『ゲゲゲの鬼太郎』声優の歴代一覧!交代した現在は?
墓場から誕生した幽霊族の少年・鬼太郎が、個性豊かな妖怪たちと関わっていくアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』。1968年に第1期が放送され2020年の第6期が終了するまで50年以上の歴史がある日本を代表するアニメの一つです。そこで今回は『ゲゲゲの鬼太郎』の歴代声優をまとめてご紹介したいと思います。
『ゲゲゲの鬼太郎』アニメの歴史
昔と今のゲゲゲの鬼太郎
50年経ったら変わるもんやね(感慨) pic.twitter.com/iA3hqQMqI8
— ぎーち(ブレイク兄) (@BREAK_BROTHER) February 16, 2019
アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』は第1期~第6期まであります。
第1期 | 1968年-1969年 |
第2期 | 1971年-1972年 |
第3期 | 1985年-1988年 |
第4期 | 1996年-1998年 |
第5期 | 2007年-2009年 |
第6期 | 2018年-2020年 |
4期あたりまでの絵は、水木しげるさん独特のおどろおどろしい雰囲気が漂っていたのですが、5期になって急に少女アニメ化した絵には驚きました。
6期のねこ娘なんて8等身のクールビューティーですよ。
1期猫娘から現在までの猫娘
嫌いではないけどw#ゲゲゲの鬼太郎 pic.twitter.com/7SWFokp1e0— りゅうちゃん (@tygn_ps) April 8, 2018
女優の菜々緒さんのイメージしたらしいですが、アラフォー世代にはちょっと違和感がありますよね~。
名前も「猫ねえさん」に変わってるし、完全に別物の作品として見た方がよさそうです。
一方、社会の問題を風刺したストーリーは健在で、6期では携帯電話やネット、SNSの怖さなども妖怪を通じて描かれているので、現代の子どもにも受け入れられていると言えます。
ではここからは、時代と共に歩んできたアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の歴代声優を見ていきましょう。
『ゲゲゲの鬼太郎』声優の歴代一覧
◆鬼太郎
交代歴:野沢雅子→戸田恵子→松岡洋子→高山みなみ→沢城みゆき
野沢雅子(1・2期)
1936年生まれ。『ドラゴンボール』の孫悟空役、『ど根性ガエル』ひろし、『銀河鉄道999』星野鉄郎役など、人気作品のキャラクターを多く演じてきた声優界のレジェンド。本作では6期の目玉のおやじの声も務めている。
戸田恵子(3期)
『アンパンマン』アンパンマン、『魔女の宅急便』おそのさん、『トイストーリー』ボー・ピープ、『カーズ』サリーになどに出演する声優で、ドラマや映画にも数多く出演する人気女優。
松岡洋子(4期)
『ワンピース』アルビダ、『キン肉マン キン肉星王位争奪編』キン肉小百合/コニタ、『ヒカルの碁』越智康介を演じている声優。連続テレビ小説『マッサン』の語りも務めた。
高山みなみ(5期)
『魔女の宅急便』キキ、『名探偵コナン』江戸川コナン、『忍たま乱太郎』乱太郎、『ドラえもん』スネ夫のママ、『ハートキャッチプリキュア!』ダークプリキュアを演じる人気声優。
沢城みゆき(6期)
映画『ペット』ポメラニアンのギジェット、実写版『ルパン三世』峰不二子、実写版『アラジン』ではジャスミンの待人ダリアの吹き替えを担当。
◆目玉おやじ
田の中勇→野沢雅子
田の中勇(1〜5期)
『天才バカボン』おまわりさん/本官さんの声としても知られる声優。アニメだけでなく番組のナレーションや映画の吹き替えを担当するなど幅広く活躍したが、2010年に脳梗塞のため亡くなった。
野沢雅子(6期)
1936年生まれ。『ドラゴンボール』の孫悟空役、『ど根性ガエル』ひろし、『銀河鉄道999』星野鉄郎役など、人気作品のキャラクターを多く演じてきた声優界のレジェンド。
◆ねずみ男
大塚周夫→富山敬→千葉繁→高木渉→古川登志夫
大塚周夫(1・2期)
