東京オリンピック聖火ランナーの最後は?歴代アンカーから大予想!

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東京オリンピックの聖火リレーは福島から始まり、開会式が行われる新国立競技場に到着します。

そんな聖火リレーの最後(最終)のランナーが誰であるのか気になりますよね。

ここでは、過去のオリンピック歴代アンカーから東京オリンピック最終ランナーを予想してみたいと思います。

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歴代の最終・聖火ランナーの一覧 過去のアンカーは誰?

オリンピックの最終ランナーは、オリンピックの象徴である聖火を点火する重要な人物です。

そこで、過去のオリンピックの聖火ランナーをリストにしてみました。

オリンピック アンカー 種目
1980年モスクワ セルゲイ・ベロフ バスケットボール選手
ミュンヘン五輪・金
他3つのメダル保持者
1984年ロサンゼルス レイファー・ジョンソン 十種競技選手
メルボルン五輪・銀
ローマ五輪・金
1988年ソウル 孫基禎 マラソン選手
ベルリンオリンピック・金
(アジア初)
1992年バルセロナ アントニオ・レボジョ アーチェリー選手
パラリンピック参加者
1996年アトランタ モハメド・アリ ボクサー
ローマ五輪・金
2000年シドニー キャシー・フリーマン 陸上選手
アトランタ400m走・金
(アボリジニ)
2004年アテネ ニコラオス・カクラマナキス ウィンドサーファ
アトランタ五輪・金
アテネ五輪・銀
2008年北京 李寧(リ・ネイ) 体操選手
ロサンゼルス五輪・金
2012年ロンドン キャメロン・マクリッチーら7人 ボート・陸上など
次世代を担う10代選手7名
2016年リオ バンデルレイ・デ・リマ マラソン選手
アテネオリンピック・銅
2021年東京
大阪なおみ
テニス選手

オリンピックの歴代の最終聖火ランナーを見ると有名選手やメダリストが多いですね。

私が印象的なのは、1996年のアトランタオリンピックのボクシングヘビー級チャンピオンのモハメド・アリさんです。

モハメド・アリさんが会場に現われた時は、会場がどよめき、パーキンソン病のため震える手で点火されたのは感動的でした。

2012年のロンドンオリンピックは、次世代を担う10代選手7名が最終ランナーでした。アンカーって1人でなくてもいいんですね(笑)

ちなみに、 1964年東京オリンピックでの最終ランナーは、坂井義則さんという陸上選手です。

坂井さんは、東京オリンピックの強化選手に指名されたが代表選考会で落ちてしまい失意のどん底にいましたが、広島の原爆投下の日に生まれたという象徴性から坂井さんに白羽の矢が立ちました。

オリンピックでメダリストではなくても、人々にメッセージを届けられるような人であれば聖火リレーの最終ランナーに選ばれることもあります。

また過去の歴代オリンピック開会式で歌った歌手についても、以下の記事にまとめていますので、ご覧ください。


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2020東京オリンピック聖火リレーの最後のランナーを大予想!

過去の歴代のオリンピック聖火ランナーの最終ランナーを見てみると、以下の傾向が見られました。

■オリンピックメダリスト(メダルの色は関係ない?!)
■国民栄誉賞受賞者(英雄的存在)
■老若男女、誰もが知る人物(日本を象徴するような選手)
■次世代を担う若い選手

日本らしいスポーツを挙げると柔道・野球・相撲でしょうか。

国民栄誉賞を受賞している選手の競技は、

・プロ野球選手 4人
・大相撲力士 2人
・レスリング選手 2人
・陸上選手 1人
・柔道選手 1人
・フィギュアスケート 1人

です。

聖火リレー最終走者の候補は?

メダリストや国民栄誉賞を受賞している人物として、

王貞治 プロ野球でホームラン世界記録(756本)達成
長嶋茂雄 国民的スターとして知名度抜群
伊調馨 五輪史上初の女子個人4連覇
吉田沙保里 女子レスリング、五輪3連覇
◼️高橋尚子 2000年シドニーオリンピック金メダリスト
羽生結弦 フィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの五輪連覇
イチロー 米大リーグで日本人選手史上初の首位打者を獲得

などが挙げられます。

吉田沙保里さんと伊調馨さんのダブル点火などもありそうですが、1人に絞るのであれば、 羽生結弦さんがアンカー選手としてふさわしいと思うのです。

羽生結弦さんが最終ランナーにふさわしい理由3つ

羽生さんが最終ランナーに選ばれると予想したのには、ワケがあります。

①復興五輪であること

1964年の東京オリンピックは、戦後からの復興と平和を象徴するオリンピックでした。

そして最終ランナーは、最初の章で述べた坂井義則さんです。

坂井さんは、選手としての実績は大きくないですが、広島の原爆投下の日に生まれたということを踏まえて選ばれたのです。

そして、2020年の東京オリンピックを見ると、東日本大震災の復興をテーマに掲げています。

被災地である宮城県出身の羽生さんは、ことあるごとに被災地を気遣う言葉を述べたり、復興支援目的のアイスショーへ多数出演していますよね。

まさに復興五輪を表すのにふさわしいスポーツ選手だというのは、誰しもが認めるところでしょう。

②五輪連覇の実績

羽生選手とオリンピックの関係は、 2014年ソチオリンピック・2018年平昌オリンピック2大会連続優勝という輝かしい成績ではないでしょうか。

この記録は、男子シングルで66年ぶりの快挙です。

怪我や病気をしながらも、懸命に練習しメダルを獲得した姿は「ドラマよりもドラマティックだ」として日本国民の目に焼き付いていますね。

冬のオリンピックの選手というのが、過去にはない特徴ですが、老若男女が知るスポーツ選手ということで選ばれてもおかしくないでしょう。

ちなみに第1走者には、 オリンピック女子マラソン金メダリストの野口みずきさんが選出されています。

③開会式演出の野村萬斎さんと羽生さんとの関係

最後の理由は、羽生さんと狂言師・野村萬斎との関係性にあります。

野村萬斎さんは、オリンピック・パラリンピックの開閉会式を演出する総合統括をつとめています。

そして野村萬斎さんといえば、2001年の映画『陰陽師』で安倍晴明を演じ、現代能では、安倍晴明を多く演じています。

一方、 羽生さんも2018年平昌オリンピックで、フリーの演目で安倍晴明に扮した、「SEIMEI」を披露しています。

二人は「陰陽師」つながりで対談もしており、その縁で開会式演出家の野村萬斎さんから、羽生さんへオファーする可能性も大いにあります。

野村萬斎さんが開会式の演出をされた経緯は、以下の記事を参考にしてください。

9.11に生まれた子供がランナーの可能性も

1964年東京五輪では、広島原爆投下1945年8月6日に生れた坂井義則さんに平和の想いを託しました。

それを踏まえると、東日本大震災の復興を掲げたオリンピックなので、2011年9月11日に誕生した東北に住む子供が、最終ランナーを務める可能性もあります。

有名人ではなくても、震災の日に生まれ成長した子供が、ランナーというのも感慨深いものです。

1964年の東京オリンピックをと踏襲する意味でも素敵ですね。

まとめ

東京オリンピックの最終・聖火ランナーの予想はいかがだったでしょうか?

羽生さんが新国立競技場に入ってくるところを想像すると、めちゃくちゃ盛り上がりそうです。

※2020東京オリンピックの最終聖火ランナ―はテニス選手の大阪なおみさんでした。

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