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『らんまん』相関図キャスト一覧&子役!実在モデル牧野富太郎の生涯を描く

朝ドラ

2023年前期の朝ドラは「日本植物学の父」牧野富太郎をモデルに、植物に捧げた研究者の生涯を描いた『らんまん』です。そこで今回は、3年ぶりの男性主人公である神木隆之介さん主演の『らんまん』のキャスト相関図と実在モデルの生涯についてご紹介いたします。

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『らんまん』相関図キャスト一覧(高知編)

主人公

槙野万太郎神木隆之介

【主人公/日本植物学の父】
高知で酒造業を営む裕福な商家の一人息子として誕生。植物をただひたすら愛する才能と絵を描く才能をあわせ持つ生命力あふれる青年に成長。小学校中退という学歴にもめげず、独学で植物学をきわめ東京帝国大学植物学教室の門をたたき、貧乏や出世などものともせず、ただひたすら熱い情熱で、日本の植物目録を出版する。生涯にわたり日本全国を歩き、40万点の標本を集め、1500種類の植物に名前を付けた。
【神木隆之介プロフィール】

1993年生まれ、埼玉県出身。映画『妖怪大戦争(2005)』で子役ながら主演を務め注目される。その後も、大河ドラマ『義経』『平清盛』、映画『るろうに剣心』『ノイズ』など次々と話題作に出演。またアニメ『千と千尋の神隠し』『借りぐらしのアリエッティ』『サマーウォーズ』など声優としても活躍している。

幼少期の万太郎森優理斗

【森優理斗プロフィール】

・2014年生まれ。
・大河ドラマ『鎌倉殿の13人』金剛役『麒麟がくる』阿君丸役、ドラマ『カナカナ』本原剛士役などに出演。朝ドラは初。

幼少期の万太郎小林優仁

【小林優仁プロフィール】

2011年生まれ。大河ドラマ『青天を衝け』で主人公 渋沢栄一の幼少期を演じて話題となる。他にドラマ『真犯人フラグ』『金魚妻』などに出演。朝ドラは初。

万太郎の妻

槙野寿恵子浜辺美波

【万太郎の妻】
万太郎の妻。万太郎の一番の理解者で、彼を尊敬し、生涯をかけて万太郎を支え続けた。
【浜辺美波プロフィール】

2000年生まれ、石川県出身。第7回『東宝シンデレラオーディション』ニュージェネレーション賞を受賞し芸能界入り。映画『君の膵臓をたべたい』『約束のネバーランド』、ドラマ『私たちはどうかしている』『ドクターホワイト』に出演。朝ドラは初出演。

槙野家

槙野ヒサ広末涼子

【万太郎の母】
病弱ながらもやっと授かった万太郎のことを誰よりも慈しみ、大切の育ててきた。植物が好きな万太郎の成長を温かく見守っていたが…。
【広末涼子プロフィール】

1980年生まれ、高知県出身。ドラマ『沙粧妙子-最後の事件-』『ロングバケーション』『聖者の行進』『ガリレオ』、映画『おくりびと』『ゼロの焦点』『コンフィデンスマンJP プリンセス編』『シャーロック』などに多数出演。朝ドラは初となる。

槙野綾佐久間由衣

【万太郎の姉】 
気が強くしっかり者の万太郎の姉で、いつも弟のことを気にかけている。幼いころ酒蔵に迷い込んだことをきっかけに、酒造りに魅了される。
【佐久間由衣プロフィール】

1995年生まれ、神奈川県出身。ドラマ『教場2』『彼女はキレイだった』『津田梅子 お札になった留学生』、朝ドラ『ひよっこ』などに出演

綾の幼少期高橋真彩

【高橋真彩のプロフィール】

2008年生まれ、大阪府出身の14歳。NHK夜ドラ『あなたのブツが、ここに』佐伯里奈役で出演。

槙野タキ松坂慶子

【万太郎の祖母】
万太郎の祖母。夫と一人息子に先立たれたため、「峰屋」を女手一つで切り盛りしている。曲がったことが許せない正しく強い女性。両親を亡くし、跡取りの万太郎を時に厳しく、愛情深く育てる。
【松坂慶子プロフィール】