『ルパン三世 (TV第1シリーズ)』の石川五エ門役、『美味しんぼ』の海原雄山役など重厚感ある声から『スカイキッドブラック魔王』のブラック魔王などコミカルな役までこなす声優界の大御所。2015年に他界。
富山敬(3期)
『タイガーマスク』伊達直人、『キャンディ・キャンディ』テリィ、『銀河鉄道999』大山トチロー、『ちびまる子ちゃん』友蔵役など幅広い役をこなした声優。1995年にすい臓がんのため亡くなる。
千葉繁(4期)
『鬼滅の刃』桑島慈悟郎、『呪術廻戦』漏瑚、『幽☆遊☆白書』桑原和真などを演じてきた声優。
高木渉(5期)
『名探偵コナン』の警察官・小嶋元太、『はなかっぱ』黒羽根屋蝶兵衛/獅子じゅうろく博士、『機動新世紀ガンダムX』ガロード・ラン、『忍たま乱太郎』平滝夜叉丸など誰もが知っているキャラクターを担当。また、大河ドラマ『真田丸』で俳優デビューした以降は、朝ドラ『半分、青い。』では木田原五郎など芝居の方でも活躍。
古川登志夫(6期)
NHK『大草原の小さな家』で主人公ローラの夫・アルマンゾ役で声優としてレギュラーを獲得。他に『機動戦士ガンダム』カイ・シデン役、『ドラゴンボール』ピッコロ、『うる星やつら』諸星あたる役、『ONE PIECE』ポートガス・D・エース役を務めている。
◆ねこ娘
山口奈々→小串容子→三田ゆう子→ 西村ちなみ→今野宏美→庄司宇芽香
山口奈々(1期)
『あたしンち』三角さん役、『キン肉マン』キン肉王妃役、『キャンディキャンディ』レイン先生役、『新ビックリマン』聖神ナディア役などで知られ、ナレーターとしても活躍。
小串容子(2期)
『ゲゲゲの鬼太郎1期』では、砂かけ婆の声優を務めた。現在は女優、声優業を引退。
三田ゆう子(3期)
1954年生まれ。『悪魔くん』埋れ木真吾、『ポコニャン』ポコニャン、『忍者ハットリくん』ハットリシンゾウ、『魔法の妖精ペルシャ』プリプリ、『うる星やつら』弁天役などで知られる。
西村ちなみ(4期)
『おじゃる丸』坂ノ上おじゃる丸/小町、『ケロロ軍曹』月神散世、『ちびまる子ちゃん』小鳥屋ののりちゃん、『スマイルプリキュア!』青木れいか/キュアビューティ役を演じている。
今野宏美(5期)
本作の猫むすめ役で注目される。他に『らき☆すた』小神あきら役、『センチメンタル ジャーニー』山本るりか役などを演じている。
庄司宇芽香(6期)
『美少女戦士セーラームーン Crystal』シプリン、『ONE PIECE』ラン/イナズマ、『賭ケグルイ』沙織などを演じている。『世界陸上』などでナレーターとしても活躍。
◆砂かけばばあ
小串容子→山本圭子→江森浩子→山本圭子→田中真弓
三田ゆう子(1期)
1954年生まれ。『悪魔くん』埋れ木真吾、『ポコニャン』ポコニャン、『忍者ハットリくん』ハットリシンゾウ、『魔法の妖精ペルシャ』プリプリ、『うる星やつら』弁天役などで知られる。本作では、猫むすめ(3期)も演じている。
山本圭子(2、4、5期)
『サザエさん』2代目・花沢花子、『天才バカボン』バカボン、『ちびまる子ちゃん』山田笑太が代表作の声優。
江森浩子(3期)
『忍たま乱太郎』トモミ、『蒼き流星SPTレイズナー』アンナ、『ドラゴンボール』餃子、『ママレードボーイ』小石川千弥子を演じている声優。
田中真弓(6期)
『ドラゴンボール』のクリリン、『ONE PIECE』のルフィー、『天空の城ラピュタ』パズーの声で知られる。女優としては朝ドラ『なつぞら』に出演。
◆子泣きしじい
永井一郎・北川国彦・富田耕吉→矢田耕司→永井一郎→塩屋浩三→龍田直樹→島田敏
永井一郎 他(1期)
人情味や威厳あふれる老人などのキャラクターを多く演じ、44年間『サザエさん』の波平役を担当したことで知られる。他に『スターウォーズ』ヨーダ『天空の城ラピュタ』モウロ将軍などを演じた。
矢田耕司(2期)
『ONE PIECE』ゼフ/ラウル、『銀魂』橋田賀兵衛、『ドラゴンボールZ』人造人間20号〈ドクター・ゲロ〉を演じたことで知られている。
塩屋浩三(4期)
『ワールドトリガー』鬼怒田本吉、『忍たま乱太郎』第三協栄丸、SLAM DUNK』高宮、『勇者王ガオガイガー』天海勇、『ドラゴンボール超』魔人ブウ役を演じている。
