『どうする家康』相関図キャスト一覧!2023年度大河ドラマ追加出演者

2023年NHK大河ドラマ第62作は、松本潤さん主演の『どうする家康』。『コンフィデンスマンJP』『ALWAYS 三丁目の夕日』の脚本家で知られる古沢良太が新たな視点で徳川家康の生涯を描きます。そこで今回は、『どうする家康』をもっと楽しむために、キャスト・相関図・あらすじ、タイトルの意味についてご紹介いたします。
『どうする家康』キャスト一覧
◆主人公
徳川家康◆松本潤
【主人公:徳川家康】
1603年に260年間続く江戸幕府を開いた。旧称は松平元康。6歳のときに義母の父の裏切りで織田氏の人質となり、今川の先鋒として桶狭間の戦いに参加するが、織田信長と同盟を結んで今川と断交。義元から一字をとり、「家康」となる。本能寺の変で信長が亡くなり、秀吉が台頭すると、豊臣政権の重鎮となる。秀吉の死後、豊臣政権の事実上のトップとなり関ヶ原の戦いで、上杉氏討伐し「天下人」となる。その後、征夷大将軍となり江戸幕府を開くと、朱印船貿易の開始、キリスト教禁教した。晩年は「武家諸法度」を整備し、幕府の礎を築く。
【松本潤プロフィール】
1983年8月30日生まれ、東京都出身。ジャニーズ事務所「嵐」のメンバー。ドラマ『ごくせん』『花より男子』で注目され、以後映画『ナラタージュ』ドラマ『失恋ショコラティエ』などで活躍。NHKでは『永遠のニㇱパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~』で主演を務めた。大河ドラマは初出演。
◆家康の家族
瀬名◆有村架純
【家康の正室】
今川義元の義妹と、その一族の有力な家臣・関口親永との間に生まれた娘。明るく朗らかな性格。家康の初恋の女性で、相思相愛の仲むつまじい夫婦となり、信康と亀姫を授かる。桶狭間の戦いを境に、家康は義元を討った織田信長と同盟を結び…彼女の運命が変わり始める。
【有村架純プロフィール】
1993年生まれ、兵庫県出身。朝ドラ『ひよっこ』ヒロインを務める。特集ドラマ『太陽の子』はじめ『前科者』『コントが始まる』など次々に話題作に出演。松本潤とは3度目の共演。
於愛(おあい)の方◆広瀬アリス
【家康の側室 於愛の方】
家康の側室で、二代将軍・秀忠の母。読書好きで極度の近眼。そのユーモラスな行動が、周囲に癒やしを与える。ガマンが続いていた家康の心に明かりを灯す、愛深き姫。西郷義勝の後妻に入ったが、義勝戦死後は浜松城に召しだされて家康の側室となった。
【広瀬アリスプロフィール】
・1994年12月11日生まれ、静岡県出身。
・朝ドラ『わろてんか』、ドラマ『知ってるワイフ』などに出演。
・大河ドラマは初出演。
◆徳川家の家臣
酒井忠次◆大森南朋
【家臣団のリーダー酒井忠次】
徳川四天王の筆頭で家康を第一に考える個性派家臣団のまとめ役。家康の叔父。家康の幼い頃(竹千代)時代から心配し、自分の意見を控え、家康を守ることだけを考えている。家臣として信頼され部下からも慕われ、宴会では特技のえびすくいを披露して場を盛り上げた。
【大森南朋プロフィール】
・1972年2月19日生まれ。東京都出身。
・父は、俳優で舞踏家の麿赤兒。
・大河ドラマ『龍馬伝』、朝ドラ『ちむどんどん』、『コウノドリ』、映画『さよなら渓谷』数多くの作品に出演。
本多忠勝◆山田裕貴
【最強のサムライ本多忠勝】
単騎で正面から攻め入る姿は正に最強のサムライ。生涯で57回もの戦闘に参加したにもかかわらず、傷ひとつ負わなかった逸話がる。愛刀は、「日本三名槍」のひとつである「蜻蛉切(とんぼきり)」。筋の通らないことは大嫌い。女性にはものすごい奥手。
【山田裕貴プロフィール】
・1990年生まれ、愛知県出身。父親は広島カープの元プロ野球選手山田 和利。
・ドラマ『青のSP』警察官役『ここは今から倫理です』主演で知られる。
・他に朝ドラ『なつぞら』『ちむどんどん』などに出演。
榊原康政◆杉野遥亮
【クールな貴公子 榊原康政】