1952年生まれ、東京都出身。ドラマ『一橋桐子の犯罪日記』『らせんの迷宮』『死との約束』『大奥』、朝ドラ『あさが来た』『まんぷく』、大河ドラマは『元禄太平記』をはじめ9作に出演。

高知の人々

竹雄志尊淳

【番頭の息子】 
酒蔵「峰屋」の番頭の息子。万太郎と年が近いこともあり、普段の行動を監視するように命じられる。万太郎に振り回されつつも一番の理解者として支え続ける。
【志尊淳プロフィール】

1995年生まれ、東京都出身。ドラマ『潤一』『極道主夫』『きみはペット』、大河ドラマ『青天を衝け』、朝ドラ『半分、青い。』などに出演。

幸吉笠松将

【蔵人】 
幼い頃から「峰屋」に出入りする杜氏(とうじ)の下で日本酒造りに従事する職人。毎年秋から春にかけて農村から蔵へ酒造りに来る。
【笠松将プロフィール】

1992年生まれ、愛知県出身。大河ドラマ『青天を衝け』『西郷どん』、ドラマ『岸辺露伴は動かない』『正義の天秤』『君と世界が終わる日に』などに出演。朝ドラは初。

たま中村里帆

【峰屋の女中】
万太郎が幼い頃から「峰屋」に奉公している働き者の女中。
【中村里帆プロフィール】

1999年生まれ、高知県出身。ドラマ『正体』『モトカレ←リトライ』などに出演。朝ドラは初。

浜村義兵衛三山ひろし

【呉服屋主人:浜村義兵衛】
高知の呉服商「仙石屋」の主人。昔から得意先の「峰屋」に出入りしている。
【三山ひろしプロフィール】

1980年生まれ高知県出身の演歌歌手。「人恋酒場」「男のうそ」などの曲で知られる。朝ドラ出演は初めて。

天狗・坂本龍馬ディーン・フジオカ

【幕末期の討幕運動指導者】
土佐の脱藩浪士・幕末の志士。万太郎が植物学の道を進むきっかけとなる人物。彼の幼少期に運命の出会いを果たす。
【ディーン・フジオカ プロフィール】

1980年福島県出身。ドラマ『シャーロック』シリーズ、『危険なビーナス』『パンドラの果実』『津田梅子 お札になった留学生』、大河ドラマ『青天を衝け』朝ドラは『あさが来た』以来2作目。

楠野喜江島崎和歌子

【民権ばあさん】
自由民権運動を支援する女性、通称「民権ばあさん」。
【島崎和歌子プロフィール】

1973年生まれ、高知県出身。アイドル、バラエティタレント、司会などで活躍し、大河ドラマ『春日局』『龍馬伝』、ドラマ『新幹線物語’93夏』、朝ドラ『すずらん』などに出演。

中濱万次郎宇崎竜童

【ジョン万次郎】
土佐の漁師で14歳のときに遭難してアメリカ人の養子となる。高知に戻ると身分制度の特に厳しかったこの時代に異例の出世を果たす。
【宇崎竜童プロフィール】

1946年京都府出身。歌手であり数多くの楽曲をヒットさせた作曲家。映画『罪の声』ドラマ『ドクターX』『一橋桐子の犯罪日記』『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』などに出演。

早川逸馬宮野真守

【自由民権家:早川逸馬】
高知で自由民権運動を先導する運動家。進むべき道に迷う万太郎に「自由」とは何かを教え導く。
【宮野真守プロフィール】

1983年埼玉県出身。『機動戦士ガンダム00』刹那・F・セイエイ『バケモノの子』一郎彦、『ペット』タイベリアス(鷹)、『ミニオンズ』ハーブ、『チャーリーとチョコレート工場』のジョニデの吹き替えなどで知られる人気声優。朝ドラは初出演。

山元虎鉄寺田心

【遍路宿「角屋」の息子】
高知の遍路宿「角屋」の息子。植物採集に訪れた万太郎と出会う。
【寺田心プロフィール】

2008年生まれ愛知県出身。TOTO『ネオレスト』のCMで注目される。以後、映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』ドラマ『ひきこもり先生』大河ドラマ『おんな城主 直虎』などに出演。朝ドラは初。

