『光る君へ』相関図キャスト一覧!紫式部の家系図や人物関係は?

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2024年NHK大河ドラマ第63作目は、吉高由里子さんが紫式部を演じる『光る君へ』。平安時代といえば、華やかできらびやかなものを想像しますが、脚本家の大石静さんはアグレッシブ&バイオレンスな権力闘争渦巻く世界を、新たな視点で描くそうです。今回は、『光る君へ』をもっと楽しむために、キャスト・相関図や時代背景、紫式部の家系図などをご紹介したします。

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『光る君へ』キャスト一覧

紫式部の家族と従者

紫式部/まひろ吉高由里子

【大ベストセラー作家】
藤原為時の娘で、千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」の作者。藤原道長の娘・彰子に仕えた。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた。
【吉高由里子プロフィール】

・1988年生まれ、東京都出身。
・2008年に映画『蛇にピアス』で主演を務め、体当たりの演技が話題となる。
・主な出演作品は、朝ドラ「花子とアン」、ドラマ「ガリレオ」、「危険なビーナス」、「最愛」、「風よあらしよ」など。
・大河ドラマへの出演は2008年の「篤姫」以来2回目。

父:藤原為時岸谷五朗

【紫式部の父】
紫式部の父。詩人であり優れた学者。見六位蔵人式部丞を経て、藤原道長の計らいで越前守となった。娘に文学の素養を授ける。
【岸谷五朗プロフィール】

1964年東京都出身。ドラマ『妹よ』『恋人よ』『みにくいアヒルの子』シリーズなどに出演。大河ドラマは『江〜姫たちの戦国〜』『青天を衝け』などから4作目目となる。

母:ちはや国仲涼子

【紫式部の母】
紫式部の心優しい母親。不器用な夫を支え、豊かとはいえない暮らしの中でも、幼いまひろや弟の太郎を愛情深く育てる。
【国仲涼子プロフィール】

1979年沖縄県出身。朝ドラ『ちゅらさん』ドラマ『結婚できない男』『ホタルノヒカリ』などに出演。大河ドラマは初。

弟:藤原惟規高杉真宙

【紫式部の弟】
紫式部の弟。越後守に任じられた父・為時とともに赴任するが、病のため越後で亡くなる。
【高杉真宙プロフィール】

1996年福岡県出身。ドラマ『ガンニバル』『私たちはどうかしている』『サギデカ』朝ドラ『舞いあがれ!』などに出演。

紫式部の夫:藤原宣考佐々木蔵之介

【式部の夫:宣考】
紫式部より17歳年上の夫。世渡り上手で華やかな人物。女性に対しても積極的で婚期が遅れた式部に熱烈なアピールをして結婚した。「通い婚」で娘・賢子を授かるも当時流行していた疫病により49歳で亡くなる。
【佐々木蔵之介プロフィール】

1968年京都府出身。朝ドラ『オードリー』で注目される。その後 映画『20世紀少年』シリーズ『シャイロックの子供たち』ドラマ『白い巨塔』『シャーロック』シリーズ、大河ドラマ『麒麟がくる』などに出演。

賢子未発表

紫式部のしっかりとした娘。成人したあと、彰子の女房となり、その後は後冷泉天皇の乳母に選ばれる。

まひろの従者:乙丸矢部太郎

【乙丸】
まひろの従者。まひろに振り回されながらも仕えている。
【矢部太郎プロフィール】

1977年東京都出身。お笑いコンビ カラテカのボケ担当。漫画家としても活躍。大河ドラマは『新選組』阿比類鋭三郎 役以降2作目の出演。

藤原道長の家族と親族

藤原道長柄本佑

【貴族界の最高権力者】
時の最高権力者。左大臣として政権を掌握し、彰子の生んだ後一条天皇の即位を実現して摂政となった。文学を愛し、紫式部を娘の彰子の女房に採用した。「源氏物語」での光源氏のモデルのひとりとされ、紫式部の局にやってきては続きが早く読みたいとして、原稿をこっそり盗み見していた。
【柄本佑プロフィール】

・1986年東京都出身。
・映画『火口のふたり』『真夜中乙女戦争』、朝ドラ『あさが来た』『なつぞら』、ドラマ『空白を満たしなさい』などに出演。
・大河ドラマは『風林火山』『いだてん』以来、3作目。

道長の父:藤原兼家段田安則

【道長の父】
公卿の右大臣。「花山天皇」を策略によって退位させるなど強引なやり方で政権を取る。我が子も利用する野心家で藤原氏最盛期の礎をつくる。プレイボーイ。
【段田安則プロフィール】

