『純ちゃんの応援歌』キャスト相関図と最終回までのあらすじネタバレ
1988年に放送された朝ドラ『純ちゃんの応援歌』が、夕方に再放送されることが決定しました。甲子園球場近くに旅館を構え「高校球児の母」と呼ばれる女将の半生を描いた本作は、ヒロインと務めた山口智子さんと、唐沢寿明さん出会った朝ドラとしても有名ですね。そこで今回は『純ちゃんの応援歌』キャスト相関図と最終回までのあらすじ結末をご紹介いたします。
『純ちゃんの応援歌』相関図
『純ちゃんの応援歌』キャスト一覧
◆小野家
小野純子◆山口智子
野球が大好きなヒロイン。弟思いで面倒見が良い優しい性格だが、ヤキモチ焼きの一面がある。運動会で賞品の米一升を取るほど活発な少女。和歌山から大阪に出て食堂を経営し、その後 甲子園球場の近くで旅館「浜風荘」を経営し、“高校球児の母”と呼ばれる女将となる。
山口さんにとって女優デビュー作となった本作は、夫で俳優、唐沢寿明と出会うキッカケとなった作品でもあります。女優経験はありませんでしたが、応募総数713名の中から見事ヒロインを射止めました。本作は、昭和から平成に変わるタイミングで放送されましたが、山口さんが2度目の朝ドラに出演となった『なつぞら』も、平成から令和にかけて放送されました。そのため、どちらも改元を機に出演することになった朝ドラには運命的なものを感じているそうです。
小野陽一郎◆川津祐介
純子の父。かつて久助とバッテリーを組んでいた。満州から引き揚げて帰ってくるが、その後 心臓病で亡くなる。
小野あき◆伊藤榮子
純子の母。芯が強く、優しい母。裁縫が得意。
小野恭子◆松本友里
純子の妹。宝塚歌劇団を目指している。
純ちゃんの妹を演じた松本友里さんは、自身も宝塚歌劇団の母を持ち、フジテレビの家族対抗歌合戦に出演した際にスカウトされアイドル歌手としてデビューしました。2004年に『暴れん坊将軍』で共演した松平健さんと結婚しますが、2010年に自ら命を絶ちました。八重歯とえくぼが可愛い方だったのですが残念です。
小野昭◆西川弘志
純子の弟。やんちゃな性格で、お調子者。たびたびトラブルをおこす。高校生になったとき、合宿中に海に溺れた人を助けようとして…。
昭を演じた西川弘志さんは、西川きよし・ヘレン夫妻の二男です。最近では、兄の忠志さんが『おちょやん』で支配人を好演、妹のかのこ さんは『カムカムエヴリバディ』に出演予定です。三兄妹そろって、朝ドラに出演となるんですね~。
林雄太◆唐沢寿明
母から捨てられ、純子の父と共に満州から引き上げてきた。後に小野家の養子になる。小百合に好意を抱く。
本作で初めて主演を務めることになった山口智子さんは、プレッシャーから共演した唐沢寿明さんに相談に乗ってもらっていたそうです。そして、徐々に親密になり、クランクアップの頃に交際に発展。7年もの交際期間を経てゴールインしました。姉弟という設定とはいえ、二人の共演シーンはニヤニヤしちゃいそうですね。
◆速水家
速水秀平(トーマス・S・ハヤミ)◆髙嶋政宏
カメラマンを目指している日系アメリカ人。後の純子の夫。
ヒロインの相手役を務めた髙嶋政宏さんは、高島忠夫・寿美花代夫妻の息子さんとしても知られています。肥満児だったこと、頬に大きなホクロがあることから、なかかオーディションに合格しなかった政宏さんは、一発奮起して手術でホクロを切除しダイエットを行い、見事に朝ドラの出演を勝ち取り、本作でデビューしました。後で触れますが、弟・政伸さんと共演も果たしています。
◆興園寺家と親戚
興園寺つや◆白川由美
久助の姉。興園寺林業の主。純子の成長や活躍を暖かく見守っている。
興園寺正太夫◆笑福亭鶴瓶
つやの長男。気が弱いが、時には男らしいところも。純子に片思いしている。
当時37歳だった鶴瓶師匠は、バラエティではお馴染みですが、実は、大河ドラマ2作品、映画多数、民放ドラマでは主演を務めるなど、俳優としても大活躍です。運動会の二人三脚で、鶴瓶さんが山口さんの胸をタッチするシーンもあるとか?