池田蘭光寺脇康文

【「名教館」の学頭】
学問所「名教館」の学頭。名の知られた学者だが、無類の酒好きで身なりに頓着しない変わり者。幼少期の万太郎に学び続けることの大切さを教えてくれた人生の師匠。

【寺脇康文プロフィール】 

1962年生まれ、大阪府出身。ドラマ『悪魔のKISS』『バージンロード』『ミス・ジコチョー』『DIVER組対潜入班』『相棒』、朝ドラ『ひまわり』など多数出演。

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『らんまん』相関図キャスト一覧(東京編)

西村家と周囲の人々

西村まつ牧瀬里穂

【寿恵子の母:まつ】
寿恵子の母。元柳橋の元売れっ子芸者。妾になるが、相手の男性はすぐに亡くなり女手一つで寿恵子を育てた。今は根津で和菓子屋「白梅堂」を営んでいる。
【牧瀬里穂プロフィール】

1971年福岡県出身で「ミスビタミンCハイシーガールコンテスト」に選ばれ芸能界デビュー。JR東海のCM「クリスマス・エクスプレス」で一躍知名度を上げ、映画『四姉妹物語』、大河ドラマ『北条時宗』などに出演。朝ドラは『まんぷく』より2作目となる。

旦那さん加藤雅也

【寿恵子の父】
寿恵子の父。芸者だったまつを妾にするが、すぐに亡くなってしまう。
【加藤雅也プロフィール】

1963年ならけん出身。『メンズノンノ』創刊号のモデルを経て、映画『マリリンに逢いたい』で主演し話題となる。ドラマ『眼の壁』『anego[アネゴ]』、映画『望み』『キングダム』などに出演。朝ドラは『まんぷく』に出演。

笠崎みえ宮澤エマ

【寿恵子の叔母:みえ】
寿恵子の叔母。まつの妹で、新橋の料理屋の女将。新政府の役人と親しい。めいの寿恵子が苦労しないように玉の輿に乗れるように世話を焼く。歯に衣着せぬ物言いでハッキリした性格。新しい価値観を常に取り入れる柔軟さも持ち合わせている。
【宮澤エマ プロフィール】

1988年東京都生まれの31歳で、第78代内閣総理大臣の宮澤喜一の孫という「孫タレ」として有名になる。2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では主人公に妹役、朝ドラ『おちょやん』ではヒロインの継母を好演。

阿部文太池内万作

【菓子職人:文太】
白梅堂の頑固で無骨な菓子職人。女主人・まつのもと「白梅堂」で働いている。
【池内万作プロフィール】

1972年東京都生まれ。父は映画監督の伊丹十三、母は女優の宮本信子。映画『犬神家の一族』大河ドラマ『青天を衝け』ドラマ『危険なビーナス』などに出演。朝ドラは『あぐり』『どんど晴れ』より3作目となる。

十徳長屋の人々

倉木隼人大東駿介

【元彰義隊:倉木】
徳川慶喜の警護などを目的とした部隊・彰義隊で上野戦争の生き残り。侍を全うできなかった苦悩から、昼間から酒と賭け事におぼれ自堕落な生活をしている。万太郎の住む「十徳長屋」に妻子とともに暮らしている。
【大東駿介プロフィール】

1986年生まれ大阪府出身。ドラマ『野ブタ。をプロデュース』でデビュー。ドラマ『超人間要塞ヒロシ戦記』『うきわ』、『前科者』、大河ドラマ『平清盛』などに出演。朝ドラは『ウェルかめ』でヒロインの相手役を務めて以来の出演。

倉木えい成海璃子

【倉木隼人の妻:えい】
倉木隼人の妻。彰義隊の倉木がケガをしたところをかくまい、看病したことがきっかけで夫婦になった。世話好きで万太郎たちの食事の世話などをしてくれる。貧しいながらも懸命に夫を支える。
【成海璃子プロフィール】

1992年神奈川県出身。ドラマ『TRICK』の子役としてデビュー。ドラマ『女の戦争~バチェラー殺人事件~』『みをつくし料理帖』大河ドラマ『青天を衝け』などに出演。朝ドラは初となる。