次男で自由きままに生きていたところ家康に見出され、「徳川四天王」のひとりと呼ばれる重臣にまでに大出世した武将。学問と武勇に優れ、家康の名前から「康」の一字を賜るほど信頼された。マイペースで、ちょっとひねくれた性格。
【杉野遥亮プロフィール】
・1995年9月18日生まれ、千葉県出身。
・ドラマ『教場2』『俺の話は長い』『ミストレス』などに出演。
・大河ドラマは初出演。
井伊直政◆板垣李光人
【美少年と名高い井伊直政】
女城主直虎によって大切に育てられた井伊家の御曹司。家臣団の新戦力として活躍。頭の回転が速く、女性によくモテる。家康に仕え「徳川四天王」のひとりとして名を馳せた。誰に対しても不遜な物言いをするのでトラブルが絶えない。
【板垣李光人プロフィール】
・2002年1月28日生まれ、山梨県出身。
・『仮面ライダージオウ』ウール役で知られる。
・ドラマ『ここは今から倫理です』、大河ドラマは『花燃ゆ』吉田寅次郎役(幼少期)、『青天を衝け』徳川昭武役で出演。
鳥居元忠◆音尾琢真
【家康ラブの鳥居元忠】
鳥居家代々の家訓に従い、人質時代から家康に付き添い、生涯を通じて主君を守り続ける徳川一筋の忠義者。普段は不器用で明るいが、一本背骨が通った男気のある性格で戦場で活躍する。
【音尾琢真プロフィール】
・1976年3月21日生まれ、北海道旭川出身。
・朝ドラ『なつぞら』、映画『孤狼の血』シリーズ『死刑にいたる病』、ドラマ『とんび』『風よあらしよ』など多数の作品に出演。
・大河ドラマは『花燃ゆ』『龍馬伝』に続き3回目。
大久保忠世◆小手伸也
【三河で一番の色男大久保忠世】
三河一向一揆で活躍し、大久保忠世の仲介で徳川家に帰参した。戦場では勇猛果敢な活躍を見せるが、最近、髪が薄くなるのを気にしている繊細な男。自称「色男」。
【小手伸也プロフィール】
・1973年〉12月25日生まれ、神奈川県出身。
・朝ドラ『なつぞら』、ドラマ『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『モトカレマニア』『ドクターホワイト』などに出演。
・大河ドラマは『真田丸』で塙団右衛門役を演じた。
平岩親吉◆岡部大(ハナコ)
【苦しいときこそ頼りになる 平岩親吉】
笑顔を絶やさず正直でまっすぐな楽しい男。幼少より家康に付き添い、苦楽をともにする。家康の命令で水野信元を暗殺するなど、どんな任務も笑顔で引き受ける。苦しいときには特に重宝する男。
【岡部大プロフィール】
・1989年生まれ、秋田県出身。
・お笑いトリオ「ハナコ」の大ボケ担当。
・俳優としては『私の家政夫ナギサさん(2020)』、朝ドラ『エール』に出演。大河ドラマは初。
鳥居忠吉◆イッセー尾形
【鳥居忠吉】
松平広忠とその後の息子徳川家康の長年の家臣。ほぼ今川氏の植民地と化していた家康不在の岡崎城の留守を預かり、質素倹約で金銀食料を貯め込み、松平家再興を支えた長老。家康は、その財をもとに三河統一を果たした。老齢のためか、時々、何を言っているのか、よくわからない。
【イッセー尾形プロフィール】
・1952年生まれ、福岡県出身。
・日本での一人芝居の第一人者であり絶大な支持を得ている名優。
・朝ドラ『スカーレット』、『つばさ』、『まんぷく』、大河ドラマは『独眼竜政宗』『いだてん』『青天を衝け』などに出演。
服部半蔵2代目◆山田孝之
【忍者ではないが忍者の代表 服部半蔵】
初代初代は服部半蔵忍者のイメージが強いが、本人は世襲して徳川家に仕えた武士。初陣では、夜襲で戦功を挙げ、徳川家康から槍を拝領し、「姉川の戦い」、「三方ヶ原の戦い」などで戦功を挙げた。分にプライドが持てず、人づきあいが苦手。命ぜられて伊賀忍者を使い、諜報活動をするが時々失敗する。
【山田孝之プロフィール】
・1983年10月20日生まれ、沖縄県出身。
・朝ドラ『ちゅらさん』で一躍有名となり、ドラマ『白夜行』、『全裸監督』、映画『闇金ウシジマくん』シリーズなど人気作に次々と出演。
・大河ドラマは『葵 徳川三代』竹千代(徳川秀忠の嫡男)役以来2作目の出演。
石川数正◆松重豊
