【イギリス王室の王位継承順位】跡継ぎの子供たちは?次の王冠は誰の手に
キャサリン妃の3人の子供たちに続き、メーガン妃も男児を出産しましたが、これでチャールズ皇太子の子供3人とヘンリー王子の子供あわせて4人に増えました。
日本の皇室は、次の天皇について多くの議論がなされていますが、イギリス王室の王位継承権はどうなるのでしょうか?
ここでは、イギリス王室の王位継承権と跡継ぎの決め方についてまとめてみました。
イギリス王室の王位継承順位 ジョージやアーチーは?
ロイヤルベビーが誕生するたびに、気になるのが次の王冠が誰の手に渡るかということ。
小さな子供たちであるジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子、そしてアーチー王子が何位に位置するのでしょうか。
イギリス王室の王位継承順位
王位継承順位 | 現(2019)年齢 | 続柄 | |
1位 | チャールズ | 70歳 | エリザベス王女第1子 |
2位 | ウィリアム | 36歳 | チャールズ皇太子の長男 |
3位 | ジョージ | 5歳 | ウィリアム王子第1子 |
4位 | シャーロット | 4歳 | ウィリアム王子第2子 |
5位 | ルイ | 1歳 | ウィリアム王子第3子 |
6位 | ヘンリー | 34歳 | チャールズ皇太子の次男 |
7位 | アーチー | 0歳 | ヘンリー第1子 |
8位 | アンドルー | 59歳 | エリザベス王女第2子 |
9位 | ベアトリス | 30歳 | アンドルー王子第1子 |
10位 |
ユージェニー |
29歳 | アンドルー王子第2子 |
王位継承権の表を見ると、日本の皇室とは違う部分が見られますね。
注目すべきは、第3位のシャーロット王女。男の子であるルイ王子より上なんです。
これについては次の章で詳しく説明しますね。
また、まずないとは思いますが、王位継承権8位の アンドルー王子は絶対になってはいけない人物。
彼は、イギリス王室で最もお騒がせな人物で、収賄容疑や、武器の売買取引、児童買春スキャンダルが多くあります。
↓メーガン妃の家系図と生い立ち!英国王室との繋がりや危険な家族の存在↓
イギリス王室の王位継承権のルール
出展:https://www.vogue.co.jp/celebrity/stylewatch/2018-04-21
では、王位継承権のルールと意外に知られていない王位継承者のことについてまとめてみました。
王位継承権は男子・女子関係なく生まれた順によって決定される
日本の皇室典範では、「世継ぎになれるのは男系の男子のみ」というルールがありますが、
イギリス王室では、男子、女子の性別に関係なく、生まれた順番が優先されます。
例えば、ウィリアム王子とキャサリン妃の子供たちを見てみると、
・第1子 ジョージ王子
・第2子 シャーロット王女
・第3子 ルイ王子
と、男・女・男の順の子供が生まれていますが、第三子で次男のルイ王子が誕生しても、女であるシャーロット王女の王位継承順位が変わることなく第4位となったままです。
男女平等のこのルールも2013年に改正されたものです。
日本でも、愛子さまの皇位継承権が問題にされていますが、どうなっていくのでしょうか。
イギリスの王室の祖先はフランス人?
イギリスの王室が出来た時の最初の王はイギリス人では無かったことを知っていますか?
日本の皇室は血筋(血統)で受け継がれててきましたが、イギリスでは戦いで勝ったものが王位についてきました。
そのため、フランスから攻めてきたギョーム2世がイングランドを征服して、ウ
つまりイングランド国王のウ
イギリスの王位継承者は5000人!
イギリスの王室では、女系女王を認めたために王位継承者が拡大しています。
・妻の祖国の祖母、曾祖母も王位継承者
・他国に嫁いだ王女
・他国に嫁いだ王女の子供(子孫)
などにも王位継承権があります。
そのため、他の国の王であってもイギリスの王位継承者ということもあります。
例えば、ノルウェー国王ハーラル5世は、イギリス王位継承第68位です。
イギリス人ではないのに、王位継承権があることに、不思議で興味深いですね。
日本でも女系天皇を容認すれば、皇位継承者が際限なく広がる可能性もあるので、慎重になるのも無理はありません。
王位継承者が結婚する場合は女王の承認が必要
イギリスの王位継承者が結婚する場合は、その相手を女王に承認してもらわないと結婚できません。
過去には、エドワード8世が、ウォリス・シンプソンと結婚しようとしたところ、ウォリスが離婚経験者だったため王位を捨てて結婚したのは有名な話。
しかし、これも2013年の法改正により王位継承順位6番目まで許可が必要となりました。
ですので、ハリー王子はメーガン妃と結婚する前に、エリザベス女王に許可を取っていました。
王位継承者には多くの特権も与えられますが、それ以上の多くの制約もあります。
日本でも眞子内親王と小室圭さんの結婚問題が大きくなっていますね。
王位継承者は継承権を放棄できない
王位継承権は絶対で、王位継承者は継承権を放棄できないことになっています。
最近、ヘンリー王子が「主要王族からの引退」を宣言し、波紋を呼んでいますが、王族引退はできても王位継承権の放棄はできません。
しかし、 一度王位につけば、1936年にエドワード8世のように、王位から退くことはできます。
チャールズ皇太子が王に君臨するころには高齢であり、ウィリアム王子の方が人気もあるため、戴冠後間もなく王位を退く可能性もイギリスでは噂されています。
ダイアナ妃の家系図は⇒こちら
まとめ
イギリスの王位継承順位を見ると、日本の皇室とはずいぶん違うことが分かりました。
そじて、王位継承者には多くの特権も与えられますが、それ以上の多くの制約がることも分かりました。
普通の生活をしたいということから、王位継承権を持つ人の中には王家の称号を辞退する人もいるほどです。
イギリスは時代のそぐわない法律を改正し、皇位継承順位に性別は関係なくなりました。
現在、日本の皇室は継承存続の危機を迎えています。
イギリスのように、議論が進めば女性天皇の誕生も実現するかもしれませんね。
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