アラジン【実写化】吹き替え声優キャスト一覧(日本語版・英語版)

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ディズニー不朽の名作「アラジン」が25年の時を超え実写化され美しい映像と魅力的なキャストで蘇りました。そこで今回は、世界中で愛されてきた「アラジン」のキャストや日本語吹き替え声優、後半では知られざるトリビアをご紹介いたします。

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【アラジン実写版】日本語吹き替え声優キャスト一覧!ジーニーは?

主要キャストには、超豪華な俳優や、無名の俳優の大抜擢など話題になりましたが、その中でも、アニメにはいないキャラクターが実写版に登場していますので、早速見ていきましょう。

アラジンメナ・マスード/中村倫也


メナ・マスード
中村倫也
メナ・マスード

エジプト生まれカナダ育ちの24歳 日本では、ほぼ無名のメナ・マスード。アメリカでも、ドラマや短編映画には出演していたものの“アラジン”役には、イギリスや中東、インドで行われたオーディションを突破し、アラジン役を射止めました。真面目なメナは、アラジンを型どおりに演じようとしていましたが、ウィル・スミスから「もっと楽しもうよ!」とアドバイスされ、素の自分を生かし演じることが出来たそうです。エキゾチックな顔立ちと、大きくキラキラとした目が“アラジン”にどこか似ています。プライベートでは、インドで有名なボリウッドプロデューサーのの娘である女優エミリーシャーと交際しています。偏在、本作で主演を演じたので、オファーが殺到しているかと思いきやオーディションにすら呼ばれない状態が続き悩んでいるメナ。

なにも『バットマン』にポッと出たいと言っているわけじゃない。とりあえずオーディションの部屋に行きたいんだ。チャンスがほしい

ユーモラスな演技やダンススキルなど才能を生かして、他の作品での活躍も見たいですね。

中村倫也

1986年12月24日生まれの32歳。映画『七人の弔』(2005年) 河原潤平 役、『今日から俺は!! 』紅野(白原富夫) 役、『ファーストラヴ』(庵野迦葉)役などに出演。中村倫也さんは、本作で数々の実力派が集まったオーディションを突破した 確かな演技力と歌唱力で、声優に初挑戦します。

ジャスミンナオミ・スコット/木下晴香


ナオミ・スコット
木下晴香
ナオミ・スコット

イギリス出身のナオミ・スコットは、 イギリス人の父親とウガンダ出身インドの血を引く母親を持つ25歳身長は167cm。イギリスでは歌手活動をするほか、2008年にはディズニーチャンネル「LifeBites」のメインキャストメーガン役も努めており、その歌声とミステリアスな容姿がジャスミン役にピッタリです。2019年公開の新生「チャーリズエンジェル」のキャストにも選ばる人気女優の一人です。ちょっぴり女優の広瀬アリスさんに似ていると思うのは私だけ?!私生活では、2010年より交際していたイギリスのサッカー選手ジョーダン・スペンスと2014年に結婚しています。

木下晴香

20歳という若さでジャスミン役の日本語吹き替えを担当する木下晴香さん。若手の ミュージカル女優さんです。ジャスミン役の決め手は名曲「ホール・ニュー・ワールド」での歌声が素晴らしかったからだったそう。ジャスミンの好奇心と気品を声優初挑戦ながら、伸びやかな声で表現しています。

ジーニーウィル・スミス/山寺宏一

ウィル・スミス 山寺宏一
ウィル・スミス

アメリカを代表する “ドル箱俳優”の一人のウィル・スミス。「メンインブラック」「幸せのちから」数知れず。アニメーション版では今は亡き伝説的コメディ俳優のロビン・ウィリアムズが務めたが、ユーモラスな演技が得意なウィルも、まさに適役!芸達者なウィルは“ジーニー”役は間違いない!