興園寺清彦◆生瀬勝久
つやの次男。気弱な兄・正太夫をあまり良く思っていない。
生瀬さんのこの頃の芸名は“槍魔栗三助”でしたが、NHKにはふさわしくないとして、これを機に本名に改名して出演しました。ちなみに、純子が働きに向かった旅館の前女将役・野仲キク役の紅萬子さんも、読みを“くれない・まこ”と変更。この時代は、過激な芸名が流行っていたのでしょうか?なかなかのセンスですねwww。
興園寺綾◆繁田知里
つやの長女。正太夫とは反対に、ハッキリ物を言い、気が強い性格。
雑賀久助◆桂枝雀
昭たちの通う小学校の校長先生。純子たちの住むところなどの世話をする。なかなか面白い人物。後に作家になる。純子の父の友人。
◆その他の人々
ジョージ北川◆細川俊之
秀平と共に来日した詐欺師。しかし、つやとの出会いから改心する。後に興園寺林業で働く。
静尾◆押谷かおり
純子の友人。行動力のある女性。
牛山金太郎◆高嶋政伸
村のガキ大将。昭や雄太と仲良し。
当時22歳だった政伸さんは、本作で兄と共演し俳優デビューを飾りました。2022年前期の朝ドラ『ちむどんどん』の出演も控えています。
牛山もも◆藤山直美
金太郎の母。未亡人。後に純子と共に大阪で食堂を営む。
きん◆正司照枝
金太郎の祖母。彼女も未亡人。
清原欽一郎◆浜村純・・・美山村に住む法律家。(「ありがとう浜村淳です」の浜村淳さんとは別人です)
寺内ぬひ◆西岡慶子・・・純子を慕う、阿倍野の商人。
清原澄◆小林泉・・・清原の妻。病気がち。
小百合◆野崎佳積・・・静尾の妹。
うめ◆津島道子・・・金太郎の曾祖母。
スティーブ西川◆北京一・・・パントマイム芸人。
村山◆原哲男・・・阿倍野の商人頭。
野中キク◆紅萬子・・・純子が働きに向かった旅館の前女将。
昌代◆日色ともゑ・・・雄太の実母。満州で雄太を捨てる。
BS朝ドラ『マー姉ちゃん』のキャスト相関図は⇒こちら
『純ちゃんの応援歌』あらすじ
戦後の1947年、純子たち小野家は和歌山の美山村に疎開し、父の友人で校長雑賀久助(桂枝雀さん)のお世話になりながら、満州に渡った父の復員を待ちわびていました。
純子は、弟思いの明るい性格で、弟たちとキャッチボールをしたり、運動会で賞品の米一升を取るほど活発な少女です。
◆第1週あらすじ
戦争が終わって2年目の初夏のある日。和歌山の山村・御堂村は久々に華やいだ雰囲気につつまれた。青年団主催の大運動会が行われたのである。集まった顔ぶれはやはり子どもと女が多い。村の男たちのある者は復員し、ある者は戦死し、残りは生死も行くえも知れなかった。純子(山口智子)の父・陽一郎(川津祐介)もその一人である。しかし、運動会の熱気と晴れあがった空が、そんな戦争の記憶や、残された者たちの不安をしばし消し去っていたのだが、、、
父・陽一郎の消息を知る人物が、純子の家を訪ねてくるが、陽一郎のいた班は集団自決をしたと知らされ、一家はショックを受けます。
そんななか、美山村にGHQから来たという男 ジョージ北川と 速見秀平がやってきて、地元の興園寺林業の土地を借りようとします。
◆第2週あらすじ
純子が引き当てたのは「制服を着た人」考える暇もなく純子はアメリカの軍服をまとった若者の手を取った。事情をのみ込んだ秀平はやおら純子を抱き上げると、全力疾走。その速いこと、一番のペアをあっけなく抜いた。純子はしまったと思ったがもう遅い。二着に大差をつけてゴールイン。ガッツポーズの秀平は、「ああ、お米が消えた……」とへたり込む純子に、けげんな目を向けるのであった。ともあれ、これが2人の出会いだった。
◆第3週あらすじ
