映画『ミッドウェイ』キャスト一覧!日本人役の俳優は?

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たった3日で太平洋戦争の流れを変えたと言われる、日米海戦で最も重要なミッドウェー海戦の真実を描いた映画『ミッドウェイ』。本作の監督・ローランド・エメリッヒは、日本軍をただの敵ではなく人間として描くとして日本側の登場人物にもスポットが当てられています。そこで今回は映画『ミッドウェイ』の日本人、外国人キャストを一覧でご紹介いたします。

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映画『ミッドウェイ』キャスト一覧!日本人俳優は?

アメリカ軍

ディック・ベスト大尉エド・スクライン

親友を真珠湾攻撃で亡くし、仇討ちに燃えるパイロット・ディックベストを演じたのは、『デッドプール』『ゲーム・オブ・スローンズ』『トランスポーター イグニション』『マレフィセント』の出演で知られるエド・スクライン。

俳優になる前はラッパーだったエド。テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演し注目され、キャリアを積み主役を演じることが多くなってきたハリウッド若手の注目株の一人です。

エドウィン・レイトン少佐パトリック・ウィルソン

日本軍の作戦を分析するエドウィン・レイトン少佐を演じたのはパトリック・ウィルソン。山本五十六を演じる豊川悦司さんとの共演シーンもありましたね。

『オペラ座の怪人』『トレイン・ミッション』『ウォッチメン』など幅広い作品に出演。

本作の撮影に入る前に台本を見たパトリックは、自分のセリフに日本語があることにワクワクしたと語っています。

ウェイド・マクラスキー少佐ルーク・エヴァンズ


ディックと衝突しながらも、その才能を認め、成長を見守る艦上機部隊の熱血指揮官ウェイド少佐を演じたのはルーク・エヴァンス。

実写版『美女と野獣』でガストン役を演じたことでも記憶に新しい、イギリス出身の38歳の俳優・ルーク・エヴァンス。『ワイルドスピード』シリーズなどにも出演し、端正なマスクと、アクの強いキャラクターを生かし活躍。

ディズニー実写版『ピノキオ』で悪役コーチマンを演じることも決定しているノリに乗ってる俳優です。

また、「俳優としてのキャリアに支障が出ることはない」とゲイであることを堂々と公表しています。

ジミー・ドゥーリトル中佐アーロン・エッカート

陸軍のエースパイロットとして日本の本土空襲を指揮するジミー中佐を演じたのはアーロン・エッカート

『エリン・ブロコビッチ』でのジュリア・ロバーツの恋人役、『サンキュー・スモーキング』の主人公、『ダークナイト』ハービー・デント(トゥーフェイス)役でも知られています。

ブルーノ・ガイド兵曹ニック・ジョナス

怖いものなしのブルーノ・ガイド兵曹を演じたのは、歌手のニック・ジョナス。

言葉が出る前から歌っていたというニックは6歳の頃に、歌っているところをスカウトされ2004年には本格的に音楽活動をスタート。その後、ブロードウェイで『美女と野獣』、『レ・ミゼラブル』、『サウンド・オブ・ミュージック』に出演。

兄弟たちとジョナス・ブラザーズを結成し、トータルで2,000万枚を売り上げ、グラミー賞では最優秀新人賞にノミネートされました。

2018年に、10歳年上のインド人女優・プリヤンカー・チョープラーと結婚しています。

チェスター・ニミッツ大将ウディ・ハレルソン

真珠湾攻撃で受けた敗北のショックからの士気高揚を図る有能な司令官を演じたのはウディ・ハレルソン。

『ラリー・フリント』で実在のポルノ雑誌編集者を演じてアカデミー主演男優賞を獲得したことでも有名です。

素行が悪く、ハリウッドの問題児とされるウディですが、本作では部下に理解のある指揮官を真摯に演じています。

ウィリアム・ハルゼー中将デニス・クエイド

頼れる空母エンタープライズ指揮官を演じたのは、『エデンより彼方に』フランク役で知られるデニス・クエイド。

パイロットの資格も持っているデニスの演技は、リアルでしたね。

他に『G.I.ジョー』『僕のワンダフルライフ』などに出演しています。

ユージン・リンゼイ少佐ダレン・クリス

ユージン・リンゼイ少佐を演じたのは、ダレン・クリス。

アメリカの人気ドラマ『glee/グリー』にゲスト出演したことで注目され、『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』などに出演。ジブリアニメ『風立ちぬ』や『かぐや姫の物語』では英語版の声優も務めました。