龍田直樹(5期)
『となりのトトロ』ネコバス役、『キテレツ大百科』ブタゴリラ、『ドラゴンボール』シリーズのウーロン、『ガラピコぷー』キュリオ役などを務める声優。
島田敏(6期)
『ドラゴンボールシリーズ』ブロリー、『ドクタースランプ』ニコちゃん大王、『スターウォーズシリーズ』ルーク、『ちびまる子ちゃん』3代目さくら友蔵の声でも有名。青年から老人役まで幅広い役をこなす。本作では6期のぬりかべも担当。
◆一反もめん
富田耕吉→山田俊司→八奈見乗児→龍田直樹→八奈見乗児→山口勝平
富田耕吉(1期)
『平成天才バカボン』バカボンのパパ、『ドラえもん』初代ドラえもん、『名探偵コナン』鈴木次郎吉、手塚治虫作品にい登場するヒゲおやじ役で知られる声優。洋画の吹き替えやテレビ番組のナレーションでも活躍したが、2020年惜しまれながら他界。
山田俊司(キートン山田)(2期)
『宇宙戦艦ヤマト』加藤三郎、『ドラゴンクエスト』ヤナック、『ちびまる子ちゃん』ナレーションなどを担当。冷酷でニヒルな男性役を演じることが多い声優。ナレーターとしても活躍している。
八奈見乗児(3期)
『ヤッターマン』のボヤッキー、『タイムボカン』のグロッキー、『カーズ』フィルモア、『リトルマーメイド』グリムズビー、などを担当。『ドラゴンボール』シリーズのナレーションでも有名な声優。
龍田直樹(4期)
『となりのトトロ』ネコバス役、『キテレツ大百科』ブタゴリラ、『ドラゴンボール』シリーズのウーロン、『ガラピコぷー』キュリオ役などを務める声優。本作の5期では、子泣きじじいも担当。
山口勝平(6期)
『らんま1/2』の早乙女乱馬、『名探偵コナン』工藤新一、怪盗キッド、『はなかっぱ』がりぞー、『ONE PIECE』ウソップ役、『魔女の宅急便』トンボ役を担当。
◆ぬりかべ
富田耕吉 他(1期)
『平成天才バカボン』バカボンのパパ、『ドラえもん』初代ドラえもん、『名探偵コナン』鈴木次郎吉、手塚治虫作品にい登場するヒゲおやじ役で知られる声優。洋画の吹き替えやテレビ番組のナレーションでも活躍したが、2020年惜しまれながら他界。本作では1期の一反もめんも務めている。
山田俊司(2期)
『宇宙戦艦ヤマト』加藤三郎、『ドラゴンクエスト』ヤナック、『ちびまる子ちゃん』ナレーションなどを担当。冷酷でニヒルな男性役を演じることが多い声優。ナレーターとしても活躍している。本作では、2期の一反もめんも務めている。
屋良有作(3期)
『ドクタースランプ』則巻千兵衛役、『ちびまる子ちゃん』さくらヒロシ、『聖闘士星矢』のアイオロスとトール、『報道特集』のナレーション、アーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えなど、多くのジャンルで活躍する声優の大御所。
龍田直樹(4、5期)
『となりのトトロ』ネコバス役、『キテレツ大百科』ブタゴリラ、『ドラゴンボール』シリーズのウーロン、『ガラピコぷー』キュリオ役などを務める声優。本作では、5期の子泣きじじい、4期の一反もめんも担当。
島田敏(6期)
『ドラゴンボールシリーズ』ブロリー、『ドクタースランプ』ニコちゃん大王、『スターウォーズシリーズ』ルーク、『ちびまる子ちゃん』3代目さくら友蔵の声でも有名。青年から老人役まで幅広い役をこなす。本作では6期の子泣きじじいも担当。
最後に
アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』は50年以上の歴史があるということで、いまでは大御所と言われる声優さんが多く関わっていました。
アラフォー世代にとっては第3期あたりの声に馴染みがありますが、みなさんはいかがだったでしょうか?
2023年には新作映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』も公開されますので、最新の声優さんの声にも注目してみて下さい。
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