一方、秀平はある日、突然純子を呼び出すと、自分たちはGHQではなく、典園寺家から金をだまし取ろうとしているのだと打ち明けた。縁あって北川と行動をともにしている村の人をだますのは耐えられない、と言う。何とかしてくれ、と秀平に請われて手をこまねいた純子はその夜、北川のもとへ直談判に赴いた。必死で詐欺を思いとどまるように訴える純子の態度に、北川は打たれたようだった。そのまなざしに、ふと優しさがよぎったのである。翌日、驚いたことに本物の進駐軍が材木の買い付けに興園寺家を訪れた。北川はうまくその場をとりつくろって姿を消した。残された秀平は、材木問屋の一員として働くことになった
「父は、集団自決をした班にいた」と聞かされ絶望していた純子家族でしたが、父・陽一郎が満州から無事に復員してきます。
◆第4週あらすじ
陽一郎はひとりの少年を伴っていた。林雄太(高岡俊広)は満州で両親に生き別れ、さまよううちに瀕死のけがを負って倒れていた陽一郎に出会い、その命を救ったのである。陽一郎は雄太を日本へ連れ帰り、身寄りを探してやろうと考えたのである。雄太には母に捨てられたという思いがあり、深い心の傷のため、なかなかみんなととけ合おうとしない。純子の弟の昭(岩芝公治)との折り合いも最初は良くなかった。しかし、村はそのころちょうど野球ブーム。アメリカで野球を仕込まれた速水をコーチ役に、少年たちは放課後練習に熱中していた。
父は無事に帰国したものの 満州で母に捨てられたという少年・雄太も連れており、雄太は小野家に世話になることになりました。
◆第5週あらすじ
「英会話を習わへん?速水さんから」ある日、純子(山口智子)は親友の静尾(押谷かおり)に誘われた。アメリカへの帰国を前に、秀平(高嶋政宏)がレッスンしてくれるというのである。実は静尾が頼み込んだらしい。何かと理由をつけては秀平に近づきたがる親友の態度が、気になって仕方のない純子は、自宅を教室に提供することにした。なぜか心が躍った。
◆第6週あらすじ
帰国の数日前、秀平は別れを告げに、純子を訪れた。「日本に来てよかった」秀平は言った。「君と知り合えたしー」純子は思わず若者の顔を見つめた。記念の写真を撮ると、秀平は日本を離れた。二度と会えないかもしれない、そう思って心に灯った小さな灯を消そうとする純子であった。けれども、遠く離れて暮すことが、かえってふたつの心を強く結びつけるきっかけになることも、たまにはある。
カメラマンを目指す日系アメリカ人の秀平は、興園寺家で働いた後、母国アメリカへ帰国しました。
◆第7週あらすじ
昔からの親友の決意に、陽一郎は猛反対。定年まで立派に勤めるのが本当の責任の取り方じゃないか、校長辞めて、童話を書く?冗談言うな……陽一郎の激しい口調に、雑貨も売り言葉に買い言葉、大げんかになってしまった。純子はその間に立って、ただおろおろするばかりである。以後数日間、ふたりは口ひとつきかない仲になってしまった。しかしあき(伊藤榮子)と雑貨の姉つや(白川由美)から彼らの青春時代のことを耳にして、純子は驚いた。
◆第8週あらすじ
あきが雑賀の初恋の人であった、つやは陽一郎にほのかな思いを寄せていた……そんな昔話を聞きながら、純子は父母の青春時代に思いをはせるのだった。そして今、自分は秀平の顔が浮かんで、胸が少し痛んだ。新年が明けた。小野家は久しぶりに一家全員がそろって、幸福な正月を迎えた。雄太も家族になじみ、恭子(松本友理)ものど自慢の予選を勝ち抜さ、宝塚への夢も実現しつつあった。小康を得た陽一郎も就職先が大阪と決まり、春から一家は大阪に引っ越すことに決めていた。純子にとっては、カリフォルニアから時折届く秀平の手紙が大きな楽しみであった。しかしそんなささやかな幸せも、あっけなく終ってしまった。就職を祝って雑賀が催した祝宴の席で、陽一郎が倒れたのである
小野家のみんなは、雄太を養子にしようと決めましたが、父は心臓病を悪化させ突然亡くなってしまいます。
◆第9週あらすじ