山寺宏一

ウィル・スミスが演じるジーニーに ”七色の声を持つ男“と評される天才声優・山寺宏一さんが日本語吹き替えを担当。過去にも『インデペンデンス・デイ』など多くの作品でウィル・スミスの吹き替えを担当しているので、今回のジーニーもお手の物です。コミカルな魅力あふれるジーニーの声楽しみですね。

ジャファーマーワン・ケンザリ/北村一輝


マーワン・ケンザリ
北村一輝
マーワン・ケンザリ

オランダ出身のマーワン・ケンザリは、ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファーら豪華キャストが共演した新作「オリエント急行-事件」で、車掌役を演じるなど注目の若手俳優です。2013年の主演映画「Wolf」で大躍進を遂げ、 アラビア語を含む四ヶ国語に堪能という語学力も活かし「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」(2017)にも出演。王国の支配とアラジンを亡き者ししようとをもくろむ邪悪な大臣“ジャファー”は、ディズニーの悪役たちのなかでも、人気の高いキャラクター。アニメよりは整った顔立ちですが、それが余計に嫌な奴に思えます(笑)。

北村一輝

他の作品でも悪役を演じることの多い北村一輝さん。今回は吹き替えということもあり、声だけでジャファーの狡猾さとしたたかさを表現しています。

ダリアナシム・ペドラド/沢城みゆき


ナシム・ペドラド

沢城みゆき
ナシム・ペドラド

ジャスミンの待人ながら、登場シーンが多く愛らしいキャラクターのダリア。演じるのは、イラン出身37歳ナシム・ペドラド。彼女は「サタデー・ナイト・ライブ」にも出演するコメディエンヌなので、物語を盛り上げてくれますよ~!ジーニーとの恋の行方にも注目です。

沢城みゆき

ジャスミンの侍女ダリアの吹き替えを担当は、『ゲゲゲの鬼太郎(第6作)』鬼太郎、映画『ペット』ポメラニアンのギジェット、『ルパン三世』の峰不二子役で有名な沢城みゆきさん。吹き替えではクロエ・グレース・モレッツの声を多く担当するなど、実力派の彼女が演じる新キャラクターに注目です。

アンダース王子ビリー・マグヌッセン/平川大輔

ビリーマグヌッセン
平川大輔
ビリーマグヌッセン

アメリカ出身の俳優。ブロードウェイの人気ミュージカルをディズニーが映画化した「イントゥ・ザ・ウッズ」では、「塔の上のラプンツェル」の王子役を演じたこともあり、王子役はお手の物。舞台「Vanya and Sonia and Masha and Spike」で トニー賞助演男優賞(演劇部門)にノミネートされるなど演技力にも定評のある33歳。今回はアニメ版にはない“アラジン”の恋敵役に抜擢されました。
出演シーンは少しですが、若干イラッとするキャラから目が離せません(笑)。

平川大輔

ジャスミンに求婚するアンダース王子の日本語吹き替えは、オーランド・ブルームやトム・ヒドルストンの声を多く担当する平川大輔さん。少年から大人の男性までこなしている、平川さんが演じるのか気になりますね。

サルタン(国王)ナヴィド・ネガーバン/菅生隆之

ナヴィド・ネガーバン
菅生隆之
ナヴィド・ネガーバン

イラン出身の俳優で、『アメリカン・スナイパー』『ホースソルジャー』などに出演しています。

菅生隆之

『スタートレック』シリーズのスポック、『BOSSコーヒー』CMでジョーンズが演じる宇宙人ジョーンズの吹き替えを担当しています。

イアーゴ声・アラン・テュディック/多田野曜平

アラン・テュディック 多田野曜平
アラン・テュディック

アメリカ人の俳優。ディズニー映画『シュガー・ラッシュ』のキャンディ大王役でアニー賞最優秀声優賞を受賞、『アナと雪の女王』ではカツラのウェーゼルトン公爵の声優を担当しています。

多田野曜平

『スターウォーズ』シリーズのヨーダ役、『リメンバー・ミー』パパ・フリオ役、『アナと雪の女王』ウェーゼルトン公爵の声優などを担当しています。

アニメ版『アラジン』の声優はこちら⇒こちら


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実写化『アラジン』キャスト・声優のトリビア

ジャスミンのオーディションはガッカリ?!