及川福治池田鉄洋

【棒手振り:及川福治】
十徳長屋の住人。魚の干物を売る棒手振り。しっかり者の娘・小春と二人暮らし。幕末の気風をひきずった粗野な男だが、人情深く優しい性格。
【池田鉄洋プロフィール】

1970年東京都出身。劇団を主宰。ドラマ『TRICK』『アンナチュラル』『医龍』などに出演。朝ドラは『こころ』『純情きらり』以来3作目。

堀井丈之助山脇辰哉

【落第生】
十徳長屋の住人。東大の落第生。
【山脇辰哉プロフィール】

1997年生まれ千葉県出身。ドラマ『きれいのくに』『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』などに出演。

江口りん安藤玉恵

【十徳長屋の差配人:りん】
十徳長屋の差配人。裏表のない正直者で万太郎たち長屋メンバーの相談役。義理人情に厚く、ズバズバとした口調で話す。
【安藤玉恵プロフィール】

1976年東京都出身。劇団「ポツドール」の看板女優。映画『月の満ち欠け』、ドラマ『リカ』『今ここにある危機とぼくの好感度について』などに出演。朝ドラは3作目の出演。

宇佐見ゆう山谷花純

【宇佐見ゆう】
十徳長屋の住人。小料理屋の女中。北陸能登の生まれだがワケあって東京に流れてきたミステリアスな女性。分け隔てなく皆に接するが、一線を越えさせないところもある。
【山谷花純プロフィール】

1996年生まれ、宮城県出身。『手裏剣戦隊ニンニンジャー』モモニンジャー役で注目される。ドラマ『リカ』、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』などに出演。朝ドラは『あまちゃん』『おひさま』より3作目。

万太郎に関わる人々

広瀬佑一郎中村蒼

【万太郎の友人:広瀬佑一郎】
名教館時代の万太郎の学友。北海道で土木工学を学び、今は工部省で鉄道を通す仕事をしている。万太郎と刺激し合いながら、土木の道を開拓していく。
【中村蒼プロフィール】

1991年3月4日福岡県出身。映画『ひゃくはち』、『マザーズ』、『赤ひげ』、『神様のカルテ』などに出演。朝ドラは『エール』より2作目

野田基善田辺誠一

【植物学者:野田基善】
万太郎が幼少期より憧れる植物学者の一人。少年時代の万太郎が模写をした「植物図」の作者。モデルは大久保三郎?
【田辺誠一プロフィール】

1969年東京都出身。ドラマ『恋の奇跡』『大奥 華の乱』、大河ドラマは『どうする家康』『青天を衝け』、映画『紙の月』などに出演。朝ドラは初となる。

里中芳生いとうせいこう

【植物学者:里中芳生】
万太郎が憧れる植物学者の一人。異様にテンションが高くサボテンに詳しい博士。上京した万太郎を快く迎え入れる。
【いとうせいこうプロフィール】

1961年東京都出身。ラッパー、タレント、小説家、作詞家、俳優とマルチに活躍。ドラマはNHKの『薄桜記』『植物男子ベランダー』などに出演し、朝ドラは初となる。

田邊彰久要潤

【植物学教室の初代教授】
東京大学植物学教室の初代教授。万太郎の人生を大きく変えることになる人物。モデルは矢田部良吉。

【要潤プロフィール】

1981年香川県出身。2001年『仮面ライダーアギト』で俳優デビュー。ドラマ『流星の絆』『元彼の遺言状』、大河ドラマ『青天を衝け』、映画『神様のカルテ』などに出演。朝ドラは『まんてん』『まんぷく』以来3作目。

田邊聡子中田青渚

【田邊の若妻】
田邊彰久の若妻。田邊邸にやって来た万太郎&寿恵子夫妻とも交流を深める。
【中田青渚プロフィール】

2000年生まれ兵庫県出身。ドラマ『ここは今から倫理です』『早朝始発の殺風景』『しょうもない僕らの恋愛論』などに出演。朝ドラは初。

徳永政市田中哲司

【助教授:徳永政市】
矢田部教授の助手。小学校中退の万太郎が植物学教室に出入りすることに強く反対する。植物解剖学の手法を導入し、植物学の近代化につとめる。モデルは、東京帝国大学理学部植物学教室教授で小石川植物園の初代園長でもある松村任三。
【田中哲司プロフィール】