「ナイスプレイやったなあ…ナイスプレイや、ナイスプレイ……最後の最後まで陽一郎が人生を通して求めていた理想の生き方だった。葬儀が済むまでの3日間、純子は泣かなかった。これから自分が一家の中心にならなければという思いで、ひたすらに涙を拒んでいたのだ。そんな純子の心を受けとめてくれたのが北川(細川俊之)であった。
北川は詐欺師でしたが、純子や興園寺林業の主・つやの説得を受けて改心して美山村を去ります。
数年後ー。純子たち一家は、新しい道を求めて大阪へと移り住みむことに。
◆第10週あらすじ
昭和23年春、純子(山口智子)一家は和歌山を離れ、大阪に移ることにした。頼りは寺内ぬい(西岡慶子)である。ぬいは、かつて小野家で女中として働いたことがあり、今は阿倍野で食料品屋を切り盛りして、劇場の裏方としてうだつのあがらない夫・小平次(曽我廼家文童)とともに暮らしていた。決して楽な生活ではなかったが、ぬいは亡くなった陽一郎への恩義の気持ちから、快く純子らを迎え入れたのである。
◆第11週あらすじ
夫婦ふたりだけならとあきらめていたぬいだったが、純子たち5人家族だとそうもいかない。ぬいは約束をことわった。すると翌日からヤクザ連中が連日のように店を荒らしにやって来るようになり、命の危険さえほのめかす始末である。その時、さっそうと現れたのがジョージ北川(細川俊之)だった。
◆第12週あらすじ
さらにアメリカの威信を借りて、顔役と話をつけようとした。が、なんとこの男、以前隠匿物資を北川にだまし取られてその命を狙おうとした人間であった。ふたりの旧悪はここで一気に明るみに出てしまい。そろって刑務所行きとなったのである。面会に訪れた純子に北川は頼むのだった。「興園寺家の奥様には、秘密にしておいてくれないか?アメリカにでも行っていることにしてね……」ともあれ、寺内商店に平和がよみがえった。
◆第13週あらすじ
純子は「純ちゃん食堂」で働き、 速見秀平と再会します。
そんなときに電報が届いた。秀平(高嶋政宏)からであった。アメリカの野球チームの通訳として来日中、明日会いたい、とある。本来なら手離しで喜びたい純子だが、小野家はこの時、大きく揺れていた。雄太の母親が名乗り出て、息子に会いたさに大阪を訪れていたのだ。
◆第14週あらすじ
純子の経営する旅館「浜風荘」に、満州で 雄太を捨てた実母の昌代が訪ねてきます。
その後彼女は川に身を投げたが、助けられて一命をとりとめ、帰国後再婚した。夫の連れ子もあり、雄太を引き取ることはできないが、成長したわが子を一目見たいというのだ。純子はあき(伊藤榮子)と相談し、すべてを雄太に打ち明け、母親に会うように勧めるのだった。しかし少年はなかなか首をたてに振ろうとはしない。
◆第15週あらすじ
昌代は数年ぶりに見る息子の元気な姿に、たちまち涙があふれて言葉がない。おえつに混じって出てくるのは、満州で「見捨て」たことをわびる言葉ばかりである。息子はそんな母親を前にして、冷や目元やかであった。わずかな時間の対面だったが、雄太が口にしたのは別れの言葉だけだった。秀平が爆発した。
◆第16週あらすじ
「お母さんの気持がわからないのか、ばかやろう!」こんどは純子が爆発した。「雄太はわたしの弟、しかるのはわたしがします!何もなぐらなくてもいいでしょう!」何年ぶりかの再会も、けんか別れで終わってしまったのだ。数日後、秀平からのぶ厚い手紙が届いた。それは秀平が来日前にアメリカから出したものが、誤配で一月も遅れて届いたものだった。
母への複雑な感情があった雄太でしたが、その後素直に話すことができました。
◆第17週あらすじ