1957年京都府出身。ドラマ『聖者の行進』『OUT〜妻たちの犯罪〜』『セカンドバージン』『邪神の天秤』映画『Fukushima50』朝ドラ『カムカムエヴリバディ』など多数出演。大河ドラマは5作目となる。

道長の母:時姫三石琴乃

【道長の母】
道長の母。三男二女の子宝に恵まれる。プレイボーイな夫に手を焼く。
【三石琴乃プロフィール】

1967年埼玉県出身。『セーラームーン』月野うさぎ役、『ドラえもん』の のび太ママ(野比玉子)『新世紀エヴァンゲリオン』で葛城ミサト役『クレヨンしんちゃん』上尾ますみ役の声を担当する人気声優。

道長の妻:源 倫子黒木華

【道長の妻】
道長の正室で彰子の母。道長の姉・東三条院詮子と仲が良い。道長の出世と共に后母として皇后たちに補佐助言を与えるようになる。
【黒木華プロフィール】

1990年大阪府出身。映画『小さいおうち』『舟を編む』『リップヴァンウィンクルの花嫁』『ノイズ』ドラマ『イチケイのカラス』シリーズ、朝ドラ『純と愛』『花子とアン』などに多数出演。

道長の娘:彰子見上愛

【道長の娘】
道長と倫子の娘。幼いうちに一条天皇に入内し、定子と競う立場となる。紫式部が仕えた女性。一条天皇にふさわしい妃になろうと努力を重ねる。
【見上愛プロフィール】

2000年東京都出身。2021年デビュー。ドラマ『きれいのくに』『両刃の斧』、映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』などに出演。

道長のもう一人の妻:源 明子瀧内公美

【道長のもう一人の妻】
道長のもう一人の妻。源高明の娘。道長との間に頼宗、能信、顕信、長家らをもうけた。
【瀧内公美プロフィール】

1989年富山県出身。映画『火口のふたり』では柄本佑と共演し大胆な濡れ場を演じた。ドラマ『邪神の天秤』『岸辺露伴は動かない』『大豆田とわ子と三人の元夫』『恋する母たち』などに出演。

兼家の妾:藤原寧子財前直見

【兼家の妾:藤原寧子】
道綱を溺愛。和歌に優れ、兼家との日々を「蜻蛉日記」として残した。まひろも幼少期より「蜻蛉日記」を読んでいた。
【財前直見プロフィール】

1966年大分県出身。ドラマ『お金がない!』『スチュワーデス刑事』『お水の花道』などに出演。大河ドラマは4作目となる。

道長の姉:藤原詮子吉田羊

【道長の姉/一条天皇の母】
道長の姉で一条天皇の母。弟思いで愛情深い性格。後継者を道隆の子・伊周ではなく道長にすすため働きかける。情勢を読むことができる聡明な女性。史上初めて太上天皇に準じる「女院」となる。
【吉田羊プロフィール】

1974年福岡県出身。映画『マイ・ブロークン・マリコ』『沈黙のパレード』ドラマ『きれいのくに』『恋する母たち』『まだ結婚できない男』などに出演。大河ドラマは4作目となる。

道長の兄:藤原道隆井浦新

【道長の兄(長男)】
道長の兄(長男)で定子の父。関白を経て内大臣まで登り詰め、娘の定子を一条天皇へと内裏に参入させ権力を握る。文化芸術を好む。息子の伊周を次期関白にしよう目論んでいたが酒豪のため最後は飲みすぎがたたり早くに亡くなる。
【井浦新プロフィール】

1974年東京都出身。ドラマ『リッチマンプアウーマン』『両刃の斧』朝ドラ『なつぞら』映画『宮本から君へ』『朝が来る』などに出演。大河ドラマは『平清盛』に続き2作目。