1966年三重県出身。ドラマ『ブラッディ・マンデイ』『SPEC』シリーズ、映画『新聞記者』『とんび』『アウトレイジ ビヨンド』などに出演。朝ドラは『まんぷく』より2作目。

伊藤孝光落合モトキ

【若き植物学者】
若き植物学者。伝説の本草学者・伊藤圭介の孫。田邊教授のことを”泥棒教授”と呼ぶ。
【落合モトキ プロフィール】

1990年生まれ東京都出身。『やっぱりさんま大先生』レギュラーなど子役時代から活躍。ドラマ『群青領域』『竜の道』映画『桐島、部活やめるってよ』出演。朝ドラは『こころ』『あまちゃん』に続き3作目。

大畑義平奥田瑛二

【印刷工場の工場主】
大畑印刷所の工場主。もとは江戸の火消しだった。植物学雑誌発刊のため石版印刷技術を習得しようとする万太郎を受け入れ協力する。
【奥田瑛二プロフィール】

1950年愛知県出身。ドラマ『男女7人夏物語』『女系家族(SPドラマ)』、映画『海と毒薬』などに出演。朝ドラは『ひまわり』『どんど晴れ』『まんぷく』以来4作目。

大畑イチ鶴田真由

【義平の妻:イチ】
大畑義平の妻。夫と同じくチャキチャキの江戸っ子。万太郎の恋を応援する。
【鶴田真由プロフィール】

1970年神奈川県出身。ドラマ『妹よ』『マルモのおきて』『本気のしるし』『相棒』、映画『ノイズ』などに出演。朝ドラは初。

語り

語り宮崎あおい

【語り】
「らんまん」の語りは宮崎あおいさんが担当します。なお役柄はまだ発表されておりません。
【宮崎あおいプロフィール】

1985年生まれ、東京都出身。4歳で子役デビュー。大河ドラマ『篤姫』(2008年)篤姫役などを務めるなど日本を代表する女優のひとり。アニメ『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』では声優にも挑戦している。朝ドラでは『純情きらり』ヒロイン桜子役、『あさが来た』はつ役として出演。

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『らんまん』あらすじ

江戸時代末期の1862年(文久2)3月、全国で尊王攘夷そんのうじょういの機運が高まるなか、坂本龍馬が土佐藩を脱藩── そのわずか1か月後、同じ土佐の地で酒造業を営む裕福な商家に待望の男の子が誕生する。のちの天才植物学者・槙野万太郎(まきの・まんたろう)である。

万太郎は、明るい性質だが、虚弱な子ども。なぜだか植物のことが好きで、集中すると周りのことも目に入らなくなってしまう。大人たちは不思議な子どもだと思っているが、母親の房子は、そんな万太郎に穏やかな愛情を注いでいた。しかし、万太郎が6歳のとき、房子が病気で死去。父親も早くに亡くしていた万太郎は、祖母タキの手で育てられることになる。

タキは、名家の跡取りとして立派な男子に育てようと、万太郎を藩校に入れる。最初は学校生活になじめなかった万太郎だが、植物の名前と挿絵の載った本を見つけ、「その本が読みたい」という思いから、熱心に勉強するようになる。

その後、万太郎は学業の面でメキメキと頭角を現し、英語・地理・物理・天文など西洋の学問を次々と吸収していく。やがて明治新政府のもと新たな学校制度が始まり、万太郎も小学校に通い始めるが、その教育レベルの低さに物足りなさを感じて自主退学。その後は家業の手伝いもそこそこに、大好きな植物採集に明け暮れる生活を送るようになる。

東京上野で開催される「内国勧業博覧会」をきっかけに万太郎は初めて上京。その旅のなかで憧れの博物学者たちと出会い、日本各地の貴重な植物や海外から来た珍しい植物を目の当たりにする。「いつか必ず日本の植物のすべてを明らかにしたい!」──万太郎の植物学への情熱に火が付いた。万太郎は、東京帝国大学植物学教室の門をたたき、助手として働くことになる。水を得た魚のように研究に没頭し、新種を次々と発見、学名をつけていく万太郎。しかし、その活躍に嫉妬する教授陣から嫌がらせを受けたり、学歴がないことを理由に十分な給金をもらえないなど、理不尽な目にも多く遭う。それでも、愛する植物のため、「日本独自の植物図鑑を編纂へんさんする」という夢のため、万太郎は情熱を失うことなく一途に突き進んでいく──。

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槙野万太郎の実在モデル牧野富太郎とは?