余計なことに昭と雄大もついてきた。「オレも秀平さんに謝りたいからさ」秀平は翌日の帰米を前に、大阪行きの特急へとび乗ったのだった。そしてとんぼ返りで東京へ戻らなければならない。会える時間はわずか5分。だがそのためにわざわざやって来てくれた秀平の心がうれしかった。夕暮れの大阪駅のホーム、純子は恋人を前にして何から話していいかわからない。時間はどんどん過ぎる。姉の気持を察しない弟たちが野球の話を始めてしまう。
◆第18週あらすじ
秀平が純子に嵐の中で、英語でプロポーズするシーンは必見です。
純(山口智子)と秀平(高島政宏)が新婚生活を始めた昭和9年の初夏のある夜。昭(西川弘志)はキタのキャバレーで、次姉の恭子(松本友里)のステージを初めて見た。そこには、歌を聴こうともしない酔客の相手を強いられる姉のみじめな姿があった。弟は、怒りと同情で、がく然となった。恭子は念願の宝塚に入団できたものの、端役しかつかず、退団して心機一転、ジャズ歌手として仕事を始めていた。しかしジャズ歌手とは名ばかり、実は昭が見たようなつらいステージを重ねる日々であったのだ。恭子はしかし、心配されることを恐れて、家族には口をつぐんでいたのである。
◆第19週あらすじ
だがそれも束の間、恭子が盛り場で歌っていたことを理由に、先方は一方的に破談を申し入れてきたのである。そんな傷心の恭子を訪ねて来たのが、スティーブ西川(北京一)である。西川はパントマイム芸人。40歳を過ぎても芸が認められず、大阪でだめならと、新天地を求めて上京した、その帰りであっ
た。聞け分の芸に見切りをつけ、廃業して東京で就職すると言う。恭子はかねがね、家族もなく、食うや食わずの生活の中で、それでもいつか日の目を見たいと、芸の研鑽に余念のない西川を尊敬していた。宝塚時代から、何かと恭子を励ましてくれたのもこの男であった。
◆第20週あらすじ
猛反対のあきと恭子は激しい口論を繰り返したが、結局両方とも説得されることはなかった。ある未明、恭子はひそかに荷物をまとめ、東京で待つ西川のもとへ旅立って行った。東京の恭子を純子が訪ねたのは、約1か月後のことであった。あきは怒りのあまり娘の行くえを探そうともしない。純子は気がもめ仕方がないがないが、秀平は「恭子ちゃんはもう大人なんだから」と取り合わない。やっと居所がわかり、矢も盾もたまらず上京した純子が見たのは、思いのほか真摯な西川と妹の暮らしぶりであった。
◆第21週あらすじ
喜びはもう一つ重なった。昭が、大学の野球部でレギュラーの座をいとめたのだ。昭は喜び勇んで合宿に出かけるが、二度と戻ってはこなかった。合宿先の海で溺れた子どもをたすけようとして、自分も水死したのである。純子は意気消沈。昭の服を眺めては涙に暮れる毎日なのだ。「何とかしなければ。出来れば思い出の多い阿倍野を離れて暮らすべきなのかも……」
幸せな生活もつかの間、弟の昭が合宿中に、溺れた子どもを助けようとして海に飛び込み溺れて亡くなってしまいます。
最愛の弟を亡くした純子の悲しみは計り知れません。
◆第22週あらすじ
純子(山口智子)一家が旅館の仕事に定ようやく慣れ始めたころ、またひとつ、恋の花が開いた。正太夫(笑福亭鶴瓶)である。純子への失恋の痛手からは立ち直ったものの、正太夫はあいかわらず、あっちへふらふら、こっちへふらふらといった毎日であった。叔父の雑賀(桂枝雀)の出版社へもしばしば顔を出していた。「わらべ出版」は雑賀の趣味につき合っているような会社で、経営状態はひどく悪かった。社員は節子(布勢真穂)ひとりで、その給料も遅れがちのありさまであった。
◆第23週あらすじ
二人はそんな正太夫を見るに見かねて、節子との仲を取り持とうと思うのであった。「あかん。自分の甥やから、ほんまは賛成すべきやが……あの男にかぎっては、ぼくは反対や」雑賀は言った。純子らは正太夫の気持ちを知らされて、戸惑った節子は雑賀に相談したのである。いい人だとは思うけど、結婚の相手には……。雑賀はあっさりと反対すると、同じ言葉を正太夫にぶつけた。色を失う甥に向かって、叔父は言葉を続けた。「何で自分から結婚を申し込まんのや、一番大事なことまで純ちゃんや秀平君に頼んで、このかいしょ無しが!」雑賀は驚く節子の面前で甥を罵倒するのだった。