道隆の妻:高階貴子板谷由夏

【道隆の妻】
道隆の妻で歌人。夫の道隆を支え、子どもを厳しくも愛情深く育てる。最愛の夫が亡くなったことで運命に翻弄される。
【板谷由夏プロフィール】

1975年福岡県出身。ドラマ『パーフェクトラブ!』を皮切りに『ハケンの品格』『ホタルノヒカリ』『群青領域』朝ドラ『おちょやん』などに出演。大河ドラマは2作目。

道隆の娘:定子 高畑充希

【道隆の娘】
一条天皇の后。弟・伊周の事件により中宮の立場を奪われることを恐れ、髪を切って尼となり出家した。
【高畑充希プロフィール】

1991年大阪府出身。朝ドラ『とと姉ちゃん』ヒロイン、ドラマ『3年B組金八先生』『過保護のカホコ』『異邦人』『同期のサクラ』、大河ドラマは『軍師官兵衛』に出演。

道隆の息子:藤原隆家永山絢斗→竜星涼

【伊周、定子の弟】
定子の弟。道長との闘いの末、一家没落の憂き目を見るが、冷静かつ闊達な性格で乗りこえていく。伊周が犯した罪で出雲に流され監視されながら暮らした。
【永山絢斗プロフィール】

1989年東京都出身。朝ドラ『おひさま』『べっぴんさん』、ドラマ『ダブル』『しかたなかったと言うてはいかんのです』に出演。大河ドラマは『いだてん』より2作目。


【竜星涼プロフィール】

1993年3月24日生まれ、東京都出身。ドラマ『同期のサクラ』『レンアイ漫画家』『ライオンのおやつ』『ちむどんどん』などに出演。大河ドラマは初出演。

道隆の息子:藤原伊周三浦翔平

【道隆の嫡男】
定子の弟。才色兼備で若くして父の後ろ盾でスピード出世を果たす。父亡きあと、妹の定子への一条天皇の寵愛を頼りに、道長とライバルとなる。自分が愛する女性の元に、別の男性が通っていると勘違いして弓矢で攻撃したが、その男性が花山上皇だったことで大宰府に流罪となった。
【三浦翔平プロフィール】

1988年東京都出身。2007年「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の受賞を機に芸能界デビュー。ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011』『奪い愛、冬』『教場』、映画『天外者』などに出演。

道長の兄:藤原道兼玉置玲央

【道長の兄(次男)】
花山天皇の突然の出家と退位を成功させる。兄・道隆の病没後に関白となるが7日で亡くなり”七日関白”と言われた。
【玉置玲央プロフィール】

1985年東京都出身。朝ドラ『花子とアン』『おかえりモネ』、ドラマ『恋する母たち』『サギデカ』『風よあらしよ』などに出演。大河ドラマは『麒麟がくる』以来2作目。

道長の異腹の兄:藤原道綱上地雄輔

【藤原道綱】
道長の腹違いの兄。才に恵まれず、道隆・道兼・道長らに比べて昇進は遅かった。性格は明るくお人よしで、憎めないところもある。
【上地雄輔プロフィール】

1979年神奈川県出身。ドラマ『ハケンの品格』シリーズ『ガラパゴス』『眼の壁』などに出演。大河ドラマは『天地人』小早川秀秋 役以降2作目となる。

倫子の父:源雅信益岡徹

【倫子の父:源雅信】
道長の正室・倫子の父。当初は倫子と道長の結婚に反対していた。
【益岡徹プロフィール】

1956年山口県出身。ドラマ『悪魔のKISS』『半沢直樹』、映画『マルサの女2』、大河ドラマ『軍師官兵衛』『毛利元就』などに出演。

倫子の母:藤原穆子石野真子

【倫子の母:藤原穆子】
道長の正室・倫子の母。道長との結婚を反対する夫に意見し道長を婿に迎える。道綱を婿にした娘・中の君が出産により亡くなり悲嘆に暮れながらも孫を引き取って養育した。
【石野真子プロフィール】

1961年兵庫県出身。日本テレビ『スター誕生!』でデビュー。ドラマ『やんごとなき一族』『花より男子』シリーズ、大河ドラマ『いのち』『春日局』『軍師官兵衛』などに出演。

道長の従者:百舌彦(もずひこ)本多力

【百舌彦】
道長の従者。道長が少年の頃から忠実に仕えている。
【本多力プロフィール】

1979年京都府出身。ドラマ『NHK大奥』『彼女はキレイだった』『極主夫道』『俺の話は長い』『CODE-願いの代償-』などに出演。

惟規の乳母:いと信川清順

【惟規の乳母:いと】
まひろの弟・惟規の乳母。惟規を溺愛し、行く末に気をもみながら仕えている。まひろの姫らしくない振る舞いには、やきもきすることも。
【信川清順プロフィール】