神木隆之介さん演じる主人公・槙野万太郎のモデルは、日本全国をめぐり、昼夜とわず植物の研究にあけくれ、数多くの新種を発見し、命名してきた牧野富太郎です。

自分のことを「草木の精霊かもしれん」と言っていた富太郎の九十四年にわたる人生とは、どんなものだったのでしょうか。

『らんまん』を楽しむ前に、ここからは富太郎の生涯をおさらいしていきたいと思います。

高知生まれのお坊ちゃま

富太郎は、江戸時代の終わり1862年に土佐(高知県)の佐川村に生まれました。

時代的には、坂本龍馬が藩の許しを得ないまま土佐藩を出た(脱藩した)頃です。

富太郎の家は、酒蔵と小間物屋を営む大きな商家「岸屋」で、武士ではないのに苗字が与えられるようなお金持ちでした。

しかし、家族に目を向ければ、両親は富太郎が幼い頃に病気で亡くなり、血のつながった身内は祖母の 浪子だけでした。

そのため富太郎は浪子に、それはそれは可愛がられて育てられました。

裕福な家庭環境と浪子の理解もあり、富太郎は小学校を2年で辞め、野山を歩きまわったり、高価な本を買ってもらい、大好きな植物に熱中していったのです。

学歴もないのに東京大学に出入り

実家「岸屋」の経営に全く興味がなかった富太郎は、思い切って祖母に「一生をかけて植物の研究をしたいから高知から出ていきたい」と打ち明けました。

祖母はたった一人の跡取りが居なくなることを残念に思いましたが、富太郎の情熱と才能に負け、東京に送り出しました。

富太郎がまず目指したのは、世界の植物学が学べる東京大学の植物学教室でした。

植物学教室を取り仕切っていたのは、エリート学者 矢田部良吉教授と、優秀な助手・ 松村任三でした。

二人は、高知から山ほどの標本と植物画を持ち、訪ねてきた富太郎青年の知識、専門的な考え方、植物画の正確さに驚きました。

「これから日本中の植物を調べて目録を作り発表したい。」と、にわかに信じがたいことを話す富太郎を訝しく感じながらも、情熱は本物だと感じた矢田部教授は、「この植物学教室の本や資料を好きに見ていい」と言いました。

(この許しが後々、富太郎の才能と実力も相まって、矢田部教授や植物学教室を脅かすものとなっていきます。)

