補にあがっていたとか。

どことなく、顔やキャラクターが似ていますね。

そんなジョーですが、マーティン・スコセッシ監督の常連俳優で、『グッドフェローズ』『アイリッシュマン』などの出演でも知られています。

泥棒:マーヴダニエル・スターン

193cmの長身やせ型のの泥棒コンビの一人・ハリーを演じたダニエル・スターン65歳

ウディ・アレン監督や若き日のティム・バートン監督に才能を認められ、『ホームアローン』で知名度をあげた俳優です。

ケビンから、アイロンを当てられたり、毒蜘蛛を顔に当てられたりとハリー同様に散々な目にあっていましたが、どこか憎めないキャラが親しまれました。

医者が分析したところによると、ホームアローン1&2を生き抜くためには、ハリー9人、マーヴ14人が必要なんだそうですwww。

そんなダニエルですが、日本ではNHKで放送された青春ドラマ『素晴らしき日々』の少年の心の声と語りでも知られています。

不審な老人:マーリーロバーツ・ブロッサム

マカリスター家の隣に住み、シャベルを持った無口な老人を演じたのは、ロバーツ・ブロッサム

『ホームアローン』出演時は66歳で、残念ながら2011年に87歳で亡くなっています。

俳優だけでなく、詩人としても活動していたロバーツは、ハーバード大学に進学した秀才でもあります。

本作の他にはスティーヴン・スピルバーグが監督の『未知との遭遇』や『クイック&デッド 』にも出演しました。

鳩おばさんブレンダ・フリッカー

『ホームアローン2』に登場した“鳩おばさん”こと老女のホームレスを演じたブレンダ・フリッカーは現在(2022.11時点)77歳

周囲から見て見ぬ振りをされ「やっかい者」扱いのおばさんですが、ケビンを助け悪党退治に一役買った優しい人物でしたね。

そんなブレンダですが、私生活で2012年に破産。

現在パートナーもおらず、今でも暗く孤独なクリスマスを過ごしていると自虐的にテレビ番組で明かしています。

ホテルの給仕係:ヘクターティム・カリー

ちょっぴりウザキャラのプラザホテルの接客係を演じていたティム・カリーは、現在(2022.11時点)76歳

ティムといえば、『IT/イット』の初代ペニーワイズとして子どもたちに恐れられていますねwww。

本作出演後も『三銃士』『チャーリーズ・エンジェル』など数々の作品で活躍していましたが、脳梗塞で車いす生活になってからは声優だけの仕事をこなすのみで俳優からは退いています。

ホテルのベルボーイ:セドリックロブ・シュナイダー

客の前でもチップを数えることが止められない、おっちょこちょいのホテルのベルボーイを演じたロブ・シュナイダーは、現在(2022.11時点)59歳

コメディ作品を得意とし、『ビッグ・ダディ』『50回目のファースト・キス』『がんばれ!ベンチウォーマーズ』『ホット・チック』などに出演しています。

2020年には、マコーレーと再会した楽しそうな様子をSNSで報告しています。

ホテルのフロント係:ストーンダナ・アイヴィ

ケビンをカード詐欺の犯人と疑うホテルのフロント係を演じたダナ・アイヴイは現在81歳

ダナといえば『アダムスファミリー』のアダムス家の弁護士・タリーの妻役として知られていますね。

一方で『ハリーポッター』のマクゴナガル先生もダナが演じていると思っている方も多いようですが、こちらはマギースミスという『天使にラブソングを』で修道院長を演じていた女優さんなのでお間違えなく。

2018年には『オーシャンズ8』に出演するなど、まだまだ元気な姿を見せています。

おもちゃ屋経営者:E・F・ダンカンエディ・ブラッケン

ニューヨークでも有名な大規模玩具店の経営者を演じたエディ・ブラッケンは、残念ながら2002年に87歳で亡くなっています。

子どもへの思いやり溢れる優しい演技が印象的でしたね。

「プラザホテル」のオーナードナルド・トランプ

『ホームアローン2』で「プラザホテル」のオーナーとして、トランプ元大統領がゲスト出演。

監督が当時オーナーであったトランプ氏に撮影のお願いをしたところ、「私を出演させるなら」と言われたそうです。さすがですね。

現在76歳のトランプさんは、最近 次期大統領選出馬表明をして話題となっています。

ケビン母:ケイトキャスリン・オハラ

優しく大らかで愛情深いケビンの母を演じたキャスリン・オハラは、現在(2022.11時点)68歳

「ケビン!」叫ぶ表情と声は、『ホームアローン』の定番シーンでもあります。

1980年に脇役として多くの作品に出演したキャスリンは、長く地道にキャリアを積み、2015年から放送されているコメディドラマ『シッツ・クリーク』ではエミー賞主演女優賞にノミネートされました。

ケビンの父:ピータージョン・ハード

気さくなケビンの父を演じたジョン・ハードは2017年に71歳で亡くなっています。

40年もの長きに渡る俳優人生で、200以上の舞台や映画に出演。

『幸せの向う側』『グラディエーター』『ペリカン文書』などで知られ、亡くなる直前にも数本の公開待機作と製作中の新作も控えていたそうです。

長男:バズデヴィン・ラトレイ

ちょっぴり意地悪で体格の良い長男・バズを演じたデヴィン・ラトレイは、現在(2022.11時点)45歳

彼が飼っていたタランチュラは、泥棒撃退に役立ちましたね。

長年にわたり、テレビドラマなどの脇役として活躍。

2021年には恋人へのDVで逮捕されたという残念な報道もありましたが、2021年にDisney+配信の『ホーム・スイート・ホーム・アローン』にカメオ出演するなど俳優は継続中です。

従弟:フラーキーラン・カルキン

フランク一家の末っ子でケビンの従弟で色白眼鏡少年・フラーを演じた キーラン・カルキンは現在(2022.11時点)40歳

ケビンを演じたマコーレー・カルキンの実弟でもあります。

カルキン家の最終兵器と呼ばれるほど、美少年のキーラン。

子役を経てからは、インディペンデント映画に積極的に出演し『17歳の処方箋』ではゴールデングローブ賞などにノミネートされるなど注目されました。

私生活では2019年に元モデルの妻ジャズ・シャルトンとの間に第1子が誕生しています。

ホームアローンの子役・アレックス・リンツくんの記事は⇒こちら

最後に

ホリデーシーズンに欠かせない映画である『ホームアローン』。

30年以上もたっているので、キャストのなかには亡くなった方もいましたが、作品自体は色あせることなく、今なお楽しめる作品ですね。

今年も、ぜひ大切な方と『ホーム・アローン』を見返してみて下さいね。

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