1981年埼玉県出身。堤幸彦、河原雅彦が手がける作品に多く起用される。映画『デトロイト・メタル・シティ 』ドラマ『PICU 小児集中治療室』などに出演。

道長の同僚・ライバル

道長のライバル:藤原公任町田啓太

【道長のライバル:藤原公任】
和歌・管弦・漢詩・書・弓などどれも一流にこなす平安時代随一の文化人。道長の学友でライバル。父・藤原頼忠と母・厳子女王の間に誕生したサラブレッド。『和漢朗詠集』『拾遺抄』の選者でもある。
【町田啓太プロフィール】

1990年群馬県出身。劇団EXILEのメンバー。ドラマ『テッパチ!』『いちげき』『螢草』、朝ドラ『花子とアン』、大河ドラマは『西郷どん』『青天を衝け』に出演。

道長の相談役:藤原行成渡辺大知

【一条朝の四納言:行成】
道長からの信頼が厚く、良き相談相手。温厚で心がひろく、なさけ深い性格。道長の子長家を女婿にした。
【渡辺大知プロフィール】

1990年兵庫県出身。映画『ノイズ』『太陽の子』朝ドラ『カーネーション』『まれ』『ちむどんどん』、大河ドラマ『いだてん』『青天を衝け』まどに出演。

道長の先輩:藤原実資秋山竜次

【道長の先輩 藤原実資】
莫大な財産を持ち、頭が冴えた”賢人右府”と呼ばれる。道長と対立するのではなく、対等な立場で朝廷を重んじて筋を通した。
【秋山竜次プロフィール】

1978年福岡県出身。お笑いトリオ・ロバートのメンバー。俳優としてはドラマ『異世界居酒屋「のぶ」 』『俺の家の話』などに出演。

式部の上司:藤原斉信金田哲

【一条朝の四納言:斉信】
蔵人頭や、藤原道長の娘の中宮藤原彰子の中宮大夫を勤めた切れ者。道長の強い薦めで兄・誠信を差し置いて権中納言に就任した。道長の腹心として彼を支え、藤原公任、藤原行成、源俊賢とともに”一条朝の四納言”と称される。枕草子の中にもたびたび登場する貴公子。
【金田哲プロフィール】

1986年愛知県出身。お笑いコンビ・はんにゃ.のボケ担当。俳優としてはドラマ『アシガール』映画『燃えよ剣』『ヘルドッグス』『罪の声』などに出演。

道長の相談役:源俊賢本田大輔

【冷静沈着:源俊賢】
父の高明を政変後に失うも、持ち前のバランス感覚で地道に出世する。最初は道隆に仕えていたが、次第に力を得ていく道長を冷静に見定め、頭角を現していく。
【本田大輔プロフィール】

1978年東京都出身。映画『がんばっていきまっしょい(1988)』でデビュー。朝ドラ『スカーレット』『花子とアン』、大河ドラマ『龍馬伝』『麒麟がくる』に出演。

天皇

円融天皇坂東巳之助

【64代天皇】
長の姉・詮子が入内し、懐仁(のちの一条天皇)をもうける。道長の父・兼家は、孫をいち早く天皇にしようとするが、位を勧められた円融天皇は悩むことに。
【坂東巳之助プロフィール】

1989年生まれ。歌舞伎役者。父は五代目坂東八十助。ドラマ『仮面ライダーオーズ/OOO』、映画『清須会議』『東京喰種トーキョーグール』『燃えよ剣』などに出演。大河ドラマは初。

花山天皇本郷奏多

【65代天皇】
東宮のころから、紫式部の父・為時による漢籍の指南を受ける。即位したあと、兼家の孫である懐仁が東宮となったために、早々の譲位を画策されて大きな事件となる。
【本郷奏多プロフィール】

1990年宮城県出身。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』、映画『進撃の巨人』『キングダム』など話題作に出演。大河ドラマ『麒麟がくる』より2作目。

藤原忯子井上咲楽

【花山天皇の女御:藤原忯子】
藤原為光の娘で花山天皇の女御。寵愛を受けるが17歳で子を身ごもったまま亡くなる。天皇の出家のきっかけとなる。
【井上咲楽プロフィール】

