なつぞら(夏空)ヒロイン相手役の𠮷沢亮(山田天陽)のモデルは実在した!

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朝ドラ100作目となる「なつぞら」。

ヒロイン“なつ”の相手役として、絵の手ほどきをする吉沢亮さん演じる“山田天陽”に実在するモデルがいることが分かってきました!

そんな山田天陽のモデルとなった画家の生い立ちや画風について調べてみました。

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吉沢亮が演じる山田天陽は。、画家の神田日勝?

吉沢亮さん演じる“山田天陽(やまだてんよう)”のキャスト紹介を見た限り、

画家の神田日勝(かんだにっしょう)と共通する部分が多くありましたので

3つの項目で、検証してみたいと思います!

検証①東京→北海道へやってきた

まず山田天陽も神田日勝も東京に住んでいたが、

戦火の影響で北海道に逃れてきたことが共通しています。

都会から、自然豊かな北海道という環境に身を置いた二人にとって

この経験は画風に、大きな影響を与えたことでしょう。

検証②兄は芸大にいくも天陽は貧しさから進学を断念する

山田天陽の一家は、北海道移民として慣れない農業を始めるが、

政府にあてがわれた土地は、開拓が困難な土地でした。

一家は、農業をしながら郵便配達や近隣農家を手伝うなどして

なんとか生活をしていました。

天陽の兄である“山田陽平”は長男でありながら奨学金を利用して

芸大で学びますが、弟の天陽は、家庭の貧しさから進学せず農業を手伝います。

一方、神田日勝の一家も寒冷地での農業に苦戦します。

兄はどうにか東京芸大に進学するも、 日勝は自分が一家を支えるため

芸大に進学することをあきらめたようです。

検証③ベニヤ板に絵を描き馬の絵が得意

画家としての二人には、画材や画風にも共通点があります。

まず キャンバスは、ベニヤ板ということ。

神田日勝の油彩は、ベニヤ板にペインティングナイフを使って絵を描くところ。

天陽もストーリーの中で、 農作業の合間にベニヤ板に繊細にして大胆なイラスト

を描き、農場の人々を魅了していきます。

また北海道の自然に生きる彼にしか描くことができない

馬や牛は、好んでモチーフに選ぶことが多かったようです。


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山田天陽の実在モデル神田日勝さんの美術作品をご紹介

では実際の神田日勝さんの美術作品を見てみましょう。

まずは、日勝の初期の作品とされる『痩馬』。

神田一家が初めて手に入れた馬でしたが、その馬は歯がなく廃馬寸前の馬だったそうです。

そのため、体は痩せており日勝はその身近なモチーフである痩せた馬を、絵に残しています。


次も日勝の代表作とされる作品『』です。

背景の新聞に注目してみてください。大胆なタッチの日勝の画風ですが、

繊細な部分も持ち合わせていることが分かります。

そして日勝の絵で一番有名なものが『馬(絶筆)』。

ベニヤ板に半分しか描かれていない馬。

それは、 「制作の途中で亡くなってしまった」ことを意味しています。

最後の絵のモチーフも馬であることは、日勝の短い生涯を象徴しているようですね。

まとめ

こうやって山田天陽と神田日勝を比べてみると、

生い立ちから、画風まで多くの共通点があり、天陽のモデルは神田日勝でほぼ確定だと思います。

日勝は、結婚し二人の子供を授かるも32歳で亡くなっています。

「なつぞら」の物語では、そのへんのところが、どう描かれるのかとても興味深い見所でもありますね!

楽しみに放送を待ちたいと思います。


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