【THE交渉人 石川数正】
酒井忠次同様の古参の家臣で、家康が最も信頼する常識人。類まれなる頭脳を持ち、交役も務め、戦国武将と渡り合う。西三河の家老まで昇りつめ、家康の信任が厚かったにもかかわらず、突然出奔して豊臣秀吉のもとに去った。
【松重豊プロフィール】
・1963年1月19日生まれ、福岡県出身。
・出演作はドラマ『異邦人』『今ここにある危機とぼくの好感度について』『孤独のグルメ』、映画『罪の声』、朝ドラは『ちりとてちん』『カムカムエヴリバディ』など多数。
・大河ドラマは4作目の出演。
◆その他のキャスト
織田信長◆岡田准一
【家康が背中を追いかけた男】
智勇に優れた武将。苦戦や困難にも負けない強靭な精神を持ち、商業の活性化をはかるなど先見性もあった孤高のカリスマ。幼年期の家康を織田家は人質しにていた。誰もがひれ伏すなか、家康は必死に背中をおいかけ、彼の知識を吸収してゆく。そんな家康に、信長はなぜか異様に目をかける。
【岡田准一プロフィール】
1980年生まれ、大阪府出身。V6のメンバー。2014年の大河ドラマ『軍師官兵衛』では主演を果たす。ドラマ『オヤジぃ。』『木更津キャッツアイ』映画『陰日向に咲く』などに出演。
豊臣秀吉◆ムロツヨシ
【家康のライバル】
農民からら織田信長に小者として仕え、人懐っこい性格と自由なふるまいで、織田家中で頭角を現していった家康最大のライバル。驚異的な頭の良さで、いつも早口。明るく人たらしだが、家康は苦手に感じていた。
【ムロツヨシプロフィール】
1976年1月23日生まれ、神奈川県出身。舞台の作、演出、役者とマルチに活躍。近年、ドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』、『親バカ青春白書』、『ハコヅメ』、映画「新解釈・三國志」、「マイ・ダディ」、舞台「恋のヴェネチア狂騒曲」などに出演。
武田信玄◆阿部寛
【戦国最強のレジェンド】
家康のなすことすべてを先読みし、赤子の手をひねるようにたたき潰す。戦国を生き抜く厳しさを知らしめる、家康にとって生きる教科書のような人物。生前も死後も家康を苦しませ続け、やがてその苦しみが自らの糧となっていることを知る。自分の仕えていた家康が、信長と手を組み「桶狭間の戦い」で敗れる。
【阿部寛プロフィール】
1964年生まれ、神奈川県出身。映画『護られなかった者たちへ』『とんび』、ドラマ『HERO』『まだ結婚できない男』『ドラゴン桜』シリーズでなど話題作に出演。大河ドラマは『元禄繚乱』、『武蔵 MUSASHI』、『義経』、『天地人』など6作に出演。
今川義元◆野村萬斎
【家康を乱世へ導いた人物】
領国経営や強大な軍事力を持つ有力戦国大名。駿河国富士郡瀬古善得寺の太原雪斎の後ろ盾により、道三たちも恐れをなす東海最強の武将。織田軍が三河に進出すると、松平広忠の求めに応じて三河に出兵。信秀に奪われていた人質の松平竹千代を奪い返し、三河の経営に着手する。おだやかで、公家文化にも精通する教養人、政治家でもあった。
【野村萬斎プロフィール】
1966年生まれ。東京都出身。狂言師。朝ドラ『あぐり』ではヒロインの相手役を務め人気を博した。他に大河ドラマ『花の乱』、『死との約束』、映画『陰陽師』などに出演。
『どうする家康』相関図
『どうする家康』の相関図は、ただいま作成中です。
◆2022年大河『鎌倉殿の13人』キャスト相関図一覧は⇒こちら

『どうする家康』あらすじ
貧しき小国・三河にある岡崎城主・松平広忠の子として生まれた少年・竹千代(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、孤独な毎日を過ごしていた。ある時、今川家へ人質として送られる途中、織田家に強奪され、連れ去られる。明日の運命すら分からない中、青年・織田信長と劇的な出会いを果たし、自らの力で世の中を変えられると教えられる。さらに父に仕えていた旧臣たちと再会、彼らに松平家(のちの徳川家)再興の思いがくすぶっていることを知る。