1999年栃木県出身。ドラマ『おばけずかん』『警視庁・捜査一課長』に出演。大河は初。

花山天皇の叔父:藤原義懐高橋光臣

【花山天皇の叔父:藤原義懐】
花山天皇を支え、その外叔父として権勢を奮うが、天皇の出家・退位に従い出家。一夜にして権力を失うはめに。
【高橋光臣プロフィール】

1982年大阪府出身。朝ドラ『梅ちゃん先生』ドラマ『ノーサイド・ゲーム』『合理的にあり得ない』などに出演。大河ドラマは『龍馬伝』『西郷どん』に続き3作目。

六十六代:一条天皇塩野瑛久

【一条天皇】
母は藤原詮子(藤原兼家の娘)で道長の甥。幼くして即位し、入内した道隆の長女・定子を寵愛するが、その後継ぎをめぐる政争に巻き込まれる。真面目で思慮深く、愛情深い人物。
【塩野瑛久プロフィール】

レッドアイズ』『ヤヌスの鏡』などに出演。

女流歌人

ライバル:清少納言ファーストサマーウイカ

【紫式部のライバル】
紫式部のライバル。清原元輔の娘で「枕草子」の作者。道隆の娘である定子に仕えた。聡明で勝気な性格。
【ファーストサマーウイカ プロフィール】

1990年大阪府出身。女性アイドルグループBiSで活動しながらバラエティでブレイク。最近では朝ドラ『おちょやん』ドラマ『凪のお暇』『超人間要塞ヒロシ戦記』に出演し、女優としても活躍している。

赤染衛門(あかぞめえもん)凰稀かなめ

【女流歌人 赤染衛門】
道長の正妻である倫子の女房でその娘の彰子にも仕える。姫達に学問を指南するうちに、文学好きなまひろとも交流することになる。
【凰稀かなめプロフィール】

神奈川県出身。元宝塚歌劇団宙組トップスター。ドラマ『ノーサイド・ゲーム』映画『マスカレード・ナイト』などに出演。

伊勢大輔未発表

彰子に仕える紫式部の後輩。

和泉式部未発表

彰子に仕える紫式部の後輩。天性の歌人で恋多き女性。

赤染衛門未発表

倫子の女房で、紫式部の先輩。歌が上手で皆から頼られる存在。

その他

直秀(なおひで)毎熊克哉

【散楽の一員 直秀】
町かどで風刺劇を行う散楽の一員。政治や社会の矛盾を面白おかしく、時に鋭く批判する。その自由な洞察力にまひろと道長は影響を受ける。一方で、本性のわからない謎めいた男でもある。
【毎熊克哉プロフィール】

1987年広島県出身。映画『ケンとカズ』での演技が話題となり、以後『孤狼の血level2』『ビリーバーズ』ドラマ『半径5メートル』『京都人の密かな愉しみBlue修業中』『少年寅次郎』などに出演。

陰陽師:安倍晴明ユースケ・サンタマリア

【陰陽師 安倍晴明】
天才陰陽師。道長を政敵から守るために助けた。
【ユースケ・サンタマリア プロフィール】

1971年大分県出身。ロックバンド「BINGO BONGO」のヴォーカルとしてデビュー。ドラマ『踊る大捜査線』の真下役で注目され、その後も『眠れぬ森』『火の粉』など多くのドラマ・映画に出演。大河ドラマは『麒麟がくる』より2作目。

式部の友人:さわ野村麻純

【まひろの友人】
父の為時が世話をする女性の、以前の結婚で生まれた娘。愛に飢えた一風変わった娘。父親の九州赴任についていくことになる。
【野村麻純プロフィール】

1990年鹿児島県生まれ。ドラマ『リッチマンプアウーマン』『11人もいる!』『ウソ婚』などに出演。大河は初。

絵師三遊亭小遊三

【絵師】
絵師でありながら、文や歌の苦手な者のために代筆業を営むが、実は、まひろが文や歌を作っている。
【三遊亭小遊三プロフィール】

1947年山梨県出身の落語家。ドラマ『義母と娘のブルース』『集団左遷!!』などに出演。大河は初。

公任の父:藤原頼忠橋爪淳

【公任の父・関白:頼忠】
兼家のライバルで公任の父。三条太政大臣と称される。娘を円融天皇に入内させるも皇子を得られず、政治的な力を持てなかった。名ばかりの関白。
【橋爪淳プロフィール】

1960年東京都出身。映画『ゴジラvsスペースゴジラ』ドラマ『徳川慶喜』『ウルトラマンZ』などに出演。

語り

語り伊東敏恵

【伊東敏恵プロフィール】

1972年山口県出身のNHKアナウンサー。『NHKスペシャル』『ニュースウオッチ9』など報道番組中心に担当している。

『光る君へ』相関図

2023年大河『どうする家康』キャスト相関図一覧は⇒こちら


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紫式部の家系図と人物相関図!源氏物語とは?