2011年にユニクロのキャンペーンモデルになったりと、日本に縁の深い俳優です。

レイモンド・スプルーアンス少将ジェイク・ウェバー

レイモンド・スプルーアンス少将を演じたのは、ジェイク・ウェバー。

『狂っちゃいないぜ』『ドーン・オブ・ザ・デッド』などに出演しているイギリス出身の俳優です。

ロイ・ピアース大尉アレクサンダー・ルドウィグ

ロイ・ピアース大尉を演じたのはアレクサンダー・ルドウィグ。

9歳の時に『ハリー・ポッター』のCMでデビューし、『光の六つのしるし』『ウィッチマウンテン/地図から消された山』などで次々と主役を演じ注目されているアメリカ人俳優です。

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日本軍

山本五十六大将豊川悦司


元帥、海軍大将、連合艦隊司令長官である山本五十六を、物静かで美しく、そして人間臭く演じた豊川悦司さん。

豊川さんんは、ドラマ『愛していると言ってくれ』『青い鳥』、映画『愛の流刑地』『八つ墓村』など多くの作品に出演し、日本を代表する俳優の一人ですが、本作がハリウッド初出演作品となります。

最初は、歴史上の重要人物である山本五十六を演じることに不安があった豊川さんですが、ローランド・エメリッヒ監督から直々に手紙をもらい、その熱意に負け出演を快諾したそうです。

『倫敦(ロンドン)ノ山本五十六』山本五十六の歴史は⇒こちら

山口多聞少将浅野忠信

海軍中将、第二航空戦隊司令官でミッドウェイ海戦で命を落とした山口多聞を演じたのは、『沈黙 -サイレンス-』『アウトサイダー』など国外の作品に出演経験も多い浅野忠信さん。

北欧系アメリカ人の祖父を持つ浅野さんは、戦争映画に出演する際は、いつも自分のルーツについて考え「太平洋戦争でもし、日本が勝っていれば、自分は生れてなかったかも」と複雑な気もちを抱くそうです。

本作では、幹部の命令に納得がいかず、ジレンマを抱え、飛龍と共に散っていく山口多聞を冷静に熱く演じています。

南雲忠一中将國村隼

海軍大将、第一航空艦隊司令長官で山口と対立する南雲忠一を演じたのは、名バイプレーヤーとして知られる國村準さん。

日本軍の失敗した作戦遂行を全部引き受けてしまう少しかわいそうな役でしたが、安定のクセのある演技で魅せてくれました。

加来止男大佐嶋本叙也(ノブヤ・シマモト)

飛龍が沈没するとき、山口多聞(浅野忠信)と一緒に溺れ亡くなってしまう加来止男大佐を演じたのはノブヤ・シマモトさん。

身長173cmで『バイオハザード(2010)』『フライング・スマグラー』『Xメン』シリーズに出演している俳優さんです。

源田実ピーター・シンコダ

海軍大佐、第三四三海軍航空隊司令官で、少し不安げな源田実を演じたのは日系カナダ人俳優のピータ―・シンコダさん。

『ザ・プレデター(2018)』『ローグ アサシン(2007)』などに出演しています。

最近、Netflixオリジナルドラマ『デアデビル』ノブ役として出演しましたが、その際に、アメリカのメディアでアジア人が軽視されていることについて問題提起をしました。

藤田勇中佐ヒロ・カナガワ

巻雲艦長・藤田勇中佐を演じたのは北海道札幌市出身で日系カナダ人俳優のヒロ・カナガワさん。

高校卒業後は渡米し、スカウヒーガン絵画彫刻学校、難関校のミドルベリー大学、テンプル大学、サイモン・フレーザー大学大学院をそれぞれ卒業するなど非常に優秀な学生でした。

その後、カナダ国籍を得て1992年(28歳の頃)にデビューし、2014年には「GOZILLA(ゴジラ)」に出演します。テレビドラマ・映画では脇役を演じることが多く、作品数はかなりの数となっています。

東條英機ヒロモト・イダ

内閣総理大臣、陸軍大将の東条英機を演じたのはヒロモト・イダさん。

東京に住んでいたヒロモト・イダさんは、山岳ガイドになるためにカナダに移住しました。本作の他に『オリジン(2018)』に出演しています。

青年将校加藤龍太

飛龍と共に沈むことを山口に申し出る青年将校を演じていたのは、日本からアメリカに渡りウェイターのバイトをしながら役をつかんだ加藤龍太さん。

アメリカで役者の学校に入り、英語や演技を一から勉強した加藤さん。ゆくゆくは『Hero』のマシ・オカさんのようにクセのある日本人を演じてみたいそうです。

ハリウッドで本当に有名な日本人俳優ランキングは⇒こちら


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