そして“桶狭間の合戦”による今川家の混乱の中、家康は家臣たちともに、三河の城を取り戻すことに成功する。だが、それは苦労とピンチの始まりでもあった。領民の一向一揆に悩まされ、さらに戦国最強の武将・武田信玄の脅威にさらされ、“三方ヶ原の戦い”では徳川軍は全滅寸前に追い込まれる。さらに武田は侵略の手を緩めず、家臣団や家族との関係をも切り崩そうとする。自らの弱さに歯がゆさを感じつつも、敗戦をバネにして、家康は個性派揃いの家臣たちとの絆を深め、一体感溢れるチーム徳川をつくりあげていく。しかし、“本能寺の変”で目標でもあった信長を失い、絶体絶命の窮地に追い込まれる家康。人心掌握に長けた戦乱の申し子・豊臣秀吉、精緻な頭脳を持つ天才・石田三成が立ちふさがり、真田昌幸たち周辺の大名たちが足元を揺さぶる。果たして戦乱の世は、終わりを告げるのか?この国に未来はあるのか?どうする家康!
「たぬき親父」「ボスキャラ」として知られている家康ですが、本作ではひとりの弱い若者が必死にもがき、信長や秀吉に食らいつきながら個性的な仲間と共に激動の時代を生き延びる様子が描かれます。
徳川家康を演じた歴代俳優は?
誰もが知る歴史上の人物「徳川家康」を大河ドラマで演じた俳優は23人いますが、その作品と俳優を一覧にしてみました。
◆徳川家康を演じた歴代俳優一覧
『太閤記』 1965年 |
尾上菊蔵 (6代目) |
『天と地と』 1969年 |
松山政路 |
『春の坂道』 1971年 |
山村聰 |
『国盗り物語』 1973年 |
寺尾聡 |
『黄金の日日』 1978年 |
![]() 児玉清 |
『おんな太閤記』 1981年 |
![]() フランキー堺 |
『徳川家康』 1983年 |
![]() 滝田栄 |
『独眼竜政宗』 1987年 |
![]() |
『武田信玄』 1988年 |
![]() 中村橋之助 |
『春日局』 1989年 |
丹波哲郎 |
『信長 KING OF ZIPANGU』 1992年 |
郷ひろみ |
『琉球の風』 1993年 |
小林旭 |
『秀吉』 1996年 |
![]() |
『葵 徳川三代』 2000年 |
![]() (主演) |
『利家とまつ』 2002年 |
![]() 高嶋政宏 |
『功名が辻』 2006年 |
![]() |
『風林火山』 2007年 |
坂本恵介 |
『天地人』 2009年 |
![]() 松方弘樹 |
『江〜姫たちの戦国〜』 2011年 |
![]() |
『真田丸』 2016年 |
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『おんな城主 直虎』 2017年 |
![]() 阿部サダヲ |
『麒麟がくる』 2020年 |
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『青天を衝け』 2021年 |
![]() |
徳川家康を演じてきた俳優を見ると、どっしりとした印象からか、大御所と言われるようなベテランの役者さんが演じることが多いですね。その反面、幼少期の竹千代から松平元康を演じる場合は、阿部サダヲさんや風間俊介さんなど可愛らしいイメージの俳優さんも起用されています。
今回の松本潤さんは、1983年滝田栄さん以来40年ぶりの単独の主役・徳川家康を演じます。
これまでの策略家のようなキャラクターではなく、敵や味方の裏切りに悩み、苦しみ、逆境に立ち向かう等身大の家康が描かれます。
突然降りかかるピンチや、モンスターのような強者たち…タイトル通り「どうする家康!」と言わずにはいられない、アグレッシブな大河に期待が高まります。
『どうする家康』放送日・時間
◆『どうする家康』リアルタイム放送
◆NHK総合
2023年スタート!
毎週日曜日
午後8時~午後8時45分
◆BSプレミアム
毎週日曜日
午後6時~午後6時45分
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