平安時代の政治は天皇を中心に行われ、貴族たちが支えていくという形でした。

貴族たちは、天皇との結びつきが強くなることを望み、有力な貴族は男子が生まれたら政治家に、女子であれば皇太子の妻になれるのにふさわしいように育てました。

そのため貴族の親は競うように、娘であれば容姿の美しさはもちろん、性格の良さ、仕える女房たちにも美しく才能のある人を集めました。

紫式部も清少納言も、身分の高い貴族の娘に勉強を教え、稽古事の相手を務める女房に採用されました。

紫式部の家系図&人物相関図

※無断転載禁止

紫式部の家系

「藤原」と聞くと大臣家の藤原氏を思い浮かべる方も多いと思いますが、紫式部の家系は上流階級ではありませんでした。

血筋を遡っていけば、先祖は同じですが、同じ一族とは思えないほど貴族のなかには序列の差がありました。

紫式部の家系では、曽祖父の兼輔が「中納言」として一番出世した程度です。

一方で、芸術や学問に関しては秀でた家系で、兼輔や祖父の雅正は世の中で認められた歌人であり、父の為時も、漢文や漢詩が得意ですばらしい学者でした。

紫式部と清少納言は面識はなかった

平安時代の人気女流作家であった紫式部と清少納言。

「紫式部日記」に「得意顔で嫌なひと。」「利口ぶって漢文を書き散らかしている」と清少納言のことが書かれていることもあり、紫式部と清少納言は対立していたと想像する方もいるかもしれません。

しかし、定子が亡くなり清少納言が1001年に宮内から去ったあと、1006〜1007年ごろに紫式部が宮仕えを開始していますので、直接の面識はありません。

ただ、紫式部が清少納言のことを強く意識していたことは確かで、悪口というよりは、いつも清少納言と比べられたため、紫式部の反発が本音となって出てしまったようです。

紫式部と清少納言のエピソードについて詳しくは⇒こちら

「源氏物語」とは

『源氏物語』とは、全54巻成り立つ長編小説。

その内容は、400字詰め原稿用紙で2千数百枚を超え、登場人物は500人を越えます。

強い愛情で結ばれた天皇と一人の女性。

女性の身分があまり高くないことで二人の愛は悲しい結末を迎えますが、その悲しい恋の果てに美しい皇子・光源氏が産まれます。

両親の長所をすべて受け継ぎながらも、天皇の位に即くことだけは許されない悲劇の皇子。

この光源氏がさまざまな女性と出会い、人生の喜びや怒り、悲しみを通して成長する物語。

そして、光源氏に影響を与える女性それぞれの、決して穏やかとはいえない人生も描かれています。

構成は以下の通り。

・第1部 光源氏の誕生から栄光(1巻「桐壺」~33巻「藤裏葉」)
・第2部 光源氏の苦悩と老い(34巻「若菜」~40巻「幻」)
・光源氏の死を示唆(41巻「雲隠」)
・第3部 光源氏の亡くなった後(42巻「匂兵部卿」~54巻「夢浮橋」)

第1部は、光源氏の誕生から、彼と多くの女性(藤壺、葵の上、紫の上、六条御息所、空蝉、夕顔、末摘花、朧月夜、他)との恋愛模様、政治のうえでの挫折や争い、かけひきを経て准太上天皇の座にまで登り詰めるまでが描かれます。

第2部は、すべてを手に入れたように見える光源氏が、老いや大切な人との別れ、後輩の裏切りなどによって、少しづつ変化し、やがて出家や死についてが暗示されます。

第3部は、光源氏の没後が描かれ、光源氏の息子で自らの出生の秘密に悩まされる薫と、光源氏の孫で天皇の皇子である匂宮が主役になります。この二人の貴公子が都から離れた宇治で、運命の三姉妹と出会いくりひろげる物語です。

また、光源氏のモデルは一人ではなく、複数の人物の要素をうまく取り入れています。

そのなかには、藤原道長や清少納言が仕えていた定子の兄・伊周なども含まれています。

『源氏物語』は、光源氏がただ恋愛を繰り返すだけの夢物語ではなく、男同士の友情、政治家であることの大変さ、愛された女性のその後など、厳しい現実も辛口に書かれています。

登場人物の気持ちの動きや 仕事に対する考え方には、現代にも通ずる部分がありますので、『光る君へ』で興味を持った方は、読んでみてはいかがでしょうか。

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『光る君へ』放送日・時間

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