『アラジン』の舞台となるアグラバは、インドにあるアグラとイラクにあるバグダッドという街を合わせた名前になっています。

そのため、ヒロイン・ジャスミンはアラブ諸国かインドの女優さんが選ばれるものだと思われていましたが、実際にオーデションを勝ち抜いたのはイギリス人のナオミ・スコット。

ナオミはインドの血は引いていますが、白人とのハーフです。このキャスティングに一部の人たちは、なぜジャスミンがイギリス人なんだ!と批判しました。

しかし、1992年のアニメのときの吹き替えが、ほとんど白人であることを考えれば、アラジンのメナ・マスードはエジプト系カナダ人、ジーニーのウィル・スミスはアフリカ系アメリカ人、ジャファーのマワーン・ケンザリはチュニジア系オランダ人、ナオミも半分インド人ですし、ディズニーはかなり人種を意識していることが分かります。

アラジンが服を着ている

アニメでも舞台でも、アラジンの服装は裸にベストを羽織っただけでしたが、実写版では肌を見せることなく、きとんと服をきています。

これは、ファミリー向け作品であること、肌を見せると物語に集中できず気が散るからという理由で、衣装がオリジナル版から変更となりました。

ジャスミンも、その理由から露出度は控え目になっています。

確かに、鍛え上げられたメナ・マスードが裸だったなら、筋肉美に目がいっちゃいそうですね。

ジーニーはジム・キャリーだったかもしれない?

実は陽気なランプの魔人・ジーニー役に最初に名前が挙がっていたのは映画『マスク』や『ケーブルガイ』で知られるジム・キャリーでした。

しかし、ジムは元恋人が自殺したことで裁判中だったこともあり、長期間の撮影に参加することが不可能となり、残念ながらジーニーを演じることは実現しませんでした。

ジムがジーニーを演じていたら、リアルな顔芸で、さらにコミカルなジーニーが見られたかもしれません。

ちなみに、ウィル・スミスが青いメイクをして演じていると思っている方もいるかもしれませんが、実はすべてCGだそうです。

アラジンとライオンキングがコラボ?

アラジンとジャスミンが、空飛ぶ絨毯にのってA Whole New Worldを歌うシーン。

世界中を見て回る二人ですが、その中にライオンキングの舞台であるプライド・ランドがチラリと映ります。

一瞬なのでお見逃しなく。

日本語吹き替え声優の歌唱力は?

アラジンといえば、印象的な楽曲が多いのも特徴ですよね。実写版には名曲「ホール・ニュー・ワールド」も、もちろん流れます。今回、アラジン役には中村倫也さん、ジャスミン役には木下晴香さんが大抜擢されていますが、声優初挑戦二人の歌の実力はどれほのものなのか、調べてみました。

中村さんといえば、イケメンというだけでなく歌唱力にも定評のある俳優さんです。

特に朝ドラ「半分青い」で、その歌のうまさに驚いた方も多いのではないでしょうか。CMで歌声を披露している動画を見つけました。甘い声が、アラジンの世界観にピッタリ。

また木下晴香さんは、2016年にデビューした駆け出しのミュージカル女優さんです。しかし、演技力と歌唱力でジャスミン役を射止めたそうです。

2015年には、「全日本歌唱力選手権・歌唱王」で決勝まで残った実力の持ち主。ミュージカルの共演者からは、 「心に染み入る歌声。」「透明感がすごい」「これだけの音域を出せる人は、なかなかいない」とまで言わしめました。知名度ではなく、本物の実力で選ばれた木下晴香さんの歌唱力は折り紙付きです!

アラジンキャストは人種のるつぼ

昔のディズニー作品は、登場人物が有色人種でも白人が声優を務めたりすることが多かったですが、最近は人種問題に配慮し、多様性を認める姿勢を意識してか、白人だけでなく多くの有色人種を起用しています。

実写版『アラジン』も例外ではなく、

アラジン(メナ・マスード):エジプト産まれのカナダ人
ジャスミン(ナオミ・スコット):イギリス人とインド人のハーフ
ジャファー(マーワン・ケンザリ):チュニジアにルーツを持つオランダ人
サルタン(ナヴィド・ネガーバン):イラン系アメリカ人
ダリア(ナシム・ペドラド):イラン産まれのアメリカ人
ハキム(ヌーマン・アチャル):トルコ系ドイツ人

となっています。

現在、撮影されている実写版『リトルマーメイド』でも、ヒロイン・アリエルは黒人のハリー・ベイリーが演じることになっており、思い切った配役を実現させています。

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