それから純子は、興園寺家を訪れ、昭を失った心の傷を癒し、甲子園近くに旅館「浜風荘」の経営に乗り出します。
旅館を始めた当初は、仲居たちとぶつかることもありましたが、純子は持ち前の明るさと強さで、高校生球児たちの宿として成功をおさめていくのでした。
◆以下ネタバレとなりますので、知りたくない方はご注意下さい。◆
『純ちゃんの応援歌』最終回ネタバレ
◆第24週あらすじ
純子と修平は結婚。子どもも誕生します。
8年が過ぎた。純子はもうすっかり高校球児相手の旅館の女将である。シーズンを問わず、旅館は繁栄して、毎日が目の回るような忙しさ。秀平との間に、6歳になる娘・陽子もいるが、旅館の仕事と子育てで手いっばい、とても夫の世話まで手が回らない。一方秀平もカメラマンとして認められ、週刊誌ブームの中で忙しくなり、仕事場に出かけたまま帰らないこともしばしばになってきた。そんな生活が続くうち、純子は夫と気持が通わなくなるように感じて、ふと寂しくなることが多くなった。ある時、秀平の不注意で、陽子は重いはしかを患ってしまった。
◆第25週あらすじ
雄太は、小学校でアイドル的人気のあった小百合がお見合いすることを知りショックを受けます。
そのことを知った純子は、 つやの長男・興園寺正太夫と協力して、雄太と小百合の仲を取り持ちます。
その甲斐あって、二人はお互いの気持ちを確かめ合い結婚。
純子の心を開いたのは、清原(浜村純)の言葉であった。「本当のあなたは月のような女性だ。太陽のように自分で輝くんでなく、他からの光で輝くような……」純子の迷いは解けた。秀平のことも、旅館の仕事も、世話好きな性分がもとなのである。それが楽しいからやってきたのだ。太陽でなく月のように。それが自分の人生なのだ…。雄太(唐沢寿明)と幼なじみの小百合(野崎佳積)の結婚が決まった。雄太は今や工業高校の野球部の監督である。甲子園大会ではいつも予選で負けるチームだが、亡き陽一郎の夢をかなえようと一生懸命である。
そんななか、小学校の運動場で、雄太や昔の悪ガキ・牛山金太郎たちが野球を楽しむ姿を見た純子は、戦後貧しかった時代を思い出し涙を流すのでした。
一方、「浜風荘」に日本海高校の野球部員たちがやってきて、面倒見の良い純子のことを「お母ちゃん」と呼ぶようになっていきます。
さらに、小学校の校長から小説家に転身した 雑賀久助も、執筆のため旅館に滞在し、旅館は活気とにぎわいに満ち溢れます。
その後、日本海高校は甲子園で悲願の1勝をあげ、久助も「ナイスプレー もうひとつの応援歌」という作品を書き上げます。
さらに、 夫の秀平が、夢だった写真集を出版できることになり単身渡米。
残された純子は、子どもを育てながら旅館を切り盛りし、夢を持ってやってきた人々の心の支えとなり、応援歌を歌うのでした。
次の夕方の朝ドラ『ひまわり』キャスト相関図と最終回までのあらすじは⇒こちら
NHK朝ドラ(夕方)『純ちゃんの応援歌』再放送日時
■22021年9月27日(月)~
■月~金の午後4時20分~午後4時50分 (2話づつ放送)
■NHK総合 15分×全156回
夕方に再放送される朝ドラは、月曜日から金曜日の夕方4時20分から、2話づつ放送されます。
しかし、夕方放送枠は、大相撲や国会中継で、放送が変更になる場合が多く、忙しい時間なので、忘れてしまったり、見るのを挫折する人も多いんですよね~。
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