こうして小学校2年で辞めてしまった富太郎は、東京大学に出入りが可能になったのです。

富太郎の結婚と妻

富太郎は、自分の植物画を本にするため印刷屋で修行を始めますが、ちょうどその頃恋をします。

それは、よく通うお菓子屋の品のある娘で、名前を 小沢壽衛(すえ)と言いました。

ちなみに、若い頃の富太郎は目鼻立ちがしっかりとした男前で、今でいう成田凌さんや氷川きよしさんに似た風貌です。

女性に奥手だった富太郎は、印刷所の太田という人に相談しました。

すると太田がが、壽衛の母の知り合いだったこともあり、結婚話はトントン拍子に進み、富太郎と壽衛は一緒に暮らし始めました。

妻となった壽衛は、富太郎の一番の理解者で、彼を尊敬し、研究費用を捻出するため必死で家計をやりくりしました。

壽衛は富太郎のことを「わがままな道楽息子」と周囲に話しながらも、沢山の子どもの面倒をみながら、時には自分が料理屋を営むなど、夫を生涯に渡って支えていきました。

貧しさとの戦い

結婚当初は、実家の仕送りもあり、なんとか生活できていた牧野家でしたが、あるとき仕送りが途絶えてしまいます。

富太郎の研究や本の出版の費用を捻出してきた実家は、次第に経営が悪化し、今にも倒産寸前。

そのため富太郎は高知に戻り、実家を整理して、経営権を番頭の和之介にすべて譲りました。

富太郎に残された財産は、米だけだったそうです。

スポンサーを失った富太郎は困り果てますが、松村任三教授のはからいで、東大の植物学教室の助手の職を手に入れます。

しかし、植物を採集する費用、植物画を描く道具、標本を乾かす吸い取り紙…なんでも一流を求める富太郎にかかっては、大学の給料など雀の涙。

そのため、たびたび借金取りが家に押しかけ、売れるものは片っ端から取り抑えられましたが、そんななかでも富太郎は机に向かい研究の手を止めなかったそうです。

ユーモアあふれる富太郎

富太郎は、植物のことを質問されれば、例え子どもでも真摯に分かりやすく答えてあげました。

また話上手でユーモアがあり、みんな富太郎の人柄に惚れ、研究を応援しました。

あるとき富太郎は、恐山で植物の調査を終えた帰り道に、きのこを発見します。

すると、おもむろに手にきのこを持ち、きのこ踊りを披露しました。

その、クネクネとしたコミカルな動きに。同行した人は大笑い。疲れていた人たちを元気にしたそうです。

富太郎の晩年

壽衛亡きあと、悲しみを振り払うかのように、ますます研究に没頭した富太郎は、1940年、78歳の頃に、ついに「牧野植物図鑑」を出版。

植物の特徴を正確にとらえた図と、短くも的確にまとめられた文章が評判を呼び、大ヒットしました。

終戦後は、天皇陛下に招かれたり、ニューヨーク植物園の園長が会いにきたりと、彼の功績が正しく評価されるようになっていました。

87歳の頃、健康に自信があった富太郎でしたが大腸炎を患い倒れてしまいます。

医師から「ご臨終です」と伝えられた富太郎。

家族や友人が集まり、死後の旅路にのどが乾かないように唇をしめらせる儀式を行っていると、突然 富太郎はゴクリと喉を鳴らし息を吹き返しました。

ものすごい生命力ですね。

その後、奇跡的に回復した富太郎は、再び植物採集に出かけたり、本を執筆しました。

しかし、1956年、94歳になった富太郎は徐々に身体が衰えてゆき、家族に見守られながらこの世を去りました。

「雑草という名前の草はない」と、亡くなる間際まで植物を愛し続けた富太郎。

神木隆之介さんが演じる槙野万太郎も、花が咲き乱れるような明るさで、朝から皆を笑顔にしてくれることでしょう。

『らんまん』主題歌

『らんまん』主題歌は、あいみょんさんの「愛の花」に決定しています。

あいみょんさんは、

「ただひたすらに愛する力を持つ、そんな主人公や主人公の奥さんと向き合いながら制作した楽曲です。毎朝流れると思うと、これからの朝が緊張します。よろしくお願いします」

とコメントしています。

音楽担当は、『日曜美術館』テーマ曲、『世界で一番美しい本』、『京都人の密かな愉しみ』、『忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段』、『恋せぬふたり』などを手掛けた作曲家の阿部海太郎さんが担当します。

『らんまん』放送日と放送時間

『らんまん』放送日時

2023年春(月)~(土)
[NHK総合]前8:00~<全150回>

[NHKBSプレミアム]月~土 前7:30~7:45

『らんまん』再放送日時

[NHK総合]月~土 後12:45~13:00

[NHKBSプレミアム]月~土 後23:30~23:45

追加キャストや主題歌などについては、情報が入り次第に追記いたします。

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  1. 石井臨子

    へいじつにはまいかいみれないので土日にまとめてその週のぶんをほうそうしてほしい後余談ですが前回のような朝ドラやめてほしい私の友人も神木君が出るから見るという人がいます私も同様忍耐ですか前回はたまに仕方なくみましたがテレビなのにストレスでした役者ストーリー最悪流石今の日本のテレビnhk今の日本を象徴しています。若者のために国民が我慢してますね昭和生まれは忍耐強いですよ