『教場0』ネタバレ!最終回の結末をキャスト相関図付きで解説

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木村拓哉さんが警察学校の教官を演じた”教場”シリーズが、2023年4月期連続ドラマ『風間公親-教場0-』で帰ってきます。そこで今回は風間公親の前日譚ともいえる刑事時代にスポットをあてた『教場0』のキャスト相関図と原作より(少し)ネタバレをご紹介いたします。

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『教場0』時系列

『教場0』は、2020年、21年にSPドラマとして放送した『教場』『教場Ⅱ』より以前の話で、風間公親が警察学校の教官になる前の刑事時代を描いています。

今回の2023連続ドラマの原作は『教場0』『教場X』となっています。

『教場』時系列

『教場』シリーズを小説とドラマ別に時系列に並べると以下の通りになります。

原作本 ドラマ
①『教場0』刑事指導官/2017年刊行 ①『教場0』連ドラ/2023年
今回放送
②『教場X』刑事指導官/2021年刊行
②『教場』全2話/2020年
③『教場』教官/2013年刊行
③『教場Ⅱ』全2話/2023年
④『教場2』教官/2016年刊行
⑤『風間教場』教官/2019年刊行

時系列はこのようになりますが、小説を読む順番は刊行順で読んだ方が楽しめると思います。(ドラマも同じで放送日順が良いです!)

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『教場0』キャスト一覧

『教場0』の主な登場人物は、風間公親と新人刑事5名となります。

風間公親木村拓哉

刑事指導官。キャリアの浅い若手刑事とバディを組み、事件の捜査を共に行い刑事としてのスキルを学ばせる。

隼田聖子新垣結衣

新人刑事。小学4年生の娘と仲良く暮らすシングルマザー。真面目な性格ゆえに仕事と育児の両立に悩み誰にも相談できずにいる。「風間道場」初の女性刑事として選ばれ、捜査初日にしてその恐ろしさを味わう。

鐘羅路子白石麻衣

新人刑事。所轄でも事件解決に貢献し評価を得ている。聞き込みや周囲の状況を元に、事件に関わった人間関係を読み解くことが得意。一方で交際する男性との間にトラブルを抱えている。

中込兼児染谷将太

以前は所轄署の強行犯係で刑事をしていた新人刑事。被疑者に対して暴力や暴言を行い、その素行の悪さが原因となり、県警捜査一課の“風間道場”への異動を命じられる。常にイラついており、タバコを吸ったり、仲間に対しても威圧的な態度を取る。妻と母との3人暮らしで、母は若年性認知症になっており、妻と2人で介護しているため疲弊している。さらに過去のトラウマもあり…。

瓜原潤史赤楚衛二

域課警官として、空き巣の常習犯逮捕の手柄により署長から表彰。犯罪捜査を学ぶため捜査一課の風間道場への異動を命じられる。身だしなみに無頓着。緊張しやすく、被疑者に対しても怒鳴ったり詰めたりせず、相手に寄り添う捜査を行うが、相手にバカにされてしまう。

遠野章宏北村匠海

新人刑事。警察学校時代の頃から成績優秀で学校長自慢の生徒だった。校長の推薦で交番勤務から捜査一課に入り「風間道場」に入る。基礎体力は劣るが、現場でも率先して動き、新人とは思えないほど自分で考えながら捜査をしていく。ある土砂降りの夜、追っていた犯人に襲われ…。

伊上幸葉堀田真由

神奈川県警本部捜査一課の事務員。風間のいる指導官室のデスクを担当。風間道場にやって来た新人刑事の愚痴聞き役で時にはヒントも与える存在。

谷本進一濵田崇裕(ジャニーズWEST)

捜査一課の刑事。風間道場に配属された新人を見ては「かわいそうに…」と憐れむ。一方で風間道場経験者としてアドバイスも行う。

尾山 柔結木滉星

捜査一課の刑事。谷本とコンビを組んでいる。風間の恐ろしさをよく知る。

眞堂丈史小林薫

捜査一課調整官。新人刑事育成システムである”風間道場”考案者。

四方田秀雄小日向文世

神奈川県警察学校の学校長。

『教場0』相関図


※無断転載禁止

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『教場0』の結末は?原作より(少し)ネタバレ

雨の屋上での惨劇

『教場Ⅱ』の後編のラストでは、風間(木村拓哉)と遠野(北村匠海)が追っていた犯人に襲われ、遠野は重傷、風間は犯人に千枚通しで右目を刺されるという事件で幕を閉じました。

このとき、後に風間教場の生徒となる 鳥羽暢照(濱田岳)がバイク便のアルバイトをしていて、犯人を目撃していた様子も映し出されました。

どしゃぶりの雨が降りしきるなか、血まみれの風間が遠野に「死ぬな!」と叫ぶシーンは目を背けたくなるほど衝撃的でしたね。

原作小説では、遠野に当たる人物は、平優羽子という女性で、犯人は風間によって逮捕され出所した十崎という男です。

優羽子を庇い 右目を千枚通しで刺された風間。

すぐに千枚通しを引き抜こうとする優羽子を制止し、自分の怪我の手当てよりも、犯人の指紋を消さないように証拠物の保存を優先させました。

この事件を機に優羽子は、「十崎に手錠をかけるまでは刑事を辞めない」と誓うというラストで終わっています。

風間を刺した十埼の動機は?

原作では、風間の右目が義眼になる原因となった十崎という男は、20歳のときに交際していた女性の首を千枚通しで刺して命を奪った人物です。

その後、逮捕され15年間刑務所に服役しましたが、出所後 自分を捕まえた風間を逆恨みして襲いました。

風間を刺したあとも警察の目をかいくぐって事件を起こしており、動機は謎のままですが、警察や風間への挑発や挑戦の可能性も捨てきれません。

『教場』シリーズ最大の謎とされるこの事件は、今回のドラマで解き明かされる予定ですので楽しみです。

風間が警察学校へ異動した理由

『教場』シリーズのもう一つの謎とされるのが、優秀な刑事だった風間がなぜ警察学校の教官になったのかということです。

原作では、風間が千枚通しで右目を刺された3年後に同じ場所で、まだ十崎らしき男が風間を付け狙っている描写が登場します。

十崎は今でも風間の様子を伺っているようで、この日も警察本部を出た彼を尾行していました。

さらに、近くには千枚通しが落とされており、「次は、そっち(左目)もいただく。」という宣戦布告にもとれる行動をおこしています。

そのため本部長は風間の身の安全を確保するため、彼に県警察学校の異動を命じたのでした。

小説のなかでは、風間が警察学校の教官になった理由がこの様に明かされましたが、ドラマではどう描かれるのでしょうか。

『教場』『教場Ⅱ』では点でしかなかった出来事が、『教場0』ではそれらの点と点が繋がり、線となっていきます。

刑事時代ならではの狡猾な犯罪者たちとスリリングな攻防戦も繰り広げられますので期待が高まりますね。

原作『教場0』のあらすじ~結末は⇒こちら

『教場0』の続編『教場』のあらすじ~結末は⇒こちら


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